ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』 第1話 最強交番女子ペア誕生!

出典:ハコヅメ~たたかう!交番女子~公式ページ

警察官になれば一生安泰」そんな軽い気持ちで警察官になった新人・川合麻衣(永野芽衣)は、通称“ハコヅメ”こと交番勤務に配属されて2週間。

真面目にやればやるほど忌み嫌われ、心身ともにキツイ仕事にすでに「辞めたい」と考え、交番所長(ハコ長)の伊賀崎(ムロツヨシ)に辞表を出すタイミングを図っていました。
そんな時、麻衣のいる町山交番に問題を起こして飛ばされたという元エース刑事の藤聖子(戸田恵梨香)が異動してきました。

麻衣は聖子とペアを組まされ、辞表を出すタイミングを失ってしまいます。

初回のパトロールから、聖子は早速その能力を発揮。麻衣はそんな聖子に振り回されます。

2人が24時間勤務する中、麻衣はある事件を目の当たりにして、完全に自信を失ってしまい、ハコ長に辞表を差し出しますが・・・。

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【ネタバレ】ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』 見どころ・あらすじ・感想

交番に飛ばされたワケありエース刑事と安定を求めて警察官になったひよっこ警官の最強交番女子ペアが誕生しました。

交番に配属された新人警官の麻衣(永野芽衣)は、ただただハードな交番勤務に身も心もボロボロ。

「もう辞めてやる!」と思い辞表を握りしめた彼女の前に現れたのは、元エース刑事の藤聖子(戸田恵梨香)。

この出会いが2人の人生を大きく動かすことになります。

突然ペアを組むことになった2人が、日々の警察業務に奮闘しそして明かされる藤聖子が交番に来た本当の理由。

休みの日には女子会だってする、やけにリアルな交番女子ドラマになっています。

ひよっこお巡りさん

新人警官の麻衣(永野芽衣)は、ひったくり犯を追いかけて走っていました。

町の人は注目しているので恥ずかしいったらありません。もう身体は限界が来ているけど、人が見ているから追わないわけにはいきません。

もし犯人に追いつけたとしても、180㎝以上ある男に勝てるとは思えない、だったらいっそ殴ってくれれば名誉の負傷で色々と許される・・・。

そんなことを考えながら走っていたら、足がもつれて転んでしまいます。

「もう辞めたい・・・」

そこへパトカーが到着し、出てきた上司(戸田恵梨香)があっという間に犯人を確保してしまいました。

麻衣はまだその時知りませんでした。

この上司・藤聖子が自分のその後の人生を大きく変える存在になるなんて。

moyoko

黒髪おかっぱの永野芽衣さん、とっても可愛らしいです!

大いなる勘違い

麻衣は「警察官になれば一生安泰」と思い、この仕事を選びました。

でも、それは大いなる勘違いでした。

通称”ハコヅメ”と呼ばれる交番勤務に配属されて2週間。

必死に働いても感謝されず、真面目に仕事をすればするほど忌み嫌われる警察官という仕事。

一生安泰どころか、この地獄が一生続くのか思った時、麻衣はある結論に至りました。

moyoko

麻衣は、制服に辞表を忍ばせています。

今日は地獄の24時間勤務が始まります。
この2週間、麻衣は交番所長(ハコ長)の伊賀崎(ムロツヨシ)が指導にあたってくれていましたが、今日からは新しく交番に来る人に指導してもらうことになりました。

moyoko

前回、永野さんのお父さん役だったムロツヨシさんは、今回は上司役です!

その人は元エース刑事で、何か問題を起こしたことで交番勤務をすることになったといいます。

moyoko

藤聖子登場
そんなことよりも、と、麻衣が辞表を出そうとしたその時、交番に藤聖子がやってきました。

辞めたいと言う出す間もなく、聖子と麻衣は早速パトロールに出かけることに。

パトカーの車内で麻衣が聖子にどんな“問題”を起こしたのかと聞いてみると、聖子は「パワハラ?」と答えました。

moyoko

すぐ聞いちゃうあたり、イマドキの若者っぽいですね(笑)

もしかして、ものすごく怖い人なのでは・・・と麻衣がビビっていると、路上で倒れている男性(モロ師岡)を見つけ、2人は救護に向かいます。

すると、聖子は男性の靴やリュックの中身を瞬時に見極め、男性が連続空き巣事件の容疑者であることを突き止めました。

moyoko

聖子の頭の中には、管内の未決事件のデータが全て入っているのです。

初めての取り調べ

一方、町山警察署の刑事課では、世にも恐ろしい“マウンテンメスゴリラ”こと藤聖子が異動になったので、平和が訪れたと喜んでいました。

moyoko

つい1週間前まで別ドラマで特捜刑事をやっていた山田裕貴さん。間髪入れずにまた刑事役です!

そんな時に、聖子が空き巣犯を捕まえて交番で取り調べをしていると連絡が入ります。

源刑事(三浦翔平)と山田刑事(山田裕貴)が交番に駆けつけると、聖子は黙秘を続ける男の取り調べを、新人の麻衣に任せているところでした。

聖子は男を『伝説の大泥棒』『レジェンド』などとおだてていい気にさせ、さらに麻衣の屈託のない質問によって泥棒の武勇伝(供述)を引き出しています。

moyoko

これが聖子のエースたるゆえんなのですね。

警察の仕事は神聖?

