『はめふら』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!ハッピーエンドを迎えることができるのか?

『はめふら』第12話(最終回)

出典:『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式ページ

ついに闇の魔力と衝突することになったカタリナ。

これまで破滅フラグを回避してきたカタリナですが、今度はどう切り抜けるのでしょうか。

さらに最後のイベント、卒業パーティーがやってきます。

果たしてカタリナの運命や如何に…!?

ゲームルートはいよいよ終わり、激動の最終回です!

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『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』前回第11話のあらすじと振り返り

夢の中で前世の世界を辿るカタリナ。

いつも通りの日常で、懐かしく愛しい日々ですが、それでも何か大切なものを忘れてしまっているような気がしてどうにも落ち着きません。

一方、カタリナの体は眠り続けており、このまま目が覚め無ければ衰弱して命を落とす危険性もあると診断されてしまいます。

誰もが絶望し、過去のカタリナとの思い出を振り返っていきます。

そんな中、ソフィアの中にいた前世のカタリナの友人、あっちゃんは「また失うなんて絶対に嫌」と叫びをあげます。

自らを奮い立たせて全員がカタリナのものに集まり、そしてあっちゃんは必ず連れ戻してくる、とカタリナのもとに向かいます。

夢の中であっちゃんは「もうあなたの世界はここじゃないでしょ」と声をかけます。

カタリナはすべてを思い出し、戻らなくてはと、立ち上がります。

崩壊していく世界の中で、あっちゃんとの最後のお別れをしたカタリナ。

今度はソフィアとして一緒にいるからと、あっちゃんは美しく笑うのでした。

ようやく目を覚ましたカタリナはマリアの救出に向かいます。

学園の倉庫の隠し部屋に軟禁されていたマリアを見つけ出し、そしてそこには黒幕であるシリウスの姿が。

闇の魔力に飲まれてしまったシリウス、彼が抱えた闇は一体どれほどのものなのでしょうか。

【ネタバレ】『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第12話(最終回)あらすじ・感想


衝突

なぜ生きているのかと驚愕するシリウス。

「魔法が解けたのはわかるが、あんな目に遭ってどうして自分の前に現れたのか」と叫びますが、カタリナは「さほど酷いことをされたとは思わない、もう一度ちゃんと話がしたかったからここ来たのだ」と伝えます。

シリウスという男はとっくに死んでいる、8年前に幸せを奪われたのだと睨みつけてきます。

あか

カタリナは優しさの塊ですね、純粋なんだなと感じます。

シリウスの過去

「あなたの淹れてくれたお茶は優しい味がするわ」とシリウスの記憶の中の母は笑います。

しかし、その幸せは突然壊され、シリウスは謎の集団に攫われてしまいます。

目を覚ませば体を縛られ、母が生贄として連れてこれられます。

自分とソックリな少年が横たわる中、首謀者の婦人がその少年の頭を撫で、「新しい体が手に入る」と言い放ちます。

話の内容から、母は公爵から一晩の遊びの相手に選ばれ、そうして生まれたのが自分なのだと発覚するのです。

母は子どもと生きていければそれだけでいいと言いますが、公爵夫人はそれを許そうとしません。

公爵家の跡取りであるシリウスは不治の病に犯され、余命いくばくもないと言うのです。

「闇の魔力を使えば、記憶を移し替えて健康な体を手に入れることができる、息子のために体と命を差し出せ」と母は闇の魔力の儀式の生贄とされ、「仇を取って」と言い残して絶命します。

