2025年における「最も需要のあるTVアニメ(Most in-demand animated TV show)」としてギネス世界記録に認定されたアニメ『僕のヒーローアカデミア』。
今回は原作描き下ろしアニメ「More」と原作ファンブック収録の読み切り漫画がアニメ化された「I am hero too」をまとめました。
こちらの記事を通して『僕のヒーローアカデミア』の魅力を知っていただけたらと思います。
「More」
原作コミックス巻末に収録された描き下ろし漫画がアニメ化された、雄英高校卒業後の出久達の活躍が描かれる後日譚エピソードです。

© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
あらすじ
出久達が雄英高校を卒業して8年の歳月が流れた。
出久は母校である雄英高校ヒーロー科の教師をする傍らプロヒーローとして活躍していた。
そんなある日、轟のチャートナンバー2へのランクアップを祝し、元A組一同は多忙の中、顔をそろえる。
ネタバレ・感想
麗日は空にスズメが飛び、風が吹く草原にいました。目の前には「お茶子ちゃん」とつぶやくトガヒミコの姿があり、なにかを伝えたげな口元を残し、そこで意識が途切れます。
お茶子は事務所のデスクで目を覚ますと、「またこの夢か。」とつぶやきます。
場面は一転してウラビティはフロッピー、元雄英高校BIG3とともに小学生の元を訪れ、”個性カウンセリング”に精を出していました。
帰宅途中の電車の中でフロッピーに近頃、トガヒミコの夢を見ると相談するウラビティ。
医者にもかかったが異常はなく、疲れているのではと言われたというウラビティにフロッピーは溜め込むのは悪い癖だと心配と責の声を掛けます。
大戦のあの日、ウラビティはトガヒミコにつないでもらった血のおかげで命を落としませんでした。
代わりにトガヒミコは亡くなり、血も消滅したはずだが自身の血と混じって「ワンフォーオール」のようにまだ残っているのではないか、何かを伝えたくて夢に出てくるのではないかと考えを話すウラビティにフロッピーはならば夢の内容を思い出そうと励まします。
その頃、出久は爆豪の運転する車に切島と揺られていました。
爆豪は出久に仕事をやめないのかと話しかけます。出久はアーマーの使用が許可され、ヒーロー活動ができるようになった今も先生としての活動でしか得られない経験がある。
ヒーロー活動も先生としての活動も自分にとってはどちらも大切だから辞めないと答え、出久を自身の事務所に誘っていた爆豪はあっさりフラれてしまいます。
轟のチャートナンバー2へのランクアップを祝して元A組の面々が集まり、食事をしながら互いの近況を報告し合います。
それぞれのヒーローとしての在り方や思いを話すみんな。ふと出久は「自分でも気づかなかった自分」という言葉を心の中でつぶやき、麗日を見てハッとしているとそこへヴィランの通報が舞い込み、全員で現場へと急行します。
強盗の妨害をもろともせず、出久達は一瞬で制圧してしまいます。
その後、集まりはお開きになりそれぞれが帰路につきます。麗日も同様に1人帰っていると出久ともっと話したかったなと本音を漏らしました。
すると後ろから出久がこちらへ走ってきて、出久も麗日ともっと話したかったと話します。
麗日は夢でトガヒミコが何を伝えたかったのかをようやく思い出しました。
「私は好きに生きたから私の大好きなお茶子ちゃんはもっともっと好きに生きてね」と背中を押してくれていたのです。
夢を見るようになったのは出久がアーマーを使用してヒーロー活動に復帰した日からだということに気づいた麗日はトガヒミコに背中を押され、自分の気持ちに正直になり出久からの思いに答えたのでした。
今回は8年後のみんなの活躍や出久と麗日が交際するきっかけになるやり取りが描かれていました。
Lily
そして、夢に出てきてお茶子ちゃんの背中を押すトガちゃんの姿に本当に涙が止まりませんでした。エンディングへの入り方も最高でした!
