沙都子は鉄平に村人にいじめられていると説明して、鉄平に嘘を吹き込んでいました。
一方、梨花やその他に部活メンバーの前では暗い顔をし、鉄平にいじめられていると嘘をつきます。
学校側も沙都子の嘘に騙され、誰も真実を知らぬまま惨劇への下準備が進んでいき……。
それではさっそく『ひぐらしのなく頃に卒』の第8話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』前回第7話のあらすじと振り返り
前回、沙都子は梨花に雛見沢の素晴らしさを説くが、梨花の雛見沢を出たいという気持ちは変わらなかった。
また別の日沙都子が野球大会で大活躍をして逆転サヨナラ勝ちをすると、後日野球部の監督の奢りでバーベキューを行うことに。
そこで大いに部活メンバーは楽しむが、沙都子は1人片付けの途中で買い出しに出かけた。
その時、沙都子は鉄平の家に行き、鉄平とその友達と親睦を深めていた。
そしてそれが終わると鉄平に話があると沙都子を言う。
雛見沢まで鉄平と共に帰ってきて、もともと鉄平と沙都子が暮らしていた家に入った。
沙都子はそこで鉄平に「村人からダム推進派だった北条家の娘だからという理由でいじめられている。一緒に暮らしてくれないか」と頼む。
鉄平は沙都子を守るため泣きながら承諾。そして帰りが遅いと心配する梨花のもとに沙都子は一時的に帰り、荷物だけ取って「叔父と暮らす」と告げたのだった。
【ネタバレ】アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第8話あらすじ・感想
雛見沢で鉄平と暮らす沙都子!それに対する周囲の反応は…
叔父と暮らすために荷造りする沙都子。梨花は必死で鉄平と暮らすことを反対するが「大切なにーにーの部屋を荒らされる。
頼むから引き止めないで」という沙都子の言葉で、言葉が詰まった。それでも梨花は、家を出る沙都子に対し、ランドセルを渡して一緒に学校に行くことを約束させる。
一方園崎家に夜遅く来客が来る。それは村人で、魅音が対応した。
村人は北条鉄平が雛見沢に帰って来たことを魅音に報告する。驚く魅音。そして沙都子の身を心配した。
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沙都子は見事それを逆手に取って、冷静な魅音までも欺きました。
鉄平を嘘で操作する沙都子。そしてそれは部活メンバーも同じだった…
朝、沙都子が登校しようとするが、鉄平は村の誰かにいじめられないか心配になる。
しかし沙都子は「叔父様が家にいてくれるだけで心の支えになる」と、鉄平を諭して登校する。
梨花と待ち合わせ場所に来た沙都子は、先ほどとは違い、暗い顔をしながら「一緒に登校できない」と梨花に言う。
理由は鉄平がお使いに行けと言ったから。梨花はこの嘘に当然騙され、沙都子に「叔父の言うことなんか聞かなくていい」と説得しようとするが、沙都子は耳を貸さない。
そして梨花1人だけ遅刻して登校した。その後沙都子はお昼休みになっても来なかった。
心配する部活メンバー。圭一は朝から魅音の様子がおかしいから何か知ってるんじゃないかと詰め寄った。
魅音は町内会の人から鉄平が雛見沢に帰って来たことを聞いたと話す。
圭一は「いじめてた叔父が帰ってきたのか!」と驚く。それを廊下で立ち聞きする沙都子の目はギラリと光り、口元は笑っていた。そしてすぐ顔を変え、暗い表情で教室に入る沙都子。心配してかけよる部活メンバー。
それを「そんなことより」で済ませて、皆の心配をスルーする沙都子。
そして放課後は部活メンバーを残して学校を帰っていった。部活メンバーは梨花に事情を聞いて、虐待だと騒ぎ出す。
しかし魅音は1人冷静で、一昨年の冬に沙都子には虐待騒動が起きて他ことを語り始めた。その時すでに沙都子の元に役所は訪ねていた。
結論は様子見で終わったそうだ。沙都子の叔父夫婦の暴力も暴言も立証できなかったという事実に部活メンバーは絶句。圭一は己の無力さを嘆いた。
一方沙都子は道端で転がり泥だらけになる。また、田んぼに自ら入り泥を被った。