泥棒を刑事たちに引き渡し、パトロールに戻った聖子と麻衣。

麻衣は、頑張れば頑張るほど嫌われる警察官という仕事は、果たして神聖なものなのだろうかと、聖子に疑問をぶつけます。

聖子は、警察官の主な仕事はサンドバッグであると言いました。

moyoko

犯人を捕まえるよりも、サンドバッグでいる時間の方がはるかに長いのが警察という仕事だそうです。

「嫌われ役もそのうち慣れるよ」

そう教えてくれた聖子は、交通違反者に対して何やらつぶやいています。

その言葉は、公務中にあるまじき言葉のような気がした麻衣は、そっと無線を外して耳をそばだててみると・・・。

「どうせ来るならクソ野郎・・・どうせ来るならクソ野郎・・・」

moyoko

警察官だって人間です。冷徹になり続けることは出来ないのです。

度重なる通報

お昼になり、麻衣がカップラーメンの出来上がりを待っていると、聖子が「麺類を食べていると通報が来る」という交番あるあるを教えてくれました。

その矢先に、聖子が言った通り通報が入ります。

麻衣は一口だけ麺をすすって通報先に急行します。

通報者は高齢の男性で、「忍者が通帳と印鑑を盗んだ」というのです。

しかし聖子は付箋だらけの部屋を見て、男性に認知症があるのではないかと思い、冷蔵庫の中から通帳と印鑑を見つけ出してあげました。

次に入った通報は、これから自殺するという男性からのものでした。

麻衣は配属されてから、この坂本という男から15回は通報を受け、その度に対応していました。

次はUFOを見たという通報。
こんな内容でも、報告書はきちんと書かなければなりません。

moyoko

夜は夜で酔っ払いのケンカと、休まる暇もありません!

通常点検

朝が来てやっと仕事が終わるのかと思いきや、副署長(千原せいじ)から招集され、通常点検を行うことになりました。

moyoko

通常点検とは、持ち物検査のような、装備の確認をすることを言います。

副署長は、定年で退官を控える署長の最後のバースデー通常点検を行うと宣言しました。

「ミスをしたものは、後で道場でアレな目に遭わせる!」

moyoko

「アレ」とは、ご時世的に副署長の立場からは言えないことだと言います。

「しょーもな!」

警官たちは皆、頭でそう考えながらも、通常点検を始めました。
警官たちは、手帳、警棒、手錠と決まった動きで取り出していきます。

しかし、新人の麻衣は手錠を腰のケースから上手く取り出すことが出来ません。
そして、あろうことか勢い余って署長の前に手錠を飛ばしてしまったのです。

moyoko

副署長にアレな目に遭わされてしまいますよ!

負の連鎖

「手錠を拾え!」

副署長が号令をかけると、署長自らが麻衣に手錠を渡してくれました。

「ありがとうございます!」

そのことで副署長が署長に命令を出し、新人が普通にお礼を言った形になったので、警官たちは笑いをこらえるのに必死です。

副署長は気を取り直して警笛を指示しました。

トップバッターの源は緊張のあまり変な音を出してしまいました。

麻衣を含めた後続も、誰もまともに音が出せません。

moyoko

最後の聖子にいたっては、わざと間違えています。

点検が終わり、副署長は『ハッピーバースデー』を歌い、署長に花束が贈呈されます。

しかし、署長は59歳を迎えたとのことで、最後の通常点検ではなかったのでした。

「なんじゃこの組織!」

moyoko

かなりユルユルです。
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警察女子会

やっとのことで寮に帰った麻衣は、24時間ずっとポケットに入れていたため、破れてしまった辞表を書き直すことにしました。

しかし、あまりに眠くて何度も書き直すはめに。

なんとか書き上げたものの、そのまま眠ってしまって気がつけば夜になっていました。

その時、麻衣の部屋に聖子がやってきます。

なんと聖子は隣の部屋に住んでいたのでした。

聖子は突然女子会をするといって、聖子の代わりに刑事課に異動になった美和(西野七瀬)を連れてズカズカと部屋の中に入ってきました。

お酒を飲みながら、麻衣は父親から公務員になれと言われ、唯一受かったのが警察だったという、考えつく限りで最も薄っぺらい志望動機を聖子と美和に語ります。

moyoko

でも、麻衣のお父さんは、麻衣が警察官になって、たいそう喜んでいるといいます。辞めてしまったら悲しむのでは?

とっとと辞めたらいい

麻衣は、前日の疲れもあってか先輩たちの前で眠ってしまいました。

代わりに聖子が後片付けをしていると、ゴミ箱に書き損じの辞表が捨ててあるのを見つけます。

しかし聖子は、「辞めたいならとっとと辞めたらいい」と思います。

「何か危ない目に遭う前に」

moyoko

聖子は決して冷たい気持ちで言っているわけではなく、麻衣のことを考えて言っているようです。

麻衣の友達も、「そんなキツイ仕事はとっとと辞めて、彼氏でも作ったら?」と言います。
友達は大学で彼氏を作って、青春を謳歌していました。

次の日、今日こそは辞表を出そうと思っていると、ひったくりの通報が入ってしまいました。

moyoko

何か麻衣が辞めるのを止めようとするようなタイミングですね。

もう辞めたい!

