アニメ『ゴジラ S.P』第6話あらすじ・ネタバレ感想!未来を予知する怪獣との戦いの行方は?

アニメ『ゴジラ S.P』第6話

出典:『ゴジラ S.P』公式ページ

かつて逃尾にいた“葦原”という研究者の記録に佐藤が迫る頃、銘は葦原が“アーキタイプ”の最初の研究者であることを突き止め、資料から「6=9」という謎の暗号を発見します。

一方、逃尾では怪獣“アンギラス”の出現により、町をあげての退治作戦が始まりました。

「未来を予測する」アンギラスに対し、ユンたちはジェットジャガーで挑んでいきます。

そして、世界各国にもラドンが出現し始め…。

ついに世界中が怪獣に脅かされるようになり、それに伴うように次々と謎が浮かび上がる第6話をレビューします。

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アニメ『ゴジラ S.P』前回第5話のあらすじと振り返り

浦賀沖で海蛇のような巨大怪獣“マンダ”が出現した頃、大量のラドンの死骸が集められた場所に程近い山中で、ユンと侍は“何か”を調べていた海建宏に遭遇。

そこで新たな怪獣・“アンギラス”を発見し、ユンはその特殊な力を目の当たりにします。

一方、インド・ウパラのとある施設の地下からは巨大な猿のような怪獣“サルンガ”が紅塵とともに出現。

さらに、ドバイに滞在中の銘は“葦原論文”の存在を知ることに。

そして、相変わらずチャットで情報交換を続ける銘とユンは存在するはずのないアーキタイプがすでに存在していて、光を過去に向けて屈折させているという銘の持論について語り合います。

世界で怪獣が、そして謎が動き始める中、逃尾ではアンギラス捕獲作戦が行われようとしていました。

全身に大きな棘を持ち、常識を超えた反応速度を示すアンギラスですが、ユンはそれ以上に「未来を予測している」かもしれないという点に着目していました。

そんなユンを見て、海は面白いことを考えると興味を示しているようです。

いよいよ大滝の乗り込んだジェットジャガーがアンギラスと対峙し、再びジェットジャガーvs怪獣の戦いが始まろうとしていました。

【ネタバレ】アニメ『ゴジラ S.P』第6話あらすじ・感想


オーソゴナル・ダイアゴナライザー

佐藤はかつて逃尾にいた“葦原”という研究者の記録に迫っていました。

およそ80年前、葦原は近辺で起きていた赤潮の調査中に特殊なクラゲを発見し、ミサキオクでその研究に取り組んでいたようです。

佐藤と山本が「葦原が存命ならば100歳を超えている」と言葉を交わしている頃、ウパラではティルダがBBへ地下に現れた怪獣“サルンガ”の目的について問うていました。

BBは、葦原の予想通りなら「我々が盗んだお宝を奪い返しに来たとも考えられる」と返答します。

さらに、“紅塵フェーズα”という物質の名前を出し、それを「10年実験室に籠ってこの世に0.001秒しか存在させられなかった物質」だと話します。

urara

「お宝」と聞いて、「シヴァか」と発したティルダの台詞の意味も気になりますね。

一方、銘は図書館で調べ物をしていました。

葦原の研究資料を見つけた銘は、そこに書かれた「fearful symmetry」や「Orthogonal Diagonalizer」という言葉、そして「6=9」という謎の暗号に目を付けます。

