『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第8話あらすじ・ネタバレ感想!伊賀くん、ソムリエ試験に挑戦する

ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第8話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『Heaven?~ご苦楽レストラン~』公式ページ

『ロワン・ディシー』では、スタッフは何から何まで伊賀くん(福士蒼汰)頼りの毎日。

ついには、ワインのことまで伊賀くんに相談するまでになっていました。

ソムリエの山縣さん(岸部一徳)はそれが気に入りません。そんな時、山縣さんの宿命のライバルが店にやってきます。

このライバル来店をきっかけに、山縣さんは伊賀くんを巻き込んで2人のトラウマを克服するべく動き出します。

果たして、2人はトラウマを克服することができるのでしょうか?

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『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第8話あらすじ


ある夜「ロワン・ディシー」では、山縣(岸部一徳)が険しい表情で一人の客の来店を待っていた。

山縣の“宿命のライバル”だというその客・浦海(岸部一徳)を見て、伊賀(福士蒼汰)や川合(志尊淳)らは唖然。

なんとその男は山縣にそっくりだったのだ…。

浦海の来店をきっかけに、山縣は伊賀を巻き込み、お互いのトラウマ克服のためあることに挑戦しようと決意する。

ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第8話あらすじ

そんな中、伊賀や山縣らは彦坂(平泉成)という老人と出会うが、なにやらいろいろと訳ありの様子で…。
出典:『Heaven?~ご苦楽レストラン~』公式ページ

【ネタバレ】『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第8話の感想

ライバル登場

隠れ家的フレンチレストラン『ロワン・ディシー』では、今日も伊賀くん(福士蒼汰)は大忙し。

なぜなら、川合くん(志尊淳)はもちろん、店長までもが1から10まで伊賀くんに助けを求めてくるからです。

ある時、店長(勝村政信)がワインについて伊賀くんに質問した時、とうとうソムリエの山縣さん(岸部一徳)はヘソを曲げてしまいました。

「君たちは少し伊賀くんを頼り過ぎだ。考えを改めるべきだよ」

と、グダグダと文句を言っています。

店長たちは、この時間がもったいないから簡潔に答えてくれる伊賀くんを頼ってしまうのです。

そんな時、浦海という人物が予約を入れてきたことがわかると、山縣さんの顔色は一変。

「山縣さんのお友達?」

「その反対だ!」

その浦海氏は、銀行員時代から何かと張り合っているライバルだというのです。

山縣さんがレストランで働いていると聞いて、偵察に来るようです。

浦海氏がやってくる日、山縣さんは彼だけには負けたくないから、今日だけは自分を立ててくれとみんなにお願いします。

普段サボってばかりいる山縣さんですが、バリバリ働いている風に見せて欲しいとのこと。

そして、浦海氏が来店した時、その顔を見てみんなビックリ。

「山縣さんって、双子?それとも、ドッペルゲンガー?」

なんと、2人は見た目からしてソックリなのでした。

ソムリエの資格

浦海氏(岸部一徳)と山縣さん(岸部一徳)は、席に着くなりバチバチの攻防を繰り広げています。

「ソムリエのバッジは?」

浦海氏はさっそく痛いところをついてきます。

「まだ勤務して1年ほどなので」

と山縣さんは返しますが、日本ソムリエ協会に入れば2年でソムリエ試験を受けられることや、ワインエキスパートのバッジを見せびらかしてくるなど、浦海氏は次々と嫌味なことをしてきます。

浦海氏も、もちろん資格マニアなのでした。

「常に半歩前を行こうとする嫌な奴だ!」

山縣さんはプリプリ怒っていますが、それは同族嫌悪というやつでは…?