聖子と麻衣は早速ひったくり犯を追うためにパトカーを出動させました。
すると、源と山田もやってきて聖子たちのパトカーを追い越そうとします。

moyoko

警察同士のカーチェイスが行われました。超危ないです!

犯人は商店街に逃げ込んだということで、麻衣が犯人を探す事に。

すると、犯人が目の前に飛び込んできました。

距離的には今走れば確実に追いつけません。

麻衣は、ある名案を思いつきます。

「野良猫に近づく感じで行ってみよ!」

麻衣は「怖くないよ~」と距離を詰めてみましたが、当然犯人は逃げ出しました。

moyoko

ここで冒頭のひったくり犯を追うシーンに戻ります。

犯人を追ううちに、転んでしまった麻衣。
その様子をデート中の友達に見られてしまいます。

「もう辞めたい・・・」

そう思った時、パトカーを横付けした聖子が、犯人を締めあげました。

16回目の通報
結局、恥ずかしい思いをしただけで何も出来なかった麻衣は、交番に戻ってからも落ち込んでいました。

「何やってんだろう、私・・・」

その時、過去15回も「自殺する」と通報してきた坂本からまた通報が来ました。

聖子と麻衣は坂本のアパートに駆けつけますが、応答がありません。

麻衣はどうせいつものやつだから戻ろうと言います。

聖子は、確かに通報の中にはいたずらや虚偽のものも多いけれど、それに対応する私たちはいつだって本気じゃなければダメだと言って警棒で窓ガラスを割りました。

部屋に入ると、坂本が首を吊っているのを発見します。

麻衣は聖子に言われ、急いで坂本の身体を支えます。

その後救急車を呼ぶように言われたものの、呆然として何も出来なかった麻衣。

聖子は、坂本のそばにいるように言い残し、1人で交番に戻りました。

moyoko

ひよっこの新人にはキツイ出来事ですね。

もう辞めます!

坂本は幸い命に別条はありませんでした。

「あの子、辞めちゃうかもね」

ハコ長は、麻衣が辞めたいと思っていることに気がついていました。
しかし、聖子と組ませればなんとかなるかもしれないと思っていたのです。
ハコ長は、聖子がパワハラで異動させられる人ではないことを知っていました。

「もしかして、あの事件と何か関係があるんじゃない?」

moyoko

聖子には、何か秘密があるようです!

その時、麻衣が交番に戻ってきました。

「私、警察官辞めます」

麻衣は、自分は公務員になりたかっただけだし、何も出来ないしょうもない人間なので警察官でいる資格がないと言います。

moyoko

辞めたい気持ちは良くわかりますけどね。

焦らずゆっくり

そこへ、坂本の母だという女性が交番を訪ねてきました。
坂本の母親は、坂本が目覚めた時、いつも応対してくれていた麻衣がいたことで安心したと話していたと教えてくれました。

「あの子に伝えてくれって言われました。『ありがとう』って」

moyoko

麻衣は警察官になって初めて感謝されました。

聖子は、麻衣が「しょうもない人間」だと言っていたけど、他の警察官も皆同じだと言います。

「ただ、制服を着ている時は必死にそういう面構えをしているだけ」

でも、警察官の顔をしていない麻衣だからこそ出来ることがあると、聖子は言います。

「焦らなくていいよ。少しずつ警察官になっていけばいいよ」

思わず、「はい」と返事をしてしまった麻衣。
聖子はその言葉を逃さず、麻衣が持っていた辞表をビリビリに破いたのでした。

moyoko

聖子は、想像以上に粉々にします。

どうせ来るならクソ野郎

そういうわけで、やけに暑かった初夏の日、麻衣は警察官を辞めませんでした。

そして今日も「ブス!」などと暴言を吐く交通違反者に切符を渡します。

「どうせ来るならクソ野郎!」

麻衣は聖子と一緒につぶやきます。

何故麻衣が警察官を続けることにしたのか。
それは、自分みたいな警察官が一人ぐらいいてもいいのではないかと思ったことと、優しいのか怖いのかわからない藤聖子という警察官にくっついていたいと思ったからです。

その時、コンビニ強盗の通報が入りました。
麻衣と聖子は、パトカーを出動させました。

ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』 第1話 感想&まとめ

世の中の治安のために、日々奔走する交番女子を描いたお仕事ドラマということですが、永野芽衣さんの可愛らしく、個性的なキャラクターたちがコミカルに動くのでとても見やすいドラマです。

ただ、何故か交番勤務をすることになった戸田恵梨香さん演じる元刑事の聖子は、何か目的があってわざわざ交番に来たようなので、今後真面目な展開になっていくのかもしれません。

今後の展開が楽しみです!

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