梨香(香音)とキスをした刀磨(金指一世)は、“好き”の気持ちがわからないまま。
そんな中、杉山がまた梨香に近づいてきて・・・。
一方、太陽(岩崎大昇)は柊(永瀬莉子)との距離が離れるばかりで気分が上がりません。
青(那須雄登)や偉人(藤井直樹)はそんな太陽を心配しますが、青は柊にちょっかいを出しているうちに、自分の気持ちに気がついてしまいます。
目次
ドラマ『春は短し恋せよ男子。』 前回振り返り
太陽(岩崎大昇)は、気持ちが盛り上がって思わず柊(永瀬莉子)を抱きしめますが、柊に拒絶されてしまい、すっかり落ち込んでしまいます。
それを見た刀磨(金指一世)は、「やっぱり恋愛は面倒だ」と思います。しかし梨香(香音)からアプローチされ続けているうち、自分の気持ちが分からなくなってしまいます。
ある日、梨香の中学時代の同級生・杉山と遭遇した刀磨は、梨香を馬鹿にした杉山に殴りかかります。
ただ、自分の気持ちを上手く言い表せない刀磨は、梨香に「もう話しかけないで」と言われてしまいました。
【ネタバレあり】ドラマ『春は短し恋せよ男子。』第6話あらすじと感想
今の梨香と過去の梨香
「もう話しかけないで」
自分の気持ちを上手く表すことが出来ず、梨香(香音)にそう言われた刀磨(金指一世)。
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すると、梨香の初恋の相手である杉山が、また梨香に近づいてきていました。
警戒する梨香に、杉山は「ごめん!」と頭を下げます。
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実は、杉山は当時も梨香のことが好きだったのです。
しかし、周りに冷やかされたことが恥ずかしくて、「迷惑」と言ってしまったとのこと。
梨香が今のような姿になったのも、自分のせいだから、もう無理はしなくていいと杉山は言います。
「本当の真壁が好きだったし、今も好きだ」
それまで黙って聞いていた刀磨でしたが、その言葉を聞いて思わず梨香の前へ立ちはだかっていました。
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「あんたの知らない真壁を否定すんな!」
梨香は、「今は好きな人がいる」と伝えると、杉山は「冗談だよ」と強がって去っていきました。
好きって何だよ?
刀磨は、梨香に「好きの基準がわからない」と素直に伝えます。
でも、梨香のことはやることなすこと、いちいち可愛いなと思うし、見ていると自然に笑みがこぼれます。
「そういうのが好きなら好きだよ。誰にも取られたくないくらいは好き」
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梨香が「ファーストキスをもう一度やり直して」と言うと、刀磨はすかさず梨香にキスをしました。
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太陽の苦悩
一方の太陽(岩崎大昇)は、柊(永瀬莉子)との距離がどんどん離れていくことに悩んでいました。
もっと能力を高めれば、柊が何を考えているかわかるかもしれないと神経を集中させますが、他の女子の声が大きくなるばかりで、柊の声は一向に聞こえません。
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そんな中、刀磨と梨香が付き合い始めたことを知り、唖然とする太陽、青(那須雄登)、偉人(藤井直樹)。
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自分の小ささに、さらに自己嫌悪に陥る太陽。
気もそぞろで廊下を歩いていると、柊とぶつかってしまいました。
見ると、柊は眉間に皺を寄せています。太陽はいたたまれなくなって、ろくに謝りもせずに柊の前から立ち去ってしまいました。
「そういう顔してると、誤解されるよ」
青は、難しい顔をしている柊に声をかけます。
柊が「笑い方がよく分からない」と言うので、青は柊の頬を触って口角を上げました。
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放課後、青たちの誘いを断って教室に残った太陽は、お詫びのつもりで柊の机に飴を置きます。
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すると、その様子を柊に見られてしまいました。
太陽が慌てて帰ろうとすると、柊は太陽の腕を掴みます。
「足りないです・・・それじゃ、もう足りないです」
自分の発言に驚いた柊は、教室を出て行ってしまいました。
太陽は柊の声が聞こえず、何も出来ない、何もしてあげられない自分をもどかしく感じていました。
教えてくれ!
一方、カフェではイチャつく刀磨カップルを前に「俺たちは何を見させられてるの?」と呆れる青と偉人。
そこへ太陽が駆け込んできて、刀磨に「教えて欲しいことがある」と言いました。
その後、太陽は刀磨に「キスはしたのか」「告白はしたのか」と矢継ぎ早に質問をします。
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太陽は、はじめは柊を女子たちから守るためだった行動も、どんどん自分のためになっていって、止まらなくなっていることを恥じていました。
でも、それは当たり前のことだと刀磨は言います。
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刀磨は、梨香が困っていたら助けたいし、守りたいけれど、一方で梨香からも与えられたいと言います。
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「それが俺の好きだ」
太陽は、自分の気持ちも刀磨と同じだと思いました。
柊のことをもっと知りたいし、自分のことを知って欲しい。
「2人で幸せになりたい!」
「それ、俺に伝えてどうすんだよ!」
青春中!
太陽は、そのまま柊の家に向かいました。
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家から出て来た柊は、難しい顔をした”般若モード”です。
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ところが、柊は「大変申し訳ありませんでした!」と頭を下げてきました。
自分が生意気にも「足りない」なんて太陽にダメ出しをするようなことを言ったことをもう反省していたのです。
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深呼吸をして仕切り直した太陽は、柊を海辺に連れ出しました。
そして、柊の考えていることが分からないので、何でもいいから教えて欲しいと正直に伝えます。
「すごく・・・困ってます」
太陽は一瞬焦りますが、柊が言いたいのは、太陽が優しすぎるため、自分がどんどんわがままになっていくことに困惑しているというのです。
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柊が自分に独占欲を持っていると知って、嬉しくてたまらない太陽。
「束縛しても独り占めしてもいい。俺を柊のものにして欲しい」
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恥ずかしそうにうつむいている柊を前に、太陽は自分の気持ちを伝えようと深呼吸をします。
その2人の様子を、青が遠くから見つめていました。
ドラマ『春は短し恋せよ男子。』 第6話 感想&まとめ
刀磨と梨香が猛スピードでカップルになったのと反対に、太陽と柊は距離が縮まるどころか広がるばかり。
しかし自分の気持ちを伝えなければ何も進まないと気が付いた太陽は、柊に告白しようとしますが・・・もしかすると、青がまた横やりを入れてくるかもしれません。
青は柊のことが好きなのでしょうか?それとも・・・?
次回は、偉人の恋も描かれます。青春はまだまだ続きます!