映画『ハザードランプ』第二弾キャスト一斉解禁!追加キャストに松本若菜、中村中、阿部純子、さらに実力派俳優たちの豪華共演!

映画『ハザードランプ』第二弾キャスト一斉解禁!追加キャストに松本若菜、中村中、阿部純子、さらに実力派俳優たちの豪華共演!

©2022「ハザードランプ」製作委員会

地⽅都市で代⾏ドライバーとして働く男ふたりの⼀夜の⼼の交流を描いた『ハザードランプ』。

『誘拐ラプソディー』(10)、『捨てがたき⼈々』(14)などの作品で注⽬を浴び、俳優としても活躍を続ける榊英雄監督が、『アリーキャット』の脚本家・清⽔匡と再びタッグを組み安⽥顕、⼭⽥裕貴を主演に迎えオール福井ロケを敢⾏した意欲作です。

この度キャスト発表第⼆弾として、中村中、松本若菜ら8名を解禁致します。

映画『ハザードランプ』第二弾キャスト一斉解禁

『ハザードランプ』第二弾キャスト

©2022「ハザードランプ」製作委員会

地⽅都市で代⾏ドライバーとして働く須⾙(安⽥顕)。

ある満⽉の夜に、新⼈ドライバー刈⾕(⼭⽥裕貴)とタッグを組むことに。

「――満⽉の夜には何かが起こる。実際に、⼥⼦中学⽣が誘拐されたのも、満⽉の夜だった!」。

そんな同僚の⾔葉を背に仕事に向かう⼆⼈だったが、様々な酔客の相⼿をするうちに、思いもよらず過去が交錯していき…。

代⾏ドライバーという様々な客を乗せる仕事に焦点を当て、夜の町の⼈間ドラマと男ふたりの奇妙な関係と因縁を、監督:榊英雄×脚本:清水匡の映画『アリーキャット』コンビが完全オリジナルストーリーで映画化!

主⼈公・須⾙に扮するのは演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーで、映画・ドラマ・舞台など数々の話題作に出演、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じることに定評のある安⽥顕。

その代⾏ドライバーの相棒として⼀夜を共にする刈⾕役を、⼤好評のうちに終了したドラマ『ここは今から倫理です。』(NHK)に主演したほか多数の映画に引っ張りだこの⼭⽥裕貴が演じ、数時間のうちに変化していく男たちの物語に深みを与えています。

今回発表される第⼆弾キャストは合計8名。

須⾙の恋⼈・美乃梨役を松本若菜、須⾙を突然訪ねてくる謎の⼈物・ズーコ役を中村中、須⾙と刈⾕が働く代⾏運転会社の社⻑・⿊沢役を⽯倉三郎が演じます。

さらに、代⾏運転の利⽤客たちにも個性派俳優が集結。酔っぱらって須⾙に絡んでくる⼥性客・佳菜⼦役には阿部純子、地元のスポーツ用品店店主・吉井役を福井嶺南出身の⼤和⽥伸也、彼に融資をしている銀⾏員・⾼⽊役に福井嶺北出⾝の津⽥寛治、同級生同⼠の飲み会帰りの客・冨⼭役に六平直政、相⽥役に⾦⽥明夫がそれぞれ扮し、⼀癖も⼆癖もあるキャラクターで主⼈公ふたりの心の距離の変化に⾊を差しています。

酔客を相⼿に交錯していく人間ドラマは、濃く、深く、そして時に滑稽で…地⽅都市の夜に浮き彫りになる男たちの物語に、どうぞご期待ください。

松本若菜 コメント

念願の榊組、そして安⽥顕さん。

⼆つ返事でオファーを受けさせて頂きました。

脚本を読み進めていく中で、このハザードランプの世界から⽴ち去ってしまいたいような、ずっと居座っていたいような不思議な感覚に陥りました。

私にはない世界観にいる⼈物たちの中に上⼿く⼊っていけるのか⼾惑 っている反⾯、頭の中では既に芝居をしている⾃分がいたりもしました。

撮影は、寒い時期の福井県でした。

天気に恵まれない⽇が続きましたが、晴れが必要とされるシーンでは、数時間晴れ間がのぞき、さらに雪が降るという奇跡的なことが起こりました。

撮影監督が信頼している早坂さんですので、そのシーンはきっと神秘的で素敵な映像になっていることと思います。

映画を観終わった後は、⼼にドーンと追突される感覚になるかもしれません。

クランクアップしてから何ヶ⽉も経った今でも、私の脳裏に⾳楽と映像とセリフが繰り返し流れているように、数⽇間は映像がビッシリと焼き付き、セリフが⽊霊し、そしてとある⾳楽が⽿から離れなくなることでしょう。

