【イベント】ハリウッド・コレクターズ・コンベンション(ハリコン)参加レポート【2019年6月】

【イベント】ハリウッド・コレクターズ・コンベンション(ハリコン)参加レポート【2019年6月】

出典:ハリウッド・コレクターズ・コンベンション公式ページ

憧れのハリウッド・コレクターズ・コンベンション(=ハリコン)初参加!

ハリウッド映画や海外ドラマが大好きな人には、夢のようなイベント。

それが「ハリウッド コレクターズ コンベンション」。略してハリコンです。

2019年6月15日、16日に記念すべき20回目が開催されたハリコンは、毎回豪華なゲストが来日されて、ファンと交流(写真撮影&サイン)をしてくれるという、素晴らしいイベントなのです。

2019年のハリウッド・コレクターズ・コンベンション(=ハリコン)参加に至るまで

思えば2013年の12月。

第3回目のゲストが大好きな『処刑人』兄弟の時、かなり悩みながらも諸々の事情で断念してから、はや5年半。

一度は行ってみたいと思いながら、地方在住の身では交通費も馬鹿にならないからと自分に言い訳して、ファンの方が発信される情報を読んで、過ごしてきました。

しかしそんなある日。イベントのゲスト決定のツイートが、私のアカウントに流れてきました。

大人気海外ドラマ『スーパーナチュラル』のキャストが4人。

そしてそこには、私が10年以上も推している俳優のマーク・ペルグリノさんのお名前が!

ルシファー様来日とかマジか。職場で固まる私。

週末は仕事が忙しいし…と考えましたが、何とあっさり有給休暇をもらえてしまい、東京の友人に連絡、宿も確保。

とんとん拍子に自分の中で話が進み、ついにイベント当日を迎えました。

今回来日したゲストは、以下の方々。

  • ルシファー役のマーク・ペルグリノさん。
  • ボビー役のジム・ビーバーさん。
  • アバドン役のアラナ・ハフマンさん。
  • バルサザール役のセバスチャン・ロッシェさん。

一日一枚のチケットを購入。

それに合わせて、ダイエット、服から何から買い込みーの、最終的には美容院に行き、準備万端(笑)

そこまでする?と友人たちには言われましたが、相手は10年以上の推しなんです。当然です。

修学旅行前の子供か!と友人に笑われながら、前日から腹痛を覚え、当日はとんでもなく早起きまでして、いざ新幹線で東京へ。

東京在住の友人と待ち合わせしている、会場最寄り駅の浅草橋駅に向かいました。

ハリコンイベント一日目

一日目はあいにくの雨。

東京駅のコインロッカーは正午近くだと、当然ですがほぼ全滅でした。

そんな時に便利なのは、手荷物一時預かり所。一個600円で夜20時まで預かってもらえます。

イベントの時は大きな荷物がない方が動きやすいと思ったので、地方から参加した場合、身軽になっておくのは大事かと思いますね。

東京駅からは乗り換え一回、三駅で浅草橋駅に到着です。

ホールの場所すぐわかるかな?と思いましたが、まったくの杞憂でした。地方民にも優しい立地。

浅草橋駅西口改札を出て左へ。十歩ほどで高架下の道に出て、右を向いたらそこに「浅草橋ヒューリックホール」の文字が。

徒歩1分に偽りなし。雨でも大して濡れることなく、会場に到着しました。

この時点で、友人から少しだけ遅れるとの連絡があったので、とりあえずと一階にあるローソンに向かうと、何やら数人の方たちが静かに、しかし興奮している様子。

少しだけ近づいてみると、そこには何と今回のゲストであるセバスチャン・ロッシェさんが。

顔が小さく、何ともかっこよく、笑顔が可愛い、いい人オーラ全開の方でした。

にこにこ笑顔を振りまいて、スナック菓子片手に会場に戻って行く姿をお見送りしたところで、友人と合流。

ちなみに友人は、私の厳選海外ドラマを観ていますし、洋画もそこそこ映画館に観に行ってますが、ホラー系は軽いものでも大の苦手。

なので『スーパーナチュラル』はほとんど見たことがなく、ゲストの方たちも初見。

サインや写真撮影は有料ですが、会場内に入るのは無料です。

お買い物だけでも、もちろんOK。

友人は、こんな機会もないしね、と二日とも付き合ってくれました。

さて。二人で会場に入り、今回同行を諦めた地元の友人のために会場限定グッズを買わねば、とブースに向かったところで、まさかの事実が発覚。

ディーン・ウインチェスターのグッズ、すべて売り切れ!

