アニメ『逆転世界ノ電池少女』第1話あらすじ・ネタバレ感想!サブカル文化が終わった?そんな時代に対抗する少年少女の物語。

出典:『逆転世界ノ電池少女』公式ページ

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軍国主義を続ける日本を舞台に、アニメやゲームといったサブカル文化が死に絶えた設定の『逆転世界ノ電池少女』。かわいいキャラクターデザインと熱いロボアニメという組み合わせに、大きな注目が寄せられていました。

いよいよ放送が開始した『逆転世界ノ電池少女』、早速第1話のあらすじを見てみましょう。

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【ネタバレあり】アニメ『逆転世界ノ電池少女』第1話あらすじ・感想

サブカルが取り締まりを受ける2029年の日本

「令和」という時代が訪れなかった日本、2029年の歌舞伎町において巨大なロボット、伽藍(ガラン)に追われる青年がいました。複数の伽藍に追い込まれた青年の前に、1機のロボットが現れます。

その数時間前、腹を空かせていた青年、細道(ほそみち)が歌舞伎町を歩いていると、路上でこっそりゲームを売っていた男が検閲に遭っていました。日本は徹底的な軍事的侵略に遭い、ゲームでさえも厳しく取り締まられていたのです。

細道は誰彼構わず笑顔を振りまくことから、闇営業のホストでNo.1を獲得するほどの人気を誇っていました。空っぽであることを自覚しながらも、両親によって多額の借金を背負うこととなった細道は虚しさを感じつつホストとして働くほかありません。

田中泉

今作はゲームやアニメ、漫画が取締りを受けているということもあり、「サブカル」が死に絶えたという世界設定。そのためか、新宿歌舞伎町にあるトークライブハウス、ロフトプラスワンがホストクラブになっているのも細かい小ネタでした。

細道が身元引受人でホストクラブを経営している宗方に借金の返済を迫られる一方、控室のテレビでは政府広報が放送を行なっていました。そこで真誅軍の大佐であるアカツキは、10年前の天変地異以来、反乱分子の排斥に取り組んできたと語っています。

そんな矢先、反政府組織の温床が特区である歌舞伎町にあることを突き止めたことから、摘発を実行に移すことになったと言います。そのきっかけは、歌舞伎町で見つかったエロゲに反政府組織の勧誘サイトへの手掛かりが隠されていたことでした。

同じ頃、細道の働くホストクラブには、「仕事の前の景気づけ」として飲みに来たという妖艶な女性が来店していました。

いつも通り軽薄な態度で接客をする細道に、女性は「誰に話しかけているつもりなんだ」「ただの飾りなら抉り取ってやろうか」と脅します。その女性は、これから掃討作戦で火の海になる歌舞伎町を目にしようとする真誅軍のムサシでした。

真誅軍の攻撃が始まり、「何も知らない、何もできないで死んでいく」という事実が恐ろしくなった細道は、「金をちょろまかしてやる」とホストの金を持ち出します。

田中泉

ここで冒頭に戻りますが、細道が大事そうに持っていたのはなんと店の売り上げでした。がめつすぎる……

突如現れた謎の兵器と女の子

真誅軍は民間人の保護を掲げながらも、実際は収容所送りか殺害という恐ろしい軍隊です。細道も真誅軍に捕まりそうになりますが、サメを思わせる伽藍が登場。しかし、すぐに真誅軍の伽藍にやられてしまいます。

細道はサメの伽藍のコックピットを覗きますが、誰もいないことに驚きます。そのコックピットには、VRのゴーグルと操縦桿が残されていました。

同じく真誅軍に追われて逃げ出してきた宗方も伽藍に乗り込みますが、エネルギー切れにより伽藍は全く動きません。VRゴーグルをつけた細道の目の前には、小さなマスコットのような女の子が姿を見せるのでした。

エネルギー切れで真誅軍に追い込まれた細道は慌てますが、「一般人が土壇場のピンチで巨大ロボに乗り込んだ」という状況に女の子は興奮、なぜか伽藍が徐々に充電されていきます。

「電池少女」を名乗る女の子は、「ピンチを逆転しましょう」と細道に呼びかけ、真誅軍の伽藍に攻撃を繰り出します。なんとか細道は敵を退けますが、女の子は「チンピラみたいな戦い方」とテンションが下がったのか、再び充電は減少してしまうのでした。

田中泉

女の子は「ロボットアニメの主人公は巻き込まれるもの」と言っていますが、たしかに有名なロボアニメの主人公はほぼ成り行きでロボットに乗ることになったり、窮地から脱するために仕方なく……というパターンが非常に多いですね。

無双するものの魂を解放

ただ逃げたいだけの細道と女の子との間にズレが生じた矢先、細道のスマホの着信音が女の子の好きなアニメ『海帝ザバーン』のBGMだったことから再び充電が回復します。

ひろーとして活躍することに否定的だった細道に、「君と分かり合える気がします」という女の子や突如電話がかかってきた「君の中の少年に話しかけている」「夢想するものの魂を解放するのだ」という言葉から、細道は闘う決意を見せるのでした。

田中泉

まだまだ謎多き兵器と女の子ですが、熱血ロボアニメらしい熱さを感じるセリフが光っていました。

細道と女の子は『海帝ザバーン』のセリフをもとに叫び、敵の伽藍を圧倒。助けにきた謎の男、バルザック山田の手助けにより脱出した細道は、借金を返すために自分が乗っていた伽藍を売り飛ばそうと企てます。そこに異を唱えたのは、先ほどまで一緒に戦っていた、電池少女そっくりの女の子でした。

『逆転世界ノ電池少女』第1話のまとめ

『逆転世界ノ電池少女』は、ディストピアの世界観に、熱いロボアニメとかわいい女の子が活躍するという不思議な組み合わせが癖になるアニメです。果たして、細道はどのような戦いに巻き込まれていくのでしょうか。

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