大石に雛見沢症候群の薬を打った紗都子。大石自身、鉄平を村の敵として鬼隠しの生贄とし、村が行っているであろうオヤシロ様の祟りの班員をあぶり出したいと考えてました。
紗都子はそれも承知で動いているのでしょうか?気になる展開です!
それではさっそく『ひぐらしのなく頃に卒』の第10話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』前回第9話のあらすじと振り返り
紗都子は村ぐるみでいじめられていると嘘をついた。それを解決したい鉄平は大石に相談する。
その時、沙都子の手により大石は注射され、雛見沢症候群が発症してしまった!
大石は雛見沢症候群の症状により、園崎家が綿流しのオヤシロ様の祟りを実行しているという疑心の気持ちが強くなる。
そして鉄平を村の敵にするよう試行錯誤していく。
【ネタバレ】アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第10話あらすじ・感想
突撃される児童相談所はいい迷惑!すべて茶番に踊らされている
大石は沙都子の家に行き、家の周りに生ゴミを大量にぶちまけます。
その犯人など知らず、鉄平と沙都子が荒れた家の周りを見た時には、鉄平は村人の仕業だと勘違いする。
沙都子は怒れる鉄平を抑える。しかし鉄平は沙都子を抱きしめ、自分の不甲斐なさに怒っていただけだった。
沙都子はその行動に思わず心を揺らがす。一方圭一たちは児童相談所に集団で訪れ、沙都子を救うべく躍起になる。
しかし児童相談所はまだ動かない。
だから綿流し実行委員会に圭一は乗り込んだ。
その状況見た大石は圭一を友達に騙された傀儡にしか見えない。
次の日、村全体で児童相談所に押しかける。
そこへ大石が現れ、圭一らにあまり集まらないよう警察として注意喚起をする。
それは圭一をやる気にさせようとする行動だった。
そこに園崎家の政治家が現れた。
大石は茶番に付き合って止めるフリをする。そしたら児童相談所は謝罪してすぐさま動き、係長が沙都子の自宅に向かうことに。
そこで大石はパトカーで係長を沙都子の家へ向かうよう手配した。
沙都子の今の状況をわかってもらうように、というのが大石の主張だった。
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分裂した紗都子の心!沙都子の本心はどっち?
児童相談所の係長が沙都子の自宅にやってきた。
沙都子はそこで、自分と叔父が村ぐるみでいじめられていると語った。
家の中の様子と沙都子の話から、係長は報告されてた真実と違うと認める。
そこで今後の対応は大石が警察に頼らないか?と提案。それで児童相談所の対応は終わる。
そして、大石が家を出るとき、沙都子たちに祟りに合うかもしれないから家にいろ、と忠告した。
また自分も近くで見張るからとも言う。その後沙都子は梨花に電話し、鉄平は大石が連行したと嘘をつく。
梨花は大変喜んだ。鉄平は睡眠薬で眠っている。沙都子はこれからが本番だ、とニヤリと笑った。
しかし梨花が迎えに来る前に鉄平は起きてしまう。
沙都子は鉄平に「自分と過ごした時間はどうだったか?」と尋ねる。
鉄平は「とても幸せだった」と答えた。
すると聡子の目が光り、もう十分だと言って銃を鉄平に向ける。しかし、至近距離なのに沙都子は鉄平を打てなかった。
沙都子は「おじさま逃げて」と叫び「逃がすわけない」とも叫んだ。すると精神が崩壊し、カケラの神殿へと移動してしまった。
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このままハッピーエンドになってくれればいいのですが、そうはいかないでしょう…。
壊れてしまった沙都子。いやむしろ覚醒紗都子?地獄が止まらない!
するとそこには沙都子が2人いた。もう人を殺したくない、と言う沙都子と、聡子の幸せを考える繰り返す者、だと名乗る沙都子だ。
「沙都子を返して」と泣く、精神が正常な方の沙都子は「どこかで間違った」と自分を分析し、叱責した。しかし繰り返す者となった沙都子は自分を魔女になったと言い、過去の感情を持つ自分を否定した。
そしでエウアの助言もあり、魔女の沙都子は正常な精神の沙都子を殺した。
その後、部隊の雛見沢に戻り、鉄平も殺す沙都子。そして銃痕が残らないよう頭を鉄バットでめった打ちにした。
部屋は血まみれとなり、沙都子は真っ赤な返り血を浴びる。
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アニメ『ひぐらしのなく頃に卒』第1話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回で印象的だったのは沙都子が正常な心と魔女の心を持っていたということです。
紗都子は選択を間違えたという自覚があったのです。でももうそれもなくなってしまいました。
もし間違えた選択肢があるのなら、それはお嬢様学校に進学したとき梨花にちゃんと悩みを相談しなかったことではないのでしょうか?
しかしもうやり直すことはできないでしょう。
これから行く先、梨花と幸せになれると思えません。