デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、晴れて地元ロンドンのクライム・ワールドに帰還したガイ・リッチー監督は、ひねりを効かせたプロットとイキで愉快なセリフの応酬を緩急自在のギア・チェンジでスタイリッシュに演出。
いち早く公開された諸外国では「ガイ・リッチーの歓迎すべき原点回帰」「ギャングスタ―・コメディへの凱旋」と評判を呼び、世界興収はすでに1億ドルを突破!
キャストにはミッキー役に『インターステラー』のマシュー・マコノヒーの他、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング、TVシリーズ『ダウントン・アビー』のミシェル・ドッカリー、『トータル・リコール』のコリン・ファレル、そして『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒュー・グラントが結集。
映画ファンを喜ばす小ネタ、珍ネタも多数散りばめられた痛快クライム・サスペンス、いよいよ日本上陸!
ガイ・リッチー監督最新作5月7日(金)より全国ロードショーの『ジェントルメン』に関しまして、このたび本編映像を解禁いたします。
映画『ジェントルメン』本編映像解禁!
英国ロックスターのもとに生まれた子供の中には、そのDNAに刻まれた独特な感性と美貌を武器に活躍する“ロックスター2世”が少なくない。
ミック・ジャガー(ローリング・ストーンズ)の娘ジョージア・メイ・ジャガーは2世ミレニアルズモデルとして注目されて久しく、またフィル・コリンズの娘リリー・コリンズは女優として父親に負けない活躍を近年見せている。
そんなロックスター2世の一人で新たに注目を集めているのがエリオット・サムナーだ。
この度、映画『ジェントルメン』よりエリオットが出演するシーンの本編映像を解禁。
レイ(チャーリー・ハナム)が家出中の貴族の娘・ローラ(エリオット・サムナー)を説得し、友人らと麻薬に溺れていた郊外のマンションから両親の住む邸宅に連れ帰るシーンだ。
去り際に「ここはクソだめ」と言い放つローラの冷たい表情が印象的だが、このキリっとした眉、そして鋭い眼光に見覚えはないだろうか
彼女は、元ポリスで「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」でお馴染みのアーティスト、スティングの娘である。
スティングはエリオットを含め6人の子供がおり、エリオットの異母姉・フューシャ、エリオットの6歳上のミッキーも女優として様々な作品に参加。
フューシャは『ウォルト・ディズニーの約束』(13)にキャビンアテンダント役で、ミッキーは『フランシス・ハ』(12)に主人公の親友役で出演している。
本作に出演したエリオットは俳優だけでなく、モデルとしても注目を集めているが、ミュージシャンとしての才能も発揮し、ソロアルバムを2016年にリリースしている。
またガイ・リッチー監督×スティングといえばピンとくる映画ファンもいるだろう。
監督の長編デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)で主人公エディの父親JDを演じ、観客に鮮烈な印象を残したのがスティングなのだ。
今作で親子2代でのガイ・リッチー作品出演を果たしたスティング父娘。父親譲りの鋭い魅力を放つ、エリオットの今後の俳優業にも期待したい。
映画『ジェントルメン』作品情報
監督・脚本・製作:ガイ・リッチー
撮影監督:アラン・スチュワート
美術デザイン:ジェンマ・ジャクソン
衣装デザイン:マイケル・ウィルキンソン
編集:ジェームズ・ハーバート、ポール・マクリス
音楽:クリストファー・ベンステッド
出演:マシュー・マコノヒー、チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、ジェレミー・ストロング、エディ・マーサン、コリン・ファレル、ヒュー・グラント
配給:キノフィルムズ
提供:木下グループ
2020年|英・米合作|カラー|スコープサイズ|DCP|5.1ch|113分|字幕翻訳:松崎広幸|原題:THE GENTLEMEN|PG12
公式サイト:https://www.gentlemen-movie.jp
公式Twitter:@GentlemenJP
あらすじ
ロンドンに緊急事態発生。
長年にわたる大麻の大量栽培/販売で財を成したアメリカ人ミッキーが、ビジネスを売却し、引退するというウワサに暗黒街に激震が走った。
その利権総額なんと500億円。
目の色変えた強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア、さらには下町のチーマーまでもが跡目争いに参戦。
一筋縄ではいかないジェントルメン=一流のワルたちによるダーティでスリリングな駆け引きが始まった!
5月7日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!