ドラマ『ハケンの品格』が13年ぶりにシリーズ更新!
あの「お時給3,000円」の最強派遣社員・大前春子さんが帰ってきます!
YUKI
「ハケンの品格」ポスター解禁! 篠原涼子、13年前と変わらぬ“抜群のプロポーション”を見せる#ハケンの品格 #篠原涼子@haken_ntvhttps://t.co/CjGSTfYF0W
— ザテレビジョン (@thetvjp) March 28, 2020
13年ぶりの続編が始まる前に、13年前の『ハケンの品格』をネタバレありでおさらいしていきたいと思います!
▼動画の無料視聴はこちら▼
目次
『ハケンの品格(2007)』相関図
【ネタバレ】『ハケンの品格(2007)』あらすじ・感想
スーパー派遣・大前春子(篠原涼子)登場!
派遣社員の大前春子(篠原涼子)に、東京丸の内にある食品会社S&Fへの派遣が決まります。
S&Fでは同期の東海林(大泉洋)と里中(小泉孝太郎)に辞令が下り、営業二課の課長に昇進した東海林と、新設された「マーケティング課」の課長になった里中。
しかし、新設「マーケティング課」とは名ばかりで、物置倉庫に無理やり並べられた机、引退間近の嘱託職員、そして新しく来る派遣社員が2名、と始めからあまり期待されていない感満載で里中は頭を抱えてしまいます。
派遣社員の内のひとり森美幸(加藤あい)は、大学卒業後23社の入社試験に不合格してしまい、派遣として働き始めた派遣社員1年生。
YUKI
一方で、もう一人の大前春子はなんと時給3,000円の「特Aクラス」の派遣社員だったのです。
そして春子はS&Fで働く条件を一方的に突きつけます。
- 契約期間の延長は一切致しません。
- 担当セクション以外の仕事は致しません。
- 残業、休日出勤は致しません。
派遣社員を差別している東海林や他の社員たちは、こんな条件を提示されてまで派遣社員を採用することを全く納得できません。
そして春子は、派遣社員を差別する社員を徹底的に差別し、特に東海林とはことあるごとに衝突を繰り返すように。
YUKI
社員には一切媚びずに自分の仕事だけに集中しているように見える春子ですが、怒涛のように押し寄せるありとあらゆる会社のピンチを見事な手腕で解決していくことに。
春子(篠原涼子)のジョブスキルが凄すぎる
特Aランクの派遣社員・春子。
ありとあらゆる資格を保持し、その資格を持ってして会社の危機を救うシーンが毎話描かれます。
ある時は鮮やかな手つきで巨大マグロを解体し、またある時では昇降機検査資格者のスキルを持ってエレベーターに閉じ込められた里中と小笠原さんを救出。
ひとたびウグイス嬢としてマイクを握れば、たちまち商品が完売してしまうほどの美声の持ち主でもあります。
YUKI
そんな春子の必要なさそうな凄いスキルの数々で、結果何度もピンチを救われるS&F。
しかし、逆にスキルを持ちすぎて「春子なら余裕で出来るだろう」と思われてしまうことも。
例えば、美幸の考案「ハケン弁当」の企画に乗り出した時にはかなりの絵心のなさが露呈され、「うちの娘といい勝負」「以外な弱点発見」と皆から笑われてしまいます。
YUKI
さらに自動車が故障して動かなくなってしまった時には、周りが勝手に春子が「整備士の免許も持っているに違ない」と勘違いしたせいで、自動車の部品をバラバラに分解してしまう、というシーンも。
何でもできると思われがちな春子ですが、エピソードを重ねていくうちに、不得意なこともちゃんとある、普通の人間らしさも次第に明らかになっていきます。
しかしそれにしたって普通に生きていれば絶対に不可能な難関資格の数々に驚くはず。
そんな春子のジョブスキルにも注目して頂きたいです。
『ハケンの品格』が刺さるのは派遣社員だけじゃない!
