アイドルとして新たにアラハバキに加わった夕紀ですが、初出動は散々なものでした。卒業してアラハバキを去ってしまった夕紀を追いかけた細道には、何か秘策があるようで?果たして夕紀はアイドルとして復活することはできるのでしょうか。
目次
アニメ『逆転世界ノ電池少女』第4話のあらすじと振り返り
りんが急激にエネルギーを使い、消耗してしまったためにアラハバキは第二の電池少女を探すことに。その候補は、地下アイドルグループ、ラビットフットの唯一残ったメンバー、蒼葉夕紀でした。
「みんなのために戦いたい」と乗り気だった夕紀は、細道をマネージャーに任命。いつも笑顔でひたむきな夕紀は、実際は細道をこき使うだけでなく、SNSの裏アカで炎上させるような裏表の激しい打算的な性格だと判明します。
そんな矢先、伽藍の調整を行っていたムサシが命令を無視して秋葉原を攻撃したことで、夕紀と細道は試乗もなくいきなり初出動での戦闘を迫られます。意気揚々とガランドールに乗り込むも、細道の前に現れた夕紀はうさぎの着ぐるみに身を包んだ状態であり、ガランドールの形状もずんぐりとしたうさぎの着ぐるみのようなバニー2でした。
戦闘力が皆無であったバニー2は、一方的にムサシから攻撃を受け、大破。オーバーヒートを起こしたムサシは去っていきますが、アラハバキはなす術もないのでした。
【ネタバレあり】アニメ『逆転世界ノ電池少女』第5話あらすじ・感想
復活したりん
「アイドルを卒業する」という言葉を残し、去っていった夕紀。ボロボロになったバニー2を見たミミは、ガランドールは心がそのまま反映されると言います。
田中泉
夕紀はアラハバキを去ってしまいますが、りんはなんとか回復したようで現場に復帰。壊れたバニー2を見たりんは、「まだ頑張れる」と信じていました。
田中泉
アイドルはあきらめない
細道が向かったコンビニでは、メガネをかけて覇気がない状態の夕紀がアルバイトをしていました。
しかし、すぐ後にムサシが兵士を引き連れて姿を現します。正体がバレないか焦る細道と夕紀でしたが、ムサシはそれよりも違法とされているアイドル雑誌を取り扱っていることを指摘。それどころか、雑誌の表紙を見てアイドルを小馬鹿にします。
田中泉
細道の機転により、ムサシから見逃してもらった夕紀は、あらためてアイドルを続ける気はないと告げます。そんな夕紀に、細道は「会わせたいアイドルがいるから、明日付き合ってくれ」と誘うのでした。
伝説の場所を取り戻したい
翌日、夕紀が細道に誘われてやってきたのは武道館を見下ろせる建物の屋上でした。武道館は、夕紀にとって憧れのアイドルである蒼野ユキコのコンサートを見た思い出の地。そして、アイドルの女の子たちにとっての聖地でした。
田中泉
細道は、この後ライブで歌ってほしいという音源とウォークマンを夕紀に手渡します。そこには、音源化されていないはずの蒼野ユキコの音源が入っていました。
田中泉
ファンに支えられたアイドル
ライブ2時間前、SNSでは夕紀のライブ告知がゲリラ的に拡散されたことからムサシが秋葉原に再び攻めてきていました。
なんとか食い止めるためにりんがひとりでシャーク1を動かすも、細道が搭乗していないために武器が出せず、巨大なノコギリのオブジェを“エクスカリバー”として持参していました。そのエクスカリバーもあっけなく壊され、一方的に攻撃を受けてしまいます。
田中泉
真誅軍に捕まりそうになった細道と夕紀を守ろうと、どこからともなく夕紀のファンたちがやってきます。ファンたちは、夕紀の裏の顔を知ったうえで、それでも応援しようとしていたのでした。
アイドルとしての本領発揮!
「敵味方関係なく、今はたくさんのやつらが注目している」「みんながライブのために戦っている」と話す細道に、夕紀はついにアイドルとしてステージに立つことを決意。細道はりんの乗った電池部分を射出し、夕紀が新たに搭乗します。
夕紀が搭乗したガランドールは、着ぐるみ状態から変形してアイドルのような形状に。街全体がライブ会場にように変化し、ファンの声援を受けた夕紀はビームでムサシを圧倒します。
田中泉
ビームや飛行能力でムサシを退けた夕紀は、「次はあそこ」と武道館を示します。その表情には、もう迷いはありませんでした。
『逆転世界ノ電池少女』第5話のまとめ
アイドルとして復活、バニー2の真の姿でムサシに立ち向かった夕紀。アイドルの憧れの地、武道館でのライブを細道と再び目指す姿にグッときたのではないでしょうか。
OPには、まだ3人目と思われる電池少女の姿もあります。3人目のキャラクターとガランドールの形状も気になりますね!