映画『グラデーション』公開決定!池袋シネマ・ロサ「新人監督特集vol.7」にて上映の椎名零監督デビュー作

『グラデーション』

この度、椎名零監督作品『グラデーション』が池袋シネマ・ロサ「新人監督特集vol.7」にて上映される運びとなりました。

椎名監督の劇場公開デビュー作である本作は、福岡インディペンデント映画祭2020にて入選、第32回早稲田映画まつりにて観客賞を受賞し、幅広い年代から支持を受けている作品です。

2021年6月19日(土)-2021年6月25日(金)1週間限定レイトショーで上映されます。

映画『グラデーション』概要

『グラデーション』

あいまいな気持ち、名前のない関係。

夏から秋に移ろう季節、暮れゆく空のグラデーションのように、不確かで切ない日々。

新世代の監督が変わりゆく東京の街と等身大の若者たちを映し撮った、切なくも爽やかなブロマンス的青春映画。

開発の進む住宅街を舞台に、青年二人の恋とも友情ともつかない交流を描いたひと夏の物語。

監督・椎名零の劇場公開デビュー作である本作は、古き良き住宅街・碑文谷と再開発の真っ只中にある武蔵小山の街が舞台となっています。

目黒門前囃子保存会や晩杯屋武蔵小山店の関係者をはじめとする多くの地域住民の協力のもとに制作され、地元感あふれる作品になっているのが特色です。

『グラデーション』

監督は、出身地である住宅街の中で背を伸ばすタワーマンションを日々眺めているうちにその異質さに惹かれ、そこから着想を得て脚本を執筆。

監督の目に映る風景をそのまま舞台に「再開発の波と古き伝統が共存するグラデーション」や「大人と子供、男と女、恋と友情の境界が曖昧な街の段階的変化(グラデーション)な若者」といったテーマを盛り込み、じんわりと響くみずみずしいブロマンス*映画に仕上がりました。

*男性間の親密な関係性を指す、brother(兄弟)とromance(ロマンス)からなる造語。

椎名零監督プロフィール

1997年生まれ。東京出身。早稲田大学在学中、同大学の映画サークル「映像製作集団浪人街」に在籍し4本の映画を監督。本作で劇場公開デビュー。趣味はロシア語、好きなものは喫茶店、アイドル、旅行。曾祖父は映画監督の青山三郎、祖父は劇作家の椎名輝雄。「椎名零」は祖父に肖って監督自ら考えたペンネームである。@shiina_0_rei

映画『グラデーション』作品情報

『グラデーション』

キャスト:斉藤拓海、岡﨑至秀、谷口昌英
監督・脚本・編集・音楽:椎名零
撮影:安井彬
助監督:山本藍衣
制作:映像製作集団浪人街
主題歌「蜃気楼」曲・歌:斉藤拓海
:椎名零
宣伝美術:飯島みく

2020年/日本/64分

池袋シネマ・ロサにて2021年6月19日(土)-2021年6月25日(金)1週間限定レイトショー上映。

前売り券:1,000円(税込)※池袋シネマ・ロサ窓口にて販売
当日一般:1,500円(税込)

あらすじ


立ち飲み屋でアルバイトをしている大学生・ジュン(斉藤拓海)は、趣味であるカメラを片手に街をぶらついたり、悪友のヒロキ(谷口昌英)とだべったりと、だらだらとした夏を過ごしていた。

そんな中、ひょんなことからバイト先の常連客であるキャバクラのボーイ”ヤスさん”(岡﨑至秀)と知り合い、ヤスがかつては写真家を志していたことを知る。

ジュンは写真について語り合える唯一の存在であるヤスに憧れを抱き、次第にジュンの生活はヤスを中心に回り始めるが、ある日を境にヤスは立ち飲み屋に現れなくなり…。

Galleryギャラリー

『グラデーション』は池袋シネマ・ロサで2021年6月19日(土)-2021年6月25日(金)1週間限定レイトショー