『極秘捜査』あらすじ・ネタバレ感想!奇妙な実話!刑事と占い師がコンビを組んだ韓国サスペンス!

『極秘捜査』

出典:U-NEXT

2016年に公開された韓国映画の『極秘捜査』。

日本では「反逆の韓国ノワール2016」という企画で上映された作品です。

ポイント
  • 『友へ チング』のクァク・キョンテク監督、『チェイサー』のキム・ユンソクによるサスペンス
  • 1978年に韓国で起こった奇妙な誘拐事件をもとに製作された作品
  • みんな大好き!韓国警察のアカン実情も描かれる!

マルコヤマモト

この記事では、キム・ユンソクとユ・ヘジンが共演した『極秘捜査』について、ネタバレありでご紹介しています。

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『極秘捜査』作品情報

『極秘捜査』

出典:IMDB

作品名 極秘捜査
公開日 2016年6月25日
上映時間 108分
監督 クァク・キョンテク
脚本 ハン・デドク
クァク・キョンテク
出演者 キム・ユンソク
ユ・ヘジン
ソン・ヨンチャン
イ・ジョンウン
チョン・ホビン
パク・ヒョジュ
音楽 Cinebro-NOTE

【ネタバレ】『極秘捜査』あらすじ


占い師の予言が誘拐された少女を救う!?

1978年、韓国の釜山。

機動隊としてデモ隊の鎮圧にあたっていたコン刑事(キム・ユンソク)は、有名スリ師を見つけて確保。

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スリ師から賄賂を受け取ると、妻が出産を控えているという後輩刑事のサンギ(ヒョン・ボンシク)に分け前を渡しました。

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このシーンで、警察が普段から犯人からの賄賂を受け取る行動が当たり前であることがわかります。え、普通に考えてだめじゃん!と思う方も多いでしょうが、この賄賂というのが後々この映画を語る上での重要なキーワードになります。

ある日、漁業や菓子メーカーなどを手がける実業家、ソン・ヒョンテ(ソン・ヨンチャン)の娘・ウンジュ(ファン・チェウォン)が何者かに誘拐される事件が発生します。

小学校から下校する最中、見知らぬ男の車に乗り込んだところが、ウンジュの最後の目撃情報でした。

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ヒョンテは早々に警察内部に金を渡し、ユン刑事らがさっそく捜査に乗り出しましたが、事件の原因を怨恨と決めつけヒョンテの運転手に暴行を加えて犯人に仕立て上げたところ、刑事たちは逆にヒョンテの怒りを買ってしまうことに。

そこで、事件解決のため警察局長から声がかかったのがコン刑事でした。

以前ヒョンテの妹(ウンジュの叔母 / チャン・ヨンナム)の揉め事を解決したことで腕を買われたコン刑事でしたが、基本的に警察署内の一匹狼であるコン刑事は、自分の管轄外ではないと言って一度は断ります。

しかし、誘拐されたウンジュが自分の息子のクラスメイトで、ウンジュは金持ちでない子にも分け隔てなく接していたということを知り、家族の薦めもあって渋々引き受けることに。

さっそくヒョンテの家に赴いたコン刑事は事件を鋭く分析し、ヒョンテに気に入られます。

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そしてコン刑事が提案したのは、犯人にウンジュを殺させないためにこの捜査を極秘捜査にすることと、すぐに大金を準備することでした。

ソンテは警察署長を含む重役とマスコミに口止めがわりの賄賂をたっぷり渡し、コン刑事は廃映画館を捜査拠点にしてウンジュの捜査が始まります。

ですが、コン刑事の活躍を疎ましく思ったユ刑事(チャン・ミョンガプ)とそのチームが嫌がらせを始めたため、コン刑事は独自の捜査に走ることになります。

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実は仕事ができることが疎まれて、独自の捜査に走らざるを得なくなる刑事。キム・ユンソクの役柄ではお馴染みの設定ですので、覚えておきましょう。

しかし、この時点で事件発生からすでに10日が経っており、ウンジュが殺されている可能性が高いことから、刑事たちの間で公開捜査に切り替えるべきだという意見が出始めたのです。

ソンテの家で泊まり込みで捜査を続けていたコン刑事は、ウンジュの母親(イ・ジョンウン)と叔母から奇妙な言葉を聞き驚きます。

ウンジュの母親は、事件から15日後の8月1日に犯人から電話がかかってくると言ったのです。

その言葉の影にはキム導師(ユ・ヘジン)という占い師の存在がありました。

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ウンジュの母と叔母が占い師に占ってもらったところ、ほとんどの占い師がウンジュが死んでいると答えたなか、キム導師だけがウンジュが生きていると答えたのです。