忘れられない映画になってもらえたら嬉しいです。

プロフィール
1984年2⽉25⽇⽣まれ、⿃取県出⾝。07年の⼥優デビュー後、数多くの映画、テレビドラマに出演。主な映画出演作品に『駆込み⼥と駆出し男』(15/原⽥眞⼈監督)、『無伴奏』(16/⽮崎仁司監督)、第39回ヨコハマ国際映画祭助演⼥優賞を受賞した『愚⾏録』(17/⽯川慶監督)、『コーヒーが冷めないうちに』(18/塚原あゆ⼦監督)、『この道』(19/佐々部清監督)、『his』(20/今泉⼒哉監督)、『⼤綱引の恋』(21/佐々部清監督)など多数。

中村中 コメント

『ハザードランプ』は「取り返したい」⼈たちの物語だと私は感じました。

10年程前、ミュージシャンの友⼈が、ほんの少し⽬を離していた隙に愛⽤している楽器を盗まれました。

未だ楽器は発⾒されず、友⼈はずっと気にかけていて、怒りと悲しみで疲れ果てています。

その喪失感は⼀⽣癒えないかも知れません。

脚本を読みながら、そんなことを思い出していました。

撮影は主に夜でした。

暗くて全貌の⾒えない若狭湾の波の⾳に、知らない街を訪れる肩⾝の狭さと、このまま帰りたくない⼼細さを煽られながら、私も取り返したいものがある⼈間を演じました。

取り返したい⼈、取り戻したい時間がある⼈に観て欲しいです。

プロフィール
シングル「汚れた下着」(06)でデビュー。2ndシングル「友達の詩」(06)がヒット。同曲で第58回NHK紅⽩歌合戦に出場。最新作は9thアルバム『未熟もの』(20)。ハザードランプの⾳楽を担当する「和-IZUMI-」の橘いずみ時代のカバー「愛してる」を収録した『ベター・ハーフ』(17)も⼀聴の価値あり。作家として⼾⽥恵⼦や⼤⽵しのぶをはじめ多くの表現者に楽曲提供。役者としても舞台を中⼼に活動中。

阿部純子 コメント

オーディションを受けた時から、撮影が終わるまで、ずっと悩み続けた役でした。

安⽥顕さん、⼭⽥裕貴さん、監督に、「ここまで来られるか!」と試され続けた現場でした。

「ただ⾃分にできることをするだけだ!」と⾃らに⾔い聞かせて、がむしゃらにやりました。

ちゃんと映像の中で⽣きていたら、いいな。

みなさんにご覧頂ける⽇を、私も、ドキドキしながら⼀緒に待っていようと思います。

プロフィール
1993年5⽉7⽇⽣まれ、⼤阪府出⾝。10年に『リアル⻤ごっこ2』(柴⽥⼀成監督)でヒロインに抜擢され、⼥優デビューする。14年、『2つ⽬の窓』(河瀬直美監督)で主演を務め、第4回サハリン国際映画祭主演⼥優賞、第29回⾼崎映画祭最優秀新⼈賞を受賞した。近年の主な作品に『Daughters』(20/津⽥肇監督)、『罪の声』(20/⼟井裕泰監督)、『461個のおべんとう』(20/兼重淳監督)など多数。21年には『燃えよ剣』(原⽥眞⼈監督/10⽉公開予定)が控えている。

大和田伸也 コメント

出演依頼があった時、私の故郷が舞台だと聞き、ぜひ参加しようと思いました。

以前、私が故郷福井県を舞台に映画を撮った時、いわゆる嶺北が中⼼でした。

今回は嶺南が中⼼だと聞いて、これまた、福井県のふるさと⼤使、敦賀市の観光特使の私としては、嬉しい作品になりました。

撮影は、榊監督を中⼼に、とても熱く才能溢れる現場でした。

プロフィール
1947年10⽉25⽇⽣まれ、福井県出⾝。早稲⽥⼤学在学中に演劇を始め、「劇団四季」を経てNHK朝の連続テレビ⼩説『藍より⻘く』(72)で⼈気を博す。その後、『⽔⼾⻩⾨』(TBS)などのテレビドラマや映画『⽝神の悪霊』(77/伊藤俊也監督、舞台「細雪」、「王⼥メディア」、ミュージカル「アニー」など数多く出演。13年には『恐⻯を掘ろう』で映画監督を務めたほか、舞台演出やエッセイストとしても幅広く活躍している。

津田寛治 コメント

榊英雄監督が、僕の故郷である福井で映画を撮ると聞いて何とか参加したいなあと思っていたらお声をかけて頂きました。

僕の役どころは、主⼈公が働いている代⾏屋サービスを利⽤する酔っぱらったお客さんなんですが、もう⼀⼈酔っぱらったお客さんが…。

なんと、福井の超巨星、⼤和⽥伸也さんです。

もう、⼆⼈してアドリブの福井弁を喋りまくったので、乞うご期待!

