真実の鍵はジョー先生の『探偵の掟』にあると思った星鴨(有岡大貴)は、捜田刑事(岡田義徳)と共に星鴨ご自慢の探偵グッズとあんパンを片手に張り込みを続けます。
一方、事務所で殺害現場近くの防犯カメラ映像をチェックしていたつぐみ(片山友希)は、その中で竹田芽衣(入山法子)の姿を見つけます。
星鴨たちが張り込んでいたアパートから出て来たのは、以前竹田の依頼で調査した元結婚詐欺師の鮫島亮(武田航平)でした。
星鴨が話しかけると、鮫島は2人を振り切って逃げ出します。
星鴨と捜田刑事はバディさながら鮫島を追います。その逃走劇の末に待っていたのは・・・?
名探偵に憧れる探偵の物語、遂に最終回です!
目次
ドラマ『探偵☆星鴨』第9話振り返り
遂に、星鴨(有岡大貴)は捜田刑事(岡田義徳)から念願の殺人事件の依頼を受けることになりました。
つぐみ(片山友希)も「すごい!」と喜びますが、それは星鴨がジョー先生(堀部圭亮)を追い詰めることになるかもしれないのです。
しかし星鴨は必ず解決してみせる!と意気込みます。
早速捜田刑事はリサイクルショップに捜査本部を開きます。
なんと、他の刑事は新しく本庁からやってきた横入刑事(竹田光稀)の方についてしまい、捜田刑事側には制服警官2人しかいません。
「騙された!」と、叫ぶ星鴨。仕方なくつぐみと3人で事件をおさらいし始めますが、そんな折ジョー先生が警察に連行されてしまいました。
ジョー先生が犯人ではないと信じる星鴨は、彼の潔白を証明することを決意したのでした。
【ネタバレ】ドラマ『探偵☆星鴨』第10話あらすじ・感想
ジョー先生からの依頼
星鴨(有岡大貴)と捜田刑事(岡田義徳)は、とあるアパートの前で張り込みを続けていました。
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星鴨はジョー先生(堀部圭亮)が『ジョーの掟』を星鴨に度々思い出させたのは、「真犯人を暴いて欲しい」という先生からの依頼だと考えました。
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アパートからある男が出てきました。
それは、以前調査した元結婚詐欺師の鮫島(武田航平)でした。
星鴨たちが婚約者の竹田芽衣について話を聞きたいと声をかけると、鮫島は走って逃げだしました。
2人はバディさながら鮫島を追いかけます。
しかし、2人では限界があります。もうダメだ!と思ったその時、制服警官の2人が鮫島を捕らえました。
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消えたつぐみ
鮫島を警察署に送って、リサイクルショップに戻った星鴨と捜田刑事は、つぐみ(片山友希)がいないことに気がつきます。
電話をしてみると、つぐみのスマホが床に落ちていました。
「ひょっとして、何かあったんじゃ?」
「竹田に拉致られた・・・?」
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次の日、星鴨と捜田刑事は、竹田芽衣(入山法子)を待ち伏せ、事情を聞くことにしました。
「竹田さんは実はご存じですよね。黒谷がどうなったのか」
竹田は当然知らないと答えました。
実は、鮫島は竹田に言われて婚約者のフリをしていただけだと白状していました。
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竹田の計画
「私たちのよりを戻してくれたのはあなたじゃないですか」
「ええ。あなたの思惑通りにね」
星鴨は被害者の黒谷の事務所で報告書のファイルを見た時、竹田に関する報告書だけ筆跡が違うことに気がつきました。きっと、本物のすり替えたのでしょう。
それと、竹田が書いた星鴨への依頼書を見比べれば、誰が書いたのかわかると言うと、竹田は走って逃げだしました。
竹田は近くにいたピザの配達員がバイクから離れた隙に、バイクで逃走しようとしました。
しかし、バイクは一向に前に進みません。
よく見ると、車輪がネチョネチョしたもので固定されていました。
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それを仕掛けたのは配達員に扮したつぐみでした。
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事件の真相
実は、竹田も鮫島と同じ結婚詐欺師でした。
黒谷にそのことを突き止められた竹田は、黒谷に脅されていました。
事件の日、とうとう我慢ならなくなった竹田は、黒谷に金を渡した後、彼の後をつけました。
すると、ジョー先生と何やら揉めているところに遭遇します。
竹田はジョー先生がいなくなったのを確認し、近くにあった石で黒谷の頭を殴りつけました。
そして逃げる最中にハイヒールを片方落とし、拾う間もなく喫茶店の裏口から店内に逃げ込みました。
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彼女が星鴨にわざわざ依頼をしてきたのは、自分への疑いの目を逸らすためだろうと星鴨は推理しました。
黒谷とジョー先生の会話に星鴨の名前が出たため、どんな人物か見に来たのかもしれないと捜田刑事は言います。
彷徨う横入刑事
そういえば、いざ事件が解決するとなったにも関わらず、横入刑事(竹田光稀)の姿が見当たりません。
星鴨と捜田刑事はニヤリとします。
実は、あまりにタイミング良く横入刑事が現れるので、盗聴か盗撮をされていると考えた星鴨たちは、ジョーの実家に行くと嘘の情報を与えたのです。
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「やっぱり君に依頼して良かった」
「探偵として当然のことをしたまでです」
星鴨と捜田刑事はしっかりと握手をしました。
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最大の謎
でも、捜田刑事は何故竹田が喫茶店にいると気がついたのか不思議に思っていました。
星鴨は、ハイヒールが落ちている場所が気になっていたと言います。
竹田は非常階段を上がって逃げる時にハイヒールを落とし、裏口から喫茶店に入りました。
しかし、ジョー先生は「表から逃げた」と言ったのです。
その時、ジョー先生の証言に矛盾があると思っていました。
これで一件落着!
