映画『ヒットマンエージェント：ジュン』あらすじ・ネタバレ感想！クォン・サンウの魅力満載なアクションコメディ！

2020年公開の韓国アクション映画『ヒットマンエージェント：ジュン』。

公開当時、韓国では動員240万人を超える大ヒットを記録し、日本でも人気のクォン・サンウが元暗殺者の売れない漫画家という奇妙な役柄を演じて話題になった作品です。

酔った勢いで絶対秘密の自分の過去を暴露してしまったからさぁ大変！

売れない漫画家のジュンは、各方面から命を狙われることになってしまいます…。

マルコヤマモト

この記事では『ヒットマンエージェント:ジュン』について、ネタバレありでご紹介しています。

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映画『ヒットマンエージェント：ジュン』作品情報 2020年公開の『ヒットマンエージェント：ジュン』は、韓国……

1.映画『ヒットマンエージェント：ジュン』作品情報
2.【ネタバレ】映画『ヒットマンエージェント：ジュン』あらすじ
3.映画『ヒットマンエージェント：ジュン』感想
4.映画『ヒットマンエージェント：ジュン』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

映画『ヒットマンエージェント：ジュン』作品情報

作品名	『ヒットマンエージェント：ジュン』
公開日	2020年9月25日
上映時間	110分
監督	チェ・ウォンソプ
脚本	チェ・ウォンソプ
出演者	クォン・サンウチョン・ジュノファンウ・スルヘイ・イギョン

【ネタバレ】映画『ヒットマンエージェント：ジュン』あらすじ

売れない漫画家の正体は秘密要員！？

幼い頃に交通事故で家族を亡くし孤児として育ったジュン（クォン・サンウ）は、国家情報院の秘密要員「猛攻隊」として育て上げられました。

瞬く間に対テロ保安部のエースとなったジュンでしたが、ある任務の最中に突然姿を消し、その後死亡が確認されます。

しかしそれは、幼い頃から漫画家になりたいという夢を抱いたジュンによる偽装だったのです…。

それから15年後、生き延びたジュンはキム・スヒョクという偽名を使って漫画家になり結婚。

妻のミナ（ファンウ・スルヘ）と一人娘のガヨン（イ・ジウォン）とともに暮らしていました。

しかしジュンの漫画は全く売れず、バイト代と妻の稼ぎで暮らす毎日。

ラッパーを目指して作詞を続けるガヨンからは、「ラッパーたちが自分の生活を歌詞に入れるように、自分の物語を書け」というアドバイスを受けるジュン。

マルコヤマモト

ガヨンかっこいい！この子が後ほど結構いい味を出してくるので注目です。

出典:IMDB

ジュンの漫画は読者からの評判も悪く、編集長から原稿料の削減を迫られたジュンは後がなくなり、自暴自棄になって泥酔してしまいます。

そして、酔った勢いでかつて自分が所属していた「猛攻隊」での出来事や機密事項を暴露した漫画を描き上げ、漫画を受け取り「面白い！」と思った編集長が配信していたのです！

次の日の朝になり正気に戻るも時すでに遅し…。

ジュンが描いた漫画「暗殺要員ジュン」は読者たちの間で評判を呼び、漫画は瞬く間に大ヒットを記録したのです。

マルコヤマモト

そういえば韓国って雑誌ではなくウェブ漫画が主体なのね、と今作を見て思いました。

ジュンを巡る三つ巴の戦いが勃発！

思いもよらず「暗殺要員ジュン」を連載することになったジュンですが、おかげで娘のガヨンが欲しがっていた作曲用のピアノをようやく買うことができました。

しかし、この漫画が国家情報院では大問題に。

なぜなら孤児を暗殺要員として育てる「猛攻隊」の存在は、絶対に極秘だったからです。

漫画に「猛攻隊の鬼教官」として登場する、かつてのジュンの上司チョン・ドッキュ（チョン・ジュノ）は漫画の存在を知って愕然としますが、漫画の内容からジュンがまだ生きていると推測します。

