アニメ『ホリミヤ』第11話あらすじ・ネタバレ感想!天真爛漫な井浦に妹がいると判明し、新たな一面を見せる

アニメ『ホリミヤ』

出典:アニメ『ホリミヤ』公式ページ

前回の『ホリミヤ』第10話では、由紀、桜、石川の三角関係に決着がつきました。

仙石の「誰も悪くないから辛い」という言葉通り、ホリミヤが甘くて切ない「超微炭酸系スクールライフ」であることを再認識するエピソードでした。

回を追うごとにいつものメンバーが増え、ますます賑やかになっていく堀と宮村の周囲。

第11話ではどんな展開が待ち受けているのでしょうか?

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アニメ『ホリミヤ』前回第10話のあらすじと振り返り

柳からの告白を断るため、石川に彼氏のふりを頼んだ由紀は、その関係を惰性的に続けていました。

そのせいで同級生たちから誤解を受けた由紀は、桜に事実なのか聞かれても嘘だとは言い出せません。

由紀から呼び出され「本当のことを黙っていてほしい」と打ち明けられたレミは、「石川くんのことを好きだと認めたら黙っててあげる」と返します。

付き合っていると嘘をつき、唇を震わせながら感情を抑える桜を見た由紀は、ますます罪悪感を抱くのでした。

石川との接し方に悩んだ由紀は学校を数日休みますが、姉から「本当に欲しいものを欲しいということは悪いことではない」と言われ、電源を切りっぱなしにしていた携帯を久々に手にします。

携帯には「桜に告白された」という石川からのメールが届いていました。

翌日。

いつものように登校した由紀は、石川から屋上に呼び出されます。

今の関係について終わりを告げられるのかと思っていた由紀でしたが、石川は桜に「返事はいらない」と言われたこと、「本当は由紀と付き合ってない」と言わなかったことを明かしました。

由紀は関係性が変わらないことにほっとしつつも、断られることを知っていながら気持ちを伝えた桜に引け目を感じるのでした。

放課後、仲良く笑い合う石川と由紀を生徒会室から見た桜は、ついに声を上げて泣きじゃくります。

そんな桜を「誰も悪くないから辛い」と思いながら、仙石は慰めるのでした。

【ネタバレ】アニメ『ホリミヤ』第11話あらすじ・感想


井浦に妹がいることに驚きの堀と由紀

いつものように堀、宮村、石川、由紀で過ごしていると、不意にいつものメンバーの一人っ子率が高いという話題になります。

田中泉

弟のいる堀、姉のいる由紀をのぞいて生徒会メンバーの3人を加えた全員が一人っ子。確かにこの人数でそれだけ多いのは目立ちますね。

そんな話題の中で、石川が「井浦には下がいる」と呟くと、いつも明るく天真爛漫な井浦に兄弟がいるイメージがないと、堀と由紀は騒ぎます。

つい先日、井浦の家を訪れた石川は3つ下の妹と遭遇。

「似てるけどツンツンしている」という妹の印象に、堀たちは驚くのでした。

放課後、生徒会室で過ごす仲間にいつしか柳も加わるようになりました。

未だに敬語で名字呼びの柳に対し、仲良くなりたい井浦は「自分も下の名前で呼ぶから!」とぐいぐいコミュニケーションを取ろうとします。

田中泉

みんな仲良くなりたいけど柳が遠慮がちなため、なかなか難しい…となっている中で、こう近寄っていける井浦はある意味すごいですよね。

「まずは石川くんから下の名前で…」と話す柳に、宮村は少し表情を曇らせます。

そんな宮村を見た柳は、宮村に「とらないよ」と言うのでした。

田中泉

宮村の心を見透かした柳の言葉は、見ていてこちらもドキっとしてしまいました。堀も結構やきもち焼きでしたが、宮村も宮村で結構嫉妬深いと思わせるシーンでしたね。

男性嫌いの沢田から苦手意識を持たれる井浦

宮村は仙石、石川を前に「男性嫌いの沢田がどこまで男子に慣れたのか」を確認しています。

「仙石までは平気」と言う沢田に、仙石と石川がお菓子をあげて餌付けしていると、井浦が騒がしくやってきました。

そんな井浦は沢田から「声がうるさいから」という理由で嫌われていることを知り、ショックを受けます。

田中泉

井浦はいるだけでその場が明るくなるムードメーカー的なポジションですが、大きな声が苦手な人は嫌かもしれません。

その後、「喉がイガイガする」と風邪ぎみの井浦は、廊下で備品を化学室まで運んでいる沢田をそっと助けてあげます。

沢田は助けてくれた井浦に驚きますが、風邪気味で声が出ない井浦が化学室からそのまま去っていくのを見て「怒られているのでは?」と怖がります。

翌日、生徒会室で井浦に会おうとする沢田でしたが、勇気がなく生徒会室に入れません。

「怒ったところを見たことがないし大丈夫だと思う」と桜に言われた沢田の前に、タイミング悪く井浦がやってきます。

まくしたてるように話す井浦に怯える沢田を見た桜は、ただ一言「タイミングがうるさい」と呆れるのでした。

兄と妹、似たもの同士

井浦の妹、基子は進路について担任に相談した際、「もう1ランク落とす」「成績は平均的だから」と笑われたことにショックを受けます。

ショックのあまり夕飯を食べようとしない基子に対し、井浦は「夕飯は食べなさい」と諭します。

志望校についても「笑わないし知りたいから」と聞き出した井浦は、「笑った教師を家に連れてこい」「俺が殴ってやるから」と基子に話しました。

田中泉

学校にいる井浦とは違い、静かに怒る姿が印象的でした。宮村も過去に言っていましたが、自分のために怒ってくれる人の存在は支えになりますよね。基子も思わず兄の言葉に涙を流していました。

後日、堀は「妹の勉強を見て欲しい」と井浦に頼まれます。

「受験まででいいから」と言われた堀は、自宅に基子を招くことに。

教科書やノートを広げようとする基子に対し、堀は「初めて来た家で勉強なんかできないから、まずはお話をしよう。緊張しなくなったら勉強を始めよう」と伝えます。

妹について話す井浦を見た堀は、“お兄ちゃんの顔”をしている井浦に気がつくのでした。

田中泉

一方、井浦は「嫌われていないか」を心配しながら、基子のために合格祈願のお守りを買っていました。基子も「兄に嫌われていないか」と悩んでいましたが、お互い不器用なのかもしれません。

アニメ『ホリミヤ』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

第11話は柳と井浦兄妹に沢田と、久々に登場するキャラクターや新しく仲間に加わったキャラクター、意外な一面を見せるキャラクターと賑やかなエピソードになりました。

特にいつも賑やかな井浦の物静かな姿は、新鮮に思った方も多いはず…。

果たして基子は志望校に受かることはできるのか?

堀と宮村だけではなく、さまざまな形で甘くて苦い青春が描かれた『ホリミヤ』からまだまだ目が離せません。

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