大野晶と日高小春の最終戦が開始。
春雄との未来をかけた戦いをかけたタイトルは『スパⅡX』
緊張感のせいでミスもあったが、ふたりの女の闘いは、これまで春雄と共に歩んだゲーム人生を賭けたものとなりました。
そして、そんな闘いが繰り広げられることを知らない春雄は、突如原付の免許を取るために勉強を始めるのでした。
色々な人たちの思惑が交差する、熱くちょっと切なさも感じる回となりました。
目次
『ハイスコアガール』第20話(第2期5話)あらすじ
ハルオと一晩を過ごした条件で並んだ晶と小春の決着はやはりゲーセンで!
ゲームの選択権をもらった小春が選んだのは『スパⅡX』。
ハルオと出会ってから、無趣味で勉強ばかりの生活が一変したことを思い出す小春は、ハルオとずっと一緒にいたい、勝ちたいという思いから強キャラ・豪鬼での対決を決意する。
晶が選んだのはザンギエフ。
豪鬼9:ザンギ1とも言われる性能差どおり、最初は圧倒する小春だったが、ゲーマーとしての勝負師魂、卓越したテクニックを持つ晶のザンギエフに、豪鬼が、小春自身が気おされていく……。
『ハイスコアガール』第20話(第2期5話)あらすじ
晶と小春の最終戦は『スーパーストリートファイターⅡX』
全ては春雄と小春が渋谷で一晩過ごしたことがきっかけでした。
これとならぶため、晶は前回第19話で春雄を自宅に誘拐し、一晩ゲームをして過ごしたわけですが、これでお互いに1ラウンドを取った形。
最終戦、ファイナルラウンドは晶と小春の格ゲー直接対決です。
春雄と共に過ごしてきた時間、それは格ゲーと向き合ってきた時間と同じ。
ゲームの選択権をもらった小春が選んだのは、『スーパーストリートファイターⅡX』でした。
他にもサムライスピリッツ斬狂郎無双剣なども小春の中で候補に挙がりましたが、勝つ自信のあるものだからこそのチョイス。
晶はこれを飲みました。
ここでの小春の使用キャラは隠しコマンドで登場する「豪鬼」。
小春の中の豪鬼さんは、恋の灼熱波動拳で恋敵を燃やし尽くすがいいと言いました。
恋の灼熱波動拳ってなに!?
拳を極めしものよ!それはなんですか!?
しかし、それだけ小春は本気だということです。
いつもやっているゲームでも、春雄をかけた勝負で緊張が…
あまりの緊張状態に、豪鬼を出すコマンドをミスしてしまい、リュウを使うことになった小春。
しかし、晶も豪鬼を出そうとしてミス。
結局リュウのミラーマッチになってしまいました。
これが本気の勝負としてできるわけがありません。
仕切り直しになり、小春は何とか豪鬼をチョイスすることに成功。
すると晶は、豪鬼を選択せず、いつも選んでいるザンギエフを選びました。
これ、圧倒的に晶が不利なキャラ差なのです。
すでに勝ち目がないように思う晶。
試合が始まると、小春は晶のザンギエフを自分に近づけさせまいと、恋の灼熱波動拳…ではなく斬空波動拳を出し続けます。
波動拳を空中から出すことができるのは豪鬼だけ。
正直これだけで勝てるという時もあるほどです。
しかし、ザンギエフが技を決めるためには密着して投げる必要があるので、近づけないと厳しい!
どんな手を使っても勝ちたい小春は、とにかく斬空を連打!タイムアウトで1ラウンドを取りました。
1ラウンド目はガードするしかできなかった晶はあるものを狙っていました。
そしてその瞬間がやって来たとき、晶も小春から1ラウンドを取ります。
晶が狙っていたもの。それは格ゲーマーとしての意地です。
負けたくないやつには負けたくないと言う春雄の言葉を思い出し、これに揺れ動いてしまった小春。
斬空波動拳を打ち続ければ確かに勝てますが、それはプレイヤーとしてどうなのだろう。正直寒い戦い方です。
果たして、これで晶に勝ったと言えるのか。
春雄は認めてくれるのだろうかと小春は思いました。
勝ちたいという気持ちに迷いを見せた小春の隙を狙った晶の勝利。
人読みで圧倒的不利なキャラで強キャラ撃退というわけです。
そしてやって来た最終ラウンド。
斬空波動拳ばかりで攻めることを辞めた小春。しかし、晶の方が技術が上です。
レバーを一回転させてからボタンを押さなくてはいけない技を前進しながら決めてくる晶。
そんなのどうやったらできるんだ!?
