警察学校をトップで合格し、首席で卒業したにも関わらず、己の信念に従い警察を辞めてしまったエリート青年チャン・テジュン。
その代わりに選択したのが「国会議員の補佐官」の道。
国会議員ソン・ヒソプの補佐官を務め10年、「青瓦台(韓国大統領の官邸)へ行こう!」というヒソプの元で、地道にコツコツと影でヒソプを支え続けた忍耐力は本物。
そして野心も身についたテジュンが、とある事件をきっかけに、行動に出るのですが…。
ドラマ出演は『トリプル」以来10年振りとなる、イ・ジョンジェ。
すっかり韓国映画界の顔となった彼が、久々のドラマ出演に選んだ作品がこのNetflixオリジナルシリーズの『補佐官』。
1シーズンは10話完結と話数はとても短い上に、内容の濃い話であるため、視聴者としてはあっという間に終わってしまうドラマです。
国会議員の補佐官をテーマに政治の裏側や、政治とは何か?正義とは何か?を考える政治ドラマ『補佐官』。
それでは、『補佐官 シーズン1』をネタバレありでレビューしていきたいと思います。
目次
『補佐官 シーズン1』キャスト
イ・ジョンジェ / 役:チャン・テジュン
- 警察学校を首席で合格、卒業したエリート
- 家族、両親の支えもなく、信じるものは「自分のみ」
- 国会議員ソン・ヒソプを10年間首席補佐官として支え続ける
シン・ミナ / 役:カン・ソニョン
- 元は弁護士で、初当選で女性議員となる
- クールな美貌と完璧な仕事ぶりで多くの女性の憧れの存在となる
- テジュンとは恋人の関係
イ・エリヤ / 役:ユン・ヘウォン
- 元国会記者だが、テジュンに救われ国会秘書へ
- 救ってくれたテジュンに心を寄せている
- 男性社会の補佐官の仕事で、6級秘書まで自ら上り詰めた努力家
キム・ドンジュ / 役:ハン・ドギョン
- 公務員志望であったが、議員室の門を叩く
- 尊敬する補佐官はチャン・テジュン
- もの腰が低く臆病なイメージだが、実は勉学熱心な強い男
【ネタバレ】『補佐官 シーズン1』あらすじ・感想
映画級の豪華キャストが圧巻!!
『補佐官 シーズン1』は10話という短いドラマなのですが、内容も演じている俳優も映画級の豪華さ!
上記のキャストの項目で触れた以外の俳優たちも映画でもドラマでも大活躍の実力派ぞろい!
テジュンが支える国会議員ソン・ヒソプ役に『悪魔を見た』のキム・ガプス。
そして兄貴的存在の国会議員イ・ソンミン役に『7番房の奇跡』のチョン・ジニョン。
テジュンと同じ補佐官ゴ・ソクマン役に『輝く星のターミナル』のイム・ウォニ。
テジュンを毛嫌いする補佐官オ・ウォンシク役に『善徳女王』のチョン・ウンイン。
などなど韓国ドラマ・映画好きな方々にはたまらない豪華キャストです。
韓国ドラマでは政治ものが流行り
『補佐官』もそうですが、『モンスター~その愛と復讐~』や『総理と私』など2010年代は「政治」をテーマにした韓国ドラマが多かったように思います。
かとリーニョ
それをより身近に感じさせてくれるのがやはりドラマです。
『補佐官』も政治の実状や「補佐官の仕事とは何か?」が忠実に描かれています。
かとリーニョ
スピーディーだがハードなドラマ『補佐官』
『補佐官 シーズン1』はとにかく、たった10話の中で数々の事件や難題が起きるので、ストーリーはとてもスピーディーです。
しっかり観ていないと、起きている事件やはたまた登場人物も見失ってしまうくらい、展開が早いです。
そして一つの課題に対して時間のない補佐官は徹夜続きのハードな職業というのもわかります。
かとリーニョ
怒涛の終盤、そしてシーズン2へ
『補佐官 シーズン1』は最後の2話で「なぜ!?どうして!?ダメー!」と叫けびたくなる出来事が続出します。
ある事件で政治生命が危うくなるヒソプ。
そんな彼をテジュンは補佐官としてどう支えるのか?
かとリーニョ
しかしこれで終わりではなくシーズン2へ持ち込む終わり方なのです。
最終回のデジュンの「そうきましたか!?なぜ?」という行動が、シーズン2でどちらに転ぶのかがとても楽しみです。
『補佐官 シーズン1』まとめ
1人の熱血エリートが警察官を諦め選んだ補佐官の道。
しかし、あれだけ「正義を青瓦台に!!」と自らの道を進んできたチャン・テジュンが、最終的に己の信念を曲げる道を選んで終わった『補佐官 シーズン1』。
最後のテジュンの行動には絶対に「正義」があると願ってシーズン2を見ました。
『補佐官 シーズン1』がすぐに終わってしまって惜しい!との意見もあったようです。
それくらい面白い韓国ドラマ『補佐官 シーズン1』、ぜひご覧頂きたい作品です。
※『補佐官 シーズン2』も続けて読みたい方はこちら