ドラマ『春は短し恋せよ男子。』 第8話 “普通の子”偉人の初恋の顛末は・・・!?

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©Nippon Television Network Corporation 春は短し恋せよ男子。

偉人(藤井直樹)は、どこにでもいる“普通”、悪く言えば“量産型”の男子。

偉人は、青(那須雄登)の姉でモデルの紅(鈴木ゆうか)に10年間ずっと片思いをしています。

普通の自分は弟にしか見られないと分かっていましたが、そんな時、紅が失恋をしてモデルを辞めると言い出しました。そんな時、偉人がとった行動とは・・・?

一方、太陽(岩崎大昇)は、青にデートの邪魔をされたことの真意を知りたいのですが、青はのらりくらりとかわすばかりで・・・。

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ドラマ『春は短し恋せよ男子。』 前回振り返り

太陽(岩崎大昇)が柊(永瀬莉子)に告白しようとした瞬間、青(那須雄登)の姉・紅(鈴木ゆうか)が現れたため、告白は失敗。

しかし、紅が出演する映画のチケットを貰ったため、太陽と柊は初めてのデートをすることに。初デートに悩む太陽は、刀磨(金指一世)や自分の姉にアドバイスをもらいます。

初デートは上手くいかないことばかりでしたが、公園でバドミントンを始めると、2人の間は盛り上がってきました。そんな中、青が「俺もまぜて」と乱入してきて・・・。

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【ネタバレあり】ドラマ『春は短し恋せよ男子。』第8話あらすじと感想

