紗都子は鉄平を殺し、部屋を血まみれにしてから梨花と綿流しのお祭りに行きます。
ここまでは梨花にとって幸せな日々でした。しかしここからは惨劇の幕開けです。雛見沢症候群L5を発症した大石は沙都子に騙されて…!?
それではさっそく『ひぐらしのなく頃に卒』の第11話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』前回10第話のあらすじと振り返り
前回は沙都子が大石に雛見沢症候群発祥の薬を投与した後になる。圭一達が沙都子を虐待されていると勘違いして、児童相談所に相談を持ち掛けた。
それは次第に村人が一致団結するほどの規模になる。児童相談所は仕方なく沙都子の家に訪問。
しかし実際虐待はなかった。大石は困った児童相談所と結託し、表向きには虐待があり、処理したことにする。
その後鉄平は沙都子との日々を幸せだと語るが、その直後沙都子に銃を向けられ殺されそうになる。
しかし紗都子の心は二分化されており、正常な沙都子と繰り返す者として魔女になった紗都子が沙都子の体の主導権を取り合うことになってしまった。
結局は魔女になった紗都子が主導権を握り、正常な沙都子を精神的に殺してしまった。
そして体の主導権を得た魔女の沙都子は容赦なく鉄平を銃殺し、兄の部屋から持ってきた金属バットで頭を滅多打ちにしたのだった。
【ネタバレ】アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第11話あらすじ・感想
血まみれの沙都子。もう心が少しも傷まない…
沙都子は鉄平の頭をバットで何発も殴って殺した。全身に返り血を浴びた沙都子はシャワーを浴びて服を着替える。
そこに梨花が綿流しのお祭りに誘いにやってきた。玄関先で、笑顔で対応する沙都子。そして2人は幸せそうに祭りへと赴いた。
そして祭りの会場である古手神社には、部活メンバーと詩音の6人が集まる。
それから部活として「全力で祭りを楽しんだ者が勝者」というルールを設け、祭りを大いに楽しむみんな。
そんな光景を見て、梨花は内心羽入に「袋小路から抜け出せる」と希望に満ちた言葉を送る。
その後、梨花による奉納演舞が始まった。
その最中、沙都子は顔を赤らめ、圭一の腕を引っ張り人気のないところに連れて行った。
それを魅音がこっそり見ていて「沙都子も隅におけないねぇ」とにやついたのだった。
沙都子と圭一は古手神社の人気のないところで、2人で向き合って話し合っていた。沙都子は恥じらうように、圭一に「にーにーと呼ばせてください」とお願いする。
圭一は顔を赤らめ、恥ずかしそうにしたが、満更でもない様子で承諾する。そうすると沙都子は「にーにー」と呼んで圭一に抱きついた。
その後、沙都子は圭一はにーにーだから持っていて欲しいものがある、と言って家に圭一をよんだ。そして沙都子らが家に入る時、雛見沢症候群が悪化した大石が、車から2人のことを目撃する。
圭一が部屋に入ると部屋の真っ暗だった。
電気をつけたら、そこには血まみれの部屋!鉄平の死体!理解が追いつかない圭一の背後には沙都子がいて、その後頭部を金属バットで思いっきり殴った。
逃げ惑う圭一だが沙都子は何度も何度も殴り、最後には圭一を絶命させてしまう。
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雛見沢症候群L5を発症している大石!その行動はもう誰にも止められない!
