『偽装不倫』第9話あらすじ・ネタバレ感想!鐘子に新たなイケメン男子がアプローチ!帰国した丈は記憶障害?

ドラマ『偽装不倫』第9話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

丈(宮沢氷魚)が鐘子(杏)の前から消えて2ヶ月。

こっぴどくフラれた鐘子は、丈のことを忘れたつもりでいました。

そこへハイスペック男子の藤堂さん(桐山漣)が鐘子の前に現れ、交際を申し込まれます。

新しい恋を始めた方がいいのかと考えていた矢先、鐘子は丈が手術のためにスペインに行っていたことを知ります。

鐘子は丈への気持ちがなくなったわけではないことに気がつきますが、帰国した丈は日本に滞在していた時のことはおろか、鐘子のことを完全に忘れてしまっていました。

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『偽装不倫』第9話あらすじ

鐘子(杏)と丈(宮沢氷魚)の別れから2ヶ月。

丈が手術を受けるためにスペインに帰ったとは知らない鐘子の日常は、すっかり以前のお一人様生活に戻っていた。

そして、風太(瀬戸利樹)との不倫に終止符を打った葉子(仲間由紀恵)もまた、賢治(谷原章介)との表面上は平凡な結婚生活を送っていた。

ドラマ『偽装不倫』第9話あらすじ①

ある日、鐘子は仕事で顔を合わせるようになったワイナリー会社の藤堂(桐山漣)からランチに誘われる。

ワイナリーの御曹司で爽やかな藤堂に興味津々のまさ子(田中道子)も加わる中、藤堂と食べ物の話で意気投合する鐘子。

その様子を見たまさ子は、藤堂が鐘子に気があることを見抜き……。

まさ子はいまだに丈のことを引きずる鐘子に「男の傷は男でしか癒せない」と新しい恋に向けて背中を押す。

ドラマ『偽装不倫』第9話あらすじ②

その夜。部屋で一人丈のことを思い出す鐘子の元に、葉子がやってくる。

お互いに好きな人のことを忘れられない胸の内を察する二人だが、その時、鐘子に藤堂からデートの誘いのメールが届く!

葉子からも新しい恋を応援された鐘子は、藤堂の誘いを受けることに…。

日曜日。軽やかな足取りで藤堂とのデートに向かった鐘子は、飾らない性格の藤堂とすっかり打ち解ける。

そんな鐘子に、藤堂は積極的にアプローチをして……。

ドラマ『偽装不倫』第9話あらすじ③

一方、賢治が不在の休日を過ごす葉子は、美容室に来ていた。

思い切って長い髪を切ろうと決めた葉子の目に映ったのは、懐かしいピンク髪の風太の姿だった……。

そんな中、手術を受けるためにスペインに帰っていた丈が、再び日本にやってきた……!
出典:『偽装不倫』公式ページ

【ネタバレ】『偽装不倫』第9話の感想

新しい恋

鐘子(杏)が丈(宮沢氷魚)に「不倫がしたかっただけ」と言われてこっぴどくフラれてから2ヶ月が経ち、鐘子の生活は2ヶ月前までのことが嘘だったかのように、いつものお一人様生活に戻っていました。