さらにキム導師は、コン刑事がウンジュを救い出すという占い結果まで出していたのでした。

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結構大事なことまで占いで決めてしまうのは、韓国人にはありがちなことなのだそうです。占いは韓国の人たちにとってとても身近な存在で、韓国映画にも占い師やシャーマンがよく登場します。

コロコロと変わる身代金の受け渡し場所

コン刑事がキム導師の家を訪ねましたが、キム導師はユ刑事らに連行されており、拷問まがいの尋問を受けていました。

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無理な尋問も、韓国警察を描く上では当たり前の描写になりつつあります。『殺人の追憶』でも描かれていますが、特にこの年代は盛んだったのでしょうか。尋問というかあからさまな暴力ですが。
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コン刑事はキム導師を解放して家に送り届けますが、その最中のキム導師のスピリチュアルな発言が理解できず、結局は金目当てだろうと怒鳴りつけてしまいます。

しかし、キム導師の占い通り15日後の8月1日に犯人から電話があったのです。

犯人は5,000万ウォンの身代金を要求し、受け取り場所をレコード店の前に指定します。

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また、犯人はウンジュの写真を同封した封筒をアパートの階段に隠しており、写真を見る様子ではウンジュに危害が加えられている様子はなく、一同はひとまず安心。

しかし、犯人により身代金の受け渡し場所が二転三転したことや、ユ刑事が勝手に捜査員を増員していたことからヒョンテ一家への警察の不信感が増します。

さらにコン刑事とユ刑事の間に亀裂が入ったことで捜査が行き詰まってしまいました。

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マジで犯人が何したいのか分からずイライラしたんですけど!

そんな中、キム導師のみが真剣に占いを続け、まだ希望を捨ててはならないとお札を作っていたのでした。

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しかしながらウンジュの母親が憔悴しきり倒れてしまったことで、叔母はとうとう犯人の指示には従わないと決めたのです。

そんななか、犯人からソウルの汝矣島ヨイドに住んでいる親戚の住所を教えろという連絡が入ります。

ヒョンテもなかなか進展しない捜査に業を煮やし、テレビドラマの事件監修を務めるソウルの敏腕刑事ソ・ジョンハク(チョン・ホビン)を頼りコン刑事をお払い箱にしようと考えますが、叔母と母親のたっての願いでコン刑事とキム導師も運転手の親戚とともにソウルへ向かうことになりました。

マルコヤマモト

金持ちは金持ちで金に物を言わせ始めます。みんなバラバラ!もう勝手なことはやめて〜。

ソウルに到着すると、すでにジョンハクが捜査チームを結成しており、ユ刑事ら釜山チームは地方刑事として見下されます。

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その中で飄々と現れ対応するコン刑事に対してユ刑事たちは、さらなる嫉妬心を抱くのでした。

今度は警察内での揉め事が勃発!

ソウル市内はテレビ局が多く無線が混線しやすいため、無線の回線を複数に分けて捜査本部と連絡を取り合うことになります。

また夜遅くまで開かれた捜査会議でも、コン刑事が的を得た意見を発してソウル刑事たちの注目の的になり、キム導師もウンジュや彼女の囚われている場所のビジョンを、夢でよく見るようになっていました。

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次の日の午前10時、キム導師の予言した時刻に犯人から連絡があり、再び身代金の受け渡し場所を指示されます。

さらにキム導師は共犯者がいるかもしれないということをコン刑事に忠告し、ビジョンで見たウンジュが囚われている工事現場を探し始めました。

マルコヤマモト

コン刑事はすぐさま無線でそのことを伝えますが、誤った回線に繋いでしまいユ刑事たちが応答します。

ユ刑事たち釜山チームは、ソウル警察とコン刑事に手柄を取られてたまるかという意気込みで自ら犯人確保に動き始め、さらにコン刑事が反目したという嘘を捜査本部に伝えると、コン刑事は全ての無線回線から外されてしまったのです…。

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再び犯人からの指示でKBSというテレビ局の前で待つことになった叔母の前に、以前ウンジュと共に車に乗った女の子が発した「ソウル2801」ナンバーの車が現れ、コン刑事は確保に動こうとしましたが、キム導師の「共犯者がいる」という発言が気になり疑心暗鬼に陥ります。

