火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』ドキドキの最終回。
東大二次試験当日に交通事故に遭ってしまった順子(深田恭子)。
そんな中、由利くん(横浜流星)は試験に挑むことを選択。果たして合格できるのでしょうか?
順子と雅志(永山絢斗)との関係はいかに!?
泣いても笑っても最後。注目の最終話です!
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目次
『初めて恋をした日に読む話』第10話(最終回)あらすじ
匡平(横浜流星)の東大二次試験当日、交通事故に遭ってしまった順子(深田恭子)。
雅志(永山絢斗)は順子の事故を知り、ロシア行きが決定する大事なレセプションを投げ出して順子の元へ…。
匡平は、美和(安達祐実)からの電話で順子の状況を知り激しく動揺するが、目の前の試験に挑む道を選ぶ。
果たして順子の運命は…。
そして東大受験と恋の結末は!?
出典:『初めて恋をした日に読む話』公式ページ
【ネタバレ】『初めて恋をした日に読む話』第10話(最終回)の感想
順子(深田恭子)入院
由利くん(横浜流星)の受験に付き添うために東大に向かっている途中で事故に遭ってしまった順子さん(深田恭子)。
骨折と脳挫傷はあるものの命に別状はありませんが、なかなか目を覚ましません。
なんとか一日目の試験を終えた由利くん(横浜流星)は、美和さんに病院の場所を教えてもらいますが、
雅志さん(永山絢斗)から「君が病院に来てもできることは何もない。順子のために、そう思ったから君はそこにいるんだろ?頑張れよ」
そう言われて由利くんは試験に全力で挑むことにしました。
試験二日目。
両親や美和さんが寝ずに看病する中、順子さんはようやく目を覚まします。
「ゆりゆりは?試験は!?」
開口一番に由利くんのことを口に出す順子さん。
試験を終えて病院の外まで駆けつけた由利くんですが、目を覚ましたから大丈夫と雅志さんからのメールを受け取り、そのまま引き返していきました。
由利くんは順子さんに合わせる顔がないと思っているようでした。
順子さんも順子さんで、由利くんに連絡をする勇気が持てません。
選択することは捨てること
由利くんはお父さんと話したことを思い出していました。
「いつか厳しい選択をしなければならない時が来る」
「俺は両方取りに行く」
そう言い切ったものの、由利くんには試験の日にすぐにその“厳しい選択”をする時が来たのです。
順子さんは事故に遭った時、真っ先に頭に浮かんだのは由利くんのことでした。
もう自分の気持ちに気づき始めていますが、美和さん(安達祐実)に、
「ゆりへいは順子のことが好きなんだよ」
と言われた時は思わず誤魔化してしまいます。
「だってゆりゆりは東大に行くんだよ。将来を邪魔するような足手まといにはなりたくないの」
大人としてはどうしても先を考えてしまう順子さんの気持ちもわからなくはないですが、それで良いのでしょうか?
後悔はしてない
由利くんは、順子さんから「選択することは捨てることだ」と教わりました。
だから試験を選んだことで自分を捨てたと思ったかもしれないと考えていました。
しかし、試験を取ったのならなおさら試験に集中しようと全力を尽くしました。
「後悔はしてない。でも、そんな自分を嫌いになった」
由利くんがしたことは当然の行いだと思いますが、なんだかんだ言っても彼もまだ18歳。迷える受験生です。
一方の雅志さんは、レセプションを放り出したことでロシアプロジェクトから外されてしまい、左遷されるかもしれない立場になっていました。
でも、雅志さんもあのとき病院に駆けつけたことで後悔せずに済んで良かったと話します。
「でも順子とのことを考えたら良かったかもしれないな。これで何ヶ月でも何年でも順子の返事を待てる」
と雅志さんの聞いていられない言葉を聞いた後輩の西大井さん(浜中文一)は、たまらず一緒にお見舞いに行ってプロポーズをアシストすると申し出ます。
順子さんのお見舞いに行くと、後から美和さんと山下くん(中村倫也)が入ってきました。
とうとう2人は世を忍ぶ仮の姿ではなく、美和さんと西大井さんとして出会ったのです。
山下くんに由利くんが全力を尽くしたと言っていたことを聞いた順子さんは、
「よく頑張ったって言っておいて」
と伝言を頼みます。
すると、それを聞いていた西大井さんが頑張ったのは八雲(雅志)さんだと言います。
「左遷されてまで病院に駆けつけたんだから」
レセプションは大成功だと聞かされていた順子さんはビックリ。
それから順子さんは入院中、雅志さんについて真剣に考えを巡らせたのでした。
卒業式
卒業式の日がやってきました。
「この仕事、すぐに結果でねぇし、お前らアホだし、俺なりに悩んだりもしたけど、でもお前らが俺ぐらいの年の時にそれなりに飯が食えて、1個くらい幸せだなって思えるものがある大人になっててくれればそれで充分だと思ってる。ここからが大人のスタートだ。頑張れよ!じゃあな」
そう言って山下くんも先生を卒業していきまいた。山下くんはとても良い先生でしたね。
学校を出ると、えとみか(吉川愛)が待っていて由利くんに告白をしました。
春見先生は結婚するので「ワンチャンあるかなと思った」からです。
当然由利くんは断りますが、えとみかに順子さんとのことをどうするのかを聞かれます。
「合格したらもう一度伝える。好きだって」
「好きのその先はどうするの?」
春見先生は34歳。4年間先生のことを待たせるのか?どうやって養っていくのか?
