ガランドールを持ち出して逃げるというまさかの行動に出た、宗方と細道。秋葉原が爆破されるのも時間の問題という状況で、アラハバキは逆転を決めることはできるのでしょうか。クライマックスでより盛り上がってきた『逆転世界ノ電池少女』第11話のあらすじを見てみましょう。
目次
アニメ『逆転世界ノ電池少女』第10話のあらすじと振り返り
宗方によってアカツキの前でガランドールのパイロットであることが明かされてしまった細道。さらにハヤテはアカツキを侮辱した友紀を取り押さえようと、ゲリラライブに乱入します。
アカツキはステージで、24時間後に国際展示場を秋葉原に落として爆発させると宣言。アラハバキは作戦に残るメンバーもわずかという絶体絶命の状況に陥ります。
冷めた態度の細道を説得しようとりんは追いかけますが、そこで細道はザバーンや蒼野ユキコ、闘神ファイトのプロデュースに父親が関わっていたことを明かします。
さまざまなジャンルのコンテンツに関わるも、家庭を省みない父親に愛想を尽かしていた細道に、りんはどう接したらいいのかわからなくなってしまうのでした。
アラハバキでは一度に3人の電池少女が乗り込む形式のガランドールの装備を開発しますが、肝心のガランドールは宗方と細道によって真国に売り払われようと持ち出されたところでした。
ますます窮地に立たされたアラハバキでしたが、着ぐるみに身を包んでいた総司令、田中が真の姿を現します。美少女だった田中は、ここから指揮権を取ると宣言します。
【ネタバレあり】アニメ『逆転世界ノ電池少女』第11話あらすじ・感想
赤く塗られたザバーン
ガランドールを売り払った金で店を再建しようと宗方が話す一方、細道はりんと戦ったときのことを思い出していました。
アハラバキの本部では、田中が姿を見せたことから逃げ出したメンバーが戻り、士気を高めていました。田中は電池少女たちに「あとはあなたたちがなんとかするだけ」と言い残し、そのまま去っていきます。
細道は友紀から電話を受けますが、充電切れで応答しません。着信音からあらためてザバーンに夢中だった頃を思い出す細道に、宗方は「着信音を変えろ」と冷たく返します。
さらにテレビで真国の掃討作戦を観て動揺を隠せない細道に、「帰るなんて言わないよな?」と念押しするのでした。
電話に出ない細道に怒りを見せる友紀。りんは細道が作りかけにしたままのザバーンのプラモを手に取ると、ザバーンが赤く塗りかけであることに気がつきます。
それは、ザバーン幻のフォームを再現しようとしていたことの証拠でした。これを見たりんは、細道が絶対に帰ってくると宣言します。
田中泉
りんと友紀の会話を聞いていたミサは、電話を無視する細道に「電波をぶつける」とニュース番組をジャックするのでした。
2回目の電波ジャックで伝えたかったこと
ジャックした電波で、友紀は「検閲に屈してたまるか!」と呼びかけます。りんも仮面を取って細道に呼びかけ、ミサも「借りパクはダメ」と声だけでメッセージを伝えます。
田中泉
宗方の心配をよそに、電池少女たちからのメッセージに心を動かされかけた細道。その瞬間、荷台に乗せていたガランドールが動き始め、「トキメキの残像をコックピットに残してしまった」という細道はガランドールに乗り込んで秋葉原に帰ろうと走り出します。
なるか、大逆転?
秋葉原に急ぐ細道の前に、伽藍に乗ったムサシが立ちはだかります。攻撃を交わす細道のもとに、電池少女たちが乗った「リボルバー電池」が発射されようとしていました。
電池を受け取ろうとする細道をムサシが取り押さえますが、トラックに乗った宗方が突撃して窮地を乗り越えます。
田中泉
電池を受け取った細道は、りんたちに謝ります。友紀からパンチされたり、ミサに恐ろしい罰をほのめかされたりする細道でしたが、りんの「逆転しましょう」という呼びかけから、シャーク1に変形させます。
これまでよりもパワーアップしたガランドールは、赤いシャーク1へと姿を変えます。しかし、その姿から山田は「暴走する」と慌てた様子。さらにそんなシャーク1を見た田中は、「真のシャーク1」と意味ありげなことを呟くのでした。
田中泉
『逆転世界ノ電池少女』第11話のまとめ
電池少女たちの呼びかけを受け、ひとりでに動き始めたガランドール。空っぽだと自覚していた細道の心は、やはりときめきを失っていなかった様子です。
果たして、アラハバキは真国を倒して秋葉原を守ることはできるのでしょうか。いよいよ来週は最終回。ガランドールの暴走も抑えられるのか注目です。