という雰囲気が流れた時、つぐみが口を開きます。
「まだ最大の謎が残っているじゃないですか!」
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「タワシですよ!」
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ジョー先生現る
この事件は捜田刑事によって『タワシ殺人事件』と名づけられていました。
当の捜田刑事は、黒谷のダイイングメッセージだとかなんとか、モゴモゴ言いながら警察署に戻ってしまいました。
呆れた星鴨はつぐみにどう思うか聞いてみます。
「普通に誰かが落としたとか?」
星鴨が「そんなわけないじゃん!」と笑っていると、どこからともなく声が聞こえます。
「正解!」
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声の主はジョー先生でした。
ジョー先生は、竹田が自白し始めたところからずっと近くにいたと言います。
「彼女の言った通り、私がここで買ったタワシだ」
タワシの真相
ジョー先生はリサイクルショップでタワシを買った後、黒谷に会いに行き、その時に落としてしまったのだそうです。
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「ええええ~~!!!」
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ジョー先生は、女装して黒谷に会いに行ったなど無茶苦茶なことを言ったのは、星鴨が『ジョーの掟』を守っていれば、自分のメッセージがすぐに伝わると思ったからでした。
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事件が報じられた時、ジョー先生は「ハメられた」と思ったと言います。
そこで自分の疑いを晴らそうと、警官の格好をして現場に行き、真犯人に繋がるであろうハイヒールを回収したといいます。
ジョー先生の行動
その後も様々な変装をしながら調査を続けましたが、真犯人がわかるどころか、自分への包囲が狭まるばかり。
観念したジョー先生は、どうせ捕まるなら誰かに託そうと考え、星鴨に白羽の矢を立てたのでした。
その話を聞いたつぐみは言います。
「警察にそのハイヒールを渡せばもっと早く解決したんじゃないですか?」
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「君は本当に良い助手を持ったな」
ジョー先生は、占い師やうさぎの着ぐるみを着て2人の行動をずっと観察していました。
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ホームズにはワトソン、明智小五郎には小林少年のように、名探偵には必ず優秀な助手がいます。
「私が名探偵になれなかったのは、優秀な助手がいなかったからだ」
探偵の帽子
ジョー先生はつぐみの言う通りだったと、自分の行動を反省しました。
ハメられたとわかった時、思わず探偵の血が騒ぎ、自分の手で解決しようとしてしまったのです。
それが、事件をこじらせてしまいました。
「君たちには依頼者のために、笑顔のためにと言っていたのにな」
ジョー先生は星鴨に探偵の帽子を渡します。
「あとは若い君たちに任せる」
星鴨はそれを受け取りました。
でも、星鴨にとってジョー先生が名探偵であることは変わりません。
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苦手意識克服!?
つぐみには、もう一つ不思議なことがありました。
星鴨は一体、いつから竹田が怪しいと思っていたのでしょうか?
星鴨は、最初に店に来た時からなんとなく彼女に対して違和感を感じていたと言います。
女性の嘘を見抜くなんて、もしかしたら女性が苦手な星鴨が女性の気持ちを掴み始めているのでは?
つぐみがからかうと、星鴨は突然つぐみを呼び止めて、つぐみを見つめます。
「やった10秒突破!」
星鴨は少しずつ女性への苦手意識を克服しつつありました。
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それからしばらく経ち―。
星探偵事務所に依頼人がやってきました。
しかし、その依頼はなんと浮気調査でした。
「うちに難事件をくれ~!」
ドラマ『探偵☆星鴨』 第10話 あらすじ・ネタバレ感想&まとめ
女性の目を10秒と見られない探偵・星鴨は、難事件を次々と解決したくて探偵になったのに、自分のところに来る依頼は浮気調査ばかり。
難事件を求めながら助手のつぐみと小さな依頼を解決していくうちに、殺人事件を解決することになりました。
無事に解決出来た星鴨ですが、師匠が事件に巻き込まれるなど、少しほろ苦い初・難事件となりました。
ゆるふわな雰囲気の星鴨と、ツッコミが鋭いつぐみの名コンビは見ていてとても癒されました。
きっと、星探偵事務所にはこれからも難事件が舞い込んで来ることはないでしょう。
ゆったりと頑張って欲しいですね!