ついにゲームの中での断罪イベントがやってきますが、カタリナには当然身に覚えはありません。
攻略キャラやマリアの協力で何とか断罪イベント破滅フラグを回避したカタリナですが、その後マリアの身に異変が…!
物語が大きく動き出す10話です!
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目次
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』前回第9話のあらすじと振り返り
問題児であるカタリナの周りにはいつも人が絶えず、一部から非常に人気があります。
そんなカタリナの周りの人達を冷静に観察していくアン。
そんななかカタリナは女子だけを集めてパジャマパーティーを開催し、「恋バナ」を語ろうと提案します。
付き合っている人はいないというマリアの発言に、攻略対象たちとの進展はないと安心します。
アンは男爵と使用人の母から生まれ、男爵に気に入られるように生きてきましたが、15歳の時に家事で母を亡くしてしまい、アンも腕に火傷おってしまいます。
男爵はそんなアンをもう政略結婚の道具には使えないからと捨て、遠縁だったクラエス公爵家のメイドとして働くことになったのです。
カタリナと触れ合っていくうちにアンは自分の意思を持つことを覚えていきます。
勝手に結婚を決めて連れ戻しに来た父親に、カタリナは「私にはアンが必要なのです!」と熱く語ってくれ、アンは初めて父親に反抗することができたのです。
【ネタバレ】『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第10話あらすじ・感想
断罪の時
普段特に悪事を働かずに生活していたはずのカタリナに、まさかの「断罪イベント」が発生します。
あなたの悪事を公のもとにさらすと脅されますが、何しろカタリナには身に覚えがあまりありません。
蛇のおもちゃを投げていたり、学園内に畑を作ったりしていたのがバレたのか?と慌てますが、気の強そうな令嬢があげつらうのは身分を笠にきてマリアに犯罪まがいの嫌がらせをしていた、というものでした。
見覚えがあるその光景に、カタリナは突然始まってしまった「断罪イベント」に震えますが、よく考えればそのイベントはマリアの攻略対象から行われるもので、名前も知らない令嬢からのイベントではないのです。
そのことに首をかしげるカタリナ。
証拠は揃っているしこの目で見たと証言する令嬢たちに、周りの人々もざわつきます。
そこにジオルド率いる攻略対象たちが現れ、緊張の一瞬です。
ついに破滅フラグが来てしまった、とカタリナは今度こそ真っ青になって震えてしまいます。
あか
黒い影
ゲームのシナリオであれば、マリアがこの話を「事実です」と認め、カタリナはこのまま国外追放になります。
しかし、マリアの口からは「全くのデタラメです!」と飛び出し、怒りを顕にします。
焦ってジオルドに助けを求める令嬢たちですが、こんな状況証拠だけで、とジオルドもキースも相手にしません。
アランもメアリもソフィアもニコルも、そもそもカタリナにこんな緻密な嫌がらせは無理だ、真っ向勝負しかできないと擁護します。
庇ってくれているはずが貶されているようにも感じます。
マリアは確かに嫌がらせを受けたが、カタリナからではないし誰から受けたものかは全て覚えている、この場で名前を言ってもいいと強く発言します。
分が悪くなった令嬢たちは、走ってその場を後にします。
その背後、マリアの目には黒いモヤのようなものが見えていたのでした。
みんなに庇ってもらって一安心したカタリナ。
お腹が空いて昼食をとるカタリナの横で、話し合いが進みます。
まさかあの令嬢たちがカタリナを侮辱するとは、それに証拠もあの令嬢たちが用意したようには思えないと首をかしげますが、誰の仕業なのかまでは見えてきません。
そんな中、カタリナは破滅フラグを回避したことを喜び、浮き足立っています。
昼食後、中庭で黒いモヤのような影を見つけてしまったマリアは「行っておきたいところがある、一人で大丈夫だから」と言って行ってしまいます。
不穏な雰囲気のまま、カタリナはマリアを見送るのでした。
そして、その日を最後にマリアは姿を消してしまったのです。
あか
行方不明のマリア
姿を消してしまったマリアを心配し、あの時一緒に行かなかったことを深く後悔するカタリナ。
そんなカタリナを心配して、生徒会長は温かいお茶を淹れてくれます。
意気込んでマリアを探そうとするカタリナですが、結局3日目になってもマリアの姿どころか、手がかりすら見つからなかったのです。
そんな中、夜更けにジオルドに呼び出されたカタリナ。
