サブカル文化を排除しようとする真誅軍、サブカル文化を守る反政府組織“アラハバキ”の戦いを描く『逆転世界ノ電池少女』。
突然ロボットに乗って戦うはめになった細道は、果たしてどんな運命に巻き込まれていくのでしょうか。
目次
アニメ『逆転世界ノ電池少女』第1話のあらすじと振り返り
空っぽであることを自覚しながら、ホストとして働く細道。真誅軍により、サブカル文化が断罪される日本において、細道の働く歌舞伎町も掃討の対象になることに。
そんなときに、謎のロボットを目にした細道は逃げるために乗り込み、謎の女の子と一緒に戦うのでした。
【ネタバレあり】アニメ『逆転世界ノ電池少女』第2話あらすじ・感想
秋葉原にはいないタイプの細道
歌舞伎町での戦闘後、細道は反政府組織“アラハバキ”の本拠地である秋葉原に連れられてきます。湖や遊園地、スカイツリーなどがごちゃごちゃと立ち並ぶ秋葉原には、真誅軍と戦っているために顔を隠した住人たちがたくさんいました。
そんな姿に呆れる細道でしたが、一緒に戦ったりんも、気分を上げるためにただのコスプレをしていることが明らかになります。
細道は司令官の山田の案内で、地下にあるアラハバキの本部を訪れます。そこには、被り物をしたアラハバキのメンバーたちがいましたが、細道がポッと出でありながらりんとマッチングして戦ったこと、リア充気質のホストであることに敵意を隠せません。
田中泉
細道は「自分には関係ないから」と秋葉原を出て行こうとしていましたが、りんは細道が設定していた海帝ザバーンの着メロを「好きでもないのに設定しない」と気にしていました。細道は「ふざけて昔設定した」とかわしますが、りんは作品が大好きであることを伝えます。
りんは家族との再会を願いながら戦い続ける孤高の戦士、ザバーンに、自分の境遇を重ねていました。りんはこの湖ができる前にこの辺りに住んでいたものの、戦争により家が湖の底に沈み、家族の消息がつかめない状況にありました。それでも真誅軍との戦いを続けていればザバーンのように見つかると信じて戦っていたのです。
しかし、ザバーンの最終回は規制により観られず、結末がわからないため、りんにとって真誅軍との戦いは奪われたマスターデータを見つけるためのものでもありました。
田中泉
一緒に戦ってヒーローになろうと訴えるりんに、細道は「めんどくさ」と冷たい態度をとります。そんな細道でしたが、宗方は借金返済のためにパイロットになれと脅され、結局パイロットとしてアラハバキに参加することになるのでした。
仕事と割り切って戦うことに?
パイロットとして参加することになった細道は、アラハバキの指導者とされる田中ナスターシャに会うことに。またしてもきぐるみであり、手付金として札束を口から出す姿に細道は動揺します。
田中泉
借金の返済として手付金を宗方にほぼ持っていかれた細道は、「空っぽのお前に傷つく中身なんてない」「いつも通り丸め込め」と冷たく言われます。
その後、メカニックたちとりんのもとに現れた細道は、仕事として割り切ったのか、メガネを外したホストモードで甘い言葉を投げかけます。
田中泉
先ほどとは全く違う態度に驚きながらも、りんはアラハバキのために戦うという細道に感謝します。
君とはときめけない
そのとき、真誅軍が接近したという緊急の放送が流れます。真国では細道とりんの乗る“ガランドール”の存在を、アカツキは見逃していませんでした。
アカツキの乗る伽藍が単独で飛行しているという報告に、りんと細道の乗るガランドール、シャーク1には飛行能力も飛び道具もないという状況から山田は焦りを隠せません。
田中泉
さらにガランドールを動かすためのときめきが足りず、動かせないことから、急遽「プランB」、鳳凰返しという作戦に切り替え、伽藍を飛行船ごと落とすことに成功します。
アカツキの伽藍には戦闘能力がないことから、真誅軍は戦闘をせずに撤退することに。しかし、去り際にザバーンの像を切り倒し、「次はお前たちがこうなる」と言い捨てて行きます。
壊された人形を前にショックを見せるりんに、細道は「何が不服なんだ」と声をかけます。
りんは、細道があんまり乗り気じゃないことを知っていました。しかし、「みんなを守るために戦ってくれるなら」と嬉しく思っていたものの、「君とはときめけない」と寂しそうに呟くのでした。
『逆転世界ノ電池少女』第2話のネタバレ・感想まとめ
度重なるピンチを迎えた細道。さらにはガランドールも動かないという状況に、これからアラハバキはどうなってしまうのでしょうか。
また、別の電池少女も登場したOPに、ガランドールの別形態も期待せざるを得ませんね!