はっきりきっぱりフラれているので、丈のことを引きずっているわけではありませんが、新しい恋をする気にもなれません。

しかし、少し前から一緒に働いている、ワイナリーの御曹司でイケメンで仕事もできるハイスペック男子・藤堂さん(桐山漣)は、どうやら鐘子に気がある様子。

ある日、いつもお世話になっているお礼にとランチに誘われます。

そこでは山梨の美味しいものについて盛り上がり、話も合うようです。

一方、葉子(仲間由紀恵)の方は、風太(瀬戸利樹)ともう連絡を取り合っておらず、賢治さん(谷原章介)との仮面夫婦を続けています。

葉子は家に帰りたくないので、ついつい鐘子の部屋に寄ってしまいます。

そこに、藤堂さんから鐘子に「美味しいワインを飲みに行きませんか」とお誘いのメールが来ました。

「仕事かな?」

と恋愛偏差値が低い鐘子はピンと来ません。

「デートでしょ」

そう葉子に言われて慌てる鐘子。しかし、今の鐘子に断る理由はありません。

「ダメですか?」

「もしかして、彼氏いますか?」

と、ストレートに誘ってくる藤堂さん。

葉子に新しい恋をしなと言われ、鐘子はデートをしてみることにしました。

葉子の方は、風太と会っていないとはいえ、風太のことを忘れたわけではありません。

1人部屋で風太から貰った指輪を眺めたりしていると、部屋の外では賢治さんが耳をそばだててました。

まだまだ賢治さんは葉子を信じていない様子です。

飛び降りておいでよ

日曜日、鐘子は藤堂さんと素敵なレストランで食事をしました。

藤堂さんは休みの日だからといって鐘子のことを下の名前で呼ぶなど、はじめからアタックモードです。

2人はここでも話が盛り上がったので、2軒目は鐘子行きつけの居酒屋に流れることになりました。

そこで藤堂さんは、鐘子の笑顔に惹かれたと話します。

その笑顔を見ていたら嘘がない人だと思ったとのこと。

藤堂さんは、彼女に二股をかけられて嘘をつかれていた過去がありました。

「鐘子さん、僕と付き合ってください!」

鐘子は藤堂さんから直球の告白を受けます。

鏡の中のもう一人の鐘子は、御曹司の気が変わらないうちに早くOKしろと言いますが、まだ躊躇してしまう自分もいます。

「丈のこと思い出しちゃった?」

「もう終わったことだし!」

「本当は会いたいんじゃない?」

確かにあんなに好きだった丈のことを、たった2ヶ月で忘れられるでしょうか。

一方、葉子は気分転換に美容院に来ていました。

思い切って短くするつもりだと賢治さんに伝えます。

すると、背後から聞き覚えのある声が聞こえてきました。

鏡越しにその声の主を見ると、なんと風太でした。

風太は、葉子の顔を見るなり満面の笑顔を見せます。葉子も思わず笑顔になってしまいます。

葉子は、風太に独身だと嘘をついていたことを謝ります。

「みんなついてるよ、嘘なんて」

風太はどこまでも優しいのです。

「風太も何か嘘ついてる?」

「僕、嘘ついてないかも。大好きだよ、葉子さん」

できるならずっと一緒にいたいけど、葉子さんが苦しいなら会わなくても大丈夫という風太。胸が締めつけられます。

でも、葉子は嘘をつかなくて良くなったわけではなく、まだ賢治さんに嘘をついたままです。

嘘をついてその場をやり過ごして、結局同じところをグルグルと回っている。

そうやってグルグル回りながら、ゆっくり下に落ちて行く感じがしているという葉子。

「嘘の先には何があるんだろう」

「じゃあ僕は、そこで待っていようかな」

風太は葉子をまっすぐ見て言います。

「僕が下で受け止めてあげるから、飛び降りておいでよ」

なんというキラーワード。この答えはYESしか有り得ません。

忘れられない人

居酒屋の帰り、鐘子は藤堂さんから次のデートに誘われます。

「肉フェスに行きませんか?」

「行きます」

肉につられて即答する鐘子。

その時、丈の姉・灯里(MEGUMI)の店で働くエリカにばったり出くわします。

「丈さんスペインに帰っちゃったのって、あなたのせいなんですか?」

そう言われて、なんのことかわからない鐘子。

ここでついに丈の病気のことを聞かされます。

「知らなかったんですか!?」

そこで鐘子は、灯里にから2ヶ月前に丈が脳の病気で手術をするためにスペインに帰っていったこと、そしてなぜ丈が鐘子に嘘をついていたかということを聞かされます。

