アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第15話のあらすじ・ネタバレ感想!「最終回!沙都子と梨花の喧嘩の決着は?羽入の信じる奇跡は起こるのか!?」

出典:ひぐらしのなく頃に卒公式ページ

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ついに最終回!梨花は「沙都子と聖ルチーア学園に行きたい」という夢を沙都子に押し付け、沙都子は「梨花と雛見沢で過ごしたい」という夢を押し付けます。お互いに信念を譲らず、激突する2人ですが、その決着はいかに…!?

それではさっそく『ひぐらしのなく頃に卒』の第15話のネタバレありでレビューしていきます!

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アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』前回第14話のあらすじと振り返り

紗都子が繰り返す者ということが梨花にバレた。そうなると、沙都子は梨花をひたすら殺しまくる!

初めは梨花も対応できなかったが、次第に自分の意見を言うようになり、際悠的には殺し合いのような状況に。

そして梨花は鬼狩柳桜の矛先を手にして、変身する。紗都子も隠していた鬼狩柳桜を出して対抗。人外の力で戦う2人。

戦いの途中、鬼狩柳桜は一つになり、今度はそれを奪い合うことになった。そして最後に手にしたのは梨花だった。

倒れる沙都子に梨花は鬼狩柳桜を構える。梨花はこれで沙都子を殺すつもりなのだろうか。

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【ネタバレ】アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第15話あらすじ・感想

奇跡を信じる羽入、エウアと激突!そして沙都子と梨花は互いの想いをとうとう暴露する!

羽入はエウアに対し、エウアはかつての自分と同じだと言った。

羽入はかつて、奇跡を信じなかった。定められた運命は何も変わらないと思っていた。

しかし、圭一・レナ・魅音・詩音・沙都子が奇跡はおきるものではなく、おこせるものだと教えてくれた。

だがエウアは羽入の言葉を意にも変えず「もう飽いた」と言って、羽入を攻撃し、大量の瓦礫を羽入の上に落とす。

一方沙都子と梨花は土砂降りの中戦っていた。梨花は倒れる沙都子に鬼狩柳桜を向ける。

沙都子は投げやりに「やりなさいよ」と言い放つ。梨花は「悪くないかもね」と皮肉げに言う。

もうそれで諦めたのかと思われた沙都子だったが、そこで梨花に向き直り「私を殺した後、梨花は気付くんですの。雛見沢が一番幸せだったって。私が1番梨花のことを思っていたって!!」と梨花に思いの丈を叫んだ。

すると梨花は少しの間の後「知ってるわ、よそんなこと!!」と怒りに満ちた表情で叫んだ。

持っていた鬼狩柳桜を濁流に捨て、沙都子に殴りかかる梨花!「あんたが、私を、世界で一番想ってること!私が、あんたを、世界で一番想ってること!そんなのとっくの昔から、知ってるに、決まってんだろぉぉ!!」

梨花は心の内を叫びながら、沙都子に馬乗りになって顔を殴り続けた。

梨花は沙都子を鬼狩柳桜で消す気などしなかった。

そのかわり自分の思いの丈を叫びながら殴り、自分の夢の隣にいてもらおうと説得するのだった。

しかし沙都子も負けてはいない。

沙都子も梨花を押し倒して殴った。どうしても勉強が嫌なこと、梨花と一緒にずっと遊んでいたいということ、その思いを叫んで梨花を殴る沙都子。それでも梨花の方も全く譲らない。

絶対に勉強させて聖ルチーア学園に沙都子と行く夢を諦めなかった。

それを徹底的に拒否する沙都子。梨花の説得を聞いてもなお雛見沢でいたいと叫ぶ。こうして2人はずっと言い合いを続けるのだった。

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羽入、説得力のある言葉でエウアに衝突!エウアの出来そこないである羽入はエウアに勝てるのでしょうか?

そして、紗都子と梨花がお互いの胸の内を暴露して殴り合います!どちらも折れないので平行線ではありますが、これによりただの殺し合いではなく、ちゃんと喧嘩ができたって感じで成長を感じますね。

鬼狩柳桜を手にした羽入!梨花との道のりが彼女に奇跡をおこさせる!

