Netflix限定で配信されている『その年、私たちは』のご紹介です。
高校時代に出会い付き合っていた2人がある理由で決別、そして別れから5年後に再会します。
そもそも何故別れることになったのか、これからの2人に未来はあるのか、ドキュメンタリー番組に参加するという設定の元、2人の気持ちの動きや関係の変化が繊細に描かれています。
有名な作家や監督が手掛けたわけではありませんが、魅力溢れる作品になっています!
・ヒロインを演じたのは『梨泰院クラス』のキム・ダミ
・OSTにBTSのVが参加して話題になりました!
目次
『その年、私たちは』の主演・注目キャスト
【チェ・ウシク】(役:画家【チェ・ウン(コオ)】)
・繊細な絵を描く画家
・勉強が苦手で学生時代から絵ばかり描いていた
・気弱な性格ではあるが、親想いの優しい人物
【キム・ダミ】(役:企画会社チーム長【クク・ヨンス】)
・大きな企画も難なくこなす仕事ができる女
・無愛想で仕事の鬼
・家庭が問題を抱えていて祖母と2人暮らし
【キム・ソンチョル】(役:プロデューサー【キム・ジウン】)
・ウンとヨンスの同級生
・母子家庭で育ち、母親とは上手くいっていない
・無口で多くは語らないが、ウンやヨンスを見守っている
【ノ・ジョンウィ】(役:アイドル【NJ】)
・人気絶頂中のアイドル
・偶然出会ったウンの作品を購入したのが縁でウンに片想い中
・ハッキリものを言うタイプだけどアイドルだからこその悩みも多い
【ネタバレ】『その年、私たちは』あらすじ・感想
出会いと再会
2011年5月、ウン(チェ・ウシク)とヨンス(キム・ダミ)はドキュメンタリー番組に出演します。
勉強は苦手でも読書が好きなウンと勉強が出来て優秀なヨンスという正反対な2人は顔を合わせると喧嘩ばかり。
なぜこの2人が共演することになったかと言うと、番組のプロデューサーが担任の先生の知り合いで、学年1位とビリが1ヶ月生活を共にするというコンセプトだったからです。
ウンは断りましたが両親に説得されて仕方なく出演することに。
ヨンスはギャラ目的でした。
授業は並んで、昼食も学食で一緒に体育ももちろん一緒。インタビューではお互いの嫌いなところを言い合う始末。
とにかく何もかもが合わない2人でした。
2人の意に反して動画は大人気になります。
そして現在の話にストーリーは移行します。
Tomomo
イベント企画会社でチーム長として活躍しているヨンスは、ある会社の企画で人気のコオ作家のライブドローイングを提案します。
コオ作家はメディアに姿を表さないベールに包まれた作家でした。
このコオ作家がウンなんです。
その頃、2人の同級生であるジウン(キム・ソンチョル)がテレビ局のPDで、2人のドキュメンタリーをまた撮ることになります。
高校の時から5年程交際していた2人は最悪な別れ方をしてから会っていませんでした。
ある日突然ウンの元を訪ねたヨンスに、ウンはスプレーで水を顔にぶっかけます。
険悪な仲になってしまった2人のドキュメンタリーはどんな風になるのでしょうか。
そもそも撮影はできるのか・・・。
ドキュメンタリーの撮影をしながら
なんだかんだと文句をいいながらもドキュメンタリー番組の撮影に臨むことになった2人。
撮影の中盤で田舎へ旅行に行くことになります。
ヨンスが企画したライブドローイングも引き受けたウンとヨンスの間に今までとは違う空気が流れていました。
田舎での撮影中に急に降り出した雨、その時ヨンスは傘も持たずに宿から離れた場所に1人でいました。
傘を持ってヨンスを迎えに行ったウン。
そんなウンを見つけて悪態をつくヨンスにウンは傘を差し出します。
ウンに「帰る?ここに残る?」と聞いたヨンス。
ヨンスを引き寄せるとウンはキスをします。
Tomomo
雨に濡れたことで熱を出したウン。
仕事中も仕事に集中できない様子のヨンス。
旅行先でのキスが2人の関係を大きく変えてしまったようです。
しかし、誰かを失うのは二度とごめんだと思っているウンはヨンスとはやり直さないという結論にたどり着きます。
一方のヨンス、実は別れてからもウンを想っていたようで、どうしたらいいかわからなくなっているようでした。
そんな動揺しているヨンスに友達なろうと言い出したウン。
ヨンスはやけくそ気味でその提案に乗っかります。
別れた理由と2人の未来
ドキュメンタリー番組の最期の撮影の日、ウンは姿を消します。
居場所を突き止めたヨンスはウンに友達にはやっぱりなれないと言い、気持ちを伝えようとしました。
しかし意外にもウンの方から「ずっと会いたかった、これからもずっと愛してほしい」と告白されました。
やり直すことにしたウンとヨンス。
最初は2人とも浮かれている様子で、幸せいっぱいでしたがウンの中では次第に5年前に別れた理由が気になり始めます。
当時、別れだけを告げて理由は言わなかったヨンスに理由は何だったのかと問います。
Tomomo
家が大変な状況でウンのお荷物になりたくなくて別れたヨンスでしたが、5年の間にウンは随分大人になっていてヨンスを包み込んでくれました。
そんなウンも実は何もしてこなかった、何も残っていない人生に虚無感を抱いていました。
初めからやり直そうと奮起したウンはフランスへの留学を決めます。
もちろんヨンスを誘いましたが、ヨンスもまたこれまでの人生を振り返り行かない事を決断します。
離れていても2人の気持ちはちゃんと繋がっていて、学生の頃とは違う2人がそこにいました。
ヨンスがずっと聞きたかった「愛してる」という言葉を、会いたかったと突然帰って来たウンからやっと言われました。
そして2年後、ウンの両親が行ったボランティアの会場で全員が笑顔で集合するシーンでエンディングです。
『その年、私たちは』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
『その年、私たちは』をご紹介しましたが、いかがでしたか?
爆発的に話題になったり、人気があったわけではありませんが、とても素敵な作品だと胸を張ってご紹介できる作品です。
出演者が『パラサイト-半地下の家族-』のチェ・ウシクに、『梨泰院クラス』のキム・ダミ、『ブラームスが好きですか』のキム・ソンチョルと豪華な面々でした。
放送前の期待感に比べ平凡な作品だったからかさほど視聴率は伸びなかったようです。
しかし、好きな人なら何度でも観たい作品でしょう。
ウンとヨンスの恋がリアルに繊細に描かれていて、ジウンのヨンスへの片想いも切なくリアルでした。
複雑な部分は一切なくスッと入ってくるそんな作品です。
お時間のある時にゆっくり少しづつ観ることをおすすめします。
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