つぐみ(飯豊まりえ)は、店長(ダンディ坂野)からバイトの先輩・岡林早苗(片桐はいり)がコンビニを辞めると聞かされ、激しく動揺します。
そんな時、ホワイトホースのインスタがアップされ「前を向こう!」という文章に励まされます。
写真には美味しそうな焼き肉の画像が。王子に勇気を貰ったつぐみは、王子の食べた焼き肉を食べようと思いますが、女子の1人焼き肉はやはりハードルが高いのでした。
その時、カッコいいおひとりさま女子(市川紗椰)が入店してきて・・・?
目次
ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』 前回第5話 振り返り
嘘が苦手なつぐみ(飯豊まりえ)は、バイト先のコンビニで、客に正直に喋りすぎたことで、店長に叱られてしまいます。
岡林さん(片桐はいり)にも、「大人になれば嘘も必要」と諭されますが、あまり納得がいきません。
そんな時も、ホワイトホースはつぐみと同じ気持ちを抱えていました。インスタにアップされたのは、見たこともない魅力的なタイ料理。
その夜、つぐみはその店の階段を、大人の階段の一歩として上がり、「カオソイ」と出会います。
そして王子こと白石(柄本時生)は、今夜もつぐみの「いいね!」に励まされているのでした。
ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』 第6話ネタバレ感想
突然の出来事
ある日、つぐみ(飯豊まりえ)がバイト先のコンビニに行くと、店長がアルバイト募集の貼り紙をしていました。
なんでも、岡林早苗さん(片桐はいり)がコンビニを辞めてしまうのだというのです。
moyoko
早苗さんは、ちょっと面倒くさいところもあるけれど、つぐみに色々とアドバイスをくれる人でした。
考えてみれば、現在つぐみがまともに話せる人は、彼女しかいないのです。
バイトが終わり、控室に戻ると、ちょうど早苗さんが荷物を取りに来ていました。
早苗さんは、実家に帰ることにしたからバイトを辞めるのだそうです。
「新しいバイトの子と仲良くなりなよ。あと、下ばっか向いてないで、前向きな!」
つぐみにそう言い残し、早苗さんは去って行きました。
moyoko
失って初めて気がつくこと
一人残されたつぐみは、こんなことなら、もっと早苗さんとちゃんと話しておくべきだったと後悔しました。
その時、ホワイトホースのインスタがアップされます。
見ると、美味しそうな焼肉の写真が。
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「いつも前を走り、僕を引っ張ってくれたあなた」
王子にも、失って初めて気がついた、大切な存在がいたようです。
「ぴえん」
ぴえん??
しかし、王子はいつまでも悲しんでばかりはいられない、前を向いていこうと決心したのでした。
「フレー!フレー!自分!」
moyoko
弱い心は煙とともに消し去ってしまえばいいと、王子は綴っています。
路地裏焼肉
つぐみは、王子と同じように焼肉で元気を出そうと、インスタで紹介された焼肉店へ向かいます。
しかし、つぐみが思う焼肉店は、大通りにドーンと店を構えていますが、目的の店は路地裏にあるようで、なんだか不安になってきました。
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もっと高級な感じのお店を想像していたつぐみは、その佇まいに怖気づいてしまいます。
「大丈夫よ、つぐみ。これよりもキツイお店はあったじゃない!」
つぐみは、店の前で『自分応援団』を呼び出し、「ガンバレ!ガンバレ!自分!」と、己にエールを送ります。
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「女一人焼肉。アリよりのアリよ!」
ぴえん超えてぱおん
しかし、店の戸を開けた途端、つぐみは後悔しました。
黒いTシャツを着た男性店員たちの威圧感が半端ないからです。
「詰んだ。死んだ。やっぱり帰ります・・・ってダメ?」
moyoko
通された座敷の奥には、いかにもアッチ系のヤバイ男性客がいます。
チェーン店の焼肉屋とは違う雰囲気のため、あまりの緊張に、ウーロン茶一つ頼むにもメニューをバサバサと落としてしまうつぐみ。
moyoko
そして、気を取り直して数あるメニューの中から王子がハッシュタグで紹介していたメニューを注文しますが、「カルビ」と「マルチョウ」を頼んだ時点で店員は厨房に行ってしまいました。
「タッチパネルだったらな~!」
moyoko
私は並の女
つぐみは「マルチョウ」がどんな肉なのかわからないので、メニューの裏に描いてある牛の部位の説明のイラストで確認しますが、そこにはマルチョウがありませんでした。
「一体何を食べさせられるの・・・?」