スタッフの方に聞いてみると、午前中に売り切れてしまったそうで…。

明日も一応同じ数が販売される、とのこと。

『スーパーナチュラル』の一番人気キャラはディーンで間違いなかった、と確信した瞬間でした。

そして限定グッズを買うためには、イベント開始時刻にいた方が良かったのかと、後悔もしました。

しかし、お土産がないのは困るので違うブースに移動。

とは言っても、ホールのロビーのようなところに、コンパクトなブースが少しあり、ファンのみなさんが写真&撮影会の待機をしている場所なので、想像していたよりずっとコンパクトです。

ポートレートを自分の分とお土産用に一枚、計五枚購入しました。

こちらは追加なし、とのことだったので、売り切れそうなディーンを、とにかく確保。

友人用のは画像がないですが、こんな感じのポートレートです。

ポートレート

このポートレートは、ゲスト俳優の方たちのものが多く、買ったポートレートにサインをもらっているファンの方もいらっしゃいました。

小さいサイズは500円。大版は2,000円。

小さいといっても、A4より少し小さいくらいなので、サインをもらうには確かにいい大きさ。

私は15時半からの撮影チケットを購入していましたが、初めてなので色々と時間がわからず、早め早めに行動していました。

最低でも30分から1時間前には、会場入りしていたほうがいいかと思います。

会場で当日券も売っていましたが、チケットは事前に公式サイトやチケットぴあで購入しておいた方が、スムーズでいいのかなと。

そのまま友人と話をしていたところで、午後の部の前に、ゲストのご挨拶があるとのアナウンス。

チケットを持っていない方もどうぞ、とのことで、友人と会場の中へ。

会場も思ったよりコンパクト。座って下さいとの指示に、ヒールに苦労しながら腰を下ろしたところで、ご本人様たちがご登場です。

写真はこの時だけOKだったので、ここぞとばかりにスマホで撮影しました。

ハリコン1日目挨拶①

ハリコン1日目挨拶②

推しは実在していた…と感慨深い時を過ごしました。

撮影はみなさんが並ばれるまでで、アナウンスが入るとすぐに、カメラやスマホをしまうファンの方たちのマナーの良さと言ったら。もちろん私と友人もしまいましたよ。

質問にいくつか答えてくれた四人をお見送りして、午後の部のサイン会、撮影会が始まりました。

ついに私の目的のマークさんとの撮影会です。

一応公式に、ポーズやハグの強要などは禁止されていますので節度は持ってということですね。

俳優さん次第のところもあるかと思われますけど。

列に並んだ順に、とんでもなくさくさくと撮影は進みましたが、撮影開始前、サインをしているアラナさん、マークさんをそこそこ近い距離で見られたので大変満足です。

アラナさんは、お顔が本当に小さくて、スタイル抜群。

健康的なのにとても細い!仕草も可愛くて、何とも素敵な女性でした。

マークさんは、しゃべり方がおっとりしていて、優しく単語が耳に響く感じで、とにかくかっこよかったですね。

わざわざ少しゆっくり話してくれているのかなあ、と。

至近距離で顔を見られた瞬間、目が合った瞬間、死ぬかと思いました(笑)…心臓が停まらなくて良かった、本当に。

写真はさすがにここには上げられませんが、後日見せろと言われ、とりあえず見せてみた友人たちが揃って大笑いしたくらいには私の愛がダダ漏れだったようです。まったく失礼な(笑)

写真はA4より一回り小さいサイズです。プリントは本当に綺麗。

カメラマンさんが撮影してくれるので、カメラもいりません。

必要なのはカメラ慣れ&度胸、少しでも話しかけたいなら語学力(通訳さんはいらっしゃいます)。

あとは自然な笑顔を作る練習(笑)

ちなみに少しでも近い距離でお顔が見たくてヒールの高いサンダルを履いたら視線があんまり変わらなくて、あら?となりました。盛りすぎたようです。

その後ディーラーブースでお願いして立て看板を撮影させてもらいました。販売していたものの見本のようです。

わざわざ前に出してくれたスタッフの方、本当にありがとうございました。

立て看板①

立て看板②

そうして、パーティー会場へ向かうと思われる俳優さんたちをお見送りして、一日目のイベントは終了。

夜は大人気のウェルカムパーティーがあるのですが、今回は断念。

次回はぜひ参加してみたいです。

ハリコンイベント二日目

イベント二日目。

この日雨は上がって、すかっと晴天。つまりは暑い。

昨日よりずっと早い時間に会場に着いたというのに、やはりディーングッズは、すべて完売!

