『偽装不倫』第8話あらすじ・ネタバレ感想!鐘子と丈の切なすぎる別れ、賢治は不倫現場を目撃し…恐怖すぎる

ドラマ『偽装不倫』第8話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

「本当は独身なんだ」

そうメッセージを送ってしまった鐘子(杏)ですが、丈(宮沢氷魚)からは既読スルーされてしまいます。

しかし、それにはとある事情がありました。

そして丈の姉・灯里(MEGUMI)は、丈の病気のことを知り、丈に手術を勧めます。

一方、葉子(仲間由紀恵)の不倫は夫の賢治さん(谷原章介)に完全にバレていました。

同時に、風太(瀬戸利樹)にも葉子が結婚していることがバレてしまいます。

それぞれの想いがすれ違う切ない第8話です。

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『偽装不倫』第8話あらすじ

ついに『本当は独身なんだ』と丈(宮沢氷魚)にメールをした鐘子(杏)。

だが、既読になったものの返信は来ず、丈の気持ちがわからなくて落ち込んでしまう。

その頃、鐘子のことを忘れようと苦しむ丈は、一人海にいた。

そして、一之瀬(眞島秀和)から丈の病気のことを聞いた灯里(MEGUMI)も、写真を撮りに出ていったまま戻らない丈を心配していた。

ドラマ『偽装不倫』第8話あらすじ①

翌日になっても丈から返信がないことにさらに落ち込む鐘子は、昼休み、バイト中の風太(瀬戸利樹)とバッタリ出会う。

無邪気な風太に心を許し、悩みを打ち明けていた鐘子は、うっかり葉子(仲間由紀恵)が結婚していることをバラしてしまう!