マルコヤマモト

漫画では冷徹な鬼教官として登場するドッキュですが、意外とドジでお茶目な一面を持ち合わせているキャラクターで、物語をさらに盛り上げてくれます！

そして猛攻隊最後の1人でジュンの後輩・チョル（イ・イギョン）を復帰させました。

工事現場でバイトをしていたジュンのもとに要員たちが現れ、自宅に戻ったジュンはチョルの攻撃をかわしつつも国家情報院に連行されます。

その頃、漫画の編集部にはジュンが要員時代に敵対していたテロリストのジェイソン一味が訪れていました。

ジェイソンはジュンに殺された弟の復讐のために居場所を聞きにきたのでした。

「本物のジェイソンだ！」と興奮する編集長を脅迫し、ジュンの情報を手に入れたジェイソンは、妻のミナを誘拐してジュンとドッキュを誘き寄せます。

マルコヤマモト

最終的にはジェイソンにボコボコにされていましたが、漫画のキャラクターと瓜二つの人間を目の前にした編集長の気持ちはよくわかります。

『ヒットマンエージェント：ジュン』の結末

ミナを救うためにドッキュを拉致して国家情報院を抜け出したジュンでしたが、今度は国家情報院がジュンを誘き寄せるために娘のガヨンを拉致したことが判明！

ミナを救い出すかと思いきや、ジェイソンたちの目の前でジュンは車をUターンさせ、先にガヨンの救出に向かいます。

マルコヤマモト

この時のスローモーションの演出とジュンの表情、ジェイソンとミナのぽか〜んとした表情など、もうこの映画自体が漫画すぎてだんだん笑いが止まらなくなってきます。

そのころ、国家情報院ではガヨンがジュンの娘であることを知ったチョルが、隙を見てガヨンとともに逃げ出すことに成功。

その後4人は、武器を調達してミナの救出へ向かいます。

マルコヤマモト

酒蔵に捕らえられていたミナは泥酔し、タチの悪い女へ変貌。驚きのアクションを披露したかと思えばそれは彼女の妄想という、再び漫画のような展開も登場。『愛の不時着』の長男の嫁役を務めたファンウ・スルヘの意外な一面を見ることができます！

ジュンとテロリスト、国家情報院の三つ巴の戦いの末に、ジュンたちは「猛攻隊」最後のミッションであるジェイソンの逮捕に成功。

チョルはジュンに国家情報院に戻らないかと誘いにやってきますが、ジュンは漫画家として家族とともに暮らす道を選びました。

マルコヤマモト

ここで物語は終わります。

映画『ヒットマンエージェント：ジュン』感想

良かった点

これまでなんとなくドラマの人というイメージがあったクォン・サンウ。

マルコヤマモト

個人的には彼の主演作である『探偵なふたり』シリーズもドラマの延長のような気がして、面白かったけれどそこまで…という感じだったのですが、2020年でクォン・サンウのイメージがガラリと覆りました。

6月に公開された『ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ』で得意のラブコメに復帰したかと思えば、8月には壮絶な筋肉囲碁バトルを描いた『鬼手』で素晴らしい肉体美を披露。

出典:U-NEXT

そして、9月に公開された本作『ヒットマンエージェント：ジュン』では、全ての集大成と言わんばかりの割とやりたい放題のアクションコメディで私たちを楽しませてくれました。