浦海氏は、最大の嫌味を言って店を出て行きました。

「次に会うのは2年後?いや、5〜6年後かな。ソムリエ試験は難しいんだよ」

「必ず一発合格して見せます!」

山縣さんは思い切り啖呵を切りました。

啖呵を切った以上は、必ずや一発合格しなくてはなりません。

山縣さんは、データ集めをしたいと飲食店勤務4年目の伊賀くんをソムリエ試験に挑ませることにしました。

しかし、大学受験失敗のトラウマがある伊賀くんは『試験』と名の付くものが苦手で、何か起きるのではないかとソワソワしてしまうのです。

2人で苦手なものを克服しよう!と、伊賀くんを励ます山縣さん。

「苦手なものは苦手なままでいいんじゃない?」

と言うオーナー(石原さとみ)ですが、山縣さんに浦海氏に負けてもいいのかと聞かれると

「絶対に一発合格して!」

と、負けず嫌いをおおいに発揮します。

「じゃあ2人分で申し込んでおく」

山縣さんは、今まで外野になっていた店長も条件をクリアしているとして、店長も巻き込むことにしました。

データは多い方が良いのです。

集中講座

伊賀くんと店長は、山縣さん指導の下、ソムリエ試験の勉強を始めます。

試験前に集中講座を受けたいところですが、あいにくどこも予約がいっぱいで残っているのは沖縄しかありませんでした。

数日後、2人は沖縄に降り立っていました。

「まさか本当に沖縄に来るとは…」

なぜかオーナーをはじめ、山縣さんと川合くんまでついてきています。

オーナーが沖縄まで来たのは「ズルいから」という理由です。

伊賀くんは集中講座の会場にて、東京で寿司店を営む彦坂さん(平泉成)という人と出会い、2人で問題を出し合うなどして共に勉強をしていました。

伊賀くんは、彦坂さんと話していると緊張が解けて問題が解けると、彼を心のよりどころにしていました。

こうして2人は無事一次試験を突破。続いては二次試験です。

試験会場に着いた伊賀くんは、あまりの順調さに不安が襲ってきてしまいます。

すると、その心配通り九州の伊賀母(財前直見)から電話がかかってきます。

母の用件は買って送って欲しいものがあるということでしたが、伊賀くんは波乱を予感して「受験票を持って会場に来られただけでも満足です…」と、試験を受ける前から諦めモードに入っていました。

ですが、無事試験を受けることができ、伊賀くんは二次試験も無事突破。

店長は落ちてしまいますが、これでもう勉強しなくて済むと大喜びしています。

しかし、合格した伊賀くんは浮かない表情。

「何かが起こりそうで怖いのね。そんなに苦手ならやめてもいいのよ」

「克服するか、逃げるか、いずれにしても後悔しないようにね」

オーナーは珍しくまともなことを言って伊賀くんを励ましました。

最終試験

いよいよ最終試験の日がやってきました。

大学受験の時のようにはさせないと、山縣さんが一緒にバスを乗り継いで会場まで送ってくれるといいます。

他のスタッフたちも、伊賀くんを応援して見送ってくれます。

そこへ、店の電話が鳴りました。電話の主は伊賀母でした。

よりにもよってこんな時に!