プロフィール
1965年8⽉27⽇⽣まれ、福井県出⾝。93年に北野武監督作品『ソナチネ』でスクリーンデビューする。以降、『模倣犯』(02/森⽥芳光監督)、『トウキョウソナタ』(08/⿊沢清監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明総監督)、『名前』(18/⼾⽥彬弘監督)など多数出演し、⽇本映画に⽋かせない俳優の⼀⼈となる。また、⾃⾝の脚本・監督作『カタラズのまちで』(13)、『あのまちの夫婦』(17)が公開されるなど、多⽅⾯で活躍している。

六平直政 コメント

榊監督とは映画やドラマでご⼀緒していて旧知の仲なので是⾮出演したいと思いました。

脚本も読んで⾦⽥明夫さんと同級⽣で同じ野球部の友⼈役でしたので是⾮明夫ちゃんと芝居をしたいと思いました。

撮影は監督が厳しくて中途半端なエネルギーの放出では許してくれず、最後は必死にやりました(笑)

お客様には是⾮観て頂いて率直な感想を⾔って頂きたいと思います。

プロフィール
1954年4⽉10⽇⽣まれ、東京都出⾝。劇団状況劇場を経て、新宿梁⼭泊の旗揚げに参加。86年に岡本喜⼋監督作品『ジャズ⼤名』で映画初出演する。以降、独特の⾵貌を⽣かして映画・舞台・ドラマと幅広く活躍中。近年の主な映画出演作品に『蚤とり侍』(18/鶴橋康夫監督)、『キングダム』(19/佐藤信介監督)、『ある町の⾼い煙突』(19/松村克也監督)などがある。

金田明夫 コメント

夜を徹しての撮影、普段なら床に⼊る時間に撮影真っ只中、みんなで集団夜更かし!

そして、⼈⽣で初めて深夜1時に⼣飯休憩を経験。

楽しんでいたのは私だけか?

撮影終了後、宿に戻り朝⾵呂を堪能。

⾵呂に浸かりながら、この映画⾯⽩くなる!と、実感。

ああ、楽しかった!

プロフィール
1954年東京都出⾝。77年、演劇集団円会員昇格、TV、映画、舞台と幅広く活躍中。主な出演作品に舞台では「鴎外の怪談」(14/主演/⼆兎社)「くちづけ」(20/主演/タクフェス)、テレビドラマでは「3年B組⾦⼋先⽣」(95-11/TBS)、「科捜研の⼥」(13-/EX)など、映画では『⽉はどっちに出ている』(93/崔洋⼀監督)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16/岩井俊⼆監督)、『Fukushima 50』(20/若松節朗監督)などがある。21年には『科捜研の⼥ ‒劇場版-』(9⽉3⽇公開予定/兼﨑涼介監督)が控えている。

石倉三郎 コメント

え?!このコロナ状況下で撮影できるのか?!と。

しかしロケ先様が快く受けてくださり、(よぅし!こうゆう時こそ我等の出番!)ワクワクしましたね。

プロデューサーもエライ!!

まあ⼀体に⼈間という⽣き物は難しい。

只々平淡、平凡に⽣きることは。

どんな⼈間にもドラマがあり、そこから派⽣する事項でまさかの結末に。

現場は本当にどこからくるかわからないコロナを⾮常に要⼼しながら、監督、スタッフ、キャスト…頑張りましたな。

⾯⽩い作品です!

何卒ご⾼覧の程、お願い申し上げます。

プロフィール
1946年12⽉16⽇⽣まれ、⾹川県出⾝。67年に東映に⼊社し京都撮影所の⼤部屋俳優として任侠映画等に出演。72年に東映を退社し、商業演劇に活躍の場を広げテレビドラマ、映画、舞台で活躍している。主な映画出演作品に『四⼗七⼈の刺客』(94/市川崑監督)、『座頭市』(03/北野武監督)、『相棒 劇場版Ⅱ』(10/和泉聖治監督)、芸能⽣活50周年にして初主演を務めた『つむぐもの』(16/⽝童⼀利監督)など。

映画『ハザードランプ』作品情報

出演:安⽥顕、⼭⽥裕貴、松本若菜、中村中、阿部純子、⼭野海、佐々⽊春⾹、ミスターちん、辻凪子、溝⼝琢矢、永島聖羅、遠藤雄弥、真⿂、丸本凛、森岡豊、⻑岩健⼈、⼤和⽥伸也、津⽥寛治、六平直政、⾦⽥明夫、⽯倉三郎
監督:榊英雄
脚本:清⽔匡
⾳楽:和(IZUMI)
製作:東映ビデオ、UNITED PRODUCTIONS
配給:東映ビデオ
制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS
公式サイトhazard-lamp.com

あらすじ

とある地⽅都市。

須⾙は運転代⾏ドライバーとしてひっそりと暮らしていた。

しかし、満⽉の夜に、その⼩さな町で⼥⼦中学⽣の連れ去り事件が発⽣。

犯人が捕まらないまま迎えた次の満⽉の夜、新人の刈⾕が⼊社し須⾙とタッグを組むことに。

「――満⽉の夜には何かが起こる」。

そう嘯く同僚の⾔葉を背に⾞に乗り込む⼆⼈だったが、⼀癖も⼆癖もある乗客たちを相⼿にするうち、お互いの過去が交錯していき…。

初対⾯の須⾙と刈⾕、⼆⼈の過去にはいったい何があったのか――。

地⽅都市の夜に浮き彫りになる、男たちの⼈間ドラマ。

2022年全国公開!