それらについて頭を悩ませていた銘に近づいてきたのは、ウィリアム・ブレイクの詩である『虎』の一節を口にした外務省の鹿子でした。

「…人智を超えたシンメトリーを」と詩を言い終えた鹿子は、名刺を差し出しながら先日の講演会で銘を見かけたと声を掛けます。

さらに鹿子が続けたのは「百万の宇宙を前に、取り乱さずに目を逸らさずに」というホイットマンの詩である『草の葉』の一節。

再び言い終えて「詩と数式に関係があるの?」と問う鹿子に、銘は自分の考えを話し始めます。

鹿子と話すうちに何かを閃いた銘は、お礼を述べると勢いよく立ち上がり、李博士のもとへ走り出しました。

さっそく葦原カスケードのメカニズムについて「分子じゃなくて時空間のほうを捻ってとめてやる」のだと語ると、その内容を察した李博士は銘をロンドンへと誘うのでした。

ジェットジャガーvsアンギラス

逃尾では、アンギラスを退治する作戦が決行されています。

ジェットジャガーに乗った大滝は、一人でアンギラスに立ち向かっていました。

当然のように歯が立たず、アンギラスに弄ばれている様子を見たユンは「やっぱり好奇心だ」と発します。

同じく様子を見ていた侍は「じゃれつき怪獣?」と評しますが、ジェットジャガーにじゃれつくようなその態度こそ、アンギラスが好奇心で行動していることを表していました。

ジェットジャガーが本格的に倒れ込むと、すぐさま興味をなくしユンたちのほうへ向かってきます。

そこへ自衛隊がやって来て銃撃を始めますが、ユンの叫びは届かず、跳弾によって返り討ちにされてしまいました。

離れた場所から見ていた海は、アンギラスの動きがユンの予想通りであることを認め、ニヤリと笑います。

urara

どこか嬉しそうにしている海ですが、その正体も実はよくわかっていませんよね。

ジェットジャガーを立ち上がらせた大滝は源の軽トラックの荷台から捕鯨砲を掴み取ると、再びアンギラスへと向かっていきました。

大滝は弾道を読まれる前に攻撃するため、至近距離から捕鯨砲を撃ち込もうとアンギラスに突進します。

そして、ほとんど直接首元へ撃ち込むと、アンギラスは血を流して倒れ込むのでした。

新たな怪獣

パソコンを開き、何やら作業をしていたBBのもとに、李博士からメールが届きます。

葦原カスケードの謎が解けたことを知らせていると気づけば、その内容を報告するため、すぐスティーブンに電話をかけました。

そして、謎を解いたのが李博士ではなく、神野銘という人物だと気がつくのでした。

一方その頃、東京湾では自衛隊とマンダの群れとの水上戦闘が始まろうとしていました。

艦砲による攻撃で次々にマンダを沈めていく自衛隊でしたが、突然レーダーが新たな反応を示します。

猛スピードで接近してきた巨大なそれは海中から勢いよく飛び出すと、空中で身体を大きくしならせて戦艦を大きく飛び越えました。

新たに姿を現した怪獣“ゴジラアクアティリス”は、マンダの群れを追っているようでした。

マンダの撃退が上手くいかなかったことを報せるニュースが飛び交う中、鹿子は陸上自衛隊一佐である松原美保とビデオ通話をしていました。

夢の新素材といわれる”アーキタイプ”の鉱脈が日本のどこかにあるかもしれないという鹿子に対し、松原は戸惑います。

「もし夢の新素材が、世界を滅ぼす悪夢だったとしたら?」

鹿子の言葉に、松原はさらに困惑させられました。

urara

松原の下の名前「美保よしやす」をからかうように「みほちゃん」と呼ぶことができる鹿子…二人はどういった仲なのでしょうか。

ユンvsアンギラス

血溜まりを作って地面に倒れ込んだアンギラスを背に、市長がインタビューを受けている様子を遠目に見ながら、侍は「捕鯨砲には弱い怪獣だったか」と呟きます。

ユンが「近距離なら当てられると予知できても、避ける時間がなかった…」と考えを口にした矢先、アンギラスは光を失っていた眼球を動かし、ゆっくりと身体を起こし始めました。

どうやら死んだわけではなく、仮死状態だったようです。

人々が逃げ惑う中、大滝は再度ジェットジャガーに乗り込み、残り一発しか弾が込められていない捕鯨砲を掴み取ると、アンギラスに挑んでいきます。

そのことに気づいたアンギラスは大きく尾を動かし、ジェットジャガーの頭を振り飛ばしてしまいました。

視界を失ったジェットジャガーは、今度こそ思い切り叩きつけられます。

衝撃で気を失った大滝に代わり、ユンはスマホを取り出すと、ユングに操縦を引き継がせました。

パージが完了し、二輪に変形したジェットジャガーは再起しますが、頭部を失ったままなので視力がありません。

ユンはジェットジャガーの肩に乗ると、「俺を目の代わりにしろ」と命じました。

その言葉を合図に再びアンギラスへ立ち向かうジェットジャガー。

ユンは捕鯨砲の照準を合わせるため、腕の位置を動かすよう指示を出すと、いよいよアンギラスをおびき寄せ、「撃て!」と叫びます。

瞬間、攻撃によって大きな音と煙が立ち込め、その衝撃でユンは地面に放り出されました。

どうにか身体を少しだけ起こすと、頭部に弾を撃ち込まれたアンギラスが目の前で倒れ込み、今度こそ目から光を失っていました。

耳鳴りのような音が響く中、ユンも再び地面に倒れ、気を失います。

侍が駆け寄ってくる姿や、ユングが何かを話している様子はユンには届いていないことでしょう。

urara

自ら進んで身体を張りがちなユン…無事であることを願います。

アニメ『ゴジラ S.P』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

気絶したユンを映しながら、ノイズとともに流れる誰かの話す声…。

何とも不穏な空気を漂わせて幕を閉じた第6話となりました。

ユンの無事や葦原カスケードの謎を解いた銘のロンドン出張も気になるところですが、新怪獣“ゴジラアクアティリス”の存在も気がかりですよね。

次回の展開を楽しみに待ちましょう!

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