「私…なんで結婚できてないんだっけ?」
かなしく耳に残るセリフからはじまるこのドラマ。
小川まるにの人気コミックをドラマ化!
誰かの特別でありたい花嫁未満女子(岡崎紗絵)が、恋の迷路に迷い込む…
第1話からドキドキ&ハラハラ、波乱の恋模様をお見逃しなく!
ドラマ『花嫁未満エスケープ』あらすじ
結婚を夢見る28歳の誕生日直前、ゆう(岡崎紗絵)に思わずエスケープしたくなっちゃう切ない出来事が起こります。
花嫁になりたい彼女に与えられた選択肢は2つ。
甘えん坊の可愛い今カレ(中川大輔)か、
頼りがいのある紳士的な元カレ(浅香航大)か…
あなたならどっちを選ぶ?
毎分ごとに悩ましいトライアングル・ラブストーリー!
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特別って簡単にはなれない…
付き合っているから、結婚しているからって満たされるとは限らない!
難しいからこそ、前向きに幸せを模索するこのドラマはリアルに心に刺さるんです!
【ネタバレあり】ドラマ『花嫁未満エスケープ』第1話あらすじと感想
なんで結婚できてないんだっけ?柏崎ゆう(岡崎紗絵)の憂鬱。
ライトアップされた夜のショーウィンドウ。
飾ってあるのはオフショルダーのウェディングドレス。
もはやため息も出ないといったカナシイ表情でドレスを見る柏崎ゆう(岡崎紗絵)27歳。
「私…なんで結婚できてないんだっけ?」
彼女がそう思うのには理由が…
交際7年、同棲して5年にもなる彼氏との関係がこのところ倦怠気味なのです。
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思い切って今別れてもこの7年を後悔してしまいそうで怖い!
もう彼氏にとって自分が“女ではなくなり、興味ももたれていない”という現状に寂しさを覚えています。
「せめて…当たり前のように私を選んでほしい。」
ゆうはまだ、兆しすら感じない尚紀との結婚を諦めきれないのです。
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“おこちゃま彼氏”こと松下尚紀(中川大輔)はクズ彼氏!?
ゆうが尚くんと呼ぶ彼氏・松下尚紀(中川大輔)は、ゲーム大好き。
住宅メーカー勤務で、子供みたいに純粋でまっすぐな人です。
5年前に同棲をはじめた当初は、2時間かけてホットケーキを焼いてくれるような優しさもありました。
でも今は…靴下はそこらへんに脱ぎっぱなし!
ウォーターサーバーの水は飲みきってもほったらかし(重いのに…補充はゆう)!
ゆうが疲れて帰宅しても「腹へったー!」と平気でご飯作りを要求!
挙げ句、「ゴルフ行くから朝7時に起こして!」と甘えまくり。
すっかり、ゆうのことは“お母さん扱い”なんです。
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店員の坂本美沙(小林涼子)と三田亜衣(松村沙友理)に彼とのことを相談するゆう。
「そんなクズ彼氏となんで結婚を?大事なのは今!私なら秒で捨て去る!」と毒づく亜衣。
「同棲も結婚もしてたし、私はゆうさんの気持ちわかるな…」と美沙。
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亜衣と美沙はそう言って、男性を紹介してくれようとします。
堪忍袋の緒が切れた…誕生日にブチギレて、ゆう(岡崎紗絵)がエスケープ!
ゆうの28歳の誕生日。
約束していたのに、ゴルフと飲み会の予定をいれた尚紀にゆうはがっかり。
美沙たちと夜ご飯を食べて遅く帰る予定を彼に伝えると、すぐに返信が返ってきます。
「ごめん、今夜は帰ってきて…受け取ってほしいものがある」
メッセージを見た美沙と亜衣は「彼がお祝いしてくれるのかもよ?」と目を輝かせます。
ゆうは美沙たちとの約束を断り、ケーキを買って急いで帰ります。
尚紀からついにプロポーズされるかも…と淡い期待を抱きながら。
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「受け取って!」と尚紀に頼まれたゆうは喜んで玄関に向かいます。
ゆうが受け取ってきた荷物を、尚紀は速攻で開封!
