『逆転世界ノ電池少女』第3話あらすじ・ネタバレ感想!細道は戦意喪失したりんを助けられるのか?

出典:『逆転世界ノ電池少女』公式ページ

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乗り込んだ機体が稼働せず、大好きなザバーンの像も壊されて戦意を喪失してしまったりん。

アラハバキがピンチに陥るなか、細道はある方法でりんを助けようとします。果たして、真誅軍に“逆転”することはできるのでしょうか。

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アニメ『逆転世界ノ電池少女』第2話のあらすじと振り返り

真誅軍の襲撃を受けた歌舞伎町から、反政府組織“アラハバキ”の本拠地である秋葉原に連れてこられた細道。一緒に戦って欲しいというりんの説得もむなしく、細道は秋葉原を後にしようとします。

しかし、宗方から借金返済のために勝手にパイロットにされた細道は、仕方なくりんと再びシャーク1に乗り込み、真誅軍の攻撃に立ち向かうことに。しかし、細道の真意を見透かしていたりんが心を閉ざした結果、シャーク1は動かなくなってしまいます。なんとかその場は凌いだものの、りんは「君とはときめけない」と力なく呟くのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『逆転世界ノ電池少女』第3話あらすじ・感想

りんを助けるためにサイコダイブ

細道はふと気づくと、自分がザバーンのヒーローショー会場にいることに気がつきます。そして同じ会場では、りんが人質として捉えられていました。

細道は強く心を閉ざして意識を失ってしまったりんを助けるため、サイコダイブによってりんの深層心理に呼びかけようとします。アラハバキの技術担当・ミミの提案により、細道はVR機材でりんの深層心理を目の当たりにしていました。

シャーク1は、“ときめきエンジン”という電池少女の強い感情によって起動しているため、気持ちが萎えると起動できないという弱点がありました。肝心な時に動かない、また感情の起伏による不安定なシステムであるガランドールの素体、0式(ゼロシキ)は真誅軍の乗る伽藍の前世代機だったのです。

田中泉

“プロトタイプ”や“破棄されたシステム”など、オタクが好きな設定が次々と……!

ミミは細道が接客した客でありながら、本人は全く覚えていませんでした。そんな細道に「調子ばかりよくで客の顔も覚えてない」「しっかりみてないから失敗するのよ」と投げかけます。

サイコダイブしたりんの深層心理では、人質として捉えられた細道がりんに「早くここを出よう」と話すも、りんは「出るって何のこと?」と自分の置かれた状況がわかっていない様子です。

ヒーローショーを楽しもうとするりんに、細道は「子供騙しだろうが」と否定します。しかし、りんは「ちゃんと見ようともせずに否定しないで」と悲しみます。

細道はりんがシャーク1に書いていた落書きを「ザバーン」と認識していましたが、実際に描かれていたのはザバーンの格好をした細道でした。

田中泉

ホストモードで眼鏡を外していたため、細道は自分が描かれていることがわからなかったんですね。たしかに、これに気づいてもらえないのはショックです。

りんは拘束を自ら解き、マイクで会場にいる子どもたちにザバーンの応援を呼びかけます。「どうせ作り物」「作家の創作」と否定的な細道に、変わらず「その台詞で熱くなれる」「エネルギーがわいてくる」と譲りません。「細道くんにもそんな熱い気持ちがあったはず」という言葉に、細道は幼い頃の自分を思い出します。

田中泉

細道も幼い頃はザバーンが好きだったものの、父親に否定された過去があった描写があります。やはり着信音にしていたのは、ザバーンが本当に好きだったからなのでしょう。

りんの呼びかけで登場したザバーンのハリボテは、真誅軍により像が壊されたように首のところが折れてしまいます。りんはそんなザバーンを見て、「戦う力がなかったから」と再び悔やんでしまうのでした。

セーフモードでは太刀打ちできない、ハヤテの猛追

そんなとき、アラハバキでは真誅軍の伽藍が接近したことが知らされます。警報で目覚めたりんは、シャーク1をひとりでセーフモードで動かし、囮になってみんなを逃がそうとしていました。圧倒的な戦力差があるなか、りんは無謀にもハヤテの伽藍に立ち向かいます。

田中泉

「最後にもうひと仕事させてください」というりん、完全に死にに行く覚悟をしているのがつらい……戦意喪失しながらもなんとかみんなを助けようとするのはわかりますが、この状況でその言葉はしんどいです。

手も足も出ず、ハヤテに一方的に攻撃されるりん。気を失ったりんは、意識の中でザバーンに登場する海にひとり立っていました。なんとか戦線復帰しようとするも、起きたところでひとりでは歯が立たないことに絶望します。絞り出すように「助けてザバーン!」と言ったりんの前には、手が差し伸べられていました。

りんの前には、細道が再びシャーク1に乗り込もうとやってきていました。「これ以上巻き込めない」というりんに、「十分巻き込まれている」と返す細道。攻撃しようとするハヤテに、ミミは「今どういうシーンかわからないの?死を前にした最後の男女の会話よ」と呼びかけます。

男女の会話に頬を染めたハヤテは「それは致し方あるまい」「武士の情けだ、待ってやる」と攻撃を控えます。

田中泉

素直すぎるのか、天然なのか……ひとまずハヤテの攻撃は止みました。

細道は、りんと出会ったことで「ヒーローが好き」という本当の気持ちから逃げていたことに気がつきます。その結果、ザバーンのコスプレでりんの前に現れますが、そのコスプレよりも「得意げになってた方が恥ずかしい」と告白します。

田中泉

りんの「一緒に戦って勝てると思いますか」という言葉に「勝てる勝負しかしない」と返す細道。真誅軍との戦いに「勝てる戦しかしないから」と消極的だった言葉がここで生きてくるとは!

2人目の電池少女?

意識の中でりんの手を取った細道は、あらためて「俺たちふたりがザバーンだ」と宣言。細道のスマホから流したザバーンの曲にときめきバーストしたりんは、シャーク1をフルパワーで起動させることに成功しました。

「ファング」と「アギト」という二刀流の刀を使い、凄まじい気迫で戦い始めたシャーク1を前に、ハヤテは無作法ながらも熱さを感じます。

田中泉

無我夢中で敵を圧倒する戦いぶり、これぞ熱血ロボアニメって感じですごく良いです!

「シャークバイト」という新しい必殺技によってハヤテを退けた細道とりんは、無事にアラハバキを守り切るのでした。

りんが復活するのを信じてザバーンの首を直していた細道にりんは感謝するも、急激にときめきバーストをしたせいか激しく消耗していました。その様子からミミはしばらくはりんの出撃は無理かもしれない、と言いながら、二人目の電池少女として候補がいることを山田に伝えます。

『逆転世界ノ電池少女』第3話のネタバレ・感想まとめ

見事に復活し、ハヤテを打倒した細道とりん。

しかし、りんの消耗から2人目の電池少女の出番が?アイドルのような電池少女の候補は、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

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