「今からそっちに行くから」

なんと、伊賀母は伊賀くんが電話に出ないので心配になって東京に来たというのです。

「終わった…」

伊賀くんはもう、無事に会場に行ける想像ができません。

そこでオーナーが前に出て言います。

「お母さんのことはこっちでなんとかするから試験に行きなさい」

なんと頼もしい一言でしょうか。

「苦手を克服する道を選んだんでしょう?」

伊賀くんは気を取り直して、試験会場に向かうことにしました。

しかし、なんとかすると言っても相手は伊賀母です。

店長がどうするのか相談しようとすると、オーナーの姿がありません。

なんと、オーナーは出かけていったとのこと。

「逃げたのか~!」

いつも通りにやればいい

伊賀くんは無事試験会場に到着し、ここまでくれば何も起こらないだろうと、ホッと胸をなでおろしていました。

半ば強引に受けさせられた試験ですが、ここまで来たら最後までやり切りたいと考える伊賀くん。

周りの人がみんなできそうに見えて、緊張していっぱいいっぱいになってしまいます。

その時、伊賀くんの心の友・彦坂さんの姿を見つけて安心しますが、彦坂さんこそガッチガチになっていて目も当てられない状態です。

それを見て、余計に緊張してしまう伊賀くん。

「もう帰ろうか」

山縣さんは、そんな伊賀くんを見かねて声をかけます。

しかし、伊賀くんはこっちの道と決めたのだと最終試験を最後まで受けると部屋に入っていきました。

伊賀くんの姿を見送った山縣さんは、

「押してダメなら引いてみろ作戦はうまくいったようだな」

そうつぶやいて、周りの人が引くほど高笑いをしています。さすが山縣さん、腹黒いですね!

試験開始が近づくにつれ、ますますガチガチになっていく彦坂さん。

いつも通りやればいいのだと伊賀くんは励ましますが、なにせ彦坂さんは寿司屋なので、いつもワインを出しているわけではないのです。

それでも試験の時間はやってきます。

伊賀くんたちの順番が来て、いざ実技を始めようとすると、なんとオーナーが審査員席に座っています。

オーナーは、トイレで鉢合わせた牡蠣に当たって動けない本物の審査員になりすましているのです。

そうまでして僕を合格させたいのか?それとも苦手を克服させようと?

「さぁ、じゃんじゃん注いでちょうだい!」

少なくとも、伊賀くんの有利な状況ではなさそうです。

伊賀くんはとにかく、目の前の試験に集中して実技を行っていると、オーナーが突然怒り出しました。

試験で使われているワインが、お題の高級ワインと違うものだというのです。

「本物を飲ませなさいよ!」

「お客様あってこそのソムリエでしょ!」

そんな無茶なことを言って場を荒らすオーナーの姿を見た彦坂さんは、ハッと気がつきました。

「そうか、審査員はお客様か」

彦坂さんは‟いつも通り”に寿司屋の大将らしいふるまいをして実技を行いました。

「多分、そういうことじゃないです…」

とにもかくにも、試験は無事に全て終わりました。

ロビーに出ると、なんと伊賀母と川合くんが待っていました。

伊賀母は、伊賀くんの代わりに川合くんに買い物を付き合ってもらったとご満悦です。

一方でいつもニコニコの川合くんが、抜け殻のようになって、真顔になっています。

「川合くんをあそこまで疲れさせるとは、さすがですね…」

恐るべし、伊賀母。

「後悔なく終われた?」

最後は試験をめちゃくちゃにしたオーナーですが、伊賀くんに対してはまともなことを聞いてきます。

「受けて良かったです」

結局、伊賀くんの最終試験は不合格でした。

しかし、ソムリエ試験を最後まで受けることができて、伊賀くんの試験に対する苦手意識は薄くなったようです。めでたしめでたし。

いつもの通りにふるまった彦坂さんは、なんと合格したそう。

「でも、伊賀くんが不合格で良かったよね。伊賀くんがソムリエになったら、それこそ山縣さんがいる意味ないもんね!」

ニコニコと天然に毒を吐く川合くん。

それを聞いた山縣さんの勤務態度は、格段に良くなったそうです。

さて、オーナーが最終試験会場にいた理由。それはネタ集めのためでした。

しかし、そのアイデアはボツになってしまいました。

ネタなんてそう簡単に見つかるわけがないとボヤくオーナーに、伊賀くんは「この店にはたくさん転がっていると思うんですが…」と言うと、オーナーは店に目を向けることに気づきました。

この時、オーナーの人生にある変化が訪れようとしているとは、誰も思いもよらなかったのでした。

『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回も、オーナーのはちゃめちゃで振り回された『ロワン・ディシー』スタッフたちですが、オーナーははちゃめちゃをやりながらもいつも何かヒントを与えてくれます。

それが天然なのか、はたまた狙っているのか?

オーナーの今後に要注目です!

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