『ハケンの品格』というタイトル通り、このドラマはスーパー派遣社員大前春子と、派遣社員1年生森美幸の視点から、派遣社員として働く多くの人に共感を呼んだ作品です。
派遣社員として生きていくことの厳しさや寂しさ、そんなことから派遣社員への見方が変わった方も多いのではないでしょうか。
しかし、『ハケンの品格』では、派遣社員の悩みや葛藤が描かれている半面で、社員として会社に属す人にも刺さる内容になっていると言えます。
本作の中でS&Fの社員として働く東海林は、いわゆる「会社の犬」、「社畜」と呼べる人種で、毎日のように夜中まで会社に残って働く様子や、納期を間に合わせるために得意先の仕事を徹夜で手伝う様子などが描かれます。
さらに営業部の霧島部長(松方弘樹)へのゴマすりは、会社を超えプライベートにまで影響する程でした。
それんな行動によって東海林は出世街道に乗り、S&Fでの会社員人生は順風満帆…だったはずでした。
しかし、そんな「会社の犬」東海林は春子や里中に感化されほんの少しの自我を出すことでいとも簡単に霧島部長から見捨てられ、出世とは真逆のポジションへ追いやられてしまいます。
一方、里中は仕事は出来ないけれど素晴らしい人格の持ち主。
派遣社員にも差別することなく公平に接する彼には、「マーケティング課」という落ちこぼれの集まりのような課が押し付けられてしまいます。
部下にとって素晴らしい上司が、上司にとっては素晴らしい部下ではない、という一つの矛盾が描かれるのです。
東海林と里中の2人によって両極のような社員像が見えますが、これのどちらが一体正解なのか…それは見る側によって意見が変わると思います。
そして2人ともから感じ取れることは、どちらも会社をとてつもなく愛している、ということです。
YUKI
さらに、バリキャリのS&Fの女性社員黒岩さんも男性の中で権力を振りかざして働いているように見えますが、ある時トイレで泣いている美幸に「ホントに自分で考えた企画なら男たちに潰されちゃダメだ」と励ますシーンがあります。
これは黒岩さんも、これまで女性だからと男性社員の影に埋もれ悔しい思いをしてきた経験があるからこその言葉だったのではないでしょうか。
このように『ハケンの品格』では、派遣社員の葛藤だけでなく、社員としての葛藤もリアルに描かれ、自分の会社でのあり方、働き方を考えさせられる内容になっています。
春子&東海林&里中。3人の素直になれない大人のラブストーリー
『ハケンの品格』は、お仕事ドラマとして人気を博しただけでなく、春子&東海林&里中の三つ巴の恋の行く末にも毎話注目が集まったドラマでした。
第3話のラストでなぜか吸い込まれるように春子にキスしてしまう東海林。
ここからイッキに恋が加速!するワケではなく…素直になれないもどかしい春子と東海林に毎話ヤキモキさせられてしまいます。
YUKI
そして、里中も春子という人を知っていくうちに次第に心惹かれていきます。
しかし、普段から仕事の手柄も東海林に譲ってしまう程のお人よしの里中は、東海林の春子への想いを知り、自分の気持ちに蓋をして2人を見守って行きます。
そんな3人の恋の行く末は、ラストまでハッキリとは描かれてはいません。
しかし「ハケン弁当」の企画をマーケティング課から横取りするように霧島部長から命じられた東海林は、それを土壇場で断り、そのことで名古屋にあるS&Fの子会社へ飛ばされてしまいます。
一方、「ハケン弁当」が全国展開するほど大ヒットした功績で、里中は「社長賞」を受賞し、マーケティング課から営業へ戻されることに。
飛ばされた東海林は本社から来た「ネクタイ君」と呼ばれ、周囲から異質な存在として総スカンをくらってしまいます。
そんな東海林の前に春子が現れ、「今度はあなたに社長賞を取って頂きます!」と東海林のいる名古屋の子会社に面談にやってきます。
YUKI
しかし2020年放送の『ハケンの品格』では、春子がシングルマザーとなって再び現れる、ということが明かされています。
気になる子供の父親については、ストーリーが進むにつれて次第に明らかになって行くようです。
YUKI
『ハケンの品格(2007)』まとめ
YUKI
早く、令和の世と正社員をバッサバッサ切りまくる春子が見たいところですが、残念ながら新型コロナの影響で撮影が休止され、放送が延長となってしまいました。
新水曜ドラマ「#ハケンの品格」は、収録の休止にともない、初回放送の延期を予定しております。放送日が決まり次第、お知らせいたします。
今しばらくお待ち下さるよう、よろしくお願いいたします。
(📷3月中旬日テレ屋上にて) pic.twitter.com/B2vN3zliUD— 【公式】ハケンの品格 (@haken_ntv) April 6, 2020
放送開始までもう少し時間もあることですので、2007年度版の『ハケンの品格』を復習するのも良いかもしれませんね!
YUKI
ミルトモでは『ハケンの品格』の第2シーズンもリアルタイムで更新していきますので、こちらもぜひチェックしてくださいね!
▼動画の無料視聴はこちら▼