ドラマ『ハコビヤ』 第7話 消息不明の恩師へ・・としかし恩師には秘密にしたい事情が!

©「ハコビヤ」製作委員会

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ある日、世良(森永悠希)という青年が絵を持って運び屋にやってきます。

世良は画家で、唯一の恩師・朋美(原田佳奈)に届けて感想を聞かせてほしいという依頼でした。

自分で届けないのには理由があり、そして実際に朋美に世良の絵は受け取ってもらえませんでした。朋美には絵を見ることが出来ないある事情があったのです。

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ドラマ『ハコビヤ』 前回振り返り

今回剣(田辺誠一)と杏奈(影山優佳)が運んだものは、剣が1年前に早坂満男という男性から依頼を受けたもの。

届け物は指輪と薔薇の花束で、相手は女性の名前だったので杏奈はフラッシュモブでプロポーズをするのではないかと考えました。

しかし、届け先では杏奈が考えているようなことは起こらず、荷物を受け取ったのは女性になった依頼人・美月でした。

剣と杏奈は美月をしばらく会っていない家族の元へ運び、美月は本当の自分を家族に見てもらったのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ハコビヤ』第7話あらすじと感想

唯一の恩師

ある日、一枚の絵を持った世良(森永悠希)という青年が運び屋を訪ねてきました。
世良は、唯一の絵の恩師である朋美(原田佳奈)に、絵を届けて感想を聞いてきて欲しいと依頼しました。
そして、自分で届けられないのには、理由があります。

高校生の頃、朋美の絵に憧れて絵画教室に通い始めた世良。
朋美は世良の描く黄色桜の絵を「とても良い」と褒めてくれ、この絵を好きだと言ってくれました。

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朋美は誰に対しても熱心で絵への愛情が誰よりも強い人だといいます。

ある日世良は朋美が描いているところに遭遇しました。
朋美の絵はこれまでと違うタッチの絵になっていました。でも、本人は楽しそうに描いています。
自分の思った絵を描くのが自分にとって一番幸せなことだと話す朋美。

世良はいつか自分に自信作が描けたら、先生に見て欲しいと頼むと、朋美は快諾してくれました。

ところが、しばらくして朋美は「絵を教えるのを辞める」と言い出し、世良に「もうここには来ないで」と言い渡し、それ以来一切連絡が取れなくなってしまいました。

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だから自分で届けに行けないのです。

でも、一番の自信作が出来たので、公募に出す前に先生に見てもらうという約束を果たすために剣(田辺誠一)たちに依頼してきたのです。

受け取り拒否

杏奈(影山優佳)は、世良を突き放したのは朋美の愛情ゆえであって、世良の成長を見ればきっと朋美も喜んでくれると思いました。

朋美の自宅に到着し、インターホンを鳴らすと、応答はありましたがなかなかドアが開きません。
やっと開いたと思ったら、大きな荷物なのにも関わらず場所が分からなかったり、剣が声をかけるとその存在に気づいておらず、驚いてみせた朋美。

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家の中はスッキリしていて、家具や壁の角にガードがついています。

朋美は世良から絵が届いたと聞いて反応を示しますが、「申し訳ありませんが、お引き取り下さい」と受け取りを拒否しました。

「見えないんです。病気で・・・」

剣はすぐに引き下がろうとすると、呼び止められ、「やっぱり何が描いてあるかだけ教えてほしい」と言われました。

杏奈は一生懸命言葉を選んで絵の説明をします。
海の上に小舟が浮かんでいて、その舟は夕日に向かっています。そして一番の特徴はその海と舟の絵が黄色い花に縁どられていることです。

“黄色い花”と聞いて朋美は目を見開きました。
しかしすぐに「もう大丈夫です」と言って、剣たちを帰らせました。

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剣はその時に何かを見つけたようです。

杏奈は帰り際、朋美のことは世良には言うべきではないと意見を述べました。

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剣は一旦は同意しますが、何か考え込んでいる様子です。

黄色桜の絵

結局、剣は世良に朋美が失明していて絵が見えないことを話してしまいました。
杏奈は朋美が隠したかったことを人に話すなんてとショックを受け、怒りだします。

「人の気持ちを届けるって、これが運び屋の仕事なんですか?」

杏奈は「見損なった」と言って出て行ってしまいました。
剣は、それでもギリギリまで本当のことを言うべきか悩んでいました。

でも、剣は見たのです。朋美の家にたった一枚だけ黄色桜の絵が置いてあるのを。

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世良さんの絵ですね!

そのことで、剣は、朋美が世良の絵を心から見たいと思っているのだろうと思いました。

しばらくして、世良は再び絵を持って『キッチン白鳥』にやってきました。
その足で剣たちは朋美の家に向かいます。

「せっかくお越しいただいたのですが、やっぱり絵は・・・」

剣は世良に目のことを話したと正直に明かします。
当然朋美は驚きます。

「あなたに絵を見て欲しかったからです」

世良なら、朋美に絵を見せることが出来るかしれないと思ったからだと理由を話すと、朋美は「バカにするのもいい加減にして!」と怒りだしました。

剣は「最後のお願い」と言って、この絵に触れてみて欲しいと、絵を椅子の上に置きました。

朋美は少しずつ絵に近づいていきます。

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その時、背後から朋美の腕を持って誘導する人が・・・。

世良は、朋美の腕を取って絵に触れさせました。
世良の絵は絵の具が重ねてあり、立体的になっていて、触れるようになっていました。

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一度持ち帰って絵の具を足したんですね!

世良は丁寧に絵の情景を朋美に説明します。
朋美の脳裏には、自分がキャンバスに向かう姿が見え、世良の説明によってその絵が完成しました。

「見えた・・・」

世良は、先生との約束が守れたと胸を撫でおろしました。

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良かったです!

帰り道の車内。杏奈は気まずい思いをしていました。しかし、生意気なことを言ったと反省はしています。

「私はまだまだですね。人の気持ちを考えるのは難しいです」

剣は、「結局、人は他人の本当の気持ちは分からない」と言いました。
だけど、気持ちを知ろうと思うことは諦めない方がいいというのが剣の考えです。

運び屋はやっぱり素敵な仕事だと、改めて思った杏奈。
しかし、その反面、なぜ剣は自分を母の元へ運んでくれなかったのだろうと疑問が残るのでした。

ドラマ『ハコビヤ』 第7話 感想&まとめ

今回はちょっぴり切なく、だけど胸がジーンとするようなお話でした。

絵が生きがいだった先生が、絵を描くことも見ることも出来なくなったのは悲しいことですが、剣と世良さんの機転によって少しでも絵を楽しめることが出来て良かったです!

一方、運び屋の素晴らしさを再認識した杏奈は、自分の過去への疑問がますます深まっていきました。

そこには必ず理由があるはずです。次回最終回。その理由が明らかになります!

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