宗教国家でのやり取りは何重にも洒落が効いていて面白かったです。
魔族殲滅作戦に関しては素直に感心しました。
滅ぼすと決めたら最大戦力で一気に終わらせるのが、やはり最適ですよね。
孫氏の兵法に通じるものがあります。
目次
前回第6話のあらすじと振り返り
機械の身体で精神を電脳世界に送り込めるオオバミ博士こと魔王オーバーM。
イースリイは、魔王のその性質から、封印されている魔族がとっくに餓死しており、その際に生み出された韋駄天こそが魔王の正体であると推測しました。
韋駄天たち魔族の戦いは、リンがいるため魔族に勝ち目の薄い戦いでしたが、送り込んだ刺客は取り込まれ、特訓を続けるハヤトはプロンテアの指導で劇的に強くなり、旗色はさらに悪くなっていました。
王妃ブランディは三人の我が子を国外に逃がし、ゾブル帝国と魔族の滅亡の気配はどんどん強くなっていきます。
一方、韋駄天たちは人類の勢力バランスの崩壊を危惧し、イースリイとポーラが宗教国家サラバエルに向かうのでした。
【ネタバレあり】アニメ『平穏世代の韋駄天達』第7話あらすじ・感想
神降臨
「サラバエル」は、プロンテア神を信仰する宗教で思想を統一された宗教国家でした。
サラバエルにやってきたイースリイとポーラは、自らを神と名乗りますが、教祖は神を騙る不届き者と断定し、攻撃を仕掛けます。
ですが普通の銃火器がイースリイたちに通用するはずもなく、ポーラの翼を生やす演出と銃弾を掴むパフォーマンスで、教祖たちは慌ててひれ伏すのでした。
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宗教国家サラバエル
サラバエルはリンたち過去の韋駄天が作り、それを100年前にプロンテアが人が暮らしやすい環境に作り変え、運営を人間に任せた国でした。
サラバエルの教祖たち幹部連中は、神を偶像として信者を集め、彼らを奴隷のようにこき使うことで富を築いていました。
倫理的には最低ですが、韋駄天が恐れるのは疫病や大戦争など、人類が滅亡に向かうような出来事だけ。
イースリイは現状のサラバエルの運営を評価していました。
イースリイとポーラは、ゾブル帝国崩壊後の支援とホタエナと仲良くすることを命じると、あっさりとサラバエルを去っていくのでした。
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ドンドン強くなるハヤト
プロンテアは、一晩経っただけで、やけに強くなったハヤトに疑問を抱きました。
軽くなることも意識して、当てる時の重さの振り幅を上げる。
ハヤトがイースリイに言われたことは、基礎中の基礎でしたが、その効果は抜群でした。
「それぐらい自分で気付いて欲しい」と嘆くプロンテアでしたが、サラバエルからイースリイが戻ってきたため、ハヤトの修行は中断し実戦に移ることを宣言をするのでした。
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逃亡者ミク
異常な洞察力で、少ない情報から韋駄天の性質を暴いていくミクに、魔王や皇帝はわずかな希望を抱きますが、ミクの本音は違いました。
プロンテアという新たな韋駄天が登場し、その分析を依頼しようとした魔王は、いつ間にか入れ替わっていたミクに気付き、驚愕しました。
リンが攻めてくるまで猶予が無いと判断したミクは、他の魔族をおとりに残し、産婆のウメヨを連れて国外に逃げ出していたのでした。
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魔族殲滅作戦
まず、韋駄天陣営はプロンテアが魔族を逃がさないように地形を変え、ゾブル帝国を大陸から孤立させます。
次に、洗脳しているピサラが軍事クーデターという形で、ゾブル国民を一ヶ所に誘導します。
その後、プロンテアが逃げる魔族への対処と人間との選別を行い、リンとハヤトが明らかに人間ではない魔族を倒していく。
リンとプロンテアという二大戦力を効率的に使う作戦で、魔族殲滅戦は始まるのでした。
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皇帝タケシタ
リンが王妃ブランディの操る死体に足止めされている間に、別行動をとっているハヤトは囚われているシスターたちを助け出しました。
軽々と鉄格子を壊すハヤトを見て、シスターは「あなたはいったい・・・」と目を見開きます。
「彼は神だよ」
そう言ってハヤトの前に現れたのは皇帝タケシタでした。
「今回はキミたちの勝ちだろう」と素直に負けを認めるタケシタでしたが、「今後のために君の首ぐらいは取っておかねばなあ」と、ハヤトに語りかけながら指を鳴らすのでした。
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アニメ『平穏世代の韋駄天達』第7話ネタバレ・感想まとめ
・プロンテア神
・ミクさん間一髪
・魔族殲滅作戦
・皇帝タケシタ