主題歌紹介
主題歌はfinal seasonと同じく、ポルノグラフィティさんの「THE REVO」に始まり、BUMP OF CHICKENさんの「I」で幕を閉じましたが、今回のオープニングは今までの「僕のヒーローアカデミア」の軌跡が背景で描かれており、開幕早々泣かせにきているなと思いました。エンディングは途中まで元A組のみんながそれぞれ家へ帰る姿が描かれ、見ていて幸せな気分になりました。
「I am hero too」
第4期で登場した触れたものの時間を巻き戻す「巻き戻し」の個性を持つエリちゃんの成長後を描いた特別短編アニメです。
あらすじ
音楽の道に進んでいくエリちゃんは週末に初の路上ライブを控え、雄英高校を訪れるが、そこに出久の姿はなく、肩を落としてしまう。
そしていよいよライブ当日が来た….‼
ネタバレ・感想
出久達の文化祭ライブをきっかけに音楽の夢を追いかけるエリちゃんは雄英高校の職員室を訪れていました。
急な訪問に驚く相澤先生にマンダレイからの手土産を渡すエリちゃん。
挨拶に来たというエリちゃんに相澤先生は出久なら仕事を片付けてしまい、いないと申し訳なさそうにいいます。
がっかりするエリちゃんに週末の路上ライブで会えるだろうと励ますプレゼント・マイク。
しかし、路上ではヒーロー復帰のお祝いは言えないし、出久達プロヒーローの知名度にあやかるのは嫌だというエリちゃんにプレゼント・マイクはストイックだねと感心します。
そこへ情報番組の放送が聞こえてきました。
放送はヒーロービルボードチャートJP発表に関するもので、LIVE映像にはオリジン組が現場へ向かう姿が映っていました。
なんと前代未聞の爆上げでデクがナンバー4へと躍り出たのです。
そして、デクに触発されたのか大・爆・殺・神ダイナマイトもランクアップの報道がアナウンサーにより嬉々として知らされます。
それを見たエリちゃんは自分も頑張ろうとギターを強く握りしめます。
いよいよエリちゃん初の路上ライブが始まります。
楽曲はかつてA組のみんなが文化祭ステージで演奏した「Hero too」です。
演奏が始まると軽やかなメロディーとエリちゃんの歌声に街を歩く人々の足が自然と止まり、演奏を聞くうちに笑顔になっていきます。

© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
エリちゃんの始まりは辛く、悲しいものでしたがデクやルミリオン達に出会って音楽に出会ってそこからここまで頑張ってきたエリちゃん。
満面の笑顔で演奏するエリちゃんをみて笑顔になる出久、そしてサーナイトアイの姿が浮かんできているのであろうルミリオンのうれし涙を浮かべる姿や相澤先生達のうれしそうな姿が映り、演奏が終わります。
たくさんの拍手と歓声が起き、幕を閉じました。
今回は成長したエリちゃんが友達と一緒にバンド活動を行い、初の路上ライブを成功させました。
かつてヒーローに救われたエリちゃんが今度は自分の音楽で誰かの心に明かりを灯しているようで私も心が温かくなりました。
笑顔で「Hero too」を歌うエリちゃんの姿が本当にうれしくて、この記事を書いている間も涙を止めることができませんでした。
そして、もう一つ非常にうれしいニュースがありましたよね!
出久が忙しい教師としての仕事をする傍らヒーロー活動を続け、ルミリオン、ショート、Mt.レディに続き、チャートナンバー4にランクインしたのです!
無個性だった出久が「ワンフォーオール」を授かり、世界を救った後、残り火は消えてしまいましたがアーマーの力を借りてここまで、上がってきました。
Lily
約6分という短い回でしたが、とても濃厚で幸せな時間でした。
あらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回は『僕のヒーローアカデミア』の特別アニメ「More」、「I am hero too」をまとめました。
「More」では8年後のA組みんなの活躍やお茶子ちゃんの恋心などが描かれました。
「I am hero too」では出久達の躍進とエリちゃんの成長が描かれ、どちらもヒロアカのファンとして必見のエピソードです。
これからも出久達の物語は続いていくのでしょう、そして誰もが誰かに手を差し伸べることができる未来がかならず待っているはずです…!

