乗り込んだ機体が稼働せず、大好きなザバーンの像も壊されて戦意を喪失してしまったりん。
アラハバキがピンチに陥るなか、細道はある方法でりんを助けようとします。果たして、真誅軍に“逆転”することはできるのでしょうか。
目次
アニメ『逆転世界ノ電池少女』第2話のあらすじと振り返り
真誅軍の襲撃を受けた歌舞伎町から、反政府組織“アラハバキ”の本拠地である秋葉原に連れてこられた細道。一緒に戦って欲しいというりんの説得もむなしく、細道は秋葉原を後にしようとします。
しかし、宗方から借金返済のために勝手にパイロットにされた細道は、仕方なくりんと再びシャーク1に乗り込み、真誅軍の攻撃に立ち向かうことに。しかし、細道の真意を見透かしていたりんが心を閉ざした結果、シャーク1は動かなくなってしまいます。なんとかその場は凌いだものの、りんは「君とはときめけない」と力なく呟くのでした。
【ネタバレあり】アニメ『逆転世界ノ電池少女』第3話あらすじ・感想
りんを助けるためにサイコダイブ
細道はふと気づくと、自分がザバーンのヒーローショー会場にいることに気がつきます。そして同じ会場では、りんが人質として捉えられていました。
細道は強く心を閉ざして意識を失ってしまったりんを助けるため、サイコダイブによってりんの深層心理に呼びかけようとします。アラハバキの技術担当・ミミの提案により、細道はVR機材でりんの深層心理を目の当たりにしていました。
シャーク1は、“ときめきエンジン”という電池少女の強い感情によって起動しているため、気持ちが萎えると起動できないという弱点がありました。肝心な時に動かない、また感情の起伏による不安定なシステムであるガランドールの素体、0式(ゼロシキ)は真誅軍の乗る伽藍の前世代機だったのです。
田中泉
ミミは細道が接客した客でありながら、本人は全く覚えていませんでした。そんな細道に「調子ばかりよくで客の顔も覚えてない」「しっかりみてないから失敗するのよ」と投げかけます。
サイコダイブしたりんの深層心理では、人質として捉えられた細道がりんに「早くここを出よう」と話すも、りんは「出るって何のこと?」と自分の置かれた状況がわかっていない様子です。
ヒーローショーを楽しもうとするりんに、細道は「子供騙しだろうが」と否定します。しかし、りんは「ちゃんと見ようともせずに否定しないで」と悲しみます。
細道はりんがシャーク1に書いていた落書きを「ザバーン」と認識していましたが、実際に描かれていたのはザバーンの格好をした細道でした。
田中泉
りんは拘束を自ら解き、マイクで会場にいる子どもたちにザバーンの応援を呼びかけます。「どうせ作り物」「作家の創作」と否定的な細道に、変わらず「その台詞で熱くなれる」「エネルギーがわいてくる」と譲りません。「細道くんにもそんな熱い気持ちがあったはず」という言葉に、細道は幼い頃の自分を思い出します。
田中泉
りんの呼びかけで登場したザバーンのハリボテは、真誅軍により像が壊されたように首のところが折れてしまいます。りんはそんなザバーンを見て、「戦う力がなかったから」と再び悔やんでしまうのでした。
セーフモードでは太刀打ちできない、ハヤテの猛追
そんなとき、アラハバキでは真誅軍の伽藍が接近したことが知らされます。警報で目覚めたりんは、シャーク1をひとりでセーフモードで動かし、囮になってみんなを逃がそうとしていました。圧倒的な戦力差があるなか、りんは無謀にもハヤテの伽藍に立ち向かいます。
田中泉
手も足も出ず、ハヤテに一方的に攻撃されるりん。気を失ったりんは、意識の中でザバーンに登場する海にひとり立っていました。なんとか戦線復帰しようとするも、起きたところでひとりでは歯が立たないことに絶望します。絞り出すように「助けてザバーン!」と言ったりんの前には、手が差し伸べられていました。
りんの前には、細道が再びシャーク1に乗り込もうとやってきていました。「これ以上巻き込めない」というりんに、「十分巻き込まれている」と返す細道。攻撃しようとするハヤテに、ミミは「今どういうシーンかわからないの?死を前にした最後の男女の会話よ」と呼びかけます。
男女の会話に頬を染めたハヤテは「それは致し方あるまい」「武士の情けだ、待ってやる」と攻撃を控えます。
田中泉
細道は、りんと出会ったことで「ヒーローが好き」という本当の気持ちから逃げていたことに気がつきます。その結果、ザバーンのコスプレでりんの前に現れますが、そのコスプレよりも「得意げになってた方が恥ずかしい」と告白します。
田中泉
2人目の電池少女?
意識の中でりんの手を取った細道は、あらためて「俺たちふたりがザバーンだ」と宣言。細道のスマホから流したザバーンの曲にときめきバーストしたりんは、シャーク1をフルパワーで起動させることに成功しました。
「ファング」と「アギト」という二刀流の刀を使い、凄まじい気迫で戦い始めたシャーク1を前に、ハヤテは無作法ながらも熱さを感じます。
田中泉
「シャークバイト」という新しい必殺技によってハヤテを退けた細道とりんは、無事にアラハバキを守り切るのでした。
りんが復活するのを信じてザバーンの首を直していた細道にりんは感謝するも、急激にときめきバーストをしたせいか激しく消耗していました。その様子からミミはしばらくはりんの出撃は無理かもしれない、と言いながら、二人目の電池少女として候補がいることを山田に伝えます。
『逆転世界ノ電池少女』第3話のネタバレ・感想まとめ
見事に復活し、ハヤテを打倒した細道とりん。
しかし、りんの消耗から2人目の電池少女の出番が?アイドルのような電池少女の候補は、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。