韓国ドラマ『ハピネス』のご紹介です。
コロナに世界中が翻弄された昨今、その未来に発生した新しい感染症を巡る人間の本質が描かれている作品です。
題名の『ハピネス』からはちょっと想像できない内容ですね。
誰が感染してもおかしくない状況でマンションに隔離された住人たちの人間模様や、関係性の変化などが全12話に詰め込まれています。
パク・ヒョンシク除隊後の復帰作で見どころ満載の作品です!
・敵か味方か軍の医務司令部中佐には『トッケビ』で人気を博したチョ・ウジン
・人間が追い詰められた時の様子に、ある意味恐怖を感じます!
目次
『ハピネス』の主演・注目キャスト
【ハン・ヒョジュ】(役:【ユン・セボム】)
・警察特攻隊員
・正義感が強く白黒ハッキリさせたい性格
・マンションに住みたくて幼馴染のイヒョンと偽装結婚をする
・イヒョンからはボムと呼ばれている
【パク・ヒョンシク】(役:【チョン・イヒョン】)
・強力班の刑事
・メジャーリーグ行きが期待された元野球選手
・セボムが好きだが告白できないまま長年を過ごしてきた
・セボムからはヒョンと呼ばれている
【チョ・ウジン】(役:【ハン・テソク】)
・軍の医務司令部中佐
・元製薬会社の役員
・冷静沈着に感染症に対応するが時に狂気を発する
【ネタバレ】『ハピネス』あらすじ・感想
セヤンの森ルシエル・マンションの住人
ドラマの舞台はルシエル・マンションの101棟なんですが、まず大前提としてこのマンションは5階から下層階が賃貸、6階より上の上層階が分譲となっています。
入居率は半分以下で、まださほど住人がいない状況でした。
賃貸となっている下層階の住人は、年老いた夫婦とYoutuberの息子が住む302号室、ウェブ作家が住む401号室、502号室には病気の娘を抱えている一家が住んでおり、そして501号室にセボム(ハン・ヒョジュ)とイヒョン(パク・ヒョンシク)の夫婦です。
6階より上の住人は601号室に医者の夫婦、602号室には弁護士の夫婦。
そして1202号室には棟代表になりたがっているおばさんとその夫の牧師、ペントハウスの1501号室には正体不明の軍マニアが住んでいます。
このようなバラエティーに富んだ面々が、同じマンションに閉じ込められてストーリーは進行していきます。
限られた登場人物にも関わらず、舞台が職種や家族の形がバラエティーに富んでいるマンションだからこそ人間の色々な面が繊細に描けていましたね。
分譲と賃貸というのも大きなポイントになっていました!
マンションのための偽装結婚
ある日、とある殺人事件の現場でイヒョン(パク・ヒョンシク)は犯人が噛みついて殺したという奇怪な状況を目の当たりにします。
同じ頃、特攻隊の訓練に参加していたセボム(ハン・ヒョジュ)もまた、隊員の一人が別の隊員を襲う現場を目の当たりにしました。
目が白くなり、理性なく人を襲う、これが”襲人病”です。
ゾンビのようなのに病気だというこの”襲人病”は、発症した人から噛みつかれたり、引っ掛かれたりすると感染する恐ろしい病気です。
Tomomo
子供の頃、両親が毎日のように喧嘩していたセボムは、安心して過ごすことが出来る自分の部屋を持つことが夢でした。
セボムは高校の時からの腐れ縁であり、同じ警察官であるイヒョンに偽装結婚を持ち掛け、夢のマイホームを手に入れます。
せっかく手に入れたマンションだったのに、襲人病の広まりと共に101棟から感染者が発見されマンションがある敷地全体が隔離の対象となりました。
閉じ込められたセボムはイヒョンに電話を掛けて閉じ込められたと報告しますが、他の事件の捜査のため、たまたまマンション内に居合わせたイヒョンもまた閉じ込められていました。
Tomomo
広まる感染症と恐怖
元々住んでいた住人に合わせて、閉鎖された時にたまたま居合わせた清掃業者の2人と従業員、マンションの掃除のおばちゃん、イヒョンの相棒を加えて色々な意味での戦いが始まります。
セボムたちがいる101棟を除いて他の棟が相次いで感染者でいっぱいになったため、101棟に入れないよう入り口を封鎖することに。
時折、ジムに集まってはこれからのことを相談しますが、自己主張の強い住人ばかりでセボムもイヒョンも手を焼きます。
Tomomo
101棟に閉じ込められた住民たちのストレスは日を追う毎に増していきます。
住民同士でいがみ合うようになり、中には感染したことを黙っている人も・・・。
どんどん追い詰められていくことで精神的にも肉体的にも追い詰められていきました。
裏切りや食べ物や飲み物の奪い合いで人間の醜い部分だけが露わになっていきます。
最終的には殺人までおこってしまい、さらにはイヒョンが感染してしまました。
セボムの告白
感染したイヒョンはセボムを突き放そうとしますが、それはなかなか実現しません。
そんな中、感染した人に追われることになった時、非常階段に逃げたイヒョンとセボムでしたが、イヒョンはセボムを非常階段に残し、自分が犠牲になりました。
こうしてイヒョンに助けられたセボムでしたが、再びイヒョンの元に戻り告白しました。
Tomomo
自分だったらできないなと、思わず考えてしまいました。
セボムの他にも抗体を持っている人が見つかり、平和を取り戻します。
なんでもない日常が2人の幸せなんだと象徴しているようなシーンでエンディングです。
『ハピネス』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
韓国ドラマ『ハピネス』をご紹介しましたがいかがでしたか?
最初、題名だけ見てラブロマンスだと思っていましたが、ウィルスパニックで驚きました。
パニック系のドラマや映画はほとんど観ない人でも、人間関係や主人公2人のロマンスの行方などで十分楽しめる作品だと思います。
多少の怖い部分は目隠ししてご覧ください!