犯人を見逃してしまったコン刑事は叔母に激怒され、さらに自分の無線がユ刑事たちに操作されていたことを知り、苦い顔をしました。

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今度は警察内の揉め事。そんなに自分の手柄が大事かね…というくらい釜山とソウルの手柄の取り合いになるのですが、本当にウンジュの無事を考えてる!?と一児の母親の私は相当イライラしました。

事件が発生してから33日が経った日、犯人から夜10時に工事現場に指示を貼っておくので来るようにという連絡が入ります。

捜査本部では、叔母の代わりに女性警官を向かわせるというコン刑事の意見は無視され、再びユ刑事ら釜山チームが手柄を取ろうとし、現場がざわつきます。

また、ウンジュが誘拐されてから15日もの日が経ち、死んでいる可能性が高くなったことからソウル警察は日付が変わると同時に公開捜査に切り替えると言い出したのです。

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しかし、警察導師が揉めて居る間にキム導師がビジョンで見た場所を探し当てていました。

そして夜更けに戻ったコン刑事にキム導師は、事件が発生してから33日目(つまり翌日)でウンジュが殺されてしまうと伝えますが、イラついていたコン刑事はキム導師の職業について馬鹿にして去ってしまいます。

『極秘捜査』の結末

落ち着きを取り戻したコン刑事とキム導師は2人で話し合い、互いを信用し始めます。

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占いなんて…と半信半疑だったコン刑事でしたが、今度ばかりはキム導師のいうことを信じてみようと思い、2人はウンジュが囚われて居るという水辺の近くへ向かい、二手に分かれてウンジュを探し始めました。

金を受け取りにきたという犯人らしき男との接触に成功したコン刑事とキム導師は、自分たちがウンジュの親戚であると嘘をついて「金は持っていっていいからウンジュの居場所を教えろ」と、取引を持ちかけます。

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その取引に応じた犯人がとある一軒家の前で車を止めると、中からウンジュが泣きながら飛び出してきたのです。

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ウンジュに怪我などはなく、ウンジュによると両親が借金取りに追われて居るためここで暮らしていると思わされていたようです。

ウンジュが発見されたことで事件は無事に解決しましたが、警察内部のバランスを取るために手柄はユ刑事たちのものになってしまいました。

新聞にはデカデカと功績が称えられ、ユ刑事たちが表彰されて昇進。

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また占いを当てたというのもキム導師ではなく、当初ウンジュは死んでいると予言したキム導師の師匠であるパク導師の手柄になってしまったのです。

コン刑事とキム導師は理不尽なやり口に怒りを覚えながらも、どこかこれで良いのだ…と思っていました。

マルコヤマモト

キィィ〜2人ともどこまで人が良すぎるんや…日の目を見なさすぎる男たちを演じたらピカイチなキム・ユンソクとユ・ヘジンですが、この物語の展開はちょっと見ている側も悔しくなるほどです。

境遇が似て居るコン刑事とキム導師はその後、家族ぐるみでの付き合いを始めます。

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河原でバーベキューをしている最中に、キム導師はふとコン刑事の手相を見て、コン刑事が今後どんどん出世していくことを予言しました。

その後、再びウンジュが誘拐された際も2人はタッグを組み、たった4日間で事件を解決し、その後もしばしば事件を解決しました。

マルコヤマモト

またウンジュ誘拐されたんかい!

そしてキム導師の予言どおり、コン刑事は警視正まで出世したとのことです。

マルコヤマモト

実際の2人の写真が映し出され、物語が終わります。

【ネタバレ】『極秘捜査』感想

最も奇妙な実話由来の映画

マルコヤマモト

韓国映画は実話をもとに製作された映画がたくさんあり、ヒットを記録しています。

例えば『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』『1987、ある闘いの真実』などの民主化運動を背景にした作品や、『大統領の理髪師』『弁護人』などの実在の人物をモデルにした作品。

そして『殺人の追憶』やキム・ユンソクも出演している『チェイサー』など、実際に起こった凄惨な事件を題材にしているものもあります。

そのなかで、1978年に起こった少女誘拐事件を扱った『極秘捜査』ですが、実際の事件をモデルにした作品の中でも最も奇妙だなと思いました。

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だって、占いで事件を解決すること事態がにわかに信じがたいからです。