先日のカタリナの騒動の証拠書類についてでしたが、あの書類は令嬢たちが作ったものではなかったのです。
さらに言えば、どこから手に入れたのか誰も覚えていない、と言うのです。
それだけでなく、なぜあの日あんなことをしようとしたのかすら覚えていないと言うのです。
疎ましく思っていたのは確かですが、公の場で害をなすことなんて考えてもいなかった、と。
まるで何者かに操られていたみたい、というカタリナに「本当にそうなのかもしれない」とジオルドは語ります。
闇の魔力を持っていれば可能なことらしく、危険なものとして今まで隠されてきて、国でも知っている人は極わずかしかいない、それが第6の魔力である闇の魔力です。
人の心を操り、そして操られたほうはその事を覚えていない、妬みや憎しみを増長させて行動を起こさせる。
つまりカタリナを狙っての犯行だったということですが、犯人の目星はついていません。
カタリナは自分が狙われたはずのにどうしてマリアがいなくなったのか、と慌てます。
光の魔力を持っているマリアには、闇の魔力を知覚できていたかもしれない、だからこそ何かに気がつき、犯人に接触してしまった、そして連れ去られてしまったのではないか、というのがジオルドの推理です。
あか
闇の魔力
闇の魔力は生まれ持って授かる魔力ではなく、後天的に手に入れるものだと言います。
ある儀式が必要で、人間の命を捧げる必要があり、つまりだれかの命と引き換えにその力を得ているのです。
真っ暗闇でみんなが死んでしまう悪夢を見たカタリナ。
涙を流して目を覚ましますが、ゲームの世界で命の危険があるのはカタリナだけだったはず。
だからそんな未来は訪れないのだ、とカタリナは自分に強く言い聞かせます。
悪夢のせいで寝不足だったカタリナは学校でしっかり睡眠をとって、教室にひとり戻るカタリナですが、その途中でマリアとの思い出の場所に立ち寄ります。
そこに声をかけてきたのは、生徒会長のシリウスです。
穏やかな声で心配してくれるシリウスに、カタリナはふと疑問に思います。
授業中のはずなのにどうしてここに、と。
真っ赤に揺れるシリウスの髪を見つめ、カタリナは忘れていた前世の記憶を思い出します。
すごく難しいルートがあり、隠しキャラを攻略するのだが、闇の魔力を持っている危険人物。
失敗すると主人公もその友人たちも全員殺されてしまう、というものです。
真っ赤な髪に灰色の瞳の、とまで聞いて過去の自分はネタバレ禁止と遮ってしまいますが、カタリナは目の前にいるシリウスの灰色の瞳を見つめて、どうして忘れていたのかと自責の念に駆られます。
心配げに声を変えてくるシリウスに、こんなに優しいのにと疑問に思い、カタリナはつい口を滑らせてしまいます。
「会長は闇の魔力を持っているんですか?それでマリアになにかしたんですか?」と。
闇の魔力って何だい?と笑うシリウスに一安心したカタリナですが、やがてシリウスは本性を見せます。
マリアを攫ったのは気がついてはいけないものに気がついてしまったからだと。
そこで闇の魔力が効かなかったマリアを物理的に攫うことにしたのです。
あか
シリウスの本音
いつも優しいと言う君が大嫌いだ、と詰め寄るシリウス。
さみしい彼らに声をかけてやって救っているつもりの偽善者、見ているとイライラして仕方ない、いい加減どこかに消えてくれ!と慟哭します。
そんなシリウスに、カタリナは「大丈夫ですか?」と声をかけてしまいます。
冷たくて、今にも泣いてしまいそう、とどうしてもシリウスを憎みきれない様子のカタリナ。
闇の魔力に飲まれてしまい、最後に見えたのは瞳に涙を称えるシリウスの姿でした。
あか
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
👑#はめふら 第10話の振り返りイラストを公開🐍
カタリナに訪れた「断罪イベント」…‼
イベントを回避したと思ったらさらなる波乱が…💦
一体どうなってしまうのか‼
本日はAT-Xの放送もございますので、ぜひ、ご覧ください📺⚡ pic.twitter.com/QKvAhDwTOn
— 「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」TVアニメ公式 (@hamehura) June 7, 2020
破滅フラグは回避したものの、全員の命がかかった隠しルートを回避しなければ本当に安全にはなれないようですね。
次回はシリウスの話が詳しくあるのでしょうか、衝撃の展開です!
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