りんと意思が通じ、無事にシャーク1を起動させることができた細道。しかし、激しく消耗してしまったりんは、どうやらしばらく休ませた方が良いようです。
そんな折、ミミは次の電池少女として地下アイドルの夕紀に目をつけています。果たしてどんな人物なのでしょうか。
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アニメ『逆転世界ノ電池少女』第3話のあらすじと振り返り
真誅軍の攻撃を退けるも、ザバーンの像を壊されるだけでなく細道との温度差を感じたことから、心を閉ざしてしまったりん。アラハバキの技術担当・ミミのはたらきかけにより、細道はりんの深層心理に入り込んで説得を試みます。
もともとアラハバキのガランドールは“ときめきエンジン”という電池少女の強い感情によって起動しているため、彼女の気持ちが下がっていると何もできないという弱点がありました。
りんのヒーローを愛する心を否定する細道でしたが、細道にもかつてはヒーローを愛していた時期がありました。そんなときを思い出した矢先、またしても真誅軍がやってきたことから、りんはセーフモードでひとり出撃を決意します。
ハヤテに一方的に攻撃されるりんの前に現れたのは、ザバーンのコスプレに身を包んだ細道でした。りんのときめきエンジンは急激に回復し、本来の力を発揮したシャーク1は、ハヤテを打倒。しかし、消耗が激しいりんは続けての出撃ができず、ミミは二人目の電池少女の候補がいると山田に告げるのでした。
【ネタバレあり】アニメ『逆転世界ノ電池少女』第4話あらすじ・感想
アホの子になっているりんに続く、電池少女
相変わらず真誅軍が支配する日本の某所。そこでは地下アイドルグループ、ラビットフットのライブが行われていました。
アイドルグループのはずが、真誅軍に次々と逮捕された結果、残っているメンバーは蒼葉夕紀(あおば・ゆき)のひとりだけ。それでも健気に歌って踊る姿に、ファンの熱気は高まっていました。
そんな夕紀は、アラハバキに半ば拉致のような形で連れてこられます。というのも、唯一の電池少女だったりんはときめきパワーの急激な消費により、“アホ”になっていたため。炬燵に入りながらザバーンのアニメを観ることしかできなくなっていました。そんなりんが回復するまで、第二の電池少女として夕紀がやってきたのです。
田中泉
突如としてアラハバキに連れてこられた夕紀でしたが、「みんなのために戦いたい」「戦うアイドルもいいかなって」と乗り気です。さらに細道をマネージャーに指名し、ガランドールの修理が終わり次第テストで搭乗することになりました。
裏表の激しい夕紀がアイドルを続ける理由
細道とふたりきりになった夕紀は、ライブの手配やスケジュールの設定を次々と命じます。アイドルとしてキラキラしていたはずの夕紀は、猫を被っていただけに過ぎませんでした。
田中泉
ライブも大成功、グッズも売れている夕紀ですが、SNSでは次々と沸くアンチをブロックしたりと、なかなかうまくいかない様子です。それでもかつて自分が夢見た“アイドル”に近づきたい、自分がやらなければ“アイドル”がいなくなってしまうという思いから、夕紀はアイドルを続けていると細道に話します。
田中泉
夕紀の搭乗するガランドールは、ずんぐりしたウサギ?
そんな矢先、真誅軍は伽藍の調整を行っていたムサシが命令を無視して秋葉原に攻め入ります。テストを行う暇もなく、初陣に挑む夕紀。それまで自信満々だったはずの夕紀を、細道は励ましながらガランドールに乗り込みます。
VRのヘッドセットを付けた細道は、アイドルのライブ会場にいることに気がつきます。サイリウムを振りながら、夕紀のテンションを上げていた細道でしたが、そこに登場したのはウサギの着ぐるみに身を包んだ夕紀でした。
田中泉
夕紀の搭乗に合わせ、ガランドールはずんぐりとしたウサギの着ぐるみに似た“バニー2”に変化。素早いムサシの攻撃に太刀打ちできないバニー2は、一方的に攻撃を受け、壊れてしまいます。
止めを刺そうとしたムサシでしたが、急激な攻撃により伽藍がオーバーヒートを起こしたために帰還を命じられます。
なんとか首の皮一枚つながったアラハバキでしたが、夕紀の心は傷ついたままでした。
『逆転世界ノ電池少女』第4話のネタバレ・感想まとめ
新たにやってきた第二の電池少女は、裏表の激しい地下アイドル、夕紀でした。本人もガランドールへの搭乗に前向きで、ときめきエンジンも問題なさそうだったものの、理想と現実には大きな隔たりがあった模様。果たして、壁を乗り越えて無事にガランドールを乗りこなすことはできるのでしょうか。