スタッフさん、そこは数の読み間違いですよ。

もったいない、あれば売れていましたよ、間違いなく。

そんなこんなで、お土産にまたもやポートレートを追加購入。

ディーン一人のものは、こちらもやはり売り切れ!昨日買っておいて良かった。

だからスタッフさーーーん、ディーン足りないから、ディーン!

そんな中、セバスチャンさんがいきなり現れ、まさかのクイーンを熱唱。ファンもみんな熱唱。

隣を通って行かれたので、うわあと仰け反りそうになりました。

本当に、雰囲気から何からかっこいいです。

二日目はサインチケットを持っていましたので、一日目に撮影した写真を持って、いざ会場内へ。

ちょうどラストの方だったので、すいすいとサインをしてもらえました。

メモに書いた自分の名前も、書いてもらえましたよ。

私も、私の前に並んだ方も、今回のイベントで撮影してもらった写真にサインをお願いしていました。

ロビーにいるファンの方たちも、やはり撮影してもらった写真にサインをお願いした方が多い様子。

もっとも、持参した本やTシャツにサインをもらっている方もいらっしゃいました。

サインをもらえるもの、ダメなものについては、公式サイトでアナウンスされていますので、そちらをご参考に。

今回のサインチケットは、サインをもらうか、自分のスマホで一緒に写真を撮るかを選択できるようになっていました。

少し悩みましたが、写真を撮られるのが苦手で嫌いな私は、サインを選択。

でも自分のスマホで写真を撮影してもらうのも、すごく美味しいと思います。だってご本人のお顔が近いんですもん(笑)

通訳のお姉さんに「いい写真ですね」とお世辞を頂いた写真に、名前入りでサインをもらい、無事に目的達成。

やはり盛ったサンダルだとお顔が至近距離で見られて、そこは大変美味しかったです。

緊張しすぎて何も言えなかったヘタレですけどね!

二日目も午後の部開始前に、ご挨拶がありました。

今回は横からですが、前の方に行くことができてしまい。

ハリコン2日目挨拶①

ハリコン2日目挨拶②

私がズームでばかり撮影する横で、冷静に俳優さんたちの全身を撮影する友人。

セバスチャンさんの靴まで、きっちり撮影したかったそうです。さすがすぎる。

友人いわく「マークさんはプリケツ」だそうです。だからどこを見ている!でも情報ありがとう。

アラナさんのこの日の衣装、髪型が素敵過ぎて「綺麗、顔小さい、素敵、黄色似合うー」を友人と連発してしまいました。

ジムさんの娘さんも会場内にいらっしゃっていて、もうジムさんの“娘が本当に可愛いらしくて仕方ないんだなあオーラ”に、見ていてほんわかしました。

ジムさんは、とにかく優しいお父さんといった感じ。

知的な雰囲気もかもし出してらっしゃって、素敵すぎました。

生ボビーだ、とテンションも上がる上がる。

ちなみに二日間とも。

友人「あの人ノリいいよねー、イタリア人だっけ?」

私「いやだからフランス」

友人「南のノリだよねー南仏かあ。ラテンのノリだよねえ、あ、イタリア人だよね?」

私「だからイタリアじゃねえし、しかもニースとかでもないからー」

というプチコントを、セバスチャンさんを見るたび繰り返していましたが、それくらいセバスチャンさんはノリが良くて、キラキラ笑顔をいつも振り撒いてらっしゃいました。

いい人オーラがすごすぎる。何とも楽しそうで、こちらも嬉しくなるほど。

その後。ホワイトボードの後ろから、いきなり顔を出すセバスチャンさんを、またもや近くで拝見し。

セバスチャンさんのファンサービスの良さに、友人と感動しきりでした。

ハリコンイベント閉場

そんなこんなで、ハリコンもついに閉場。

ついつい最後まで残っていたら、お帰りになる俳優さんたちをお見送りできる幸運に恵まれました。

ホール入り口からのご挨拶だけかなあと思っていたら、花道ができて、そこを会場出口へと。

「ファンサの鬼」のようなセバスチャンさんは、ゆっくりファンの方たちとハイタッチしながら、歩いていらっしゃいました。

うわあ目の色マジ綺麗ーめっちや笑顔ーかっこいいー、と何度目かの感動をしつつ、とってもゆっくりなハイタッチを、センキュー(笑)というお言葉と共に頂きました。

目線の高さが変わらないと、こういう時まさにお顔をじっくり、正面から見られるので美味しいです。

サングラスをかけたマークさんとも、ハイタッチというか、私の左側を歩いてみえたのに、私が右手、マークさんが左手だったので、ちょこっと指を握らせてもらうようなハイタッチをして、ゆっくりなセンキュー(笑)を頂きました。