慌てて葉子に電話で謝る鐘子。だが葉子は、「いつかバレるだろうと覚悟していた」と話す。

そして葉子に風太から『今日会える?』とメールが届いて……。

ドラマ『偽装不倫』第8話あらすじ②

灯里のもとには、丈が帰ってくる。

丈が病気のことを姉である自分にも内緒にしていたことを責める灯里。

「大事な人を悲しませたくない」と言う丈に、灯里は丈の知らない鐘子の秘密を話す……。

ドラマ『偽装不倫』第8話あらすじ③

一方、葉子は風太の待つ場所へと向かう。

自分の嘘を知ってもいつもと変わらない明るい態度で接する風太に心を痛める葉子。

だが、ふと気配を感じ振り向くと、そこにはこちらを見て立ち尽くす賢治(谷原章介)の姿があった!
出典:『偽装不倫』公式ページ

【ネタバレ】『偽装不倫』第8話の感想

既読スルー

「ずっと嘘ついてたんだけど、私、本当は独身なんだ」

と、手違いでメッセージを送信してしまった鐘子(杏)。

すぐに既読になってしまったため、送信取り消しをすることもできません。

しかし、何時間経っても丈(宮沢氷魚)からの返信はなし。鐘子はすっかり落ち込んでしまいます。

実は、鐘子のメッセージを読んだのは、丈の姉の灯里(MEGUMI)でした。

丈はスマホを置いたまま撮影旅行に出てしまっていたのです。

理解しがたい鐘子の告白に、灯里は動揺し、メッセージを消してしまいます。

灯里は、丈の異変に気がつき、病院へ行って一ノ瀬医師(眞島秀和)から話を聞きに行っていました。

一ノ瀬医師は、本人の意向には反するが、家族の協力は不可欠だからということで、丈の病気について、手術の必要性について説明しました。

「手術を受けなければどうなるんですか?」

「受けなければ、もってあと1年ぐらいだと」

突然の余命宣告にショックを受ける灯里。

一ノ瀬医師は、丈がはじめは生きることを諦めていたこと、そして最後の恋に落ちたことで考えが変わりつつあるということも説明します。

さて、旅行キャンセルの件で賢治さん(谷原章介)と気まずい葉子(仲間由紀恵)は、家に帰ることに気が進みません。

恐る恐る帰宅すると、賢治さんは葉子を待っていました。

「今日もまた鐘子ちゃんと?」

「まさか。仕事よ、新しい事業を任されちゃって」

「その仕事終わったら、考えてくれるよね。子供のこと」

夫婦にとって自然なはずの‟子供のこと”についての会話が、こんなにゾッとする内容に聞こえるとは。

お姉ちゃんの結婚指輪

翌日になっても丈からの返信はありません。

鐘子はあんなに優しい丈が何も言わないということは、よっぽど怒ったかドン引きしたのだろうなど、思考が悪い方へ悪い方へと行くのを必死で振り払ってました。

こういう時に出てくるもう一人の自分を呼び出そうと、頭をポカポカ叩いていると…。

「お姉さん、大丈夫?」

心配そうに声をかけられ、振り向くとそこには風太(瀬戸利樹)がいました。

2人は流れでお茶をすることに。

鐘子は、兼ねてから疑問だったことを風太に聞きます。

「お姉ちゃんのこと、本当に好きなの?」

「うん。本気で付き合ってるよ、僕たち」

風太はまっすぐな目でそう言い切ります。

その時、風太は鐘子の指輪に気がつきます。

「彼氏にもらったの?」

「彼氏だったのかな…?私、嘘ついていたから…」

天使の風太の優しさに触れてか、鐘子は泣けてきてしまい、風太に思いのたけを話し始めます。

「結婚してるって嘘をついてたの。結婚してるって…」

「なんで!?」

「お姉ちゃんの結婚指輪が入ってて…」

「葉子さんの、結婚指輪?」

しまった…!鐘子の口は完全に滑ってしまいました。やってしまいましたね。

「結婚してるんだね、葉子さん…」

鐘子がオロオロしていると、風太は以前からおかしいとは思っていたと話します。

「いいや!今は鐘子さんの話を聞かないと。僕は男だから大丈夫!」

自分のことより、鐘子の悩みの方を取った風太。天使すぎて胸が締め付けられます。

鐘子の話を聞いた風太は、彼はそんなに悪い人なのかと聞きます。

鐘子は、そんなことはないと否定すると、

「そんな素敵な指輪くれるんだもんね。好きってちゃんと言われた?」

「言ってくれた」

「その言葉、鐘子さんは全部嘘だと思ってる?」

丈から言われた言葉が全部嘘だったとは、どうしても思えません。

しかし、鐘子には後ろめたさと自信がなさすぎて、それを全部受け止める余裕がありません。

あの子は結婚なんかしてない

鐘子から事故で風太に結婚していることがバレてしまったと謝罪を受けた葉子は、いつかはバレるだろうと覚悟していたので仕方がないと腹をくくります。

風太からも会って話がしたいと言われ、賢治さんには残業だと言って風太と会うことにしました。

鐘子は、夕方灯里に呼び出され、丈はメッセージを読んでいないということを明かされます。

「でも、なんで今本当のことを言おうと思ったの?」

「もう嘘をつきたくないと思ったんです。彼には会ってちゃんと謝ります」

灯里は、丈の病気のことを知っているのか尋ねようとしますが、途中で飲み込みました。

撮影旅行から帰ってきた丈に、灯里はスペインに手術を受けに行って欲しいと話します。

丈は、自分のことで悩んだり悲しませたりしたくなかったから、黙っていたと言います。

「何言ってんのよ!あんたが死ぬのが一番悲しいに決まってるでしょう!」

灯里の言うことはごもっともです。

大事な話をしてくれないことほど、寂しいことはありません。

「怖いんだ…」

もし手術がうまくいかなかったら、死ぬかもしれない…丈はそんな不安をやっと灯里に吐露することができました。

「あの子のこと好きなんでしょう?」

「そんなわけないよ。彼女は結婚しているんだから」

「あの子はあなたがいなくなったら1人だよ」

「鐘子ちゃんは結婚なんかしてないの」

丈にとっては辛い現実が突き付けられました。

賢治(谷原章介)の本音

葉子と風太が待ち合わせ場所で落ち合うと、通りの向こうに賢治さんが立っているのが見えました。

賢治さんは、葉子の会社の前で待ち伏せして後をつけていたのです。

葉子、大ピンチです!

