ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』 第5話 つぐみは大人の階段の一歩を上がり始める

出典:ひねくれ女のボッチ飯公式ページ

嘘が苦手なつぐみ(飯豊まりえ)は、バイト先のコンビニで、客に正直に喋りすぎたことで、店長に叱られてしまいます。

岡林さん(片桐はいり)にも、「大人になれば嘘も必要」と諭されますが、あまり納得がいきません。

そんな時も、ホワイトホースはつぐみと同じ気持ちを抱えていました。インスタにアップされたのは、見たこともない魅力的なタイ料理。

その夜、つぐみはその店の階段を、大人の階段の一歩として上がり始めるのでした。

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ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』 前回振り返り

つぐみ(飯豊まりえ)の毎日はバイトと家の往復だけの刺激の全くない毎日。

23歳なのにこんな毎日でいいのか!?と、少々うんざりしていました。

そんな時、ホワイトホースのインスタにおしゃれなイタリアンのピザが投稿されます。

つぐみは迷わずそのイタリアンレストランに足を運びますが、貸し切りで入れず、テイクアウトをすることに。

熱々を食べるために公園でひとりランチを堪能していると、向こうからマッチョなイケメン男子(オカダ・カズチカ)が近づいてきたのです!

つぐみは笑顔で近づいてくるイケメンに怯えていると、彼は口にトマトソースがついていると教えてくれただけでした。

つぐみは、人知れず大恥をかきましたが、女子ウケするおしゃれなイタリアンで、やっと王子と繋がれた気がしたのでした。

ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』 第5話 ネタバレ・感想


嘘が嫌なんです。

その日、つぐみ(飯豊まりえ)は客から商品について尋ねられるも、「食べたことがないからわからない」と正直に答えてしまい、客を怒らせてしまいます。

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その客は鈴木亜美さんです。出てくるのはこの一瞬だけです。

店長(ダンディ坂野)は、慌てて取り繕いますが、客はそのまま店を出て行ってしまいました。

店長は、つぐみに食べたことがなくても、適当に言っておけばいいと注意を受けてしまいます。

「つぐみちゃん、変なところで真面目よね」

岡林さん(片桐はいり)も呆れています。

「私、嘘が嫌なんです。」

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「嘘も方便」と言いますが、つぐみは納得がいきません。

ビューティフルライ

そんな時、つぐみの心の友『ホワイトホース』がインスタをアップしました。

「僕は今日、人生で初めて化粧をした」

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王子、まさかの化粧男子!?

王子にとって、化粧とは「自分自身に嘘をつくこと」のことを言いました。

王子は、嘘には人を傷つける醜い嘘と、人のためにつく美しい嘘があると言います。

「僕はそれを、ビューティフルライと名づけたい」

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「まんまじゃん!」とつっこむつぐみ。そして、王子も「嘘も方便派」なことにガッカリします。

王子が大人の階段を上り続け、そして辿り着いたのは微笑みの国、タイ。

「ビューティフルライ、ビューティフルタイ」

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つぐみはタイって嘘の国なの?と首をかしげますが、王子は多分韻を踏んだだけです。

下町のタイ・ベトナムレストラン

「今宵僕は、この国で真実を見つける旅に出る」

その夜、つぐみは王子の紹介した店の前に立っていました。

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東京・浅草にある『クロープクロア』という2階にあるレストランです。

つぐみは、まだ見ぬビューティフルワールドを目指して、“大人の階段”を
上ります。

しかし、外から店内を見ることは出来ません。

つぐみは、勇気を出して店のドアを開けます。

すると、店のおかみさん(渡辺満里奈)がタイ語で客を話している姿が目に飛び込んできました。

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まさか、日本語が通じない!?

「ジャパニーズ、OK?」

恐る恐るつぐみが尋ねると・・・

「私、日本人よ!」

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つぐみ、やっちまいました。

おかみさんが話していたタイ人は、カップルのようです。

笑顔で話す2人を見て、どうせ愛でも語っているのだろうとひねくれるつぐみ。

カオソイ?

つぐみは気を取り直して、王子のインスタを見ながら注文をします。

「クロープクロアと・・・」

「それお店の名前よ!」

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つぐみ、またまたやっちまいました!

