ドラマ『ハコビヤ』 第6話  指定日は1年後・・・その訳とは?

©「ハコビヤ」製作委員会

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今回剣(田辺誠一)と杏奈(影山優佳)が運んだものは、剣が1年前に早坂満男という男性から依頼を受けたもの。

届け物は指輪と薔薇の花束で、相手は女性の名前だったので杏奈はプロポーズだと思い、何故自分で渡さないのかと不思議に思いますが、あることに気がつきます。

しかし、届け先では杏奈が考えているようなことは起こらず・・・。思いもよらない結果が待ち受けていました。

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ドラマ『ハコビヤ』 前回振り返り

キッチン白鳥の常連客・椿山(皆川猿時)は今日もツケで代金を払わず、剣(田辺誠一)と杏奈(影山優佳)に睨まれています。

そんな椿山が運び屋に依頼を持ってきました。椿山が運んでほしいと持ってきたものは、うさぎの着ぐるみ。普段やっているバイトを剣に押し付けたのです。

椿山は近所に初恋の人がいることを知り、顔は見えないのに甲斐性なしの自分の姿を見られるのが辛くてバイトを代わってもらいました。

しかし剣は椿山の背中を押し、椿山は顔を見せぬまま初恋の人への思いに区切りをつけたのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ハコビヤ』第6話あらすじと感想

1年前の依頼

ある日のランチタイム。
杏奈(影山優佳)がお会計をしていると、若い女性客から「綺麗ですね!」と褒められました。

moyoko

杏奈にファンがつきはじめました。

午後になっても杏奈はご機嫌。
剣(田辺誠一)にも「たまには思っていることをストレートに言ってくれてもいい」と伝えると、剣は指輪の箱を持って杏奈の方に近づいてきました。

moyoko

まさかプロポーズ!?

「仕事だ」

今回の依頼を受けたのは、なんと1年前。
依頼主である早坂満男は、琥珀色した指輪を「美月」という女性に渡してほしいと頼んできました。

moyoko

その際にはバラの花束を33本持って行って欲しいとも。

告白やプロポーズなら剣に渡されるより自分で渡した方が絶対に良いはずです。

「私なら絶対にナシです!」

その時、杏奈に閃きが訪れます。
早坂は恐らく、公園でフラッシュモブを使ってプロポーズしようとしているのです。

moyoko

今どき・・・?

自分の閃きに酔いしれ、剣が皆と一緒に踊っていることを想像して笑いが止まらない杏奈。
間もなく2人は指定された公園に到着しました。

満男と美月

1年前の約束通り、白いコートを着た美月が公園で待っていました。
しかし、杏奈が考えていたようなフラッシュモブの演出が始まる気配がありません。早坂満男の姿も見当たりません。

「早坂満男はここには来ません」

杏奈が戸惑っていると、美月が振り向きました。

moyoko

彼女は、1年前に指輪を預けた早坂満男でした。

美月は手術をして性別と戸籍を変更したと明かします。
指輪も花束も自分で自分に贈るために依頼したのです。

「あなたに会えるのを楽しみにしていました」

moyoko

剣は今回もおおよその想像はついていたみたいです。

美月は琥珀色の指輪をつけてとても嬉しそうにしています。
剣は預かっていた手紙とバラの花束を美月に渡しました。

杏奈が「てっきり愛の告白かと思った」と言うと、美月は笑って「愛ですよ、自分への」と言いました。

moyoko

誰も祝ってくれないと思い、せめて自分でと考えたそうです。

33本のバラの花束の意味。それは「生まれ変わってもあなたを愛する」というものです。
美月は生まれ変わった自分を愛そうと決めているのです。

誰も祝ってくれないというのは、家族には反対されて疎遠になっているからです。
会いたい気持ちがないわけではありません。
でも、この1年間で「わかってくれない人はわかってくれない」ということを痛いほど実感しているので、なかなか一歩が踏み出せないのです。

「行きましょう!」

杏奈は「会いたいなら絶対に会った方がいい」と美月に家族に会うことを強く薦めます。

「綺麗な美月さんを見てもらった方がいいです!」

moyoko

杏奈は「家族」というものに敏感に反応します。

剣は美月を実家の前まで送り、受け取りのサインをもらいました。

満月の夜

美月は1年後の自分への手紙にこう書きました。

「どうか胸を張って生きてください。勇気を出したあなたが心から笑顔でいられますように」

今の美月を出迎えた両親は、はじめは戸惑った様子でした。

moyoko

しかし、久しぶりに子供に会えた嬉しさも混ざっています。

両親と向き合って今の自分を伝えた美月。
母親は一息入れるためにコーヒーを入れようと立ち上がった時、思わず「満男」と呼んでしまいます。

名前も変えたと聞かされ動揺した母親は洗濯物を取り込むために庭に出ました。
空を見上げると、満月が浮かんでいます。
満男が生まれた時も満月の夜でした。だから満男と名付けた、女の子だったら美月とするつもりだったと、子供のころ息子に話したことがあります。

「美月・・・?」

様子を見に来た美月に向かって、母親はそう呼びかけます。
美月は微笑みながら「うん」と返します。そして2人は抱き合って泣きました。

moyoko

グッときちゃいますね・・・。

届けられなかった荷物

剣は杏奈が何故美月を家族の元に届けようと思ったのか疑問でした。

杏奈は、ただ素直に会った方がいいと思ったからだと答えます。

「それに、家族と会えないなんて辛いじゃないですか」

moyoko

それは、杏奈自身が家族と会えなくて辛い思いをしているからですね。

今夜の杏奈の試作品は「月見オムライス」です。
食べる前に、剣は杏奈に「話がある」と神妙な顔つきに。
何を話されるのかと杏奈がドキドキしていると、「いつも助かってる。これからもよろしく頼む」という話だけでした。
昼に杏奈が、たまには思っていることをストレートに伝えてくれと言われたため、伝えてくれたのだそう。

moyoko

拍子抜けする杏奈。

杏奈は剣に尋ねます。

「剣さんでも届けられなかったこととかあるんですか?」

剣は苦笑いしながら答えます。

「何度か、な」

杏奈は「聞いてみただけです」とごまかしました。

ドラマ『ハコビヤ』 第6話 感想&まとめ

美月さんが自分に贈った琥珀色で真ん丸な形をした指輪。それは満月をイメージした指輪だったんですね。

なりたい自分になれた自分を愛してあげたいという美月さんの考え方はとても素晴らしいと思います!

さて、剣さんが届けられなかったものの中に、杏奈が入っていることがわかりました。

子供の杏奈は剣に「噓つき。届けるって言ったのに」と責めたことがあります。

何故剣は杏奈を母親の元に届けることが出来なかったのでしょうか? 次回も要チェックです!

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