韓国ドラマ『ジキルとハイドに恋した私』では、なんと言ってもヒョンビンが除隊して4年ぶりのドラマ復帰作で、衝撃の一人二役、二重人格の主人公を演じます。
一人は無愛想で他人を信用していない自己中な男、そしてもう一人の人格は仔犬のように人懐っこい可愛い系男子。
こんな正反対の二重人格を器用に演じるヒョンビンは必見ですよ!
- 1人なのに2人という多重人格役のヒョンビンと、笑顔がキュートなハン・ジミンのトライアングル・ラブコメディ
- 2つの人格を見事に演じ分けたヒョンビンの演技に注目
- 癒し系のソンジュンが心理学博士で影のある難しい役で出演
それではさっそくレビューしたいと思います。
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目次
『ジキルとハイドに恋した私』主要キャスト
ヒョンビン / 役:ク・ソジン
- ワンダーグループの御曹司
- 気難しい性格で他人に無関心
- 子供の頃、事件に巻き込まれ多重人格となった
ヒョンビン / 役:ロビン
- ソジンのもう1つの人格
- 人気ウェブ漫画家
- ソジンとは対照的に、人懐っこく明るい性格
- ハナと出会い、5年ぶりに目覚める
ハン・ジミン / 役:チャン・ハナ
- ワンダーサーカスの団長
- お父さんの後を継いで団長となるため5年ぶりにアメリカから帰国した
- 責任感が強く、姉御肌
- 明るく元気で落ちぶれたサーカスの再起に奔走する
- 自己中なソジンと対立する
ソンジュン / 役:ユン・テジュ
- 事件に巻き込まれたハナの催眠治療を担当する博士
- ソジンの主治医カン・ヒエの弟子
『ジキルとハイドに恋した私』あらすじ・感想【ネタバレなし】
奇妙な三角関係
性格が正反対のソジン(ヒョンビン)とロビン(ヒョンビン/二役)が、勝ち気な女性ハナ(ハン・ジミン)に恋をするトライアングル・ラブコメディ。
先にハナと出会うのは、超が付くほどの自己中で他人に無関心なソジンです。
ソジンが常務を勤める韓国一のテーマパーク「ワンダーランド」で、サーカスのゴリラが逃げ出すという事件が起こります。
そこに現れて事件を解決するのがアメリカから帰国したハナだったのです。
サーカス団の団長であるハナと冷徹人間のソジンは契約更新を巡って争います。
契約更新はしないと言い張るソジンを説得しようと追いかけた先で、ハナは失踪事件の目撃者となるのです。
失踪したのはソジンの主治医カン・ヒエ(シン・ウンジョン)なのですが、ハナはショックのためか犯人の顔を思い出せないのです。
そこでユン博士(ソンジュン)の催眠治療を受けることに。
この失踪事件が起こっていた最中に、ロビンはハナに出会います。
犯人に殺されかけたハナを助けたのがロビンでした。
冷徹人間のソジンとは違い、笑顔を振り撒くロビンは、ソジンの双子の兄だと名乗ります。
ロビンの笑顔にどんどん惹かれるハナ。
ロビンもまたハナに少しずつ惹かれていきます。
一方のソジンは、そもそも感情を表に出さない人物なので序盤はよくわかりませんでした。
同じ人なのに違う人格…いわゆる二重人格の彼と、ハナの恋の行方はどうなるのでしょうか?
ソジン(ヒョンビン)の過去
ストーリーが進むにつれ、ソジンの過去に何があったんだろうと誰しもが疑問に思うはずです。
子供の頃の映像がチラッと流れたりするので、過去に何かがあってロビンが出てきたのだろうと思うと、ソジンの過去が気になりますよね。
すべてがバラバラのようで、ストーリーが進むとしっかりと繋がっていき、絡まった運命が緩やかに解けていきます。
ソジンの過去、ロビンが出てきた理由、ハナが人格が入れ替わるトリガーになっていた理由、カン博士の失踪…。
それぞれが別の話のように感じますが、これが気持ちいいほどに繋がってきて、最後まで一気に見たくなる作品だと思います。
カン博士の失踪事件の犯人がなかなか捕まらず、これがミステリーな要素となっています。
犯人は思いがけない人なのですが、ぜひ実際に本編を見て確認してほしいです。
ヒョンビンの一人二役は必見
多重人格を題材にしたドラマは他にもありますが、ヒョンビンらしくヒョンビンならではの一人二役だと思います。
冷徹人間のソジン。
超自己中で、笑わないし、嫌だと言ったら絶対に意見は曲げない、負けず嫌い、誰彼構わず怒鳴り散らす。
見た目も前髪はアップにしてキッチリなスタイルで、スーツをビシッと着こなしています。
一方のロビン。
常に笑顔で、人当たりがよくて、他人の心配ばかりして、他人を助けるのは自分の性分だからと笑って退ける。
見た目もソジンとは正反対で前髪を下ろして、ラフな格好をして、庭を走り回る仔犬のようでした。
正反対の二人を演じ分けるのは大変だろうと思います。
冷徹人間のソジンにも感情はあるので、時には笑ったりもしますよね。
優しいロビンも、時には怒って声を荒らげることもありますよね。
そんな二人は別々の人物のようで、でも同じ人なんだと思わせてくれるようにヒョンビンは演じ分けていました。
ソジンからロビンに変わる瞬間は必見です。
『ジキルとハイドに恋した私』キャスト・あらすじ・感想まとめ
ミステリー要素もありながら、ふざけすぎない程度のラブコメディ。
そこに三角関係も加わってとても面白い作品だと思います。
ヒョンビンが演じたカリスマ性あふれるソジンと、仔犬のようなエクボ満開の笑顔のロビンの演じ分けは本当に必見です。
そんな二人の間で揺れ動くハナを演じたハン・ジミンも、また勝気ではあるもののキュートな笑顔の持ち主でとても可愛かったです。
犯人を予想しながら、楽しく見てほしい作品です。
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