なんと、中に入っていたのは“ゲーム機のコントローラー”。
淡い期待は儚く崩れ去りました…尚紀はゆうの誕生日を覚えてなどいなかったのです。
「尚くん!私、28歳になっちゃったよ?」
泣きながらゆうが告げると、尚紀の顔がみるみるうちに青ざめていきます。
取り繕う尚紀と揉み合った際に床に落ちてしまったケーキ。
「勝手にすれば!」
尚紀の顔面にケーキを押し付け、クリームまみれの手でゆうはその場から逃げ出します。
23時に出会ったのは高校時代の元カレ!深見一(浅香航大)の素敵なプレゼント!
「逃げよう!できる限り遠くへ!」
そう思ってゆうが向かった先は故郷の美馬沢駅。
時刻は夜の23時。
勢いでここまできたけど、駅周辺は真っ暗で途方に暮れます。
そこへ1台の軽トラがやってきます。変な人だったら…と怯えるゆう。
「柏崎?」
運転席から声をかけてきた男性は、高校時代に付き合っていた元カレ・深見一(浅香航大)でした。
ゆうを心配して、深見は家まで送ってくれるといいます。
彼と会うのは高校の卒業式以来です。
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今は腰を痛めた父親の仕事を手伝うために一旦帰省中らしい。
アパレル関係の仕事に就いて、高校時代の夢を叶えたゆうの近況を聞いて喜んでくれます。
「すげえ、きれいになった!」
恥じらいもなく、まっすぐに深見はゆうを褒めます。
そして、「見せたいものがある」と高校時代深見から告白された思い出の場所へ。
深見に促されて上を見ると、そこには満天の星空!
「誕生日、おめでとう!」と深見。
「きれい!プレゼント…今年はもうもらえないと思ってた。」
ゆうの心は少し救われました。
久しぶりに男の人に触られて胸キュン…ゆう(岡崎紗絵)は深見(浅香航大)と川釣りへ!
翌日も深見と会うことになったゆう。
2人は川釣りに出掛けます。
彼は、ゆうに竿の持ち手を優しく手ほどきしてくれます。
「男の人に触られたの、久しぶりだ…」ゆうの心の中が満たされていきます。
深見が手作りのお弁当を出してくれます。
彼の得意料理だという卵焼きの美味しさに感動しながらも、ゆうは尚紀の作ってくれたあのホットケーキを思い出し…なんとも言えない気持ちに襲われフリーズ。
「よかった…食欲ありそうで。」
でも、いま隣にいてくれるのは深見。
「なにか問題が起きても逃げずに立ち向かう柏崎に憧れてた…だから、俺にとって柏崎は特別!」
彼は高校時代と変わらない優しさで気遣ってくれます。
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でも、積み重ねた7年は長い…
まさかの展開!深見(浅香航大)がゆう(岡崎紗絵)に渡したものとは?
帰り道、車の中で眠ってしまったゆうを見て愛おしそうに深見が微笑みます。
すると、ゆうの元へ尚紀からメールが!
「帰ってきますか?」
ゆうは「これだけ?」と絶句。途端に帰りたくなくなります。
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尚紀不器用すぎ…ほっとけない感もあって複雑。
ゆうは深見に「憧れていた」と言われ、嬉しい気持ちになりました。
でも同時に「高校生の自分に比べて、今の自分が情けない」と感じました。
全部彼氏のせいにして逃げてきた…
でも、彼だけじゃなく変わったのは私も同じだと気づきます。
だから、何をしていいかはまだわからないけど「ひとまず東京には帰る!」と決めます。
その決意を深見に告げます。
別れ際、深見がゆうに渡したのは、深見の“東京の家の鍵”!
「またつらくなったら、俺まだ帰らないし…俺んちに逃げなよ。住所は後でメールする!」
突然のことに驚くゆう。
最後に深見は「今日のデート楽しかったよ」とひと言!
ゆうは“デート”という響きにハッとしながら、去りゆく車を見送るのでした。
ドラマ『花嫁未満エスケープ』の次回に期待するもの
星空のプレゼント、卵焼き、家の鍵…元カレ優勢で終わった第1話。
今後、今カレの巻き返しなるか!?
「すこしだけよりかからせて…深見くん」って第2話予告のひと言が意味深!
来週も波乱の予感がします。