王子のハッシュタグは『#カオソイ』と『#タピオカクレープ』と書かれていました。

「タピオカクレープはデザートよ」

おかみさんはそう言いますが、つぐみが聞きたいのは『カオソイ』の方です。

結局『カオソイ』が一体何なのかわからなかったので、メニューで確かめてみることに。

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チェンマイ名物のちょっと辛いカレーヌードルだそうです。

メニュー写真のカオソイは、王子のインスタの写真と全然違う見た目をしています。

もしかしたら別のものを頼んだのかもしれないと、つぐみは不安でいっぱいになります。

本物のカオソイ

まずは、飲み物が運ばれてきました。

カラフルなノンアルコールカクテルです。一口飲んでみると、甘い味が口の中に広がります。下の方はもっと甘く、それを混ぜると当然甘い。

「甘いは正義だな~」

すると、斜め後ろのタイ人カップルの会話が耳に入ってきます。内容は全くわかりません。
なんとなく、孤独を感じたつぐみ。

「王子~喋る相手が欲しいよ~」

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結局、2人のことが気になって仕方がないつぐみ。いつも1人が良いわけではないんですよね。

そうこうしているうちに、お待ちかねのカオソイが運ばれてきました。
網目のように揚げられた麺が添えられたどんぶりは、王子の写真と同じものです。

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メニュー写真が嘘だったというオチでした。

天敵パクチー

メニューの写真よりも、実物の方が美味しそうに見えてちょっと嬉しいつぐみ。

「これがビューティフルライ?」

つぐみはまず、“目立ちたがり屋”の揚げ麺からとりかかります。

食べやすいか、食べにくいかで言えば、食べにくかった揚げ麺に続いて、本物の麺は食べやすくて美味しいものでした。

すると、口の中であの独特の香りが広がります。

「天敵パクチー!」

でも、思ったよりは拒絶反応はありません。

スープが濃厚で、敵の力が弱まっているのかもしれません。

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やはり、スパイシーな味とパクチーは合いますからね。

どうせならと、別皿に添えられた香草も入れてみます。

「苦手を一気に乗り越えて、王子の元へ!」

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ガッツポーズをするつぐみ。全ては王子と繋がるためです。

でも、やっぱりパクチーはパクチー。
つぐみは、味を濃くして対抗する作戦に出ます。

三位一体

つぐみは、テーブルの上に並んでいる調味料を取り出しますが、何が何やらわかりません。

こんな時は現地の人の真似をするに限ります。

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ひとまず、砂糖や唐辛子など、置いてある調味料をスープに入れます。

食べてみると、先ほどとは全く違う味がします。
とても一言では言い表せませんが、強いて一言で言うならば・・・

「辛。でも、クセになる」

辛いと思ったら、突然辛さがやってきました。

「タイ人なめてた!この辛さが平気だなんて」

そう思って、タイ人カップルを見ると、2人とも辛そうにしています。

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いや、平気じゃなかった~!

汗をかきながら、辛さとパクチーと戦いった後、つぐみは完全勝利を宣言します。

ここで甘いカクテルを・・・と思ったら、グラスは空になってしまっています。

しまった!と思ったその時、救世主のタピオカクレープがやってきました。

ごちそうさまです!

辛い麺の後に、甘くて冷たいクレープ。

「完璧だわ、王子の攻め方」

すると、クレープの中は温かいことに気がつきます。

つぐみは、タピオカブームに群れてた奴らは、この本物のタピオカの美味さを知らないとほくそ笑みます。

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ひねくれてますね~!

タイ人カップルを見ると、彼氏の方が彼女にプレゼントを渡しています。

つぐみは、サプライズプレゼントをしているのだと思いました。

「こっちもごちそうさまで~す」

これが、王子の言っていたビューティフルライなのかもしれないと納得するつぐみでしたが、実は・・・。

「あと3万円貸して!」

「この前の5万はいつ返してくれるのよ兄さん!」

タイ人の兄が妹にプレゼントを渡してお金の無心をしている場面だったのです。

moyoko

ビューティフルワールド??

厚化粧

半月前。
白石(柄本時生)は、7ヶ月接待したクライアントと破談になったことで上司に嫌味を言われていました。

「大体お前には覇気がないんだよ!」

moyoko

完全に悪口です。

後輩からは、白石がなんでも正直に話しすぎると指摘されています。

しかし、白石もつぐみと同じく嘘が苦手なのです。

後輩は、自分のインスタだと言ってスマホの画面を見せてくれました。

そこには、リア充なランチをしているような投稿がされていますが、実際に食べているのはテイクアウトのハンバーガーです。

「化粧みたいなものですよ。周りからよく見られるための涙ぐましい努力」

この後輩の“化粧”を参考にして、白石はインスタを始めたのでした。

そして、今宵もつぐみの「いいね!」に元気を貰います。

つぐみも、ビューティフルライを頑張ってみようと、コンビニの商品に「当店のおすすめ!」POPをつけてみたのでした。

ドラマ『ひねくれ女のボッチ飯』 第5話 ネタバレ・感想&まとめ

嘘が嫌いなつぐみはちょっとしたことでも嘘がつけず、店長に叱られてしまいました。

そんなつぐみを癒してくれたのは、今回も王子ことホワイトホースのインスタです。

今回、つぐみが訪れたのはディープ浅草と言ってもいいようなタイ料理のお店。

そこで『カオソイ』という辛ウマな麺料理と出会います。

食べにくい揚げ麺が乗った赤いスープの『カオソイ』はとっても美味しそうでした!

次回は、遂に焼肉の登場です。予告だけでかなりインパクトのあるお肉でした。

楽しみです!