どんな人間でも興味がある食事。
そんな食事をより楽しみたい、というグルメをテーマにした漫画はたくさんあります。
今回は読んでいるだけでおなかが空く上に、自分が作る際のレシピの参考にもなる漫画を8作紹介します!
目次
グルメ漫画おすすめ8選
『衛宮さんちの今日のごはん』
大人気ゲーム、Fateシリーズの派生作品『衛宮さんちの今日のごはん』。
生き残りをかけた熾烈なバトルが描かれるハードなストーリーが多い原作と一部の登場人物や舞台を同じにしながらも、ただ料理を作って食べることが中心の日常系マンガです。
原作の主人公、衛宮士郎は毎回腕によりをかけ、さまざまな料理を作ります。
特に幼い日の士郎がハンバーグを作るエピソードでは、素朴でありながら美味しく、誰もが作れそうな馴染み深い1品が紹介されています。
ミルトモ 編集部
そのほかにも春に美味しい菜の花とベーコンを使ったサンドイッチや夏に食べたい冷やし茶漬け、秋が旬のさんまの塩焼きや寒い冬でも温かく過ごせる寄せ鍋など、季節に沿ったメニューも次々登場します。
ミルトモ 編集部
『きのう何食べた?』
『きのう何食べた?』は、几帳面な弁護士・史朗(シロさん)と人懐っこい美容師・賢二(ケンジ)のゲイのカップルが同じマンションで暮らす日々を料理を中心に描いた人気漫画です。
主に料理をするのは史朗ですが、賢二が手伝ったり、メインで料理をするエピソードもあります。
大晦日にマンションに1人残った賢二が「サッポロ一番」の味噌ラーメンをアレンジして食べる回のドラマ版は、放送を観た大勢が飯テロを食らった…と話題にしていました。
ミルトモ 編集部
エピソードの大半を、調理シーンが占めているのが特徴的な『きのう何食べた?』。
しかし行き詰まった料理のヒントを仕事から得たり、料理がコミュニケーションのツールになったりと、そんな演出にも意味があります。
ミルトモ 編集部
『ワカコ酒』
仕事終わりに1人で居酒屋に行くのが好きな、酒好きOL村崎ワカコが主人公の物語です。
ワカコはお酒に強く、おつまみと共にのんびり余韻に浸りながら飲むのがほぼ日課。
心の中でおつまみや酒の味をナレーションしながら味わうのがワカコ流で、お酒の美味しさが最高潮に達すれば「ぷしゅー」と息を吐くのが彼女のお決まりのセリフです。
主にカウンターでお酒を飲み、ただただ無言でつまみを食べるワカコですが、その内容はサケの皮をあてにして日本酒をまったり飲む、といったものや、スナックエンドウなんてシンプルなものもあり、たこさんウインナーなんてつまみには変わり種のものまで出てきます。
ミルトモ 編集部
あっさりしたものを食べようと考えてたけど、目がついたらもう口の中はそれでいっぱい。
カニクリームコロッケをハイボールと共に食べる夜なんて、幸せの縮図ですね。
ミルトモ 編集部
『花のズボラ飯』
主人公の花は旦那のゴロさんが単身赴任しているパート主婦です。
だらしない性格で、部屋も汚い彼女は毎日のごはんだけは、ずぼらながらにしっかり食べます。
しっかり、と言ってももらいもののスイカで昼を済ませたり、卵かけごはんに柴漬けを添えて食べたりと、工夫はしません。
しかし、そんな日常的なごはんこそ美味しい!とばかりに、花は日々ずぼら飯を作り食べるのです。
ミルトモ 編集部
また、作る時もついつい野菜を多く切りすぎたり、何となく家に会ったココナッツミルクを入れたり、かさが増えてしまうのがカレー。
ミルトモ 編集部
花はらっきょうを添えて食べて、さらにはお代わりまでしまいます!
また、カレーを作った鍋の内側にへばりついた乾いたカレーも美味しくて捨てられません。
ご飯を入れてごりごりこすって、なんちゃってドライカレーとして鍋のままずぼらにいただきます!