これまた韓国映画には占いや祈祷、祈祷師というキャラクターやシーンがたくさん登場するのですが、韓国の人たちにとって占いってどういう存在なのだろう?とふと思って調べてみると、韓国は大事なことも占いで決めることが多い、占い大国というお国柄のようです。

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なので、あまり占いに馴染みがない私は、韓国警察のダメな部分が描かれていることに対して「うーむ、いかんなぁ」と思いつつ本編を鑑賞した後に、出てくる本人たちの映像にギョッとしました。
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実際その映像がなければ、ファンタジー・サスペンスで片付けられてしまいそうな作品なのですが、コン刑事とキム導師の写真が出てくることによってグッと現実に引き戻されるような不思議な気分になりました。

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韓国の人たちがどれだけ占いを信じているか、その部分をよく知っておくと、楽しんで観れる作品だなと思いました。

韓国警察では忖度・賄賂が当たり前!?

そして韓国映画・ドラマファンなら誰もが知っているのが、韓国警察のダメな実態です。

マルコヤマモト

実際はどうなんでしょう?というくらい、これでもか!という頻度で出てくるので最近韓国作品にハマった人は覚えておいてください。

もちろん『極秘捜査』でも、伝統芸能「韓国警察のダメな実態」がしっかりと描かれています。

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『極秘捜査』では誘拐されたウンジュの父親が警察やマスコミに賄賂を渡して捜査を公にしないことを約束してもらうという描写が登場します。

マルコヤマモト

これはコン刑事のアイデアで、捜査が公になるとウンジュが殺されてしまうと考えたからですね。

コン刑事でさえ、金をばら撒けば警察やマスコミは言うことを聞くということを理解していましたし、警察の末端であるコン刑事自身もスリから賄賂を受け取り、後輩刑事と分け合う描写もありましたし、出前持ちに賄賂を渡して叔母の追跡を依頼もしていました。

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また、ウンジュの父親がお金持ちだったからソウルに捜査拠点を移動させ、No. 1捜査官を雇えたのですね。

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忘れてはいけませんよ、これは実話です。どれだけ韓国の社会でお金が力を持っているか思い知らされます。

また忖度という点では、ラストでコン刑事とキム導師が自分の手柄を他人に譲るという展開が描かれていました。

韓国では年上の人を敬うという文化が当たり前なので、相手が1つでも年上だと敬語を使って話すことは当たり前。

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忖度というか年功序列が日本より厳しいため、コン刑事とキム導師は自分が納得いかなくても先輩や師匠たちに手柄を譲る必要があったのでしょう。

マルコヤマモト

観ている側としてはとーっても悔しい気持ちになるのですが、こうやって後に映画になってキム・ユンソクとユ・ヘジンが演じている時点でこの2人が勝ちだと思っています。

SNSでのみんなの感想・評判

安定のキム・ユンソク&ユ・ヘジンの出演で、安心して観れる『極秘捜査』。

それにしてもキム・ユンソクが刑事を演じた頻度ってめちゃくちゃ多いのでは…と思うほど刑事役が板についています。

マルコヤマモト

キム・ユンソクに対して占い師役のユ・ヘジンの演技は控えめで、後半まで活躍シーンがなかなか出てこないので、ユ・ヘジンファンとしてはちょっとヤキモキさせられました。

『極秘捜査』あらすじ・ネタバレ感想:まとめ

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マルコヤマモト

2016年に公開された『極秘捜査』についてご紹介しました!
要点まとめ
  • ジャンル的にはノワールではなくサスペンスだが、実話をもとにしたとても奇妙な話
  • キム・ユンソクとユ・ヘジンの演技派共演で見ごたえは抜群!
  • 正しいことをしている人が報われる世の中になって欲しいと願う…

刑事と占い師がコンビを組んで事件を解決…という時点でちょっとパンチが足りないかな?とも思いつつ観てみるも、キム・ユンソクとユ・ヘジンの存在感が抜群で、さらには最後にホッコリできてしまうオイシイ展開でした。

実際の事件に関する資料があまり見つからなかったのですが、映画のようにコン刑事とキム導師が長年にわたって良い関係を築き上げたことはとても良い話。

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マルコヤマモト

コン刑事、キム導師両人とも控えめで謙虚な男性でしたが、何もしていない人たちが評価され、正しい人たちが苦い思いをする物語はとても腹立たしかったので、そんな人たちが正しい評価を得られる世の中になって欲しいと思います。

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