全米で大ヒットを記録している海外ドラマ『GRIMM/グリム』。
世界的に有名なドイツの童話である、「グリム童話」のキャラクターたちがもし実在していたら?を描くサスペンス・ファンタジードラマとなっています。
- ファンタジーだけど、ホラー!1話ずつ事件解決される中に、必ず何かが漂います。
- 一瞬で変わるおぞましい顔は、ゾクッとします。
- 仲間、恋人、同僚、こんな人たちが身近にいたらという優しさにふれられます。
それではさっそく『GRIMM/グリム シーズン1』をレビューしたいと思います。
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目次
『GRIMM/グリム シーズン1』あらすじ
オレゴン州ポートランド市警察殺人課の刑事ニックは、街中でふと目を引かれた美しい女性が瞬間的に魔物のような恐ろしい顔に変貌するのを目撃して驚く。
その頃、市内の森をランニング中の女子大学生が殺害される事件が発生。ピンクのスニーカーに赤いパーカーを着ていた彼女は、猛獣にでも襲われたかのように無惨にも遺体が引裂かれていた。捜査に当たるニックと相棒ハンク。
現場検分が終わり、恋人ジュリエットが待つ自宅に戻ったニックは訪ねてきたおばのマリーと久々に再会する。
マリーは自分が末期がんであること、ニックが人間に紛れて存在している魔物を狩る「グリム一族」の末裔であることを告げるが、突然魔物に襲われ重体に陥ってしまう。
困惑しながらも、マリーが運んできたトレーラーにある魔物を倒すための武器や、グリム一族が過去に書き留めた魔物たちの詳細な情報を記したノートなどを見たニックは、突然日常生活の中で人々の顔がモンスターに変貌する瞬間が見えるようになった理由を理解する。
そんな中、少女ロビンが行方不明になる事件が発生。
ニックは公園の前にひとりで暮らしている男性モンローが“ブルットバッド”という魔物であると知り、容疑者と判断して家宅捜索をするのだが、実はモンローにはニックと関わりがある大きな秘密があった…。
戸惑いながらも、ニックは自らの能力を密かに駆使して、相棒ハンクと共に難事件を解決しながらグリムの末裔として魔物たちと対峙していく。
出典:『GRIMM/グリム』公式ページ
【ネタバレ】『GRIMM/グリム シーズン1』感想
ヴェッセン(魔物)との出会い
刑事をしているニック。
その恋人ジュリエットの住む家に、ニックの育ての親で末期がんのマリーおばさんがやってきます。
その時にヴェッセン(魔物)に襲われるのですが、マリーおばさんが強いです。というのも、マリーおばさんは魔物を狩る「グリム」という力を持っているからです。
ニックも実はグリムであると伝えられた時に、思い当たることが…。
そういえば冒頭シーンで、美人の女の人が魔物の顔になったのを思い出しました。
1話ごとに様々な事件が起こるのですが、背景、家の外観、インテリアなどが凝っています。
特に1話目の犯人の家は、ファンタジーで実際見てみたいという気持ちになります。
刑事とグリムの板挟み
不可解な事件が起こるのですが、グリムとして見えてしまうことを手助けしてくれる魔物のモンローはとても知性的な魅力のある人です。
ニックの同僚のハンク刑事、ウー警察官に、ニックがグリムだとバレないようにかばう姿と、ニックの手伝いをしたくないと思っていても断れないところと、ちょっとオタクなところなど、どんどん魅力が出てきます。
ニックとジュリエットは最高のカップルで、特にジュリエットはなんて優しい女性なんだろうと思うほど。
美人で洋服のセンスもいいし、ニックに対する愛情にあふれていて、二人をみていると幸せな気分になります。
ニックは愛するジュリエットに「自分はグリムだ」とは言えずに悩んでいる時に家を襲われるという事件が発生します…。
ジュリエットが刑事なのだからしかたないと言うのだけど、ニックはグリムであることを心痛めているように見えました。
王家と謎のカギ
ニックの上司であるレナード警部。
見た感じから仕事もできるし、お堅いイメージで、そして筋肉がムキムキです。けっこう鏡に向かって映るシーンがあります。
レナード警部は王家一族の一人、街中で見た美人な魔物のアダリンドと組んで鍵を探すのだけど、ニックに魔力を消されてしまいます。
魔力を消されてしまったことを嘆くアダリンドには、ちょっと意外でした。
ヴェッセン専用の薬屋を営むロザリーという魔物がニック、モンローに協力して事件が解決していく中、ジュリエットがアダリンドの魔薬で昏睡状態、亡くなったはずのニックの母親出現と次の波乱に続く衝撃の最終話が待っています。
『GRIMM/グリム シーズン1』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
1話ごとに事件を解決していく中、グリムという運命を背負ったニック。
そして、少しずつ恋人や同僚などを事件に巻き込んでいってしまいます。
グリムを怖がる魔物たち、しかし徐々に今までのグリムと違うニック(グリム)に惹かれて仲間になっていく模様がとても面白いのです。
ヴェッセン(魔物)=必ずしも敵ではない。という部分にサスペンスとしての魅力を増大させています。
ドラマの始まりのプロローグが、あの「グリム童話」なのかな?とか思いながら見るのも面白いと思います。
ニックのグリムとしての成長、そしてポートアイランドの景色も楽しんでください。
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