その状態で帰宅すると、鉄平は村人にいじめられたのだと勘違いして怒り狂う。
沙都子はそれを健気にとめる演技をした。「また家族がいなくなってしまう。私をもう1人にしないで」という沙都子の言葉で鉄平は落ち着気を取り戻す。
そして沙都子が「2人で穏やかに過ごしたい」と言うと、鉄平は泣きながら沙都子を抱きしめた。
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虐待の嘘は彊時までも巻き込まれた!しかしこれは全て惨劇の準備のうち…
次の日の朝、沙都子は梨花との待ち合わせ場所に来なかった。
梨花は学校に着いて早々、担任の知恵は沙都子の様子を梨花から聞く。
しかし梨花は話終わった後、とても失望した目つきで知恵を見て「それを聞いてあなたはどうするの」と吐き捨てるように言う。
知恵は家庭訪問をすると答えた。そして異常があったら…と言いかけた途中で職員室に魅音が入ってきて「児童相談所に相談するんですよね」と強気にいう。
続けてレナ、圭一も入ってくる。知恵は沙都子を救うためにもとりあえず家庭の状況を知ることが先決だと諭した。
レナや梨花はそれに賛成し、とりあえず部活メンバーはその結果を待つことに。
一方沙都子は家におり、鉄平は沙都子の体調を心配する。そこで沙都子は学校に行きたくないと言い出した。
そして沙都子は学校でいじてられてると嘘をつく。また、教師からもいじめられてるとも言った。
鉄平はその嘘を間に受け、その時やってきた知恵を怒鳴り散らして追い返してしまう。全て沙都子の手の平のうち。
沙都子はそれらを部屋で聞いて笑顔を浮かべた。
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沙都子の演技にエウア爆笑!?恐ろしいほどの演技力に誰も見破れない…
知恵が学校に帰ると、部活メンバーが残っていた。知恵はすぐ児童相談所に連絡する。
そして沙都子の家に児童相談所から連絡がきた。鉄平は「関係ない!」と怒鳴り散らす。
そこへ沙都子がやってきて途中から電話を変わり、児童相談所には虐待がないこと説得する。
鉄平はなんでこんな電話が来るのかわからない。沙都子はそれに対して村人からの嫌がらせだと嘘の説明をする。
そして、村人からの嫌がらせを避けるため、口実を作っておかねばと沙都子は言った。
次の日の朝、神社の石段で梨花が待っていると、沙都子が笑顔で現れる。
梨花は児童相談所の電話はどうしたと尋ねるが、誤解を解いたと沙都子は答えた。それに対して言葉を無くす梨花。
他の部活メンバーも魅音から事情を聞いて、児童相談所が様子見と決定したことに困惑した。そこに梨花と沙都子が登校する。
一方でエウアはそんな沙都子を見て「もはや沙都子は他者から不幸扱いされてる時だけに幸せを感じてる。
それだけのために人の心を弄ぶそれはもう魔女だ」と楽しげに分析した。そして沙都子がお弁当を食べ、圭一が頭を撫でようとする。
その瞬間!沙都子は圭一の手を振り払い、ゲロを吐いて発狂した。無論、これは沙都子の演技。その演技は部活メンバーでは見破れなかった。
エウアだけが事情を知り、沙都子が発狂して「もうやだ、助けてにーにー!」と泣くカケラを見ながら爆笑していた。
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沙都子の才能はトラップだけではなく、演技力にもあったんですね。でも普通の神経ではここまでできないでしょう。
これはもう紗都子が狂っているから他ありません。
アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第8話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回は沙都子の演技に驚かされっぱなしですね!鉄平側と学校側、二重の演技を成し遂げる沙都子の頭の良さはいっそ狂気の域です!
注射器の出番が後半になる様なので、ここからどのタイミングで惨劇を生み出すのか、注目です!