葉子は風太との話し合いをやめて、帰宅することにしました。

賢治さんは、ケーキのお土産を買って帰ってきました。

そして、あれこれと喋って葉子に話す隙を与えません。

「どうして聞かないの?あの男は誰だって」

「誰のこと?」

賢治さんは張り付いた笑顔を浮かべています。

「なんてね。聞いたってまた君は嘘をつくだろ」

賢治さんは、本当はずっと前から葉子が他の男と会っていることに気づいていました。

しかし、その事実を認めたくなかったのです。

賢治さんはケーキの箱をテーブルからなぎ払い、

「認めたくないに決まってるだろ。自分の奥さんが不倫しているなんて!」

と、苦悶の表情を浮かべています。

いつも同じ表情をしている賢治さんが心の中を見せた瞬間です。

葉子は、そんな賢治さんの顔を初めて見たのでした。

風太は、葉子を責めるどころか心配をしてくれました。そして何があっても葉子さんを守るとまで言ってくれました。

こちらもこちらで、風太の良い本性を見ることができたのです。

しかし、風太とのことは、このままにしておくわけにはいきません。

「嘘ついても誰も幸せになんてなれないね。このままじゃ誰も幸せになれない」

葉子は、賢治さんをこれ以上苦しめられないと風太との別れを決意します。

会って話がしたい

丈は、鐘子がいつも何か言いたそうにしていたことに気がついていました。

しかし、この関係を終わらそうと言われるのが怖くて誤魔化していたのでした。

でも、ちゃんと話を聞いてあげればよかったと後悔しています。

丈は、鐘子が既婚者で自分がいなくなっても大丈夫だと思っていました。しかし、彼女は独身でした。

自分がいなくなったらひとりぼっちになってしまいます。

しかし、既婚者だろうが、独身だろうが、丈がいなくなれば鐘子はひとりぼっちです。誰かがいればいいというものでもありません。

丈は、手術を受けることを決めました。鐘子のために生きたいと思い、決意をしたのです。

しかし、鐘子には病気のことも手術のことも言わずにスペインに行くと言います。

もし帰って来れなければ、本当に鐘子を悲しませてしまうからです。

丈の言い分もわかりますが、ここは正直に話した方が良いのでは…。

一方、葉子は風太に電話をして、しばらく会うのはやめようと伝えます。

「ごめん、私もう嘘つくのは疲れちゃった」

風太はショックを隠して笑顔を作ります。

「そっか!わかった。また会える時が来たら連絡して。僕、待ってるから」

そう言って電話を切った後、風太はひたすらサンドバッグを打ちます。

風太だけは一度も嘘をついたことがないのです。かわいそうでなりません。

葉子は、賢治さんとの生活を続けることを選んだのです。賢治さんもホッとした表情を浮かべます。彼は彼なりに葉子を愛しているのかもしれません。

次の日曜日、丈と鐘子は久しぶりに顔を合わせました。

食事をして、博多の思い出などを語り合う2人。

鐘子は正直に話すこと、丈は鐘子に別れを告げることを心に決めていました。

食事の後、鐘子は結婚していないということ、そして自分の正直な気持ちを打ち明けます。

「私、もう嘘はつきたくない。あなたに本当に恋をしてしまったから」

「丈、私…あなたが大好き」

しかし、丈が返した言葉は、鐘子にとっては辛いものでした。

「ごめんね、鐘子さん」

自分は不倫という関係が良かったから声をかけた、後腐れなく遊ぶにはちょうど良かったのだと丈は打ち明けます。

「だから、僕たちもう終わりにしよう。さようなら鐘子さん」

丈は、鐘子を残して去っていきました。

泣き崩れる鐘子。丈も涙が溢れています。

とても切ないシーンです。

『偽装不倫』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

お互いがお互いを大好きなのに、2人の心はすれ違ってしまいました。

嘘をついても誰も幸せになれないのです。

しかも、丈と鐘子は嘘をつく必要がないので、なんとももどかしいです。

今回の第8話で、ドラマの第一章は終わりとのこと。

次回からは第二章で、鐘子の前に新しい男が出現し、そして無事帰国した丈は鐘子との記憶が無くなっているという展開になるようです。

ラスト数回でこの怒涛の展開!次回からますます目が離せません!

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