圭一を殺し終わると沙都子は玄関先で悲鳴を上げた。
それを聞いて駆けつけたのは見張っていた大石。大石は沙都子に様子を聞こうとしたが、泣いて話にならない。
埒があかないと、大石は家に入り、血の足跡のついた廊下を歩き、部屋の中に入っていった。そして部屋の中の様子を見て大石は言葉を失った。
沙都子にどうしてこうなったか、乱暴に説明を求める大石。沙都子は梨花の奉納演舞を見ているときに圭一がどうしても沙都子の家で話したいことがあると、自分を連れ出したと嘘をついた。
更に圭一が「俺がにーにーだ」と訳のわからないことを言って自分の兄の部屋からバットを取り、鉄平と殺し合いになったのだと語る。
大石はそれを聞いて「圭一は村の誰かに依頼されたのだ」と言い、また「兄というのは失踪した北条悟史のことか!やはり全ては繋がっていた!」などと言って、ほぼ妄想のような推理を始める。
そして沙都子に、圭一は祟りのことなど言ってなかったか、と狂気的な様子で尋ねた。
沙都子は圭「圭一はこれはオヤシロ様の祟りだと言い続けていた」と嘘をつく。すると大石は興奮しながら、圭一は村への忠誠の証として、祟りの実行を任せたのだと語る。
そして大石はバットを手に持ち「これが確かな物証!親爺さんの墓前に、5年目にしてついにオヤシロ様の祟りの真相を捧げることができる!」と大喜びする。
そして圭一に命令した黒幕は誰か考え始める大石。
しかしその最中、雛見沢症候群は悪化して首をどんどん掻きむしる。
そして沙都子に再度何か言ってなかったかと尋ねた。すると沙都子は白々しく「圭一は梨花に頼まれたと」と嘘をついた。
沙都子のその顔は微笑んでいたが、大石はもう気付かない。
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大石はもう紗都子にとってただのピエロです。
惨劇開始!あまりに呆気なく希望は砕け散ってしまう…
大石は祟りの真相を掴んだと大急ぎでバットを手に持ったまま、外へ駆け出した。
一方その頃神社では沙都子と圭一の姿をみんなが探していた。梨花は富竹の行方を気にしている。
そこに大石が現れた。梨花の細い首を手で掴んで締める大石。慌てる村人だが、大石は邪魔する村人は銃で殺してしまう。
そして詩音、魅音も続けて射殺した。レナは遠くから見ることしかできなかった。梨花は理想的な世界が呆気なく崩れていくのを感じ、絶望してしまう。
犯人探しをすることもせず、大石にさっさと殺されることを選んだ梨花。
大石は梨花が祟りの真相を白状しないため「喋れ!喋れ!」と叫びながらバットで頭をめったうちにした。そのうちに梨花は反応がなくなってしまう。
するとそこに沙都子が現れた。沙都子はこの惨劇見て「まだ終わってませんでしたの?大石さんも口の割にはざまぁないですわね」と言い放つ。
その言葉に大石は「全て裏で操っていたのは、祟りの黒幕は、お前かぁ!」と沙都子に銃を向ける。
沙都子はそれをあっさり承諾し、早撃ちで大石の眉間に発砲した。大石はこれにより絶命。レナはもう何が何だかわからず絶句するしかない。
そして沙都子は梨花にちゃんと死んでいるかと問いかける。
梨花が死んだ後じゃないと沙都子は同じカケラに行けないからだ。
死んでることを確認するために、梨花の頭に容赦なく発砲する沙都子。
これで確実に梨花は絶命した。レナはその状況が理解できず、涙を流して地にひれ伏す。
そんなレナに声もかけず、沙都子は「幸せに暮らす未来まで逃がさない」と言ってこめかみに銃口を向け、引き金を引いた。
エウアはそんなカケラの様子を見て愉快そうに笑い、別の神殿にいる出来損ないの自分、羽入を見て、今後どうするのか、と独り言を呟くのだった。
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またレナの心情を思うとやりきれない…。
アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第1話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回は見事大石はピエロでしたね。紗都子はもう表情を隠す気などないのが印象的でした。
また仲間である圭一の頭を金属バットで滅多打ちにできるメンタル!もはや魔女なのは確定でしょう。
今回の惨劇は梨花にとってかなり心に来たようで、犯人探しや謎の探求も放棄してしまいました。紗都子の狙い通りです。
このまま紗都子無双は続いていくんでしょうか…?