家では鉄平に村中でいじめられていると嘘をつき、学校では鉄平に虐待されているという態度を演じる沙都子。
その企みはうまくいき、見事村中を欺くことに成功しました！しかしそんな沙都子のもとに、今までのエピソードでは絡んだことのない人物が現れます！
それではさっそく『ひぐらしのなく頃に卒』の第9話のネタバレありでレビューしていきます！
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』前回第8話のあらすじと振り返り
楽しい村での生活を送っていた沙都子。しかし突然叔父の鉄平の下へ行き、一緒に雛見沢の沙都子に家に帰ってくれるようお願いする。
そこで鉄平に沙都子は一緒に住んでほしいと頼んだ。
その理由とは、村中からいじめられているからだというもの。
しかしそんな事実はどこにもない。けれど可愛い姪っ子の頼みから、鉄平は嘘を見抜けず、沙都子を村から守るため一緒に暮らすことに。
一方学校では梨花を筆頭に沙都子が叔父にまた虐待されていると皆噂をしていた。
紗都子も暗い顔を演じたり、発狂してみせたり、虐待されているように見せる演技をするのだった。
これで沙都子は周囲の目を全員欺いたことになる。
【ネタバレ】アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第9話あらすじ・感想
全員が沙都子に欺かれる！無駄な行動を取っていく圭一達の様子はエウアからも滑稽！
過去のカケラの鉄平が沙都子に乱暴する。それをカケラの祭殿からエウアと一緒に見る沙都子。「これは最悪のカケラの一つ。
でもこれは梨花の心を独り占めできる幸せなカケラだったのかもしれない」そう言う沙都子に対し、エウアは「繰り返す者にとって価値観の反転は珍しくない」と言う。
またエウアは、沙都子はもう人ではないと言うが、沙都子はそれを否定する。
沙都子はただ梨花との幸せを願ってるだけだ、と返した。そして沙都子は繰り返す者として、この最悪のカケラに入り、虐待されている被害者を演じた。
部活メンバーは沙都子が虐待されてると信じ込み、涙を流す。
沙都子が学校から去った後、詩音が学校にやってきて鉄平を殺そうと提案した。しかし圭一はそれを却下し、再度児童相談所へ行くことを提案。
一方家では鉄平が慣れない料理をしてボヤ騒ぎを起こしていた。
帰ってきた沙都子は慌てて火の処理をする。沙都子は鉄平に「お互いしか味方がいないのだから慎重になるべきだ」とお説教。
鉄平は村中が敵で沙都子が可哀想だと思い、児童相談所の誤解を説こうと沙都子に提案する。
しかし沙都子はこれを村中が敵だから信じてもらえない、と却下。鉄平は「わしらだけやったらどうにもならん。
ただ平和に暮らしたい、それだけや。なんでこんな」と嘆いた。
しかし沙都子はそこで気持ちを切り替えるよう促し、そして2人は台所の片付けを行うのだった。
一方部活メンバーと詩音は児童相談所へ入っていった。それをたまたま目撃する大石。部下に理由を探らせることにする。
沙都子の家では、鉄平が片付けをしていて、沙都子は疲れて眠っていた。翌日、沙都子は学校に行かず鉄平と家事をしていた。
洗濯物を干す鉄平を見る村人。そんな村人に大声を出す鉄平。鉄平は自分だけではどうにもならない、どうすれば沙都子を救えるのか、と考えた。
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ある意味滑稽ですね。それほど沙都子は騙すのが上手と言うことです。
今回のターゲットはまさかの大石！今後、予想がつかない展開が待ってる予感…
一方圭一はクラスメイト全体で児童相談所へ行くことを提案、演説していた。これでまた沙都子のために動く人数は増えた。
そんなことを知らない鉄平は食材の買い物をしていた。そこにたまたま大石が通りかかる。大石は鉄平の姿を見つけると声をかけた。
すると突然、鉄平は道端で土下座した。
力になってほしい、と頼む鉄平に話くらいは聞く、と応える大石。鉄平と大石はそのまま沙都子の家に帰宅。
沙都子は大石の登場に大変驚いた。鉄平は「沙都子を守るには味方が必要だ」と沙都子に説明する。
鉄平は沙都子を見て、児童相談所と話が違うことを理解。そのまま2人の話を聞くことに。
2人は村ぐるみで沙都子をいじめられてること、味方はお互いだけのことを話した。
大石は慎重に部屋を観察し、家庭環境に問題がないことを把握した。
そして沙都子は鉄平が大石に頼ることを意外に思っていたのだった。それを利用しようと思いついた沙都子は、お茶に睡眠薬を仕込む。
その結果、鉄平と大石は寝てしまう。
寝ている大石に注射する沙都子。エウアはカケラの向こうで「大石がL5を発症すれば果たしてどんな惨劇を引き起こすのか…」ととてもワクワクしている。
大石は2人の話を信じ、身の回りに危険があったら連絡するよう言った。鉄平はとても感謝する。
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園崎家が犯人だと思い込んでいる大石！その心理が惨劇を生む！
沙都子の家を出た大石は首をかきむしり、発祥の兆しを見せていた。
そして過去の恩人が殺された無念を晴らすため今年こそ祟りの真相に近づけるかもしれない、刑事失格のやり方だが、と言って微かに気味悪く笑う。
その後大石は村人に話しかけ、鉄平の嘘の悪評を広める。
そして古手神社に向かった大石は地蔵を蹴って荒らし、鳥居にションベンをかけてしまう。
それらの悪事を終えた後は再度村人に話しかけ「鉄平を見ませんでしたか？境内の方に走って行ったので」と嘘の情報を流す。
それから大石は園崎家の近くで、首を引っ掻きながら、薄ら笑う。「これでもう決まりでしょう？
連続怪死事件の黒幕さん。オヤシロ様の祟りに最も相応しいのは…」と呟いた。そして翌日、村人は荒れた地蔵を直していた。
大石により、噂が広まって鉄平がやったことにされていた。これにより村中で「オヤシロ様の祟りに相応しいのは北条家だ」と噂するようになる。
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アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第9話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回は初のターゲット、大石による惨劇開始です。
全ての人間を欺いた紗都子は、頭の良い大石の行動も計算の内なのでしょうか？はたまた博打を打った？そこは今後明かされるでしょう。
また今回は部活メンバーの活躍は本当に少ないですね。かなり頑張っているのは事実ですが、ただ騙されて火の無い所に煙をたたせているだけ。
勝手に動いてるだけですもんね。この「ひぐらしのなく頃に卒」は善悪など関係ない、より頭の良い人の勝ちな所があります。善悪で争うと滑稽なことになってしまう、人のエゴも同時に描かれているということでしょう。