リンさん最強!
現代の最強の韋駄天と最強の魔族の戦い。
触手を出すよりも、身体に穴が開いても平気で動く方が怖いです(笑)
それでも決着は一瞬で、とても爽快感がありました。
魔族が意外と大したことないと思ったら、韋駄天側に何やら怪しげな動きが出てきたり、興味が尽きない展開でした!
目次
前回第2話のあらすじと振り返り
魔族と戦い、その強さを知ったイースリイは、ポーラと共に、修行という名目でリンとハヤトの傍にいることを選択します。
ただし、リンの修業は生物の思念から生まれる韋駄天の特性に合わせたもので、過酷を極めていました。
イースリイとポーラは、まるでリンチの様な修行に音を上げそうになりながらも、安全のため修行を続けるのでした。
一方、ゾブル帝国では韋駄天と遭遇したオオバミ博士による緊急会議が行われます。
戦車を片手で投げ飛ばす怪力を持つピサラ、管制塔のアンテナの上から軽々と飛び降りて着地し腕が触手状に分裂するニッケルなど、人間とは思えない力を持つ幹部たちが集まり、韋駄天に対する会議が始まるのでした。
【ネタバレあり】アニメ『平穏世代の韋駄天達』第3話あらすじ・感想
何なのじゃお前は?
オオバミ博士は自爆の際にハヤトに発信器を付けていました。
そこから居場所を特定したゾブル帝国の魔族たちは、現時点で最強戦力のニッケルを刺客として送り込むことを会議で決定します。
予想通り、ニッケルはハヤトをあっさり倒しますが、そこにリンが立ちふさがりました。
スピードで圧倒するリンと、首を指しても死なない韋駄天に驚愕するニッケルでしたが、それでも互角の戦いが繰り広げられます。
「何なのじゃお前は?」
戦いの中で疑問を抱いたリンは、ニッケルに問いかけるのでした。
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魔王オーバーM
800年前の戦いを唯一経験している韋駄天のリン。
そのリンも、ニッケルのように、話をする知能があったり、人の姿をしている魔族はみたことがありませんでした。
魔王オーバーM、つまりオオバミ博士から知能を授かった。
ニッケルはそう答えますが、リンは魔王という存在に心当たりはありませんでした。
細かいことは不明ながら、ニッケルを人間ではないと判断したリンは、腕の中から剣を取り出します。
剣を持ったリンに圧を感じながらも、ニッケルは攻撃を仕掛けようとしますが、唐突に身体が動かなくなってしまいます。
「お主もその魔王とかいう輩も、ワシら韋駄天の事をほとんど分かっておらぬようじゃな」
動かない身体に戸惑うニッケルでしたが、既にその首はリンの剣で落とされていたのでした。
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リンの過去
800年前の魔族との戦いでは、お爺様たちに守られてばかりだったリン。
お爺様の犠牲で魔族は封印され、長き平和が訪れた後も、唯一生き残った韋駄天のリンは魔族の影におびえ続けていました。
50年もの間、怯え続けたリンは、「絶対的な力」を求めて動き始めます。
徹底的に肉体を酷使し鍛えた350年。
そこから200年かけて平穏世代一人目の韋駄天プロンテアの修業を終える。
魔族が封印されてから600年経って、ようやく平和を実感し、リンは笑顔になったのでした。
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イースリイの暗躍
ゾブル帝国が魔族の隠れ蓑で、自分やプロンテアと同じである、と評したイースリイ。
ハヤトがニッケルに敗北したことを悔しがっている頃、イースリイは科学者たちと連絡を取っていました。
「何百億でも使え。研究設備も好きなだけ整えることだな」
イースリイは、科学者たちに魔族の身体の調査を指示していました。
次いでイースリイはプロンテアに電話をかけます。
イースリイの組んだ韋駄天の理論によって、魔法のようなことが出来るようになった。
ゲーム機に囲まれた部屋で、プロンテアは嬉しそうに話します。
イースリイは、プロンテアに近いうちに会いに行くと伝え、小さく笑うのでした。
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アニメ『平穏世代の韋駄天達』第3話ネタバレ・感想まとめ
・魔王オーバーM
・リンは最強
・魔法も使える韋駄天