「きょうくんも春見先生も好きだから、2人とも幸せになってほしくて。ごめん」
女の子らしい現実的な話に由利くんは戸惑います。
ありがとう。ごめんね。
順子さんが退院すると聞いて、雅志さんが病院に来ました。
順子さんは、雅志さんに胸の内を語ります。
「いつでもどこでも雅志は私の味方でいてくれた。雅志がいたからやってこられた。いつもそばにいて、変わらないでいてくれた。それがどんなにすごいことなのかやっとわかった…」と。
「好きな人ができたからか?」
「私、雅志のこと好きだよ。でも、愛とか恋とか結婚とかの好きじゃないの。ごめん。ごめんね」
2人とも涙が出てしまいますが、きっぱり振られて、これで雅志さんも踏ん切りがつけられます。
「良かった。初めて好きになったのが順子で。ずっと近くで泣いたり笑ったりできた。ときめきし放題で超幸せだった。羨ましいだろ」
雅志さんは最後に超イイ男な部分を順子さんに見せることができました。
「ありがとう雅志」
これで雅志さんの初恋は終わりました。
運命の合格発表
ついに国公立大学の合格発表の日がやってきました。
順子さんが塾に行くと、牧瀬さん(高梨臨)が正規の講師として採用されていました。
同時に、順子さんも契約社員から正規雇用の講師として迎えてもらえることになりました。
肝心の合格発表は、ネットで確認できる時代に山王ゼミナールではあえて生徒の報告を待つ主義を通しています。
次々と合格報告が来る生徒の中で、講師に告白する生徒が出てきます。
牧瀬さんは塾講師あるあるだと言います。売れっ子講師の勅使河原先生は語ります。
「教師と生徒やから好きなんですよ。そこをわからせるのが大人ってやつです」
今の順子さんには刺さる言葉です。
夕方になり合格報告はひと段落しましたが、由利くんは報告に現れませんでした。
ひょっとして落ちてしまったのでしょうか?
順子さんが由利くんと初めて会った階段の上で待っていると、由利くんが走ってやってきました。
「春見!俺、東大に合格した!」
祝合格!順子さんもひと安心です。
「結婚なんかすんな。しないでくれ」
順子さんは雅志さんとのことを否定しようとするものの、勅使河原先生の言葉を思い出して否定をすることをやめます。
「私、あのとき試験を選んだゆりゆりのこと……誇りに思う」
由利くんも、えとみかの言葉を思い出してしまい、言葉が出なくなってしまいます。
順子さんは由利くんの頭を撫でながら、
「バイバイ、ゆりゆり」
と言ってその場を離れます。
順子さんの初めての恋は、ピンク色した“サクラサク”失恋でした。
最後の最後までイケメンな山下くん(中村倫也)
4月、由利くんの東大生活が始まりました。しかし彼は浮かない顔です。
いつものカフェで勉強をしていると、いつもの雅志さんと出くわしました。
「結婚いつするんですか?」
と聞かれた雅志さんは一瞬ひるむものの、咄嗟に年内にはと嘘をつきましたが、後で順子さんに電話をして説教をします。
「いくらなんでも俺のこと利用しすぎだろ。俺にも由利くんにも順子にも失礼じゃないのか!」
とてもカッコ良い雅志さんでしたが、これは西大井プロデュースでした。
どこまでも格好がつかない雅志さん。
しかし、それを受けた順子さんはとても反省します。
でも、あそこで嘘をつかなければ由利くんとさよならはできなかったのです。
あのまま由利くんの目を見つめ返せば、大人ではいられなかったのです。
山下くんは義父の秘書になり、クールメガネにクールスーツを決めて、また一段とイケメンになって登場します。
しかも、缶を片手で開けて順子さんに渡すというイケメンプレーを見せつけます。
そんな山下くんは、順子さんから由利くんとの現状を聞きます。
「でも私やっと今まっとうな大人になれた気がする」
「まっとうな大人ねぇ……」
まっとうな大人とは?改めて考えてみると、その定義はあいまいです。
順子さんは、自分の気持ちを押し殺すことが“まっとう”だと思っているようです。
おせっかい山下くんは、由利くんに「お前何してんだよ」と電話をかけます。
由利くんはやっと18歳になり、東大にも合格したらどうしたらいいのかわからなくなってしまったと言います。
「しねえぞ結婚。八雲に断ったって。俺、口軽いから代議士の先生向いてないかもな」
最後の最後までイケメンな山下くん。