本作にはお笑い、アクション、アニメーション映像との融合など、観る人を飽きさせない要素がてんこ盛り。

特に、ジュンが劇中で描いている漫画「暗殺要員ジュン」のアニメーションが綺麗で、思わず本編を読んでみたくなるほどドキドキします。

また、売れない漫画家や嫁の尻に敷かれるダメ夫の悲哀も、クォン・サンウが演じると意外とリアルでニヤニヤ。

出典:IMDB

マルコヤマモト

映画を観終わった後は、「なんだこの人！なんでもできるじゃないか！」と見直したものです。いや、惚れ直しました。

なんといっても監督・脚本を務めたチェ・ウォンソプが、クォン・サンウありきで本作の脚本を書いたというのだから、そりゃピッタリの役柄というわけですね。

クォン・サンウも俳優冥利に尽きることでしょう！

そういえば2020年は彼のデビュー20周年だったそうで、この映画公開お祭り具合も納得。

マルコヤマモト

クォン・サンウにはこれからも元気にゴーイング・マイ・ウェイで突っ走って欲しいですし、私も引き続き彼に注目します。

残念だった点

個人的には大満足の『ヒットマンエージェント：ジュン』ですが、笑いに振り切っていた分ツボにハマらない人にはハマらない作品だったかもしれません。

スチールやサムネイルのシリアスさからは想像がつかないほどのギャグに、逆に気が抜けてしまった人も。

後半がシリアスな物語は韓国映画にありがちな展開ですが、それがお約束になっているからこそ本作の終始コメディに振り切った展開は私にとっては意外でした。

マルコヤマモト

よく考えれば「無駄だなぁ」「表情がうるさいなぁ」と思えるシーンはたくさんあるのですが、今作自体がギャグ漫画を地でいくような作品なので、そう考えれば許容範囲内の演出かなと思います。

SNSでのみんなの感想・評判

『ヒットマンエージェント・ジュン』国家情報院所属のエリート暗殺者が死を偽装して漫画家に転身！しかし、うっかり国家機密を漫画に書いたことで国とテロリストの両方から狙われる！荒唐無稽な話を、魅力的なキャラと超ハイクオリティなアクションで一級のエンタメに仕上げた快作！面白かった！！ pic.twitter.com/3YftOpcgmu

— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) February 28, 2021

おはようございます\(//∇//)\
ヒットマンエージェント:ジュン観ました✨
めちゃめちゃシリアスなアクション作品かと思ったら終始笑かしてくれるかなり笑えるコメディでした💡
大笑いしたし、皆いいキャラしてる🤣
ジャッキー作品観てる感じでした❗️
かなり面白かったからおススメです😆 pic.twitter.com/tJa7uX0gBQ

— 🎞とと🐈Movie🎞 (@toto_movie) February 7, 2021

ヒットマンエージェント:ジュン
お笑い！アクション！事件が次々に起きて主人公が翻弄されながらも戦うジェットコースタームービー！！！笑いの後にキレッキレのアクションが堪能できて、とても楽しめる作品だった！ pic.twitter.com/3WTAH7P1GB

— 倉光勇人(くらみゆうと) (@7cWPEQn7hNOA6Np) September 25, 2020

ヒットマンエージェント：ジュン
自分が描いたマンガが原因で国やテロリストとの三つ巴の争いに巻き込まれる元エージェント　冒頭数分で安定感抜群の土台が構築され、その上で繰り広げられるコメディやアクションが楽しくて且つ軸はぶれない　三枚目な役柄のクォン・サンウが見てて本当に楽しいっす pic.twitter.com/2VvtzkM5jK

— シネマなぎ (@backtotnenow) October 10, 2020

『ヒットマンエージェント：ジュン』は、クォン・サンウが主演を務めるに相応しいコメディ作品でした。

売れない漫画家が元凄腕エージェントという超ありえない設定が観客の心を鷲掴み。

お笑い、アクションが畳みかけてくるノンストップアクションに、映画を観た方は概ね満足だったようです！

シリアスに運びそうな展開を逆に裏切るような、終始明るい展開にびっくり。

マルコヤマモト

韓国映画にありがちな終盤シリアスというお約束の展開も今作には登場せず、ギャグに徹した振り切りっぷりが爽快で気持ちよかったです。

映画『ヒットマンエージェント：ジュン』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

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「ヒットマン　エージェント：ジュン」
売れない漫画家。その正体は最強の暗殺者？！
本国韓国にて240万人動員のメガ・ヒット！！
クォン・サンウの魅力満載のアクション・エンターテイメント！！
予告編https://t.co/If4YmEHOoV pic.twitter.com/BGGqoTckCh

— 映画配給会社アルバトロス (@albatros_dvd) February 18, 2021

マルコヤマモト

クォン・サンウ主演の『ヒットマンエージェント：ジュン』について、ネタバレありでご紹介しました！

日本におけるクォン・サンウ・イヤーとなった2020年で、『ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ』『鬼手』に続いてフィナーレを飾ることになった『ヒットマンエージェント：ジュン』。

映画にドラマと、さまざまなジャンルを縦横無尽に活躍するクォン・サンウの真骨頂を楽しめる大満足の作品でした。

コミカルな表現と漫画が融合した演出も見事で、家族でも気軽に楽しめます。

マルコヤマモト

ただ、ジュンのように酔った勢いでの軽はずみな行動には気をつけましょうね！

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