ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』 第3話 別荘殺人事件に遭遇した翡翠!少年の身には一体何が?

出典:霊媒探偵 城塚翡翠公式ページ

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嵐が吹きすさぶ山奥の別荘。
2階の部屋で高校生の夏木蒼汰(福崎那由他)が血にまみれた包丁を握っていました。

途方に暮れながら手を洗っていると、翡翠(清原果耶)と真(小芝風花)が雨宿りさせて欲しいと尋ねてきます。

蒼汰は自分の犯行がバレるのではないかと焦りながらも、翡翠たちの可愛らしさに圧倒され、つい2人を家に入れてしまいます。

家の中に入った翡翠はすぐに違和感を感じ、そして蒼汰の反応を観察するために、あざとい行動で蒼汰を翻弄し始めます。

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ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』 前回振り返り

小学校教師の末崎絵里(星野真里)が、元校務員の田草を殺害します。

警察は転落死とみていましたが、翡翠(清原果耶)は「これは殺人事件」と断言します。

スクールカウンセラーに扮した翡翠は、小学校に潜入し絵里に迫りますが、強い動機と信念を持つ絵里には確かなアリバイがありました。

翡翠は、過酷な環境の学校現場で疲弊しながらも、決定的な証拠を探します。

絵里は、子供を利用した犯罪を犯す田草が許せず殺害しました。しかしどんなことがあっても、翡翠は『殺人』を決して許さないのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』第3話あらすじと感想

ある山中

嵐が吹きすさぶ山奥の家で、高校生の夏木蒼汰(福崎那由他)が、血にまみれた包丁を握っていました。足元には、女性が血を流して死んでいます。

蒼汰が途方に暮れながら手を洗っていると、インターホンが鳴ります。
思わず応答すると、モニターには美女が2人映っていました。

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翡翠(清原果耶)と真(小芝風花)です。

2人の女性は、車が故障して立ち往生したので雨宿りをさせて欲しいとのことでした。
蒼汰は2階にある死体のことが気にかかりましたが、つい翡翠と真を招き入れてしまいました。

真は玄関のポーチに置いてあったボストンバッグを持っていました。
蒼汰が中を見ると、七輪などが入っていたので、昼間に使ったバーベキューセットだと言いました。

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翡翠は玄関を見まわし、既に何か違和感を感じているようです。

言い訳

蒼汰は、両親は近所の農家を手伝うために出かけていると説明しました。

リビングには暖炉がすえてあり、その上には家族写真がいくつか置いてありましたが、蒼汰の姿はありません。
翡翠が訳を尋ねると、蒼汰は自分は写真写りが悪いから写っていないのだと言いました。
自撮り写真もあったため、何故撮ってあげないのかと聞くと、蒼汰は「僕は壊滅的に写真を撮るのが下手なんです」と返してきました。

moyoko

窓際には女性のハンドバッグが置いてあります。怪しいところが満載です!

翡翠は玄関に置いてあった濡れた傘と汚れたスニーカーについても聞いてみました。
すると、蒼汰は両親は農作業を手伝うから、カッパを着て行ったのだと言います。

moyoko

足跡の言い訳にしては、よく思いついたものです。

緊張と嘘

次に翡翠は、シャワーを借りたいと言って風呂場に入っていきました。
洗面所を確認すると、歯ブラシが3本、乾燥機には乾いたタオルが入っています。

翡翠がボディーソープとシャンプーのボトルの違いがわからないと言うと、蒼汰はしどろもどろに答えます。

moyoko

ここは別荘なので来るのは半年ぶりでよく覚えていないと言うのです。

ここまで翡翠はその美貌とあざとテクを使って、高校生の蒼汰を翻弄し続けていました。
それをする理由は、蒼汰の仕草で女性への緊張と嘘をついているのを見極めるためです。

翡翠がキッチンをのぞくと、冷蔵庫には一部切り分けたロールケーキ、シンクには口紅がついたグラスとケーキを食べたであろうフォークと皿が置いてありました。

しかし真が料理をしようとした時、キッチンには包丁などナイフ類が一つもありませんでした。

生きていればこそ

夕食後、暖炉の前で楽しそうに話す翡翠と真を見て、突然蒼汰が泣き出しました。
翡翠が心配して蒼汰を触ろうとすると、蒼汰は過剰に反応しました。
よく見ると、蒼汰のおでこに新しいたんこぶが出来ています。

「学校で嫌な事がありましたか?」

moyoko

翡翠は、蒼汰には他にも古い傷があることに気づいていました。

蒼汰は、学校に上手く馴染めていないことを告白しました。
翡翠は学校の世界だけが世界の全てではないと蒼汰を励まします。

「だけど僕は取り返しのつかないことをしてしまったんです・・・」

「生きていれば、取り返しがつかない人なんていません」

moyoko

ましてや、蒼汰はまだ若いですからね。

翡翠は、蒼汰を見ていると外国にいて長らく会っていない弟を思い出すと言いました。

その時、雷が落ちて停電が起きます。
翡翠は暗いところが苦手で、真にしがみつきながらガレージまで辿り着きました。

「怖がることないでしょ、幽霊と親和性が高いんだから」

その真の言葉に、蒼汰が食いつきます。
翡翠は、自分には霊感があって、人のオーラのようなものが見えると説明しました。

「その人が隠したいと思っている秘密も」

蒼汰は明らかに動揺しました。
翡翠は「蒼汰くんは2階で人を刺し殺したんですか?」と直球な質問をします。

蒼汰は「そんなわけない」と言って、部屋の準備をするために2階に上がっていきました。

足りないもの

翡翠は蒼汰に近づいた時に密かに手に入れた学生証を確認すると、今日は蒼汰の誕生日前日でした。

moyoko

制服を着ているわけでもないのに、ご丁寧に学生証を持ち歩いていたんですね。

そして、気がつくと、暖炉のそばに置いてあったはずのボストンバッグの位置が変わっていました。
改めて中身を確認すると、ゴム手袋、着火ライター、はさみ、七輪が入っています。