最終回まできっちりと“山下タイム”いただきました。
大人と若者の境界線
順子さんが本当は結婚しないとわかった由利くんは塾まで走り出します。
「嘘つくほど、俺が嫌だった?」
「そういうわけじゃない。でも、ごめん」
「真剣に答えて。俺のこと好きか。はいかいいえで。はぐらかすな、嘘もつくな」
「……はい」
順子さんは正直に答えます。
でも、年齢差のことも気になるし、いずれ心変わりするかもしれない。
「将来、どんな大人になりたいの?」
「……覚えてないの?」
由利くんは少しショックを受けた顔をします。
「自分の人生が見つからない人と生きていくには、私は年を取りすぎてる」
「好きなだけじゃ、ダメなのか?」
ここが大人と若者の境界線のような気がします。
好きだけでいられればどんなに良いか。順子さんの気持ちは痛いほどわかります。
しかも、順子さんは恋愛経験も少ないのです。傷つきたくないと恋に臆病になっています。
「若いからって、傷つかないわけじゃないよ。俺は今人生で一番好きな人に出会った。春見をずっと好きでずっと一緒にいたいのに、ダメなんだね。この先ずっとそう思って生きて行かなきゃいけないんだ」
由利くんはびしょ濡れの捨てられた子犬のようです。かわいそう!
由利くんは順子さんを抱きしめ、
「さよなら、春見先生」
と決別宣言をします。
このまま2人は本当に別れてしまうのでしょうか?
順子(深田恭子)「私、また解答間違えた!」
順子さんとは打って変わって、美和さんと西大井さんは無事ゴールインすることが決まり、婚約パーティーを開催しました。
塾関係者や生徒たちも集まるなか、由利くんの姿はありません。
パーティーの間、ずっとぼんやりする順子さん。
「いや、さすがに気になるわ!」
美和さんたちは、順子さんから事情を聞き出します。
「まっとうな大人として、誠実にさよならできたと思います」
そう話す順子さんに
「普通ですね!極めて普通です!」
と物申したのは、なんと塾長(生瀬勝久)でした。
「由利、昔言ってたぞ。変な大人になりたいって。好きになりたいじゃない。気づいたら好きだったんだろ?」
山下くんが言います。
「そうだぞ順。30年に一度あるかないかだぞ」
雅志さんが続けます。
「あんた、変な大人だな」「先生みたいな大人に俺もなれますかね」
ようやく由利くんの言葉を思い出した順子さん。
「私、また解答間違えた!0点だ!!」
そして順子さんは東大の由利くんがいる教室に入ります。
きょとんとする由利くんに順子さんは続けざまに言います。
「私、カラオケは小室ファミリーから昭和にさかのぼるけどいいの?」
「腰痛いし傷跡なかなか治らないし、寝不足だと老けるけどいいの?」
「ていうか、結婚するならひとつ、なる早でお願いしたいんですけど」
笑顔で「うん」とうなずく由利くん。
「確認だけど、本当に私でいいの?」
由利くんは順子さんの腰を引き寄せて言います。
「春見がいい。春見じゃなきゃダメだ。何回言わせんだよ」
出ました!由利くんのキラーワード!
「やっぱ変な大人だな」
「ばーか。残念だけど君ももうすぐそうなるよ。……好き」
2人はキスをしてハッピーエンドです。
改めて言いますが、現場は東京大学の教室内です。
でも、ドラマだから良いのです。
『初めて恋をした日に読む話』第10話(最終回)まとめ
皆さん😊こんばんは🐕#はじこい です❣️#順子先生💕 #ユリユリ🌷 オフショット頂きました💞
最終話までいよいよ後1時間⏳📺
よる10時からです💕🌈💕
お楽しみに💓#tbs#深田恭子#永山絢斗#横浜流星#中村倫也#フレミングの法則#ハッピーエンドの法則?#最後までお見逃しなく! pic.twitter.com/OESDbQNIcA— 1月期火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」【TBS公式】 (@hajikoi_tbs) 2019年3月19日
最後に雅志さんが幸せになるところを見届けたかった気もしますが、何はともあれ2人の恋が成就して良かったですね。
3人のイケメンぶりも去ることながら、最初から最後まで、とにかく深田恭子さんが可愛いドラマでしたね!
3ヶ月間すごく楽しませてもらいました!
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