映画『安市城 グレート・バトル』あらすじ・ネタバレ感想!小さな城主の偉大な姿を描いた歴史バトルアクション

映画『安市城 グレート・バトル』あらすじ・ネタバレ感想!小さな城主の偉大な姿を描いた歴史バトルアクション映画

出典:dTV

韓国では、観客動員数500万人を越える大ヒット映画『安市城 グレート・バトル』が日本にも上陸しました。

時は西暦645年、当時は朝鮮半島が高句麗・新羅・百済に分かれ「三国時代」と呼ばれていました。

その中の高句麗は、現在の中国東北部から北朝鮮・韓国北部までの広大な土地を構え、三国時代の中で一番大きな国だったと言われています。

幾度も隣国「唐」(中央アジアの砂漠地帯も支配する大帝国)が高句麗へ攻め込みますが、この闘いで、高句麗の首都である平嬢城に攻め込まれる前の最後の砦が「安市城」でした。

映画『安市城 グレート・バトル』で初めて「安市城城主:ヤン・マンチュン」が映画で扱われるということで、韓国史劇が大好きな私は、とても楽しみにしていた作品です。

ポイント
  • 「ヤン・マンチュン」が、この世に盛大に取り上げられる珍しい作品
  • 韓国時代劇がお好きな方にはすんなり話がわかる内容
  • 韓国では観客動員数500万人の大ヒット映画

それではさっそくネタバレありで映画『安市城 グレート・バトル』をレビューしたいと思います。

映画『安市城 グレート・バトル』作品情報

映画『安市城 グレート・バトル』作品情報

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & SOOJAK FILM & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.

作品名 安市城 グレート・バトル
公開日 2019年07月05日
上映時間 136分
監督 キム・グァンシク
脚本 キム・グァンシク
出演者 チョ・インソン
ナム・ジュヒョク
パク・ソンウン
ペ・ソンウ
オム・テグ
キム・ソリョン
パク・ビョンウン
ソン・ドンイル
オ・デファン
チョン・ウンチェ
ユ・オソン
チャン・グァン
シン・チャンス
音楽 ユン・イルサン

映画『安市城 グレート・バトル』キャスト紹介

チョ・インソンや映画初出演のナム・ジュヒョクなど豪華キャスト!

映画『安市城 グレート・バトル』はキャストが本当に豪華すぎます

まずは、主役安市城城主ヤン・マンチュンにチョ・インソン

映画『ザ・キング』で10年ぶりに映画に復帰、そして大ヒットとなりました。

その勢い止まらずこの映画『安市城 グレート・バトル』で、高句麗の「伝説の英雄」を見事に演じています。

英雄のライバル淵蓋蘇文(ユ・オソン)に、ヤン・マンチュンの命を狙えと命令され、葛藤する大学の青年サモルを映画初出演のナム・ジュヒョクが演じます。

ラブストーリー系ドラマに出演することが多い彼が、時代劇という男臭いジャンルで、正義感を持った生き生きとした青年を好演しています。

敵対する唐の皇帝・太宗役に、パク・ソンウン

多くの時代劇にも出演している彼が、中国語で大国の皇帝役を演じました。

中国語に堪能なのも驚きですが、貫禄のある演技が素晴らしいです。

そしてヤン・マンチュンを支える部下達。

斧の使い手ファルボ役にオ・デファン、剣士プン役にパク・ビョンウン

槍術の名手チュ・スジ役にペ・ソンウ

騎馬隊長パソ役にオム・テグ、そしてその恋人でマンチュンの妹で女性兵団隊長・ペクハ役にキム・ソリョン

かとリーニョ

この男の部下役の4人、いつもだいたい「悪役」かあまりいい印象を与えない役柄が多い中、男気を感じる正義感が強くヤン・マンチュンに堅い忠誠心を誓う、珍しく(笑)素敵な4人です。

オ・デファンとパク・ビョンウンが演じる役同士は犬猿の仲なのですが、何かを達成した時に共に励まし心を通わせるシーンが印象的です。

また、城下に住む職人(ソン・ドンイル)がヤン・マンチュンのために命がけで作業をする姿なども感動的でした。

【ネタバレあり】映画『安市城 グレート・バトル』あらすじ・感想


現代にも求められる”真”のリーダーシップを持つ男ヤン・マンチュン

幾度も大国「唐」に攻め込まれてきた高句麗、首都である平嬢城への最後の砦である小さな城「安市城」は、ヤン・マンチュンが部下たちと共に命がけで守っています。

『安市城 グレート・バトル』

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以前、将軍・淵蓋蘇文の命令に背いたことで”反逆者”扱いを受けますが、命に背いたのも「無謀な戦いで部下たちを死なせたくない」と言うマンチュンの思いゆえ、そして城を守るという信念のある行動や言動があるからこそ、城内のみながマンチュンを信頼し意志に従うのです。

かとリーニョ

部下達や城内に住む人々への暖かな気遣い、小さなことは気にしない寛大な心を持ちながら、強い信念を持つ彼のリーダーシップは、現代の私たちがもっとも学ぶべきだと思います。

ラストは安市城絶対的危機!総勢5,000人で20万人の大軍を後退させれるのか!?