翡翠は「バッグの中身に足りないものがある」と言い、真にある指示を出しました。

moyoko

バッグの中身は、一見バーベキューセットにも見えますが・・・。

その頃蒼汰は死体のある部屋でロープを持ってどう逃げようかと考えていました。
しかし翡翠が2階へ上がってきて、蒼汰に「男の子ならみんな大好きなものを見せてあげる」と言って部屋に誘って来たため、その誘惑には勝てませんでした。

翡翠が蒼汰をベッドへ座らせて、しばしの間話をしていると、家の中を捜索していた真が「死体とお探しの場所があった」と報告してきました。

翡翠は蒼汰を死体のある部屋へ連れて行きます。

「ご遺体が発見された以上、犯人は自明です」

moyoko

ちなみに、蒼汰が女性を殺害するシーンは出て来ていません。

解決編

翡翠は、蒼汰は何らかの理由にでこの部屋に侵入し、しばらくここで過ごしていたのだろうと考えていました。

moyoko

何故なら、蒼汰が履いてきたであろう靴が見当たらなかったからです。靴は部屋の中にありました。

シンクにあった食器とリビングにあったハンドバッグから、家の中にいたのは女性です。
そして、ケーキがカットされていたはずなのに、包丁がなかったことから、見えてくるのは、不法侵入した少年が家にいた女性と鉢合わせし、少年が刺してしまったということです。

そこまで翡翠が話した時、突然クローゼットが開き手首をガムテープで縛られた男性が飛び出してきました。

「助けてくれ!そいつに妻が殺された!」

男性の上着には血が飛び散っています。

翡翠が犯人確保を真に命じると、真はその男性を取り押さえました。

「あなた、奥さんを殺害しましたね?」

翡翠は、玄関にあったスニーカーの持ち主と、ケーキを食べた女性は別だと考えていました。
初めは蒼汰が殺したものだと思っていましたが、蒼汰の服には少しも返り血がついていません。風呂場などで流した様子もありません。

moyoko

翡翠はそれを確かめるために風呂場に入ったのです。

蒼汰は翡翠に人を殺したのかと聞かれた時にかなり動揺していたのは、蒼汰自身が殺したと思い込んでいたからです。

恐らく帰宅した女性と不法侵入した蒼汰が揉みあいになり、倒れた時に頭をぶつけた蒼汰は気を失ってしまったのです。

moyoko

たんこぶはその時に出来たものですね。

そして、そのタイミングで夫がやってきて妻を殺害したのです。

夫の計画

ボストンバッグの中身で足りないもの。それは、男の手首に巻かれたガムテープです。
七輪、ガム手袋、はさみ・・・ここにガムテープが加わると、練炭自殺の道具になります。

男は妻を自殺に見せかけて殺そうとしていたのです。
ところが、2階に上がると少年が気絶していた。男は妻を包丁で殺害し、寝ている少年の手に包丁を握らせました。

しかし、思いのほか早く少年が目を覚ましたため、慌ててクローゼットに隠れたのです。

moyoko

その後翡翠と真が雨宿りしにやってきました。

しばらく経って停電が起き3人がリビングからいなくなったので、男は急いでボストンバッグからガムテープを取り出し、被害者の偽装を施しました。

moyoko

ボストンバッグの位置が変わっていたのはそういう訳だったんですね。

どんな時も諦めない

蒼汰は恐らく不法侵入のみ罪に問われることになるでしょう。

翡翠は「生きてさえいれば、いつだってやり直せます」と言いました。
蒼汰の機転は、翡翠でも崩すのに苦労しました。それが出来るのなら、どんなことも乗り越えられると、翡翠は確信していました。

「翡翠さんみたいなすごい人になるには、どうしたらいいですか」

翡翠はしばらく考えた後、「どんな時も諦めずに考え続ける事」と答えました。

そして警察に連れられて行く蒼汰に向かって「お誕生日おめでとうございます」と声をかけました。
蒼汰は、深く礼をしてから去って行きました。

帰り道、真は翡翠の弟について「知らなかった」と切り出しました。
翡翠の弟の存在。それはもちろん蒼汰の心をひらかせるための翡翠の嘘でした。

「弟なんているわけないじゃないですか。真ちゃんもまだまだですね!」

ドラマ『invert 城塚翡翠 倒叙集』 第3話 感想&まとめ

今回の犯人は高校生・・・かと思いきや、最後に大どんでん返しが待っていました。

しかし、犯人と思われた蒼汰は、不法侵入をし、ロープを用意していました。

一体本当は何をするつもりだったのでしょうか?

家族写真には同じ年ごろの男の子が写っていたので、同級生だったのかもしれません。

蒼汰が何をしようとしていたかは、視聴者の想像に任せられました。

次回は最強の敵が現れるということで、どんなお話になるのか楽しみです!

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