ミルトモ 編集部
『肉女のススメ』
ある会社の3人のOLが、オムニバス形式でお肉料理を堪能していくのが『肉女のススメ』です。
狼谷は派遣社員で、肉を食べる姿が下品と婚約者に言われて別れたことから肉料理を避けていましたが、ひょんなことから同僚とファミレスのハンバーグを食べたことで覚醒!
肉汁はこぼれるまでに食べる!好きなものを食べるって気持ちいい!と豪快に食べます。
そんな彼女が猫かぶりな受付嬢・犬塚、仕事ができてストイックな性格の上司・熊代とひょんなことから仲良くなり、3人でご飯に行くことに。
ミルトモ 編集部
一枚がすっごく大きいお肉が鉄板で焼かれる様に、テンションが上がります!
また、飲み会で嫌な絡まれ方をされた狼谷を、犬塚がフォローして外に出ます。
そして、行った先は牛丼屋!
ミルトモ 編集部
地味に卵を2つもいれると言うのが、ポイント高いと思います。
家でもなかなかやりませんよね。
狼谷もマネして、嫌な気分を食べることで吹き飛ばします!
ミルトモ 編集部
『舞妓さんちのまかないさん』
京都の花街、舞妓さんが住む屋形には舞妓になれなかったけれど、屋形内のごはんを取り仕切る「まかないさん」として生活する小さくて可愛らしい主人公・キヨがいました。
舞妓さんたちの毎日の食卓には、キヨが作る家庭料理が並びます。
印象的なエピソードで、喧嘩している舞妓2人にキヨが夕飯の麻婆豆腐ができたと言うと「麻婆豆腐は後にはできない」と喧嘩が止まったという話があります。
ミルトモ 編集部
そして、辛い物を食べたら、喧嘩のうっ憤も晴れてしまいましたとさ。
他のお話には匂いがきついものが普段食べられない舞妓さんが、休みがある前日にはニラや刻んだニンニクたっぷり入った餃子が食べられるということで、一日を乗り切ったりするものもあります。
ミルトモ 編集部
舞妓さんは仕事中そのことが頭から離れず、帰宅後一口その餃子を食べたら、もうたまらなく悶絶するのでした。
そんな風に、食事は舞妓さんのエネルギーになっています!
ミルトモ 編集部
『かしましめし』
同級生の死をきっかけに再会した、美大出身の男女3人が共同生活をしながら交流する様子を描いた『かしましめし』。
3人それぞれが料理できるため、登場するメニューのバリエーションは非常にさまざまです。
一緒に暮らし始める前から3人が食事をするシーンも多く、具材の上から皮を乗せて蒸し焼きにする、包まない餃子やホイル蒸しなど、ホームパーティーにぴったりなメニューが見られました。
ミルトモ 編集部
アツアツの料理を美味しそうに頬張ったり、読者が味を思い浮かべられるような味の感想をいうシーンは、思わず食欲が刺激されるかもしれません。
『広告会社、男子寮のおかずくん』
『広告会社、男子寮のおかずくん』は、広告代理店で働く4人の男性が、週末に料理を持ち寄って食べる「ごはん会」を題材にした漫画です。
特徴的なのは、忙しく働いた週末にササっと作れるさまざまな料理が登場する点。
ミルトモ 編集部
メインのキャラクター4人はそれぞれおかず・ご飯・汁物・箸休めと担当が決まっており、得意分野を生かした料理を持ち寄っています。
ガッツリメニューが多い一方、「5月病で会社全体の覇気がない」というエピソードで作られた「五味かけご飯」のように、さっぱりと食べられる料理も少なくありません。
五味と呼ばれる薬味(しょうが・ねぎ・しそ・かいわれ)を細かく刻み、カリカリに揚げ焼きした豚肉とともにご飯にたっぷりかける…という五味かけご飯は、2019年に放送されたドラマ版でも調理されています。
ミルトモ 編集部
グルメ漫画おすすめ8選まとめ
- 『衛宮さんちの今日のごはん』
- 『きのう何食べた?』
- 『ワカコ酒』
- 『花のズボラ飯』
- 『肉女のススメ』
- 『舞妓さんちのまかないさん』
- 『かしましめし』
- 『広告会社、男子寮のおかずくん』
以上、ここまでおすすめのグルメ漫画を紹介してきました!
おいしそうな料理、おいしそうに食べる人、そして自分が作る料理の参考にしたい人、皆さんぜひ読んでください!