moyoko
そんなおどおどしたつぐみとは対照的に、大きな声で堂々と特上カルビを頼む男の子がいました。
そこに、特上ではないカルビが運ばれてきます。
「どうせ私は並の女よ」
そんなひねくれたことを独り言ちながら、ロースターで肉を焼き始めると、なんだか恥ずかしさが100倍に感じます。
「誰にも見られませんように!」と念じるつぐみ。
moyoko
初マルチョウ
しかし、そんな恥ずかしさもカルビを一枚食べれば飛んで行ってしまいました。
並のカルビでもつぐみにとっては十分すぎるものでした。
「ということは私は並以下の女・・・?」
moyoko
肉の前では、いつもは思い出される王子のポエムも、頭に入ってきません。
そして、つぐみにとっての『謎肉』マルチョウの出番がやってきました。
網に乗せると、みるみる縮んでいくので、ショックを受けるつぐみ。
食べてみると、触感が柔らかめのグミというか、タレ味のグミ?と思ってしまいました。
moyoko
おひとりさま
その時、店に客が一人入ってきました。
それは綺麗な女性の『おひとりさま』で、店員たちが明らかに浮足立っています。
moyoko
おひとりさまは生ビールをグイグイと飲んでいます。
つぐみは堂々としている彼女を見て、「ああいう女性に、私はなりたい」と憧れを抱きます。
そして、自分も・・・と、張り切っ追加注文をしますが・・・。
「ミスジとライスとサンチュくだちゃい!」
噛んでしまいました。
店員は思わず笑ってしまいます。
moyoko
特上カルビの子供も笑っています。
悔しくなったつぐみは、「並の本気を見せてやる!」とエンジンをかけ始めます。
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ラストスパート
しばらく頭を真っ白にして目の前の肉と白飯に対峙していると、ミスジがテーブルに置かれました。
「ミスジはラスボスだな・・・」
その大きさに息を飲むつぐみ。
「さぁさぁ盛り上がってまいりました!最終局面!」
つぐみがミスジをロースターに乗せると、特上カルビの少年がアミ替えを頼んでいます。
「自分もやったことないのに」と思いながら、ミスジの焼き上がりを待つつぐみ。
「胸にぽっかり空いた穴は、肉で埋めろ!」
王子の言う通り、大きなミスジを頬張ったつぐみは、自分がミスジで満たされているのを感じます。
「フレー!フレー!つぐみ!」
つぐみは自分応援団に応援してもらいながら、肉とご飯をかきこみます。
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大切な存在
王子のおかげで、前に進む元気が出たつぐみは、早苗さんにお別れを告げながら帰路に着きました。
その頃白石(柄本時生)は、相変わらずの残業中。
いつも前を走って彼を引っ張ってくれた存在がいなくなった職場で、寂しい思いを抱えていました。
5年前。
白石が残業していると、倉庫の方から何やら物音がしました。
不審者かと思い、恐る恐る見てみると、物音の正体はお掃除ロボットでした。
moyoko
「たまにはゆっくりしたら?」
お掃除ロボットは、そう白石に語りかけてくれました。
前を向いて歩いていこう
「お前、喋れるのか!」
白石は、同じ残業仲間であるお掃除ロボットを追いかけながら愚痴を聞いてもらいました。
どこか不器用ながらも健気に掃除をしているロボットが
「気にしなくていいよ。君は精一杯やっている」
そんな風に言ってくれる気がしたのです。
moyoko
5年間、お掃除ロボットを心の支えにしていた白石。
でも、もうお別れの時が来てしまいました。
「これからは、1人で前を向いて歩いて行きます!」
moyoko
お帰り
白石が、独り立ちを決心したその時、つぐみから『いいね!』が送られてきました。
「いいね!って元気が出るよなぁ!」
moyoko
翌朝、つぐみが昨夜の焼肉を思い出しながらコンビニに着くと、実家に帰ったはずの早苗さんが現れました。
なんでも、退路を絶って地元でお見合いに臨んだものの、秒で断られたらしく、すぐに戻ってきたというのです。
つぐみは、早苗さんが戻って来て嬉しいと思う反面、「今、笑ったわね!?」としつこく追及してくる彼女のことを、やっぱりちょっと面倒くさいと思うのでした。
ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』 第6話ネタバレ感想・まとめ
今回つぐみは、豪華に焼肉屋でひねくれました。
下町の路地に佇む隠れた名店で食べるロースター焼肉の映像は、飯テロの中の飯テロでした。
あんな美味しそうなお肉を食べたら、みんな元気が出ると思います!
さて、ホワイトホース白石が一方的に投稿し、つぐみが一方的にいいね!を送るだけの間柄だった2人。
次回遂に白石が動きます!
次回も見逃せません!