その頃、カケラの神殿では、瓦礫の中からぼろぼろの羽入が出てきた。そして天に手を向け、目を赤く光らせる羽入。

それを見てエウアは「何の真似か」と問うが、羽入は答えず「奇跡はお前には味方しない」と言い放った。

そして羽入は「100回絶望の淵に落とされたら200回這い上がる。1000回惨劇の渦に飲まれたら2000回抗い、戦う。

奇跡はそんなボク達に味方するのです!」と言うと、その手に天から降ってきた鬼狩柳桜を手にした。それをエウアに向け、2人は戦う。

エウアは出来損ないの羽入がここまで歯向かうことがとても愉快でたまらない。そしてエウアは矛で鬼狩柳桜を受ける。

しかしそれを折られてしまう。そして「抜刀!鬼狩柳桜!全ての罪を喰らい尽くせ!」と羽入が叫んでエウアに突撃。結果、エウアの角は一部欠損してしまう。

するとエウアは笑いながらであるが、弱体化していく。

そして幼女のような姿になってしまったエウア。羽入は「奇跡を見せたら言うことを聞く約束です。

この世界から立ち去りなさい、永遠に!」とエウアに言い放ち、エウアもそれに納得して消えていった。

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何千年も梨花と共に生きて戦い続けたからこそ言えるセリフ!羽入カッコイイ!

梨花と沙都子、とうとう和解!?お互いに理解し合う、これこそ親友の形

梨花と沙都子はまだ互いの夢を譲らない喧嘩を続けていた。

互いにずっと一緒にいたいと言う想いが強すぎて、どちらも折れることはなく、平行線。

しかし互いにとうとう同じタイミングでノックダウン。川で倒れ、姿は巫女服から雛見沢卒業前の少し成長したものになっていた。

2人は川辺に寝転びながら語り合う。梨花は「もう沙都子を孤独にしない。勉強もずっと教えてあげる」と譲歩する。沙都子はその言葉をずっと待っていた。

しかし沙都子は本当に馬鹿だから、と梨花の提案を拒否する。梨花はそれに対して「繰り返す者はアレルギーになりやすい。

最後はもう、答案用紙を見るだけで蕁麻疹が出てたんでしょうね」と繰り返す者にしかわからない理解を示した。

そして沙都子は過去にたくさん勉強して梨花のクラスに居続けようと何度も努力したことを暴露する。

すると梨花は「そこまでやっても学力が上がらないならやっぱりあんた、勉強は向いてないわ」と言って沙都子の特性をようやく理解した。

沙都子は「気付くのが遅すぎますわね」とぼやく。

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ようやく梨花が紗都子の勉強苦手を理解しました!沙都子のがんばりがここで報われたのです。

親友の在り方って何?仲間から教えられる2人

2人が川でいるところに魅音・レナ・圭一がやってきた。2人の怪我に驚く3人。2人は憎まれ口を叩きながら立つ。

まだ喧嘩は消化しきれてないが、魅音が「もうそのくらいで」と2人を仲裁した。そして全員で魅音が運転する車に乗る。

車内で魅音が2人の喧嘩の原因を探るが、レナが「2人はたくさんたくさん話し合ったんだと思うよ。だから原因なんて大事なことじゃないんだよ」と諌めた。

梨花と沙都子は、納得はしてないが、もう互いに愛想が尽きたという様子だった。

それを見た他の3人は「寄り添い合うことが大事なわけではない」「ずっと一緒にいることは定めなんかじゃない」「離れていてもまた会った時に自分も相手も親友と思えるのが親友」「片時も離れないことを親友と想ってるならそれは大きな勘違い」と2人に向けてアドバイスをしてあげた。

それを聞いた梨花と沙都子は何も言わないし顔を合わせないが、ただそっと手を握り合った。こうして2人は和解したのだった。

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ずっと狭い視野で2人が戦っていたことがわかるシーンですね。特に他人をよく観察しているレナのセリフが染みます。

