『グレイテスト・ショーマン』は、19世紀に活躍した興行師の伝記的なノンフィクション映画です。
“すべての人が輝く”心震える感動のミュージカル・エンターテインメント!というテーマに恥じない圧巻のパフォーマンスも必見ですよ。
- 19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画
- ヒュー・ジャックマン、はじめキャストの方々の歌声とダンスは圧巻!
- 批評家からの評価は悪かったが、フタを開けると大ヒットを記録!
それではさっそく、映画『グレイテスト・ショーマン』のあらすじ・ネタバレ感想を書いていきたいと思います。
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目次
『グレイテスト・ショーマン』作品情報
作品名 | グレイテスト・ショーマン |
原題 | The Greatest Showman |
公開日 | 2018年2月16日 |
上映時間 | 105分 |
監督 | マイケル・グレイシー |
脚本 | ジェニー・ビックス |
出演者 | ヒュー・ジャックマン ザック・エフロン ミシェル・ウィリアムズ レベッカ・ファーガソン ゼンデイヤ |
主題歌 | キアラ・セトル「ディス・イズ・ミー」 |
音楽 | ベンジ・パセック ジャスティン・ポール |
【ネタバレ】『グレイテスト・ショーマン』あらすじ・感想
ヒュー・ジャックマンの美声に感動すること必至
音楽の力で生きる力が湧いてくる!
序盤からヒュー・ジャックマンの美声にやられました。
この映画は、『レ・ミゼラブル』で歌って踊れることが判明したヒュー、ジャックマンありきで制作された映画です。
素晴らしい楽曲を手がけたのは『ラ・ラ・ランド』の音楽を手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビなので納得。
最初は歌の素晴らしさにも感動していましたが、だんだんとバーナムとサーカス団の絆にも感情移入してしまい最後は号泣でした。
貧乏のどん底から、どんどん成功を目指して突っ走して行くP・Tバーナムの生き方に感動するとともに、次から次へと名曲が流れてきて息つくヒマがありません。
「家族を幸せにしたい!」「人々が驚く姿を見たい!」と奮闘し、ユニークな人たちを使って奇想天外な発想力でどんどん成功していくP・Tバーナムに感動すること必至でしょう。
また、バーナムのパートナーとしてともにサーカス団を経営することになった劇作家のフィリップ・カーライルと、黒人のアン・ヴィーラーとの愛には、当時はまだ人種の壁が色濃く残っていた時代の中で、それらを乗り越えしっかりと結ばれる様にも心が震えます。
人種の多様性を肯定する楽曲『ディス・イズ・ミー』に号泣
バーナムのサーカス団(見世物小屋)、通称「フリークス」たちの心の叫びを歌にのせることで心に訴えかけてきます。
社会から除け者にされ、差別され続けたフリークスたちがサーカスをやめろと批判する人たちに対し、「これが私」「心の誇りは失わない」と多様性を肯定する一曲『ディス・イズ・ミー』は現在を生きる私たちにも共感できる歌詞で号泣します。
その中でもメインで歌っているレティの力強い歌声は圧巻。
Youtubeで見れる映画製作前のワークショップ・セッションの映像を見ると魂の叫びに余計に感動できると思います。
「サーカスを見ている人たちの笑顔はイカサマかい?」に考えさせられる
鑑賞後もいろいろと考えさせられる映画です。
バーナムは身体の特徴にある人を見世物にしたり、太った人をさらに着太りさせてみたり、大きな人に竹馬に乗せてさらに大きく見せるというように誇大広告をしながら客を呼び寄せます。
“人は奇抜な物を見たがる”となんでも商売にしてしまうバーナム。
映画の中で批評家からは「低俗だ」「イカサマだ、嘘つき」と批判を受けます。
ですが、バーナムはこう言います。
「このサーカスを見ている人たちの笑顔はイカサマかい?」と。
バーナムは人をだますと同時に、喜んでもらうことに人生をささげたのでしょうね。
広告の在り方や、信念という軸の置き方など、なにか考えさせられるモノがありました。
『グレイテスト・ショーマン』まとめ
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🎩『#グレイテストショーマン』
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— 20世紀フォックス映画 (@foxjpmovie) 2018年5月9日
以上、『グレイテスト・ショーマン』の感想を書きました。
本作は、ミュージカル映画としてのクォリティの高さはもちろんですが、人種差別の問題や、P・T・バーナムの商売への向き合い方、世間からの批判に屈しない姿など、ヒューマンドラマとしてもすごく刺さる映画となっています。
- P・T・バーナムの生き方に感動
- 多様性(ダイバーシティ)を歌う、サーカス団に共感!
- 実話なので感動も2倍増し
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