あなたの幸せは何？
そう聞かれたらどう答えるだろう…
第10話は、エスケープを脱した彼女が“自分の幸せ”を模索するストーリー。
突然、彼女は恋と仕事と家族の中でどれか1つを選ばなければならなくなります。
悩んだ末に彼女が出した答えは？
目次
ドラマ『花嫁未満エスケープ』前回第8話のあらすじと振り返り
別れた彼氏（中川大輔）から届いた“荷物取りに来て”メール。
新しい彼・深見（浅香航大）には出掛けないと嘘をついた柏崎ゆう（岡崎紗絵）。
ゆうは1人で元カレの家へ。
そこには、元カレがゆうに渡しそびれ3年寝かされていた婚約指輪が！
職場の同僚からその呪いの指輪をはやく処分するようアドバイスされるも…
ゆうは深見と暮らす部屋に、それを持ち込んでしまいました。
元カレのイニシャルが刻印された指輪を見つけてしまった深見…
なにも言わずに、不安を払拭するようにゆうの薬指に自らが買った指輪をはめます。
「私に与えてばかり…いま深見君は自分を大切にしてないんじゃ？」
ゆうは、深見がエスケープ直前の自分に似ているような気がして心がざわつきます。
ゆうが幸せであれば幸せだと言い切る深見が、今度はゆうに聞いてきます。
「ゆうにとっての幸せは？」
そのとき、ゆうは何も答えることができませんでした…
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第9話も、幸せがテーマ！
ラスト、人一倍花嫁に憧れていたはずの彼女が予想外の選択をします。
【ネタバレあり】ドラマ『花嫁未満エスケープ』第9話あらすじと感想
ゆうが読んでいるのは、幸せの絶頂にいる人が読む本ではなくて…
寝不足のまま朝はやくに家を出た柏崎ゆう（岡崎紗絵）。
お店の休憩室で、本を読みながらアンニュイな表情を浮かべます。
薬指には幸せの象徴ともいえるダイヤの指輪が輝いているのに…
ゆうはどこか釈然としない感じ。
「ボーッとしてどうした？」
坂本美沙（小林涼子）に声をかけてもらい、ようやく我に返ります。
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記憶を辿ってみても、彼にダメだししただけ…最悪！
自分の行いに頭を抱えるゆう。
「呪いの指輪じゃない…いいなー幸せの絶頂じゃないですか！」
深見から指輪に反応した三田亜衣（松村沙友理）が近づいてきます。
「絶頂の人はこんな本読んでないから。」
美沙はゆうが読んでいた“幸せの見つけ方”という本を亜衣に見せます。
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もう二度とエスケープしたくない彼女（岡崎紗絵）が、深見（浅香航大）と決意のディナー！
「俺の幸せはゆうが幸せであること！」昨夜、深見はそう言ってくれました。
でも、そのすぐ後に「ゆうの幸せは何？」と聞かれて答えられなかったゆう。
美沙から「少し前なら誰かの特別になることって答えてたはず」と核心を突かれます。
もっと幸せになるために一番大切なことは…？
「私のために我慢や遠慮をしてない深見くんと一緒にいたい！」
気づいたゆうは、美沙＆亜衣の前で自分の考えを堂々と表明します。
自分や相手を見失わずにすむよう、もう二度と逃げ出さずにすむようにしたい。
ここから新しい関係を作ろうと決めて、ゆうは深見一（浅香航大）へ連絡します。
「今夜、指輪のお礼にささやかなディナーパーティーをします。メインは深見くんの好きなハンバーグ。お酒は自分が飲みたいお酒を買ってきて…私も自分が飲みたいのを買って帰るね。」
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「これからもずっと、深見くんのままでいてほしい！」
幸せ絶頂のディナーで、ゆうは深見の口癖である「ゆうの好きなものでいいよ」を禁止！
2人に穏やかな時間が流れます。
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この食事の決め方、参考にしたい。
大好きな釣り道具が消えた！はやくも新関係構築に危険信号か…
自分も大切に。相手も大切に。初めからこうすればよかったんだ！
時には協力して助け合い、お互いのちょうどいいバランスを少しずつ探していけばいい。
そうすれば、これから先もずっと一緒にいられる…
ゆうは新しい関係構築の先に、素敵な未来が待っていると思えるようになっていました。
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ある日、帰宅したゆうは部屋に異変を感じ取ります。