紅の涙

幼い頃、身体も小さく弱い偉人(藤井直樹)を、紅(鈴木ゆうか)はずっと助けてくれていました。

「大きくなったら、今度は偉人が私を守ってね」

それから10年。少し背は伸びたものの、地味で普通な自分が、大人気モデルの紅に好きだなんて言えないと偉人の片思いは続行中です。

そんな偉人はある日、駅前で紅がスーツ姿の男性と何やら揉めているのを見ているのを目撃しました。

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紅は泣いていて、偉人は声をかけられませんでした。

その時のことを聞こうと考えるものの、なかなか連絡が出来ないでいると、紅の方から「買い物に付き合って」と誘いがありました。

「なんで僕を誘ってくれるんだろう?」

そう考えながらも、紅のショッピングを楽しむ偉人。
ある時、紅がランジェリーショップに入ろうとしたので、偉人は慌てて隣の本屋で待っていると伝えました。

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やっぱり意識されていないんだなと落ち込む偉人。

弟みたいな存在

偉人が本屋で紅を待っていると、紅はファンに囲まれてしまいました。

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騒がれて、とても困っています。

偉人は急いで紅の前に立ちはだかり、「迷惑なので、やめてください!」と紅をファンから引き離そうとしました。

すると、ファンたちは偉人を紅の弟だと思い込み、さらに騒ぎになってしまいます。

なんとか店を出た紅と偉人。
偉人は、何故今日自分が選ばれたのか、悟ってしまいました。

それは、どこからどう見ても、紅と自分は“そういう関係”には見えないからです。
今でも、紅の中では自分は弟のままなのだと、偉人は実感しました。

moyoko

切ないですね・・・。

その時、先日見かけたスーツの男性が紅に声をかけてきました。
紅は彼を見るなり「もう放っておいて」と偉人の手を取り歩き出しました。

moyoko

男性とはどういう関係なのでしょうか?痴話喧嘩のようにも見えますが・・・。

紅によれば、男性は自分のマネージャーだと言います。

「何かあった?」

偉人が聞いてみると、紅は「東京から逃げて来た」と地元に戻ってきた本当の理由を明かします。

「好きな人に告白したの。それでフラれた」

偉人はその好きな人が、マネージャーのことだとすぐに分かりました。
紅はどんな顔をして会えばいいのかわからないと涙を浮かべています。

紅のそんな姿を、偉人は初めて見ました。

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頼りなく、甘える紅は、偉人の知らない紅でした。

ゲーム大会

一方、太陽(岩崎大昇)は、青に先日の柊(永瀬莉子)とのデートに、何故乱入してきたのかその真意を聞き出そうとしました。

「俺に恨みでもあるの?」

「嫉妬してるかもね。柊に太陽を取られて」

moyoko

答えてるようで、答えになっていないですね。

青は、太陽に「柊と付き合う気なの?」と尋ねると、太陽は「そうなったら嬉しい」と答えました。

「じゃあ、頑張って」

moyoko

と、言いつつ身体は動いてしまうんですよねぇ・・・。

週末、青の家で商品なしのツイスターゲーム大会が開催されました。
青に負けたくない太陽は、負けても何度も青に挑みます。

偉人は少し遅れて到着しました。
部屋に入るなり、偉人は紅のことを青に尋ねます。

すると、紅がモデルを辞めるかもしれないと青は言います。
マネージャーが家に来て、今日の2時まで駅で待っているが、来なければモデルを辞めたとみなすと言われているというのです。

moyoko

もう、とっくに2時を過ぎています・・・。

偉人の勇気

紅本人も「もう辞める」と言います。

このまま紅が地元に残ってくれたら、紅の近くにいれば自分にもチャンスが来るかもしれない・・・。
そんな考えがほんの少しだけ偉人の頭をよぎります。

でも、偉人は紅がモデルになるためにたくさん努力をしてきたこと、モデルの仕事が大好きなことを知っています。

「追いかけようよ!」

偉人は、紅の手を取って駅まで走ります。
紅は、マネージャーに会うのが恥ずかしいと言います。

「誰かを好きになるって、恥ずかしいことなのかな?」

偉人は、立ち止まって紅の目を見つめます。

「俺、今から紅ちゃんに告白します!」

moyoko

一人称を僕から俺に変えたところがミソです。

偉人は、10年間ずっと紅のことが好きだったこと、紅の存在があるから色んなことを頑張ることが出来たこと、振られても、彼氏じゃなくても、紅が困った時には助けに行くつもりだと、自分の思いのたけを紅にぶつけました。

moyoko

ちゃんと自分の思いを言葉にして、偉いですね!

駅前に着くと、マネージャーはまだ紅を待っていました。
偉人は紅の背中を押します。

「紅ちゃんがどこにいても、俺は紅ちゃんの味方だから!」

紅は、マネージャーと共に東京に帰りました。

俺たちは変わっていく

紅の後ろ姿を見ながら、号泣する偉人の元に、太陽、青、刀磨(金指一世)が駆け寄ります。

「偉人!カッコ良かったぞ!」

moyoko

やっぱりずっと尾けてたんですね(笑)

その日から、太陽には偉人が少し大人びたように見えました。
そして、自分も偉人のように頑張って、変わっていかないとと、決心しました。

青は、姉が夢を諦めずに済んだと偉人にお礼を言い、思い切って質問をします。

「どうして振られる可能性が高いのに告白したの?」

偉人は、自分が世界一紅が好きだという自信があったからだと、堂々と答えました。

青は、全く自信がないんですね。

放課後、太陽は皆で遊ぼうと声をかけましたが、刀磨と梨香(香音)はデート、偉人は家の用事があると断られ、柊と青と3人になってしまいました。
カラオケにでも行こうかという話になった時、太陽は姉からの電話で用事を言いつけられてしまいます。

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姉の命令は絶対聞かなくてはなりません。

「すぐに戻って来るから!」

太陽はべそをかきながら走り出しました。

とうとう2人きりになった柊と青。
柊は、1人で太陽を待つので、帰ってもいいと青に言います。

「なんで?行こうよ、デート」

柊の顔が固まってしまいました。

ドラマ『春は短し恋せよ男子。』 第8話 感想&まとめ

今回は、4人の中では一番地味め男子の偉人が、長い長い片思いに決着をつけるお話でした。

「俺はずっと紅ちゃんの味方だよ」という健気な偉人の姿に、グッと来てしまいました。

3人が自分の気持ちに正直になっている中、青だけは停滞したままです。

柊と2人きりになった青は、どういう行動に出るのでしょうか?みんな頑張れ!

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