幾度も唐の大軍に潰されそうになりますが、ヤン・マンチュン率いる安市城の舞台とその住民達は持ち前のチームワークで危機を切り抜け、20万人もの大軍も一度後退させます。

ですが、唐の皇帝太宗は、なんとか安市城を陥落させたい一心で、城前の山に大きな壁を作り最後の戦闘体制に入ります。

大きな壁に驚きつつもヤン・マンチュンたちはなんとかあの壁を倒したいと考えます。

『安市城 グレート・バトル』

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & SOOJAK FILM & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.

城内を歩くヤン・マンチュンは、子ども達の砂遊びを見てある作戦を思いつきます。

その作戦は、かなり危険を伴いそして命を落とす覚悟のいる作戦でした。

ですが、ヤン・マンチュンを心から慕っている城内の職人たちは、マンチュンのためなら命も惜しくありませんと作戦決行を願い出ます。

胸が痛む思いでマンチュンは、作戦決行をすることになります。

『安市城 グレート・バトル』

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & SOOJAK FILM & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.

その作戦とは安市城の下のトンネルから、唐軍の壁まで行きその壁を固定してある柱を切って倒す作戦だったのです。

唐軍の壁が開き、いよいよ戦闘体制になったところギリギリで壁が崩れ始めます

作戦は大成功しますが、成功した喜びもつかの間、城内の職人たちはそのまま一気に土砂が崩れて生き埋めになってしまいます。

絶対的自信のあった巨大な壁が崩された太宗は、またもや後退の決断を余儀なくされます。

そんな中、淵蓋蘇文に助けを求めに行くサモルは、ヤン・マンチュンのすごさを心から伝えます。

そして、唐軍後退時に間に合い、淵蓋蘇文の部隊が応援に駆けつけます。

『安市城 グレート・バトル』

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & SOOJAK FILM & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.

唐軍の侵略を阻止できた安市城の仲間たちにはこれからもまだ試練は待ち続けていることでしょうが、ヤン・マンチュンが主でいる限り絆強く戦うことができるでしょう。

かとリーニョ

一度安市城を離れ平嬢城へ戻るサモルに、ヤン・マンチュンが「いつでも戻ってこいよ。大将旗はお前が揚げるんだ」と言うシーンは胸アツです。

映画『安市城 グレート・バトル』感想:壮大なバトルアクションと「現代に必須なリーダーシップ」が学べる映画!

韓国映画の底力を感じる壮大なバトルアクションが脳裏に焼きつく映画でした。

『安市城 グレート・バトル』

(C)2018 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & SOOJAK FILM & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.

CGなども駆使したようですが、最後の戦闘で唐軍が作る壁は実際にセットを組んだそうで、実にリアルでした。

朝鮮王朝時代を題材にする映画が多い中、この「三国時代」しかも高句麗時代の資料は韓国国内でもなかなか残っていないそうですが、それでも忠実に再現されたそうです。

かとリーニョ

それゆえにここまでの傑作になったのでしょう。

もう一つ心に残るのは、ヤン・マンチュンのリーダーシップ

かとリーニョ

ただ偉そうにするのではなく安市城を共に守る仲間達やそこで生活する城内の人々が「信頼できるリーダー」になっているのは、現代社会でも学べることだと思います。

歴史時代劇に興味がなくても、リーダーシップとは何か?と思い悩んでいる方にも、ぜひご覧になって頂きたい映画だと思います。

映画『安市城 グレート・バトル』まとめ

タイトル
  • 20万人もの大軍を後退させたヤン・マンチュンの偉大さを見て頂きたいです。
  • 壮大なスケールのバトルアクションと手の込んだセットにも注目。
  • 「リ-ダーシップとは」と悩んでいる方にもぜひご覧頂きたいです。

以上、ここまで映画『安市城 グレート・バトル』についてご紹介させて頂きました。

ぜひ、ご覧ください。