そう思って晶の手元を見ると、レバーをはじいてぐるりと回しているではないですか。
KAMUI
明らかな力の差を見せつけられた小春。
そして思ったのです。
春雄が晶を追い続け、晶しか見てくれなくて、どれだけ頑張っても自分を見てくれないのは確かだと…。
自分と春雄の間に立ちふさがる晶を倒そうと奮闘していたのに、最後に小春がイメージしたのはアーケードで隣り合わせに座る晶と春雄。
それを反対側の台から眺める自分の姿でした。
KAMUI
女たちの戦いが繰り広げられている中、春雄はリアル交通ルールとの闘いを繰り広げる!
なんでもできる晶に影響され続けて来た春雄は、真から原付の免許を取ることを薦められます。
免許を取れば原付をくれる約束までしてくれた真。
それで晶がどこかに行きたくなったときにはすぐに飛んで行って一緒に行こうと思ったのです。
が、宮尾や土井には交通手段の一つだけと話します。
というか、晶のためと気づいたのはずっと後なんですよね。
いざ勉強を始めると、道路標識がコマンドに見えないという大変な事態。
イメトレといってレーシングゲームをするが、それはたぶん…練習にならない。
コースのギリギリを攻めたり、1位を取ろうとしたり、カウントを気にするなんてこと、リアルに運転するのにやっちゃダメです。
ゲームはワンコインで復活できますが、リアルは復活できませんからね。
しかも、原付の免許を取るための勉強をしたり、原付を維持することを考えたら、ゲームをする時間や買うためのコストを抑えないといけません。こっちの方が春雄にとって苦行です。
しかし、宮尾にも言われてしまいましたが、晶と肩を並べるための一つの手段として頑張る春雄。
奮闘しているのですが、ちょいちょい土井がゲーム情報を持ってきて春雄の決意を揺さぶらせてきます。
まぁ、100%辞めたわけではないです。
大事なタイトルは早朝から並んで購入していますし、勉強中のBGMとして流していますし。
KAMUI
しかし、チョイスした映像が悪かった。
勉強に励む春雄のためにパンケーキを作ってくれた春雄ママ。
「なんでおじさんのグラビア見てるの?」
しかもこのおじさんのグラビア、長い!とっても良い曲なんですが、ひたすらバーチャファイターのジェフェリーが映っている映像が流れます。
ついに原付の免許を取得した春雄。さっそく晶を迎えに行くのだが…
やっとの思いで免許を取得した春雄。
約束通り、真から原付をもらって溝ノ口を走っていると、いつもと違う景色に胸をときめかせます。
その足で大野家へとやって来た春雄は、さっそく晶に原付に乗る自分の姿を見せます。
これからどこか行きたかったら遠慮なく呼べよと言ってくれる春雄。
しかし晶は、何も言わずに春雄から後ずさり。
KAMUI
そう言えば、小春との試合の結末が描かれていません。
KAMUI
『ハイスコアガール』第20話(第2期5話)まとめ
ハイスコアガール20話MX、BS11にてご視聴ありがとうございました!ジェフリーのインパクトもさることながら、やはりAパート晶と小春の対決が激アツでしたね!演出演技すべてが素晴らしかった。どちらが勝ったのか、真相は後の話数で描かれますのでこのシーンの流れお忘れなきよう! #ハイスコ つるP pic.twitter.com/s01E4eP3cY
— TVアニメ「ハイスコアガール」公式 (@hi_score_girl) November 22, 2019
前半は晶と小春の真剣勝負!
AKUMAに魂を売った小春のプレイヤー魂に付け入り、高い技術力で力を見せつけた晶には圧巻でした。
そして、晶と春雄の間に入ることができないと悟ってしまった小春の想いを感じると、もう切なくて切なくて!という感じです。
後半は春雄が頑張って原付を取るまでが描かれているんですが、おじさんのグラビア映像が長すぎて、ちょっとこっちの印象の方が強すぎました。
しかし、曲が良すぎて邪魔な時間だとは思えない。なんならリピートして見たくなるやつです。
- 小春と晶、緊張の最終戦は『スパⅡX』。圧倒的なキャラ差を技術と魂でひっくり返す強さを見た
- すべては晶と肩を並べるため。春雄は原付免許を獲得するため奮闘する
- 無事に免許を取った春雄。しかし、晶は春雄から離れようとする…まさか!?
格ゲーは1ラウンド60から長くても99秒です。
1分から1分半という短い時間の間にあらゆるドラマが生まれるからこそ面白い!
果たして、小春と晶の決着はどうなったのか。
大事なところだけ次回にお預けされるんですね。来週もきちんとチェックします。