深見の大好きな趣味である釣り道具が一切合切消えている…
「ゆうと過ごす時間の方が大切だから友達に譲った！」と彼から事後報告されます。
その言葉が全然嬉しくなくて…ゆうは確認したくて「いま幸せ？」と問います。
深見は「ものすごく幸せ！」と即答。
この一件で振り出しに戻った気がしたゆうは、薬指の指輪を外そうとします。
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ゆう（岡崎紗絵）が長野へ緊急帰省。
指輪を外すのを阻むように、緊急電話がかかってきます。
それは、ゆうの母親（岡まゆみ）が乳がんの再発で入院したという連絡でした。
急いでゆうは地元の病院へ。深見がそれを知ったのは20時すぎでした。
「それ、尚紀くんから？プロポーズされた？」
輝く指輪の存在をスルーできず、母がゆうに聞いてきます。
すぐにただのプレゼントと否定すると、がっかりした声を出します。
「花嫁姿見られるって期待しちゃった…今度尚紀くん連れてきて、久しぶりに会いたい！」
もう別れたとは言いだせないまま、ゆうは尚紀に予定を聞いてみると返事します。
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ゆうに、東京に帰って仕事に励むよう笑顔で伝えてきます。
泣きそうになるのを堪えながら、ゆうは精一杯の微笑みを浮かべて頷きます。
病室では母のために堪えていた感情が、ひとたび1人になると押し寄せてきます。
ギリギリの状態で、深見との電話でも泣きださないよう耐えました。
実家に戻って生存率をネットで調べては、不安と心細さで潰れそうになります。
「絶対大丈夫…」何度も何度も、泣いている自分に言い聞かせます。
彼の胸で泣いた翌朝、再び指輪をはめ直す。それなのに…
突然実家のチャイムが鳴り、ちょっと怖がりながら玄関へ向かうゆう。
外から聞こえてきたのは深見の声！
扉を開けると、彼は「電話の声がおかしかったから」と心配そうに立っていました。
ゆうは、深見に母の病気のことについて話します。
10年前に完治した母の乳がん。ゆうは安心しきっていたと胸の内を明かします。
「無理しないでいいよ…」
ゆうはそう言ってくれた彼に抱きついてたくさん泣きます。
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翌朝、ゆうが起きたのはすでに深見が仕事へ行った後でした。
「来てくれてありがとう。深見くんがいてくれてよかった。」
彼にメールを送信して、ゆうは薬指の指輪をもう一度深くはめ直します。
ゆうが病院に行くと、母と看護師さんの会話が漏れ聞こえてきます。
「すてきな彼氏がいるのになかなか結婚してくれないの…幸せになるのを見届けたら、あとはぽっくり逝こうと思ってたのに。子供の重荷になりたくないじゃないですか。」
それを聞いたゆうは、病室の前で動けずに肩を落とします。
悲しみのプロポーズ…ついに外されてしまう指輪！
東京へ戻ると、ゆうは深見に考えを打ち明けます。
「この家を出てお母さんと暮らしたい。家族は私だけ…そばで支えたいの。」
ゆうは仕事を辞めて実家に戻ることを告げます。
「いま行かないといつか後悔する。そうなったら自分を許せない。」
深見は静かにゆうの話を聞いています。
「毎日連絡するし、会いにくるから。」
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地元に戻って仕事を探すと話すゆう。
深見はゆうの肩を優しく抱いて、「お母さんを1人で支えていける？」と確認します。
頼れる人がいないと言ったゆうの手をギュッと握った深見。そして…
「結婚しよう。」
深見は、長野で一緒に暮らそうとプロポーズします。
ずっと憧れてやっと就いた建築の仕事を辞め、実家の農園を継ぐという深見。
お母さんを支えるゆうを支えたいと、まっすぐな目をして伝えます。
「お母さんのために仕事を辞めるゆうと同じ。俺にとって一番大切なのはゆう…俺の幸せはゆうが幸せであること！」
「同じじゃない…私の幸せは、お母さんの幸せとは別。私を幸せにするのは私だから。」
ゆうはそう言って、そっと外した指輪をテーブルに置いたのでした。
ドラマ『花嫁未満エスケープ』の次回に期待するもの
花嫁未満で、またもやエスケープすることになってしまった彼女。
「私を幸せにするのは私」と、ラストに彼女が発した言葉にグッときました。
第10話では、深見の胸の内を深掘り！
高校時代が描かれ、貴重な制服シーンが見どころです。
大きな決断をしたエスケープ彼女の行く末を…見守りたい！