『ドラゴン・タトゥーの女』の続編にあたるサスペンス・スリラー!
サスペンスとアクションのバランスがとてもよく、終始飽きずに見られる作品です。
- 監督・主演ともに一新!新しいリスベットがここに誕生!
- 『007』シリーズが好きな人には確実にハマる映画
- アクションが割と多めなので、サスペンスが苦手な人でも全然OK
それではさっそく『蜘蛛の巣を払う女』をレビューしていきます。
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目次
『蜘蛛の巣を払う女』作品情報
作品名 | 蜘蛛の巣を払う女 |
公開日 | 2019年1月11日 |
上映時間 | 117分 |
監督 | フェデ・アルバレス |
脚本 | ジェイ・バス フェデ・アルバレス スティーヴン・ナイト |
原作 | デヴィッド・ラーゲルクランツ 『The Girl in the Spider’s Web』 |
出演者 | クレア・フォイ スヴェリル・グドナソン レイキース・スタンフィールド シルヴィア・フークス スティーヴン・マーチャント |
音楽 | ロケ・バニョス |
【ネタバレ】『蜘蛛に巣を払う女』あらすじ・感想
すべての演出に無駄がなく完璧!
前作にあたる『ドラゴン・タトゥーの女』からキャストやスタッフが大きく変わってます。
前作で監督を務めたデビッド・フィンチャーは製作総指揮となっており、本作ではフェデ・アルバレスが監督を務めています。
フェデ・アルバレスは、2016年のホラー映画『ドント・ブリーズ』で高い評価を受けた注目の監督です!
『ドント・ブリーズ』でもそうでしたが、本当にこの監督の作品は無駄のない計算された演出です。
作中で特におススメしたいのが、リスベットがニーダムを救出する一連のシーン!
無駄なセリフを一切排除し、流れるようなカメラワークで見せてくれます。これはもはや芸術の域に達しています。
『蜘蛛の巣を払う女』は、リスベットとミカエルの関係性さえ知っていれば、すんなりと物語に入ることができる作品となっており、前作『ドラゴン・タトゥーの女』を見ておけば大丈夫かと思います。
サスペンス要素は少し影を潜め、アクション全開!
正直、サスペンスが好きで前作の『ドラゴン・タトゥーの女』が好きな人はがっかりするかもしれません。
一応、続編ですが内容は様変わりしています。
しかし、アクション要素がかなり豊富で、見るものすべてを飽きさせない素晴らしさはあります。
リスベットってこんなに強かったっけ?と不思議に思うほど無双状態です。
『ミッション:インポッシブル』ばりの最新アイテムなども出てくるので、エンターテイメントとしては面白いと思います!
リスベットの過去について
これまでのミレニアムシリーズで、リスベットが父親に虐待を受けていたことは示唆されており、大人になった主人公と父親との攻防が続編で描写されました。
本作では、冒頭場面でリスベットの生い立ちを物語ります。
幼くして虐待を経験したリスベットは、怒りを抱えながらも信念のままに人生を生き、それが社会規範から逸脱しようと自分の正義を貫きます。
常識の枠内で生活する多くの一般市民が、普段どこかで感じる不公平さや不正に対する憤りを許さないのが弱者の味方・リスベットであり、デジタル社会のシステムを巧みに操り権力に挑む姿は本当に痛快です。
『蜘蛛の巣を払う女』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
本作のスタントでは「できる限り視覚効果を使わず、カメラで実際にスタントを撮る」ことを目標としていたフェデ・アルバレス監督。背後にブルースクリーンがあるような撮影を避けるために、一歩踏み出したら雪に覆われた崖から落ちてしまうような場所でも撮影が行われたという。#蜘蛛の巣を払う女 pic.twitter.com/fU9R5UEfzj
— 映画『蜘蛛の巣を払う女』公式 (@GirlSpiderWebJP) 2019年1月18日
以上、ここまで『蜘蛛の巣を払う女』について紹介させていただきました。
- 新しい監督は期待の監督で、注目していきたい一人。
- アクション多めなので前作『ドラゴン・タトゥーの女』のような暗い感じではない
- リスベットの過去に触れられるので主人公に共感できる部分がある
続編でありながら、全く方向性の違う映画に仕上がってます。
だからといって、それが面白くないというわけではなく、一般受けしそうな映画になってます。
アクション映画としてはかなりレベルが高いと思いますので、前作と続けて見比べてみてはいかがでしょうか?
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