しかし、「はああああかっこよかったあああ」となった私の隣では、なぜかジムさんの娘さんとにっこり笑顔を交わしていた友人がいましてね。

「いやあ、最後に娘ちゃんに持ってかれたわ。めっちゃ可愛かった」

と言われてしまい。ナニソレ、美味しいじゃない。

娘さんと目線がほぼ一緒、周囲がみんな俳優さん方を見ていたからの、友人の奇跡(笑)

そのまま東京駅に移動、見送ってくれた友人に別れを告げて、新幹線に乗り込みました。

いやあ、充実しきりの二日間でした。

『スーパーナチュラル』への愛がますます深まった次第です。

イベントを参加してみての感想や注意点、そして何より反省点

今回のイベントでわかったのは、

「一人でも気にせず、大好きな俳優さんなら、とにかく行くべし」

ということですね。

お一人で来場されている方は、男女問わず何人もいらっしゃいました。

一人だから、と尻込みするには、あまりにもったいないイベントです。

写真は一枚のチケットで三人まで一緒に撮影できるので、お小遣い的に厳しい学生さんたちは、お友達やご家族と一緒に撮るのもいいと思います。

ちなみにでも何でもないですが、写真を見せた友人たちには、

「絶対ここであんたと一緒に撮ってたら損した」

「払うお金が半々なら、気持ちで負けてるから絶対イヤ」

「9対1くらいの金額でも悩む、いや、やっぱりイヤ」

等々、半笑いで散々言われました。

10年来の推しなんだから、だらしない顔していても仕方ないだろう。

当日チケットも発売されていましたから、いわゆる「追いチケ」もガンガン可能です。

私も追いチケ悩みました。

友人という悪魔が横で何度も「追いチケしなくていいの?」と囁き続けるし、何枚も撮影していらっしゃるファンの方を拝見しましたし。

しかしみなさん、富豪でいらっしゃる…。

それから、何回も参加している方には常識だとは思いますが、撮影してもらった写真や購入したポートレートが入る大きさのクリアファイル、できれば書類ワイドケースを持参すべし、です。

雨の日でも安心。何より写真がハプニングで折り曲がったりせず、綺麗に持って帰れます。

会場周辺には100均がなかったので、購入してから会場入りするのがベスト。

あとは、写真慣れしてない人は絶対に表情の作り方の練習をしましょう。しかもできるだけ何度もしておきましょう。

好きな俳優さんと会える、写真を撮れるチャンスは二度とないかもしれません。

意思疎通は通訳さんに最低限はしてもらえるかもですが、表情だけはどうにもなりませんからね。後悔のないように頑張るのが一番です。

嫌じゃなければ、盛るのも大事(笑)

メイクがいつもより少し濃い目だと、写真のできあがりに関して、いい感じになるかなーと。

ここは自撮りをしたり、誰かに撮影してもらったりして、研究しておくのがきっと正解。

身長を盛っておくと、何と言ってもお顔が近いです。

しかしこの点は、覗き込むように見てもらえるのも美味しい、という意見も友人からあり、どちらがいいかは、その方次第ですね。

食事をするところは、会場が駅近なので、周囲にたくさんあって心配する必要なし。

会場にはトイレ、喫煙ルームもちゃんとありますよ。

追いチケ用のお金も、すぐ下のローソンで下ろせます(笑)

反省点をあげるとしたら、

  • 緊張しすぎて何も言えなかったこと。
  • 写真慣れを絶対しておくべきだったこと。
  • 開場時間には、間に合うように行った方がいいこと。

そして今後の抱負としては、次回ハリコンに行く時は、追いチケできるよう今から貯金しておこう!ということです。

ハリウッド・コレクターズ・コンベンション(ハリコン)参加レポートまとめ

スタッフさんたちはみなさんとても親切で、素晴らしかったです。

「ご苦労様でした」と「ありがとうございました」を声を大にして伝えたいです。

ゲスト俳優さんたちもみなさん本当に素敵で、何とも幸せな二日間を過ごせました。

会場内でのみ販売しているゲスト俳優さんたちの写真もあるので、関東近辺在住の方で海外ドラマ・洋画好きは行って損なしイベントです。

写真のデータは、後からネットで購入できるので、データは大事にいくつか保存しておこうと思います。

死んだら墓に入れてもらわねば(笑)