やがて記憶が移し替えられてシリウスの体に、跡取りのシリウスの記憶が混じり合います。

闇の魔力を使った魔術師は、公爵夫人に「仕事は終わったので家族の元へ帰らせてくれ」と頼みますが、結局魔術師も殺されてしまいます。

公爵夫人の計画であれば、器となる自分は消えてシリウスだけが残るはずだったが、シリウスは消えてそれは記憶という情報でしか残らなかったのです。

だからこそすべてを奪った公爵家を潰すため、シリウスは何故か手に入れた闇の魔力を使って復讐をはじめたと言うのです。

あか

壮絶な過去ですね…これは公爵家が悪い、貴族の闇ですね…。

本当の名前

闇の魔力を使って敵対していくシリウスに、カタリナは笑いながら近づいていきます。

私はただの悪役令嬢なんだから人を救うなんてできるはずがない、と笑います。

「救ってあげるのはできないけど、側にいることはできる。話を聞いて、元気が出るまで一緒にいてあげる」と語りかけます。

その言葉に、かつての母を思い出し、カタリナとその姿が重なります。

「だから一人で泣かないで、ラファエル」

そう、かつての自分の名を呼ばれ、シリウスことラファエルは母の最期を鮮明に思い出します。

その瞬間、言われた言葉は「仇を取って」ではなく「生きてどうか幸せになって、愛しているわ」だったのだと思い出すのです。

戦意を喪失し、カタリナの手を取ろうとしたラファエルの指先から、闇の魔力が語りかけます。

こんな奴の言うことなど聞くなと叫びますが、全て思い出したラファエルはもう復讐なんてしたくない、お前は誰だと言った瞬間に闇の魔力の中から魔術師の姿が現れます。

お前の願いを叶えるのを手伝っただけだと魔術師は引きません。

しかし、幸せになるために生き残ったのだと慟哭するラファエルを、幸せになどするものかと魔術師はラファエルへ襲い掛かります。

カタリナに手を取られ、お前はもういらない!と意志の力でラファエルは闇の魔力を退け、やがて黒い影は消えていったのでした。

そして、役人にすべてを話すと言って学園を去って行きました。

彼の証言から公爵家の罪が暴かれ、みんなが殺されるという最悪のバッドエンドは回避されたのです。

しかし、最後のイベントである二年生の卒業パーティーがまだ残っているのでした。

あか

名前を呼ぶシーン、とても美しくて感動的ですね。カタリナの聖母のような美しさのあるカタリナ、素敵です!

最後のイベント

アンに綺麗に着飾ってもらったカタリナは、いよいよ卒業パーティーへ参加することになります。

ゲームのイベントは、パーティーの途中で攻略対象とマリアが抜け出して愛を伝え合うのです。

脳内会議で覚悟を決めたカタリナは、勇み足でパーティーに向かいます。

卒業するニコルへの花束としてカタリナは食べられる野菜束を贈ります。

カタリナらしくて大笑いするアランと、大切に食べるよと笑うニコル。

穏やかに過ぎていくパーティーで、ジオルドのバイオリンとアランのピアノが響きます。

マリアは動きません。

このままマリアは逆ハーレムルートなのかと慌てますが、マリアは結局パーティーの終わりまで動きません。

心配で食べ過ぎてしまうカタリナ。

待っていられずにマリアに直接好きな人はいないのかと問い詰めたのですが、マリアは「カタリナ様をお慕いしております」と答えます。

気になる男性はいないのだと伝えられ、マリアから攻略対象に伝えるはずの言葉をカタリナが受けることになります。

そして、わらわらとやってきた攻略対象や友人たちもカタリナのそばにいたいと伝え始め、それを見たカタリナは「友情エンド」だと気がつきます。

マリアが誰ともくっつかず、いいお友達で終わる平和なルートです。

ついに破滅エンドを回避したのだと大歓喜するのでした。

あか

おめでとうカタリナ!ついに破滅エンドを回避ですね!

エンディング

そして生徒会室でお茶をするみんなに、マリアのお菓子が並びます。

メアリのお茶が入りますが、そのお茶の味でラファエルが呼ばれていたことに気がついたのです。

そして改めて、ラファエルはあなたのそばにいたいのだと告白をするのです。

今までどおり接してください、と見事にラファエルもたらしこんでしまったカタリナ、本人は無自覚ですが周りは「またか」とため息をつきます。

そして、またそれぞれの日常が戻ってきます。

それぞれのキャラクターたちがカタリナを呼びます。

今後何があるかはわからないけれど、カタリナは幸せだと語ります。

ゲームのシナリオにはなかった新しい季節が始まるのでした。

あか

活躍の機会がなかった蛇のおもちゃは商品化されて街で大人気になったようです、オチまでついてスッキリですね!

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

2期が決定しました!おめでとうございます!

次はゲームのルートの続きの話になるのでしょうか!

またカタリナと攻略対象たちのお話が見られると思うと楽しみですね。

時期は未定のようですが、次のお話もカタリナの活躍に大期待です!

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