そして2人は決断する。世界でたった2人の永遠を生きる者同士で

そして雛見沢症に春が訪れる。桜が満開だ。そこに圭一とレナと魅音が集まった。

「今日は大切な仲間が旅立つ日」だと言って笑い合う3人。そして東京行きの駅で、梨花が聖ルチーア学園の制服と大きなカバンを持って立っていた。

3人はこれから旅立つ梨花にエールを送る。そして、後から沙都子が暗い顔でひょっこり現れた。3人は空気を読んで席を外す。

新幹線に乗り込む梨花に対面する沙都子。2人は結局別離を選んだ。2人はこの宇宙でただ2人の繰り返す者。

永遠を生きるからこそ、時には別離が必要だと2人は結論づけたのだった。梨花は「互いがアレルギーにならないために、2人の絆を確かめるために」と言った。

これは必要なことなのだと、言い聞かせるようだった。互いに依存しながら、離れて生きようと決めたのだ。

2人は発車する電車の直前に「いつか会えるわ」「すぐに会えるわ」と言い合い、声を揃えて「また、なにかのなく頃に」とまるで2人だけの約束の呪文を唱えるように、言った。そして電車は発車した。桜はそれに合わせて舞う。

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梨花と沙都子は親友で、たった2人の永遠を生きる者同士ということになりました。親友だからこそ別離を選ぶ。賢明な判断だったと思います。悩みに悩み、長い年月を繰り返し、壮大な喧嘩をした2人だからこそ出た結論ですね。

春の雛見沢。今までにない平和。まさに奇跡!

春の雛見沢では墓参りに来ていた大石と、園崎お魎とその娘、茜がすれ違った。

いがみ合っていた警察と園崎家だが、大石は笑って「みなさん良いお年を」とだけ言った。

2人は特に答えないが、聞こえている様子だった。

雛見沢分校では学ランを着た生徒がチエ先生の手伝いをしてる。村では村長の公由が村人と仲良さげに話していた。

圭一の両親は仲睦まじくお茶をしているし、興宮の喫茶店ではリナが平和そうにコーヒーを飲んでいる。

その後ろでは詩音のボディーガードの葛西が桜の開花について書かれた新聞を読んでいた。

ある空港ではかつての黒幕の一部、山犬がおり、雛見沢を後にしている。

赤坂はどこかの道場で、鍛錬をしていた。雛見沢に残った入江診療所には、高野と富竹が戻ってきて、入江が歓喜の声をあげる。

その地下では、雛見沢症候群を発症して昏睡状態の沙都子の兄、悟史が眠っている。

しかし、その悟史が目を覚まして、沙都子に渡すぬいぐるみを手に取ったのだ!

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春の雛見沢という、ひぐらしファンでもなかなか見ない光景が流れました。また名曲youのリメイクが流れ、これにはもう言葉も出ません。感無量です。

また、悟史が目覚めると言うひぐらしシリーズ最大の奇跡が起こりました!紗都子が雛見沢に残った意味はここにもあるのでしょう。

梨花のいない雛見沢で、紗都子が暮らす。そこには確かな幸せがあった

満開の桜の下、沙都子が雛見沢を歩いていると鉄平が後ろから声をかけてきた。

そこにはタイムセールで手に入れた大量の肉!野菜!沙都子は飽きれたが、鉄平はすき焼きパーティーをしようと嬉しそうだった。

そこに詩音が現れ沙都子に「ねぇねぇですよぉ」と言って抱きついた。そしてすき焼きパーティーに飛び入り参加する。

そんな2人を達観して見ていた沙都子だが、心変わりしたのか「北条沙都子、あんたにあんたを返すわ」と言って指を鳴らす。

そうすると沙都子は達観した繰り返す者、魔女の沙都子ではなくなり、普通の元気な女の子の振る舞いをする沙都子に戻った。

そこにたまたま圭一・レナ・魅音もやってくる。

すき焼きパーティーはおそらく彼らも参加するだろう。それを古手神社の上から笑って見てる、羽入の姿があった。

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紗都子が沙都子の思うまま、幸せになれるエンディングとなりました。

鉄平とも仲良くやれているし、遠くない未来で悟史と再会するのかと思うと涙が出そうになりますね。

アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第15話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ

壮大な喧嘩の末、訪れた結論は「別離」でしたが、紗都子と梨花の友情は壊れることはありませんでした。

この「ひぐらしのなく頃に卒」のシリーズで一番心配していたのは2人の友情の崩壊でしたが、2人の想いは視聴者の予想を大きく超えたでしょう。

また、桜の咲く雛見沢に流れる曲「you-卒業-」は最高でした。良い演出なのでぜひ皆さんも見てください。

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