「あなたのためよ。バカでしょう?」

鐘子は何も知らなかったとはいえ、丈が目の前で倒れたこともあったのに、重い病気だと気がついてあげられなかった自分を責めます。

「じゃあ、あの指輪は、あの言葉は本物だったの?」

次の日、鐘子は丈のことで頭がいっぱいです。

鐘子の様子がおかしいので、藤堂さんは心配しています。

「何かありました?」

「私、やっぱり行けません。ごめんなさい!」

鐘子が自分には忘れられない人がいるということを藤堂さんに話していると、灯里からメールが入り、丈が帰ってくるので店に来ないかと誘われます。

昨日の今日で丈に会えるかもしれないということになって、鐘子はどうしたらよいのか分からず泣き出してしまいました。

困った藤堂さんは、なんとかして鐘子を笑わせようとします。

おちゃらける藤堂さんを見て、思わず笑ってしまう鐘子。

「鐘子さんは絶対笑ってた方がいいです!笑顔で会いに行けば大丈夫。頑張って!」

藤堂さん、なんて優しい人なのでしょうか。

もったいないけれど、恋はスペックだけでできるものではありません。

その時、丈が橋の上を歩いているのを見かけた鐘子は、藤堂さんに別れを告げて丈を追いかけていきます。

「丈に会いたい!」

そう想いを募らせて店に向かった鐘子。

久しぶりに見た丈は元気そうでした。しかし…

「あなた、誰ですか?」

なんと、丈は日本にいた時の記憶がおぼろげで、鐘子のことも忘れてしまっていました。

「私のこと、忘れちゃった?」

「ごめんなさい」

一ノ瀬医師(眞島秀和)によれば、脳の手術をした場合、記憶障害が出る可能性があると言います。

せっかく2人は普通の恋人同士になれると思ったのに。灯里もショックを隠し切れません。

賢治さんは帰宅後、葉子の部屋に入って家探しを始めます。

そして、風太からの指輪と試合のチケットの半券を見つけた時、葉子が帰ってきました。

葉子は、賢治さんに離婚したいと告げます。

当然、賢治さんはそんなことは認めません。

「どうして?僕は、こんなに愛してるのに」

「賢治、それは本当に愛?」

賢治さんが抱いている感情は『執着』が一番近いのではないでしょうか。

一度きりの人生だもの

嘘から始まった恋が、嘘みたいに綺麗になくなった…。

鐘子は、丈が自分のことをきれいさっぱり忘れてしまっていたことを、どうにかして受け止めようとしていました。

「でも、丈が助かったのなら、私との記憶なんて消えたっていい」

そう思おうと考えても、涙が止まりません。

そこに離婚話をした葉子が泊めて欲しいと鐘子の部屋に入ってきました。

号泣する鐘子を見て、葉子はおにぎりを握って食べさせてくれました。

「バチが当たったのかな、あんな嘘ついたから」

でも、その嘘がなければ、丈との恋は始まらなかったのです。

「初めからやり直してみたら?今度は嘘つかずに」

無理だよと即答する鐘子ですが、

「彼がどうかじゃなくて、鐘子がどうしたいかでしょう」

葉子は離婚すると宣言します。

賢治さんは認めていないけれども、認めてくれるまでちゃんと話すつもりです。

鐘子は、葉子が離婚を諦めたもんだと思っていました。葉子も、そのつもりでした。

しかし、嘘をついたままおばあちゃんになるなんて嫌だと思ったのです。

「一度きりの人生だもん。鐘子、幸せになろう」

そう、一度きりの人生です。失敗してもやり直せばいいのです。

何かできるうちから何もしないなんて、それこそバチが当たります。

その頃、丈は自分の部屋に貼ってあった写真を整理していました。

そして、鐘子の写真を手にした時、写真をジッと見つめています。

灯里はそれを見て、本当に鐘子のことを覚えていないのか問います。

「覚えてないよ」

「嘘。あんたは嘘をついてる」

『偽装不倫』第9話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

丈はどうやら嘘をついているようですね。

その意図とは、どこにあるのでしょうか。

もし、それがまた鐘子のためだと思っているとしたら、鐘子が可哀想です。

次回は最終回。それぞれの選択はどのようになるのか?

風太くんは幸せになれるのか?それだけが気がかりです。

来週の放送を待ちましょう!

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